スタディ・アブロード・プログラム 体験レポート


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自分の学習状況
3月〜7月までAEC(Applied English Center)で2つ授業を履修していました。AECでの授業には関西大学の学生の他にアジア圏を中心とした学生も多くいました。またAECの授業では日本の大学よりも自分の意見を発表する機会が多くあると感じました。特にlistening and speaking の授業では自分の意見を聞かれることが多かったです。質問の内容が専門的になればなるほど、自分の意見を英語で答えることが難しいと感じました。たしかに英語で自分の意見を説明することは簡単ではありませんでしたが、同時に言いたいことを説明できた時は挑戦してよかったと感じます。授業は簡単ではありませんがとても学ぶところが多く、得られることが多く感じます。
学習環境としての大学の様子
カンザス大学は関西大学の学生以外の日本人留学生がほとんどいないこともあり、英語に触れる機会が多いです。その点が最も学習環境として優れている点だと思いました。また外国語学校では他国の学生と交流する機会がたくさんありました。外国語学校の先生たちはとても気さくな方ばかりで、分からないことがあれば親身になって教えてくださります。クラスは10人以下の少人数制のため学生が主体になりやすく、学びやすい環境だと思います。少人数制のため先生たちと関わる機会や、学生同士のディスカッションの機会が多く、自分の意見をためらいなく発表できるようになりました。最初は自分の意見を発表することに対して不安を感じていましたが、アットホームなクラスの雰囲気のおかげで授業での発言の数が増えました。
授業がある日の典型的な日程
私の場合、午前のlistening and speakingの授業は10時20分から12時30分までで午後のwriting and readingの授業は14時10分から16時20分までです。その間、一度寮に戻りお昼ご飯を食べています。基本は夕食までに課題を終わらせますが、課題の量が多い日は夕食後も取り組んでいます。夕食の時間は17時くらいから20時までと決められています。私は夕食を早めに食べ、課題が少ない日は体育館で友達とバドミントンをしています。授業の開始と終了時間はクラスによって様々なので、午前で授業が終わる友達は授業終わりに現地の学生と遊びに出かけている時もあります。カンザス大学周辺は自然に囲まれていて、ゆったりと友達と楽しい日々を送っています。
当地で学び始めて感じた驚き・気づき
私自身海外へ行くことがこの留学で初めてだったこともあり、たくさんの驚きを感じました。私が最も驚いたことはカンザスの人々はフレンドリーな人が多いということです。みんな普段の日常生活から私たち日本人に対して積極的に声をかけてくれます。それは内向的な自分にとっては現地の友達を増やす良い機会になりとてもうれしかったです。またクラスメートや寮内の学生も同じように気さくに話し掛けてくれました。初の海外留学で不安がたくさんある中、彼・彼女たちのフレンドリーさのお陰ですぐに現地で馴染むことができました。

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授業がある日の典型的な日程
ユタ大学ではほとんどの学生がバスやトラックスと呼ばれる公共交通機関で通学しています。私は学校まで遠いため、朝5時前後に起床してバスで登校しています。授業は毎週月曜日から木曜日の8時20分から13時40分まで行われます。Grammar, Reading, Writing, Listening & Speakingの70分×4科目で、各授業の間に10分間の休憩があります。昼休憩は20分で、家から持参したものや売店で購入したものを食べることが多いです。放課後は外国語学校内のカフェテリアで課題や勉強をしたり、サークルやイベントに参加したり、ジムでトレーニングやボウリング、ビリヤード、卓球をしたり、クラスメイトとショッピングに行ったりなど、自由に活動することができます。
授業の様子
渡航前に受けるクラス分けテストの結果によって、始めるクラスのレベルが人それぞれ異なります。8週間を1学期とし、学期ごとに中間、期末考査があります。基本的には1学期ごとに1レベルずつ上がっていきますが、Grammar, Reading, Writing, Listening & Speakingの4教科全てがA評価、かつスキップテストを合格すれば次学期から2つ上のレベルのクラスを受けることができます。レベルにより多少異なりますが、授業は基本的に10〜15人の少人数で行われ、質問がないか先生が何度も聞いてくださるため質問しやすい環境で勉強することができます。また授業のほとんどの時間はペアやグループ活動を行なっているため、英語で話し合う機会が多いです。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
