西村ゼミ 天橋立、丹後由良のフィールドワーク

こんにちは、西村ゼミ3回生大北です。

西村ゼミでは5月19日に天橋立、丹後由良へフィールドワークをしに行ってきました。

今回のフィールドワークの目的は京丹後鉄道に乗車し沿線の現在を調査することでした。

京丹後鉄道は1990年にJR宮津線が第三セクター化した鉄道で地方ローカル鉄道の中でも赤字額が大きく倒産が危惧されている鉄道です。しかし、自動車を持たない住民にとっては大事な交通手段であるため存続させなければいけない鉄道でもあります。今回、経営再建するための取り組みや現状を視察するため利用しました。

最初に行った天橋立では、観光地らしく賑わいを見せていました。京都府内では京都市に次ぐ観光名所でとてもきれいな風景でした。京丹後鉄道の沿線の中で唯一、人が多くいた場所でもありました。特にこのような地方ではこのような観光資源を生かしていくことも大切だと思いました。

次に向かった丹後由良では先ほど行った天橋立とはうってかわり、一日の乗降人数が約68人と少なく寂しげな駅でした。鉄道写真家に人気の鉄橋を見てきました。

現在、大きな赤字を抱える京丹後鉄道を地域の公共交通機関として守っていくために大きな工夫が必要であると考えました。地方都市の交通は利用者の数も大きく減っており収益が上がりにくいですが地域に必要なものであることは確かです。今後どのように存続させていくのかも注目すべきポイントです。