2015.01.06
関西大学大学院 商学研究科では、2015年度入学生から、高度な情報通信技術を用い、企業内外に蓄積されている膨大なデータを活用して新しい価値を創り出すことができる人材、データサイエンティストを育成を目的とした、データサイエンティスト育成プログラム(略称 DSプログラム)を導入します。
データを科学的に扱うデータサイエンスの実践者、それがデータサイエンティストです。
データ解析の知識と技術、そしてビジネスプランの提言などビジネス知識(経験)が要件であるデータサイエンティストは今世紀最も魅力的な職業のひとつと言われています。データを扱う企業からの需要が今後ますます増えることが予想され、データサイエンティストの活躍の場が広がることでしょう。
「データサイエンティスト育成プログラム」は、高度な情報通信技術を用い、企業内外に蓄積されている膨大なデータを活用して新しい価値を創り出すことができる人材、データサイエンティストを育成することを目的として設置しています。
データサイエンティストは、業務知識を含むデータに関する深い知見を持ち、データハンドリングやデータ分析に関する情報処理スキルを有し、仮説提示や企画立案を行うことができる人材です。本教育プログラムでは、こうしたビジネスに関連する様々なデータを科学的に解析することができる人材を育成するため、統計数理、計算機科学、意思決定科学といった領域の学際的かつ文理融合の教育を行います。
データサイエンティスト育成プログラム修了要件
データサイエンティスト育成プログラムに関連する科目群の中から、必修科目である「データハンドリングⅠ・Ⅱ」「産学連携ワークショップⅠ・Ⅱ」4科目8単位を含めてみ、計6科目12単位を修得した場合に、データサイエンティスト育成プログラムを修了したものと認定し、「データサイエンティスト育成プログラム修了証」を授与します。
〈データサイエンティスト育成プログラム関連科目〉
メソッド | モデリングの基礎 |
戦略マネジメント系 | 経営システム論研究Ⅰ・Ⅱ 経営情報論研究Ⅰ・Ⅱ データハンドリングⅠ・Ⅱ 産学連携ワークショップⅠ・Ⅱ データマイニングの基礎と実践 |
ビジネス・インターンシップ* |
*ビジネス・インターンシップは修了所要単位には含まれません。
詳細については、データサイエンティスト育成プログラムホームページ
http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~yada/DS/index.htmlをご覧ください。
DSプログラムのチラシはこちら〔PDF〕