ユタに来て強く印象を持ったのが、「お互いに褒め合う」ということです。すれ違いざまに、お店で店員さんから、車の中から、バスを待っている間など、知らない人から服装やヘアスタイル、持ち物を褒められることが多々あります。自分が「いいな」と思ったことを言葉にして気持ちを伝えることはお互いに気持ちの良いことですし、私も挑戦してみようと刺激をもらえた出来事でした。また、バスの運転手さんや店員さんはもちろんのこと、ほとんどの方がフレンドリーだということにも驚きました。特に日本に興味を持っている方が多いため、話しかけられてそのまま楽しく会話をすることもあります。しかしごくたまに、危険だと感じる人、状況に出くわすことがあるため、少しでも違和感を感じたら、いち早く安全を確保することが大切だと思います。
学習環境としての大学の様子
私はELI(English Language Institute)と呼ばれる外国語学校に在籍しています。基本的にELI内のカフェテリアで課題や勉強をしています。放課後は教室も空いているため、より静かな環境で自習することも可能です。ユタ大学、ELIは年間を通してイベントが盛りだくさんのため、普段の授業に加えてイベントでも外国語運用能力向上を図ることができます。Conversation ClubやCHIT CHAT CLUBという会話力を鍛える活動や、週末にあるイベントに参加すれば楽しい時間を過ごすことができますし、ボランティアとして参加している現地の人々とも交流することができます。ELI内のイベントには、アイススケート、バスケットボール、ポットラック(室内ピクニック)など、地域のイベントにはカラーフェスティバルやランタンフェスティバルなどがあります。

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授業の様子
カリフォルニア州立大学モントレーベイ校での留学ではアメリカに来てから秋学期が始まるまでの間、英語学校で学ぶことが関西大学のカリキュラムに組み込まれています。カリフォルニア州立大学モントレーベイ校での留学生に対する英語学習コースは、年度にもよりますが比較的人数が少ない少人数クラスで行われることが多く、先生との距離が近いことでコミュニケーションが取りやすく、英語の実践的な練習にもなります。今私は英語学習コースにいるので、秋学期からの学部授業のことはあまりわかりませんが、関西大学の学生が履修できる授業もたくさん種類があり自分の興味の分野にあったものを選べます。
学習環境としての大学の様子
カリフォルニア州立大学モントレーベイ校は比較的新しく創立された学校なので、綺麗で大きな建物がたくさんあります。また、もとは軍事施設に利用されていた土地なのですごく広く、豊かな自然に囲まれています。学生寮はキャンパスを取り囲むように建てられており、教室への移動も簡単です。モントレーには公共バスが走っていて、学生証があれば学期間は無料で利用することができ、必要なものがあってもすぐにお店に買いに行くことができます。カリフォルニア州立大学モントレーベイ校は他のアメリカの大学に比べると小規模な大学なので、現地学生や他の留学生と仲を深めやすいのも魅力の一つです。
学習環境としての街の様子
カリフォルニア州モントレーはアメリカの西海岸であり、美しい海に面しています。学校は海のそばにあり、いつでも美しい海を見ることができます。海は美しいのですが、海水の温度は年中冷たく、海に入ることは難しいです。また、海からの風がほぼ年中吹いているため、想像するよりも寒いのでジャケットは必須です。少し寒いとしても、日没のときに見ることができるサンセットは有無を言わせない美しさなので、勉強で疲れたときや悩んでいるときにはサンセットを見てリラックスできます。また、バスで行ける距離にたくさんのレストランやスーパーマーケットがあり、日用品に困ることはありません。治安面もアメリカの中では比較的安全で、モントレーに住んでいる人も穏やかで優しい人が多いです。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
アメリカに来て驚いたこととして、食べ物を残すことへの認識が日本と少し異なることです。日本ではレストランでご飯を食べて、もし食べきれなかったら罪悪感を覚えながら残すことが多いですが、アメリカのほとんどのレストランではご飯を食べきれなかった場合持ち帰り用の箱がもらえて持ち帰ることができます。また、実際カリフォルニア州立大学モントレーベイ校にもベーシックニーズというフードロス削減のための施設があります。そこでは、賞味期限が近い食材を集めていて、学生はそれらを無料でゲットすることができます。日本の残飯やフードロスに対する意識も良いですが、アメリカではより強く感じることができました。

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自分の学習状況
