鉄道ローカル線の調査を行いました

執筆担当:西村ゼミ

西村ゼミでは都市と交通に関する内容について学んでいます。以前にはフィールドワークで、京丹後鉄道、福井鉄道、えちぜん鉄道のローカル線を調査しました。

今回、夏のフィールドワークで全国で一番乗りたいローカル線1位の五能線、そしてその沿線にある津軽鉄道の調査を行いました。

それぞれの取り組みを、JR東日本秋田支社、津軽鉄道サポーターズクラブからヒアリングを行い調査しました。私たちが普段何気なく利用している鉄道でもそれぞれの地域によって特色があり、抱える問題の違いにも気付かされる調査内容でした。

秋田支社では、主にローカル線だった五能線を観光列車として現在の五能線へと作り上げた取り組みについて学びました。

実際に五能線(リゾートしらかみ)に乗ることで乗車人数の年代区分や、街並みや観光地などを洗い出すことができました。例えば観光地の場合、十二湖と呼ばれるブナの森に囲まれた33の湖沼群があるが、未だ解明されていない青池の神秘さに感性を刺激されました。

津軽鉄道サポーターズクラブの方からは鉄道存続への取り組みや自動車普及率の上昇により乗車人数減少への取り組みについて学びました。

[caption id="attachment_142" align="aligncenter" width="1003"] これはお話を聞いた後、サン・じゃらっとのみなさんと撮った写真です。[/caption]

今回の調査旅行では、私たちゼミ生は大変有意義な時間を過ごすことができ、今後の研究において大いに期待できる内容でした。