豪雨災害被災地の独自被災者支援策に関するヒアリング調査@新潟県庁

執筆担当:中條 理 (越山ゼミ・都市防災研究室)

12月15日、越山ゼミで新潟県庁にて担当職員の人にヒアリング調査を実施しました。

越山ゼミでは、豪雨水害の被災自治体が行なった被災者の復興を支える生活再建支援のための補助制度の研究を行なっています。今回の調査は平成25年の7月末から8月初頭にかけて新潟県長岡市で発災した豪雨災害において行われた新潟県の独自被災者支援策を行なった目的や背景を明らかにするために実施しました。

この調査では、実際に豪雨災害発災時に被災者支援を行なった現職の職員の方から、被災者の生活再建上の課題や、県の独自支援策があったことで被災者の復興に対する動機付けになったことなどをお聞きすることができました。

今までに兵庫県丹波市や京都府へヒアリング調査を実施していますが、発生した災害の特徴や、被災自治体の状況によって独自支援策を実施する背景が変化すること等が明らかとなってきています。今後も滋賀県や岩手県などに調査に行く予定となっています。