アルバータ大学での寮での生活は自己管理が大切なので、平日は宿題を夜に後回しにせず、帰ってきてできるだけすぐに終わらせ、早く寝られるようにしています。部屋だけではなく大学の図書館や英語学校に残って課題をすることもあります。スピーキングやライティングなど、どの分野に授業中力を入れるかは各先生やクラスのレベルによりますが、少人数クラスなので個別にフィードバックを貰えるところが私はとても気に入っています。英語学校だけではなくキャンパスにもスピーキングを練習できる機会や、ライティングのアドバイスをしてくれる場所があるので、時間に余裕があるときはできるだけ行くよう心がけています。 休日は新しい場所に出かけることでリフレッシュしています。車がなくてもバスや電車がたくさん通っているのであまり不便はありません。
授業の様子
英語学校では、学期中毎日同じクラスメイトと先生と授業を受けるので、異なるバックグラウンドを持った人たちと親交を深めることが出来ます。また、10人前後の少人数制なので授業中も発言や質問をしやすい環境です。先生たちは私たちが言葉に詰まってもしっかりと話を聞いてくださるので、怖がらずに伝えたいことを言葉にすることでさらに成長できると思います。どの先生も積極的にディスカッションを取り入れている印象で、座って勉強するだけではなく歌を聴いたり、学んだことをゲームで復習したりとユニークな方法で日々楽しく学んでいます。
授業がある日の典型的な日程
英語学校は平日の9:00-12:15までで、途中に15分の休憩があり軽食を買いに行くこともあります。午後には1時間自主参加のワークショップがあり、スピーキングやライティングなど、伸ばしたい分野や自分の予定に合わせて参加できます。私は普段7:20に起きて、お昼ご飯を作り8:40に寮を出ています。お昼ご飯は持参する人も近くのカフェでとる人もいます。また、放課後バスや電車に乗ってスーパーに買い出しに行くこともあります。現在は電車で3駅離れたところに英語学校がありますが、今年の夏から英語学校が寮のあるキャンパスに移動になるので、来年からはさらに通いやすくなると思います。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
アルバータ大学は多くの留学生を受け入れていることもあり、エドモントンでは様々な国の出身の人々が生活しています。そのおかげか、今まで人種差別を感じたことはありません。店員さんやバスの運転手さんなど街中で会う人も優しい方が多く、とても過ごしやすいです。エドモントンの街の雰囲気は田舎と都市のいいところ取りのような感じで、ショッピングモールや映画館へアクセスしやすく、カフェもたくさんあるので滞在中は色々なところを訪れて楽しむことができます。また、地域一丸となって地元のアイスホッケーチームを応援したり祝日を祝ったりするので、日々外に出て街の様子を見るのが楽しいです。 そしてカナダはとても自然豊かなので、オーロラや様々な生き物、植物をキャンパス内にいても見ることができます。

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自分の学習状況
月曜日から木曜日まで2時間の授業を2つ受け、金曜日は1つ受けています。放課後は基本的に寮の自分の部屋で宿題をしたり次の日の予習をしたりしています。授業はスピーディーに進んで行くので遅れを取らないように予習が欠かせません。ほぼ毎週プレゼンテーションをしないといけないので準備にすごく時間がかかります。すべての授業で宿題が出るので、放課後は宿題をメインに勉強しています。新しく覚える単語はイギリス英語のものあり、アメリカ英語とイギリス英語の違いを実感するのはとても面白いです。土曜日と日曜日はあまり勉強はせず、友達と遊びに行ったり、部屋の掃除をしたりしています。
学習環境としての街の様子
イギリスでロンドンの次に大きな都市であるバーミンガムは、様々な人種の方が住んでいて様々なアクセントが聞こえてきます。街中では中国や韓国の方は見かけますが、日本人は関西大学からの留学生以外はあまり見かけません。アストン大学の近くにライブラリー・オブ・バーミンガムというとても大きな図書館があり、学習スペースも利用することができます。建物の外観は近代的で美術館のようです。シティセンターにはたくさんのお店があります。また、私が今住んでいる寮の近くにはあまりお店がなく大きな公園があり、勉強に行き詰ったときはリフレッシュのために散歩をしています。
授業がある日の典型的な日程
授業がある日は7時半に起床し、9時に寮を出発します。寮からアストン大学まではバスと徒歩で40分ほどです。10時に授業が始まるので10分前には教室に入ってチューターが来るのを待ちます。授業の後、前日に用意していたお弁当を食べて13時から午後の授業を受けます。15時に授業が終わり、帰り道にスーパーに買い物に行ったり、寄り道はせずに帰るときもあります。帰宅後は課題をして20時頃から夕食を作り始めます。寮にはカフェテリアがないので毎日自炊をしています。夕食後は勉強をしたり、映画を観たり自由に過ごして夜1時頃に就寝しています。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
