国際ビジネスに必須のビジネス英語、外国との貿易、支払いのための外国為替、国際商取引の仕組み、国際間の経済、政治、さらに米国、欧州、アジア、中南米、ロシアの経済、国際間の海運や航空輸送、米国、EU、アジアを中心に展開される国際物流などについて学びます。
商社やメーカーでの輸出入業務、海外での営業活動や工場経営、国際間の輸送・物流業務に携わるためのコミュニケーション能力や実務スキル、国際ビジネスと経済に関する知識が身につきます。こうした能力・スキル・知識はビジネスに役に立つだけではなく、広く海外での活動、例えば海外旅行や海外インターンシップ、国際的なボランティア活動にも、さらには日本国内での外国人とのコミュニケーションにも役に立ちます。
世界の経済を学び、日本をグローバルに捉える。 広い視野からビジネスを勉強したいと思い、世界各国の経済について学べる国際ビジネス専修を選択しました。現在は、経済水準はまだ低いものの、高い成長性を秘めた新興国の経済を中心に学んでいます。「紅茶フェアトレードを国内で推進するためには」をテーマに、他大学とのゼミ交流会で発表するなど、世界経済だけでなく、日本国内のビジネスについても並行して学ぶことができる点が魅力です。
世界各国の経済を知りグローバルな視点を持つ。 アジア経済やEU経済など、さまざまな国の経済とビジネスについて知識を広げています。特にアジア経済については家電市場の移り変わりに驚き、興味をもちました。先生が海外のドキュメント番組の映像を流しながら解説してくださるので、アジアの現状をリアルにイメージすることができ、理解が深まりました。またゼミでは、貿易における関税の是非について研究し、他大学とのディベート大会で発表しました。
ゼミでは航空産業をビジネス面から研究し、その一環として空港見学やビジネスマナー講習など、就職活動にも生かせる体験ができています。世界各国の企業の仕組みや歴史を実践的に学んだことで知識が深まり、身近なニュースや世界情勢にも注目するように。視野が広がり、貿易分野などさまざまな分野に興味が湧いてきました。英語を学ぶだけでなく、それを使ってどう働くかを学べるのがこの専修の魅力です。
「現代世界経済論」の授業で世界の政治と経済が密接に関わっていることを知り、本専修に興味を抱くように。3年次には経済危機下の現代世界経済を扱うゼミに所属し、富裕層や大企業の租税回避地であるタックスヘイブンの実態と日本との関係などをテーマに研究してきました。ゼミや授業を通して、国際ビジネスの実務的な知識や、世界情勢を踏まえた考え方が養われたように感じます。
2年次に「国際ビジネス特殊講義」を履修したことで、新興市場のビジネスや日本企業の海外展開に目が向くようになりました。ゼミではBRICsなどの新興国と日本の関係性を分析し、課題や解決策について討論したり、プレゼンテーションを行ったりしています。国際情勢に詳しくなったことに加え、難しい物事でも論理的に考えて第三者にわかりやすく説明できるようになってきました。
海外旅行は今や普通のこととなり、身の回りはmade in Chinaがあふれ、インターネットで海外からお気に入りの品を取り寄せる・・・。そうしたみなさんはすでに、国際ビジネスとは切っても切れない生活を送っています。
仕事をするうえではなお一層、海外を意識しグローバルな視点を持って働くことが求められてきています。
国際的な交通・物流網が発達し、インターネットが拡大・発展している今日では、ヒト・モノ・カネ・情報・文化がますます容易に国境を越えるようになってきており、どこで何を生産・調達し、どこで販売するのかを世界規模で構想し実践できるようになりました。一方で日本国内にある企業であっても、世界中の企業と常に競争せざるをえないようになりました。困難な時代とも言えますが、国際ビジネスとしては面白くやりがいのある仕事ができる時代なのです。この国際ビジネス専修で学んだことをいかして、中国、ASEAN、インドなどの新興国ビジネスの現場に飛び込むのもいいでしょう。また、個人輸入も海外旅行もより容易になってきていますから、海外からお気に入りの品々を仕入れて開業するのもいいでしょう。ビジネスだけではなく国際交流や国際協力のボランティア活動の場に、大学で学んだことを生かすのもいいでしょう。国際ビジネスとそれを取り巻く環境はますます面白くなってきています。国際ビジネス専修で学んで、世界に羽ばたく夢を実現してください。