実地調査、初体験

みなさん、こんにちは。
安部ゼミ3回生の長岡楓子です。

いつのまにか夏が終わって、すっかり秋を感じる季節になりましたね。

現在、3回生は、公益財団法人関西交通経済研究センターの公募論文の投稿に向けて、
各班それぞれのテーマで研究を進めています。
私たちの班のテーマは、「夜間を想定した鉄道の津波避難誘導に関する課題」です。JRきのくに線を対象にした研究です。
今回は、私が体験した和歌山県での実地調査について報告しようと思います。

実地調査の一環として、9月1日にJR西日本・和歌山支社と和歌山県みなべ町役場を訪問し、ヒヤリングさせていただきました。
私たちの質問に対して、両組織とも真摯に向き合って答えてくださり、津波避難誘導の現状や課題などを知ることができました。
私自身、このような機会は初めてだったので緊張しましたが、とても勉強になりました。

また、実地調査の途中で安部先生から、
「実地調査やヒヤリングは資料や論文を調べるのとは違って、生の情報や知識を得ることができ、貴重な経験になる」
とお聞きしたことがとても印象に残っています。

実際、現地の津波に関する標識をみたり、地域の住民の方々とお話しできたりしたことで、
「こんな課題があったのか!」
「これって資料とかに載ってなかったな...」
といったように新たな発見をすることができました。
そういったった発見が研究をする上でとても大切なんだなと思いました。

今後も先生や先輩方のお力添えをいただきながら、さらに良い論文を書けるよう全力で頑張ろうと思います。

今回お忙しい中、ご対応いただいたJRやみなべ町の皆さまをはじめ、このような機会を設けてくださいました安部先生、本当にありがとうございました。

写真1
*みなべ駅から避難方向を見る      *津波避難タワー(みなべ町)