イギリスに来る前から、イギリスでは天気が変わりやすく雨が降ったりやんだりを繰り返すため、現地に住んでいる人は傘をささないと聞いていましたが、本当に雨が降っているのに傘をさしていない人を目にして驚きました。また、横断歩道の信号をほとんどの人が無視することにも驚きました。日本だと考えられないですがバーミンガムでは日常になっています。またバーミンガムアクセントが想定よりも強くて、聞き取りに苦戦しています。大学のチューターはバーミンガム出身の方もいらっしゃるので日々の授業でリスニング力が鍛えられていると思います。

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自分の学習状況
現在はGeneral Englishというコースで、語彙、文法、発音、ディスカッションやディベートなど主に基礎的な知識を学んでいます。クラスの人数は20人ほどですが、話し合いや意見交換はグループごとに行われていることが多いです。また、火曜日に行われているConversation classや土曜日に行われているGlobal caféという毎週開かれている行事に参加したり、留学生のために開かれている行事に参加したりすることで、現地の人や様々な国籍の方と交流できる機会を増やすようにしています。
学習環境としての街の様子
カンタベリーは様々な国籍の人が住んでいるので、イギリスの文化はもちろん、様々な国の文化を知ることができます。多様な国籍の学生と話していく中で日本とは全く違う考えや文化を持っていることに驚くことも多いです。大学の近くにはスーパーマーケットや生活用品、衣服などを扱う店が集まるcity centreという場所があり必要なものはすぐに買いにいけるので、身の回りのものに関しては特に困ることはないと思います。ですが日本の店と比べて早く閉まる店が多いので、少し注意が必要です。町全体としては治安が良い地域であると感じており、安心して暮らすことができています。また、バスや電車などの交通手段も多くありロンドンまで1~2時間ほどで行くことができるので、比較的交通の便は良いと思います。
授業がある日の典型的な日程
9時から授業が始まるので、毎日8時半に家を出て20分ほど歩いて登校しています。月曜日から木曜日は午前中に授業が2つ、午後に授業が1つあり、毎日15時に授業が終わります。金曜日は午前の授業のみなので12時半に授業が終わります。午前の授業と午後の授業の間に昼休みがあるので、その時間に大学の中にある食堂で友達と昼食を食べます。午後の授業が終わってからは買い物に行ったり、様々なイベントに参加したりしています。夕食はホストファミリーが作ってくれるので、学校で起こった出来事を話したりしながら、一緒に食事をしています。ホストファミリーは発音が間違っていたら正してくれたり、意味が分からない言葉があれば説明してくれたりします。この時間はスピーキングや語彙学習をする上でとても大切な時間だと思うので、自分から積極的に話しかけるように心がけています。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
私が特に驚いたことは、イギリス英語とアメリカ英語は大きく異なっているということです。私がこれまで日本で習ってきたアメリカ英語とは違った発音やスペルを使って話していたり、イギリス英語特有の単語を使って表現したりされていることも多いです。初めはアメリカ英語との違いに戸惑うこともありましたが、日々新しい文化を学べることに楽しさを感じています。また、カンタベリーはカンタベリー大聖堂や聖オーガスティン修道院など、世界遺産の建物がある町でもあるので、そのような歴史的な建物にいつでも身近に触れられることに感動しています。

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授業の様子
私たちはまず、15週間にわたりUQ collegeというクイーンズランド大学(UQ)付属の英語学校で、BE(Bridging English)コースを受講します。その後2ヶ月の休暇をはさみ、大学の学部に入学して3つの科目を履修します。英語学校では8時15分から始まる午前と13時からの午後クラスに分かれ、それぞれ平日4時間他の留学生とともに勉強します。各クラス15人程度の少人数制で、さまざまな国からの留学生が集まりますが、中国人の学生が多い印象を受けました。授業ではテキストをもとに問題を解いたり、ディスカッションをしたりなど、時にはついていくのが難しいこともありますが、教室は和気あいあいとしており先生も一人一人に向き合ってくれるため、分からないことがあればすぐに質問することができます。自分の意見や回答の理由が求められる中で、他の留学生は積極的に話そうとする姿勢がよく見られ、その点が自分に欠けていると気づかされました。自分で一つ一つの問いに対してよく考え、意見を言えるようにすることが、授業を無駄にしない方法だと実感しています。
