災害メモリアルアクションKOBE~「未災者」に伝える~

執筆者:奥村ゼミ3回生 西村映輝

8月19日に開催された災害メモリアルアクションKOBE2020のキックオフ会に参加しました。奥村先生と奥村ゼミ4回生の川﨑さんと3回生の山村さんも一緒でした。

前半は参加団体それぞれの自己紹介があり、後半は「あなたを今の活動にかり立てていることは何ですか?」というテーマで参加者全員が参加するワークショップでした。

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私もワークショップで話しました

ワークショップでは、「実際にボランティアで現場に行ったこと」、「大学に入学したからには、将来のために」など、人それぞれにさまざまな「今の活動にかり立てているモチベーション」があり、私たち世代の思いを知ることができました。それは阪神・淡路大震災を経験した世代とはまったく違ったモチベーションでした。

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グラフィックデザイナーの鈴木さんたちが話し合ったことをイラストにまとめてくださいました

この取り組みに参加して、震災経験を語り継ぎ、教訓として未来に残すこ

とについて考えさせられました。阪神・淡路大震災のつらい経験は二度と繰り返してはいけません。「活動にかり立てるモチベーション」は全然違うでしょうが、震災を経験した「被災者」だけではなく、震災を経験していない「未災者」も次の世代の「未災者」へと教訓を伝えていく必要があります。自分たちの取り組みがこれからの災害に活かされるように努力していきたいです。

阪神・淡路大震災から24年が経ち、震災を経験していない「未災者」世代が増えてきました。震災の教訓をこれからの「未災者」に伝えていかなければならないと感じた一日でした。