AGU in ニューオーリンズ

執筆担当:大野 哲平(高橋ゼミ・水災害研究室)

水災害研究室(以下、水研)修士2年の大野です。今回は12月11日〜15日にアメリカのニューオーリンズで開催されたAGU Fall Meetingという国際学会に参加してきたのでその紹介をしたいと思います。水研からは研究員の門廻充侍さん、D2の山本阿子さん、そしてM2の大野哲平が参加し、各自の研究発表を行ってきました。早速、初日から学会に参加し、まず始めに登録等の手続きを行いました。ちなみに、今回の学会会場のコンベンションセンターはこんな感じでした。

学会初日はD2の山本さんの口頭発表がありました。大きな会場で慣れない環境にも関わらず、落ち着いた様子で堂々と発表をされていて、さすがでした。

学会2日目は研究員の門廻さんのポスター発表がありました。ポスターを聞きに来られた方々に対して、真摯な姿勢でしっかりと説明されていたのが印象的でした。また、言葉の壁を感じさせることのない流暢な英語で説明されていて、感心させられました。

ちなみに、ポスター会場の大きなホールには、ポスターがこのようにたくさん並んでいて、研究者同士が活発に議論を行っていました。僕も幾つかのポスター発表を聞きに行きましたが、非常に良い勉強となりました。

学会4日目は私大野の口頭発表がありました。発表自体は想定通りできたのですが、質疑応答に苦戦し、言いたいことが言えないというもどかしさを感じました。今後は研究のみならず、英語のスキルを向上したいと思いました。

これらのセッションやポスターの他に、会場には企業や研究機関等の展示ブースが設けられていました。とても広いホールに、NASAやGoogleなどが展示ブースを出典していました。私も両方の展示ブースを覗いてみたのですが、NASAのブースではお土産にカレンダーやステッカーシールを貰うことができました。

今回の国際学会を振り返って、私はこのような国際学会に参加するのは初めてだったのですが、発表練習から実際の発表に至るまで本当に貴重な経験ができました。また、各セッションやポスター会場では同じ分野の方の価値のある発表を聞くことができました。この貴重な経験をこれからの成長の糧にして頑張っていきたいと思います。

最後にニューオーリンズの街並みの写真として、会場の近くにあった大聖堂がきれいに撮れていたのでこの写真で締めたいと思います。このように、日本とは違う異国の街並みの雰囲気を味わうこともできました。次回のブログも楽しみにしていて下さい。