学習環境としての大学の様子
大学の敷地はとても広く、自然豊かで開放的です。各学部の図書館や和食を含む多国籍な食堂などがあるほか、屋外のいたるところにベンチや芝生があり、のびのびと勉強に集中できます。敷地内には多くの建物がありはじめは迷ってしまいますが、慣れてくるとカフェや文房具店、郵便局などまであることが分かり、大学内を散策するだけでもおもしろいです。街の中心部や他のエリアまでのアクセスもよく、授業帰りに立ち寄るにも便利です。また、大学主催のイベントが頻繁に行われていたり、学生向けの各種セミナーが開かれていたりと、学生生活を充実させるように工夫されています。クラブの数も豊富で、国ごとの交流クラブからスポーツまで幅広く、ほとんどのクラブが学期はじめに歓迎イベントを開催しているので、自分に合ったクラブに参加してみるのがおすすめです。
学習環境としての街の様子
移民や留学生を多く受け入れている国とあって、時には外国人しか見かけないほど、街を歩いているだけで国際色の豊かさを実感します。街の中心部はショッピングモールやレストランなどが揃っていて賑わっていますが、少し郊外に出ると公園や植物園など緑に囲まれており、両方の雰囲気を味わうことができます。街全体も人も比較的のんびりしていて、日本ほど気温の変化が激しくなく、過ごしやすい気候です。移動には主にバスを利用しますが、遅延したり来なかったりといったことはよくあり、車内ではアナウンスがないので、慣れるまで少し注意が必要です。学習に関しては、地域の図書館や教会で無料の英会話クラスが毎週開かれていたり、留学生同士が交流できるイベントをインターネット上で見つけられたりと、学校以外でも英語運用能力を強化する方法がたくさんあります。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
オーストラリアに来て感じたことは、日本人を含む外国人が多く暮らしている国だからこそ、良くも悪くも特別扱いされないということです。日本では外国人を見ただけで珍しいような気がしていましたが、ここでは街でも学校でも移民や留学生がたくさん暮らしているのが当たり前です。そのため、留学生だからといって疎外されたり、逆に気にかけてもらえたりといったことはもちろんなく、自分からコミュニティーを広げていく必要があります。ただ、多民族国家だからこそ、オーストラリアだけでなくさまざまな国の文化を知り、世界の料理を味わえる点は魅力の一つだと思います。他にも、店員さんや近所の方からの挨拶があり、会話が生まれることもあるという習慣が、日本とは異なるフレンドリーさだと感じました。

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授業がある日の典型的な日程
授業は8:30開始なので、6:20に起床して、ホームステイ先から約30分歩いて7:30のバスに乗ります。大学の最寄りの駅から大学までは徒歩10分なので、8:20頃到着しています。8:30から13:15まで授業を受けた後、課題の締め切りが近づいている日は約3時間勉強に費やします。特に何もない日は、友達とショッピングモールに行ったりしています。帰宅後は、夕食までホストファミリーと話したり、疲れている時は自分の部屋でゆっくり過ごしたりします。他の学生は、ビーチやジムに行き、充実した1日を送っています。
授業の様子
3月の下旬から6月上旬まで約10週間、EAP (English for Academic Purposes)という学部授業の準備をするためのコースを受講していました。授業の内容は、エッセイ・レポートの書き方や参考文献の書き方、プレゼンテーションの方法など学部授業で必要な知識を学ぶことができます。また、1クラスに13人程度と少人数制のため、質問がしやすく一人一人が細かい指導を受けることができます。10週間の間で学ぶ単元と課題がしっかりと決められていて、スケジュール通りに授業が行われます。グループでの話し合いや自分の意見を言う機会が多く、積極性が求められます。
学習環境としての大学の様子
サザンクロス大学はゴールドコースト空港のすぐ近くにありますが、騒音で集中できないと思ったことは1度もありません。図書館にはグループで勉強するための場所や会話が可能な部屋、1人で勉強するための場所もあり、自分に合った環境で集中して学習することができます。少し休憩したい時には、カフェで飲み物や軽食を買うことができますし、卓球やビリヤードも大学内にあるのでリフレッシュできます。また、飲み物の自動販売機だけでなく、カップラーメンやクッキー、スナック菓子などの自動販売機もあります。他には、子犬との触れ合い、ワークショップやヨガのクラスを体験できるなど勉強の息抜きとなるような楽しいイベントが毎週行われます。そのため、学習と息抜きのバランスをうまく取ることができます。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
