ゼミ室の中では感じられないもの ~町なかミニ水族館と気さくな住民の方々~

執筆者 奥村ゼミ4回生 樋口真音

6月13日、奥村ゼミ生4名は南あわじ市福良地区を訪れました。

このブログでは、特に印象に残った「ギョギョ タウン(町なかミニ水族館)と船で見る福良湾」のお話について書こうと思います。

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町なかミニ水族館の外観

ここでは、地元の方々が町中に水族館を作り、人の流れを海岸沿いから水族館のある市街地の方まで循環させ、地域全体の活性化と防災力の向上を図るプロジェクトを進めています。

水族館づくりには、大阪府のお店から譲り受けた水槽を自分たちで改良し、地域で獲れる魚を、日々試行錯誤を重ねて飼育しているそうです。

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地元のさかなくん達

今では地元の漁師の方が魚を譲ってくださったり、下校中の小学生たちが水族館を訪れたりしており、地域に愛される存在になりつつあるそうです!!

その後、水族館のプロジェクトに参加している方のご好意で、なんと船に乗って、福良湾を案内してもらうことになりました!!

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穏やかな海と大鳴門橋

福良湾にある、平敦盛の首を祀っていると言われている神社のある煙島(けむりじま)や、渦潮でお馴染みの大鳴門橋、「淡路島3年とらふぐ」や「淡路島サクラマス」の養殖場、建設中の津波湾口防波堤を見ることができました。

地元の方のガイドもあり、天気もよく、風が気持ちよく、船旅に大満足でした。

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船で案内してくださった村上さんとゼミ生


日々研究でゼミ室にこもりがちですが、現地を訪れるからこそ、感じられるものがあると思います。

福良地区を訪れて、福良の方々は皆さん非常に気さくで、親切、勉強熱心、そして、地元を大切にしていることがわかりました。また、福良地区には豊かな自然や歴史があることもわかりました。

現地を訪れるからこそ、どんな文化や歴史、魅力のある町に貢献したいか、どんな人たちのために尽くしたいかを改めて考えることができました。奥村ゼミの皆さん、たくさん外に出て、自分の目で見て、自分は一体何を守ろうとしているのか感じてきてください!!