微動の会2019に参加しました!

一井ゼミ3回生の石口萌可です。
10月5日から一泊二日で、一井先生とゼミ生3名で、金沢で行われた微動の会に参加させていただきました。そこは、海が見渡せる地域で、季節外れの海もとてもすてきでした!

私は初めての参加でしたが、微動の会は今回で11回目を迎えており、多くの方にお会いし、たくさんのことを学ぶことができました。

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観測した地域の景色

1日目は講演会を聴講しました。とても専門的で高度な内容だったため難しかったです。地震による墓石の被害についてのお話で、どれくらいの墓石がどのように壊れたのかを言葉のちょっとしたニュアンスの違いで変化をつけたり、墓石の様々な形状ごとに細かく分類されていたりするのを拝見して、とても詳細に研究されていることに驚きました。自分の卒業研究の実感がわきました。
2日目は微動の計測を行いました。手順に基づき、計測を開始しましたが、水平を確認する作業が難しく、最初は微動計をセットすること自体にも手間取りました。緯度経度をもとに計測する地点を探す際には、ちょっとずつ歩いて探すため体力的にも大変でした。そして、その地点が私有地であれば、地点の確保もまた困難でした。また、ただ計測ができればいいわけではなく、地域の方にお会いしたら、挨拶はもちろん、状況を説明し、ご理解いただけるよう努めるなど、そういった配慮が大事だと気づきました。
今回、実際に計測をしてみて、改善点がいくつも挙げられ、もっと効率よく計測できるようにしなければならないことがわかりました。

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計測の様子

また、海産物はもちろん食事もとてもおいしかったです。そして、帰り道に先生が時間がない中でも寄ってくださった千里浜なぎさドライブウェイからの景色は最高でした。
初めて訪れた金沢でしたが、とてもいいところでした。今回の滞在時間は短くあっという間だったので、また後日プライベートでも訪れたいです!
今回の経験を通して、微動観測に関して学べたことはもちろん、様々な方との関わりの中で感化されました。今後の卒業研究に生かしていきたいです。

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千里浜なぎさドライブウェイ