私は、ゴールドコーストの自然と都会のバランスの良さに驚きました。ゴールドコーストと聞いて海を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、実は海などの自然だけでなく大きいショッピングモールや娯楽施設がいくつかあります。そのため、田舎すぎるのは嫌だけど、自然が好きという人にぴったりな場所だと感じています。ゆっくり過ごしたい時にはいつでも自然に触れ合うことができますし、逆に買い物を楽しみたい時にはショピングモールにすぐ行くことができます。また、バスやトラム、電車など様々な種類の交通手段があるので移動も簡単です。

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自分の学習状況
私の学習は英語学校で始まりました。最初の8週間で受けたGeneral Englishのコースでは、1限目には英文法や語彙の増強を、2限目には英語を使ったコミュニケーションの向上を目標としました。1限目では1ブロック(4週間)ごとに最終テストが行われ、授業で学んだ内容が自分にどれだけ身についたのかを確認することができました。2限目ではウォーキング・ツアーの計画及び実行に向けた校外学習、インタビューやプレゼンテーションといった幅広い授業での取り組みや課題を通し、英語を話す・聞くといったアウトプットを中心に、目標を達成できたと感じています。現在は10週間に及ぶEnglish Pathway for Undergraduate Studies (EPUS)のコースで、1限目にはAcademic Englishを学び、2限目には学部授業の準備として、グループでリサーチプロジェクトに取り組んでいます。1限目では中間テストの結果を振り返り、改善点を期末テストに活かしていきます。2限目ではグループで切磋琢磨しながら、エッセイの提出や最終発表への準備を進めていきたいです。
学習環境としての大学の様子
オークランド大学ではWi-Fiがキャンパス内に整備されており、パソコンやタブレットを使用した勉強が可能です。また、シティ・キャンパスにはGeneral Libraryがあり、平日だけでなく、土曜日や日曜日にも開館されているため、学習場所を確保しやすい環境が整っています。General Libraryの内部にあるStudent Hubでは、授業の履修の仕方やスケジュール、また大学のウェブサイトや学生専用ページの見方や使い方について、学生スタッフとの一対一での対応を受けることができます。学生生活を送る上で、勉強面でのサポートやアドバイスを受けるのには最適な場所です。
学習環境としての街の様子
オークランドは広く、多様な国籍やバックグラウンドを持った人々が生活を送っています。特に大学や英語学校の所在するシティ・センターでは、街中でさまざまな英語を耳にします。また、バスや電車内のアナウンス、大学内の施設の標識などでは、英語と同様にニュージーランドの公用語である、マオリ語と接することができます。公園のモニュメントや彫刻には、マオリの伝統的なシンボルであるシルバー・ファーンやコルがたくさん使用され、マオリの文化について学ぶ機会も豊富です。さらに、オークランドの至る所で、定期的に地域のコミュニティが催すイベントが開かれ、ニュージーランドの文化を学べる貴重な経験を得ることができます。オークランドで学ぶ留学生も、日本や中国、台湾、韓国、タイ、コロンビアなど、それぞれの出身国は異なりますが、英語を使って円滑なコミュニケーションをする力を身につけることができます。
授業がある日の典型的な日程
英語学校では月曜日から金曜日まで、1日あたり4時間の授業があります。General Englishのコースでは午前中に授業がありました。8時15分から12時30分まで授業を受け、放課後は大学内の図書館で、課題や自主学習に取り組んでいました。現在のEnglish Pathway for Undergraduate Studies (EPUS)のコースでは、午後に授業があります。そのため、午前中は大学の図書館で勉強し、13時から17時15分まで授業を受け、その後帰宅します。私のホームステイ先から英語学校までは、バス2本で1時間ほどの距離ですが、天候や帰宅時の交通状況により、1時間半から2時間かかることもあります。したがって、ホームステイ先から英語学校または大学の図書館までの往復路では、大体1時間半ほどで計算しています。バスの乗り換えの時間についても、交通機関のウェブサイトやアプリケーションをチェックし、余裕を持って目的地に到着できるよう、常に心掛けています。

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授業がある日の典型的な日程
学校の授業がある日の典型的なスケジュールは主に以下のようでした。
7:00起床&準備開始 8:00家を出る
8:30学校到着&授業準備 9:00授業開始
12:00お昼休み 13:00授業再開
15:00授業終了&ジム
16:00ジム終了&図書館で自習
20:30帰宅 21:00ホストファミリーと夜ご飯
23:30入浴 00:00就寝
英語学校に通っていた時は、授業は一コマ50分を午前中に1コマ、午後に2コマでした。大学以外でも英語学校で見つけた友達と一緒に図書館で勉強することが出来て比較的充実していました。学習環境としての大学の様子
オタゴ大学は1869年創立のニュージーランドで最古の大学です。そして大学内で1番古い建物であるクロックタワーは壮大で驚くほど美しいです。
大学の敷地内にはジムそして図書館はもちろんのこと、オタゴ博物館という博物館まであり、そこではニュージーランドの歴史や自然、そして文化を学ぶことができます。
授業やサークルのほかにも、大学ではマーケットや留学生交流会が開かれたり、ボランティアに参加出来たりと様々なイベントが開かれているので、学んできた英語を使うチャンスが沢山あります。学習環境としての街の様子
オタゴ大学があるダニーデンという町には沢山の魅力があります。例えば、町の中心部に行くとショッピングが楽しめる建物が並んでいて、中心部から少し離れたホームステイ先に帰ると家から羊の放牧が見えるので、ダニーデンでは都会そして田舎の両方を体験できるところ、美しい歴史的建造物やストリートアートが沢山あるところ、そして自然に親しい生活を送ることが出来るところがあります。
美しい自然に囲まれている町なので、友達と勉強の息抜きに海を見に行ったり、星を見たりと、とても充実した日々を過ごしています。さらに、ダニーデンに住んでいる方の約20%は学生ということで、治安も良いため、学生として過ごすのにぴったりな町だと思います。当地で学び始めて感じた驚き・感動など
私はダニーデンでは、マオリ文化を体験することができることに感動しました。
例えば、ニュージーランドの先住民族であるマオリの人々が使用していて、ニュージーランドの公用語の一つとして認められている言語であるマオリ語を町にある看板や標識で目にすることが出来たり、"Hi"と挨拶するのではなく「こんにちは」という意味があるマオリ語の"Kia ora"を使うことが出来たり、授業でマオリ語を少し勉強することが出来たりといったことにとても感動しました。

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自分の学習状況
ヨハネス・グーテンベルク大学の課程は、年間を通して夏学期と冬学期に区分されています。夏学期はコーディネーターの方に時間割を組んでいただき、週に5コマ授業を受けます。英語とドイツ語の授業の割合は3:2です。英語は現地の大学に通う学生と一緒に文学・翻訳・ライティングを学びます。授業は教員の質問に対して学生が発言する方式です。現地の学生の外国語運用能力はとても高く、授業内容も複雑なためついていくのに必死です。また、授業中に行われるグループでのディスカッションでは、内容を理解しつつ自分の意見を確立することが難しいです。ドイツ語の授業は様々な国から来た留学生とともに受けています。授業は、難しい文法事項を除いて基本的にドイツ語のみで行われるため、集中して授業に向き合わなくてはなりません。
学習環境としての街の様子
この国では公用語としてドイツ語が使用されています。買い物やお店で食事をするときなども、店員さんとの会話はすべてドイツ語で行われます。授業で習った表現を実際に使う場面もあり、生活しながらドイツ語を学んでいくことができるため、言語学習に最適の環境です。また、駅のアナウンスや道行く人の会話もリスニングとして活用することができ、常にドイツ語に触れる機会があります。一方で、聞かれていることが分からず困ることもあるのですが、たいていの人が英語で言い直してくれるため不自由なく生活することができています。マインツでは定期的にマーケットやお祭りが開かれており、ドイツならではの文化を体験することもできます。
授業がある日の典型的な日程
今学期は火曜日から金曜日にかけて1日1~2コマの授業があります。昼頃から始まるものが多いため、午前中に予習をしたり家事を済ませたりしています。放課後は友だちとごはんを食べに出掛けたり、大学で行われているエクササイズプログラムに参加して体を動かしたりと有意義に過ごしています。特に忙しい金曜日を例に挙げると、朝から90分の講義を2コマ受けた後、学内の寮に戻り洗濯をして食材の買い出しに行くというような感じです。ドイツは宗教の関係で、日曜日と祝日はほとんどのお店が開いていないため、日曜日に授業の復習や課題に取り組むことが多いです。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
ドイツに来てから、年齢・職業・国籍が違うたくさんの人たちと交流しました。彼らと関わっていく中で、異文化に触れたり考え方の違いを実感したり、意外なところに共通点を見つけたりすることがあり毎日が新鮮です。ドイツ語学校の友だちとお互いの国について話しているときに、相手の国の現実が想像していたものと異なることが多く、いかに自分が日本で得た情報だけに囚われていたかが分かりました。実際に現地の人から聞く話は驚きや発見が多く、とても興味深いです。また、ドイツ人の友だちから、ドイツ語の単語や表現を引き合いに出して日本語で同じような表現はないのかと尋ねられることがあります。多くの場合、あまりしっくりくる表現がなく返答に困ってしまうのですが、逆もまた然りです。このことから、文化や概念の違いが言葉に影響するのではないかと考えるようになりました。留学してまだ3カ月しか経っていませんが、ドイツに来てすでにたくさんの学びを得ました。残りの期間も意欲的に学ぶ姿勢を忘れず、楽しみたいと思います。

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自分の学習状況
リール・カトリック大学は、他の留学先に比べて出発時期が遅く、帰国も早いです。そのため、限られた時間の中で少しでも多くのことを学んで帰ろうという気持ちをもって毎日を過ごしています。
フランス語に加えて英語の授業も受けないといけないので、フランス語の勉強時間が足りていないと感じることがあるのも事実です。そのため、学校以外の外出先では積極的にフランス語を使うことを意識しています。 フランスでは、私は外国人とみなされるのでしょうか、英語で話しかけられることも少なくありません。しかし、日常のコミュニケーションを大切にすることで、フランス語と英語、両方の上達を実感しています。授業がある日の典型的な日程
授業がある日の日程は、寮の朝食会場でご飯を食べて、朝9時から12時までフランス語の授業受けます。昼食を学校の食堂でとり、午後1時から4時まで英語で行われる選択制の授業を受けます。普段はそこから寮に戻り、友人とご飯を食べにいきますが、そうでない日は、自炊や洗濯などの家事をし、授業の課題やその他の勉強に励んでいます。渡仏前にはあまりしたことのなかった家事と勉強を両立させるのは少し大変ですが、それ以上に充実した日々を送っています。
学習環境としての街の様子
リールはフランス北西部の国境近くに位置する人口20万人強の中堅都市で、鉄道駅からはユーロスターやTGVなどの国際・優等列車が発着します。そのため、パリなど国内の主要都市だけではなく、ベルギー、イギリスなどの諸外国への玄関口として知られています。大学のプログラムの一環でベルギーの首都ブリュッセルを訪れることもあり、多くの場面でヨーロッパの文化を感じることができます。また、リールには、美味しいパン屋さんやカフェ、レストランがたくさんあるので、本場のパンやフランス料理を味わうことができます。さらに、フランスの街並みは古くから保存されている建物がほとんどなので歩くだけでも楽しいです。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
フランス人は挨拶を大切にします。バスの運転手やお店の人、時にはすれ違う人にさえ« Bonjour ! »と挨拶をします。それをきっかけに会話が弾んだり、気分が良くなったりと、挨拶は生活を少し豊かにしてくれます。日本では、街ゆく人に挨拶したり、会話を交わしたりすることはあまりありませんが、それでも「一期一会」という言葉が思い出され、ここに来て挨拶の大切さに心を打たれています。
また、フランス人はとても親切な人たちだと感じています。なかにはそうとも言えない人もいますが、フレンドリーで親切なフランス人の国民性のおかげで、楽しく安全な留学生活を送ることができています。

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自分の学習状況
私は小学生の頃に英語を学ぶための留学を2回経験しましたが、朝鮮語と英語の両方を勉強すること、そしてこのような長期間の留学は今回が初めてでした。韓国に到着した時、私は期待に胸を膨らませており、外国語学部から一緒に留学に来た友達に比べてそこまで朝鮮語が話せないのにもかかわらず、焦りや不安を全く感じていませんでした。しかし、本当に朝鮮語以外通用しない場面に直面した時には、勉強したはずの文法や単語も思うように出てこず、苦労しました。振り返ってみると、私は幼い頃から英語を勉強してきたこともあり、困ったことがあった際には英語を使えばいいだろうという浅はかな考えを持っていたのだろうと思います。人一倍の努力をしなければこの先韓国での日常生活もままならないと思い、毎日一生懸命朝鮮語の勉強をし、休日には会話の実践練習のため一人でも観光地に行きました。4ヶ月が経った今では英語よりも先に朝鮮語が頭に浮かぶようになってきたことを嬉しく感じているのと同時に、自分自身の大きな成長を実感しています。
授業の様子
2月中旬に韓国外国語大学付属の韓国語文化教育院(語学堂)の1~6級まであるレベル分けテストをオンラインで受験し、その結果に応じて振り分けられたクラスで朝鮮語の授業を受講しています。日本にいる間に事前に履修登録をした英語の学部授業は2月下旬から始まり、語学堂での授業は3月上旬から始まりました。語学堂の授業は全て朝鮮語で行われており、1クラスの人数はおよそ15人程度で、様々な国から来た学生が在籍しています。授業では、文章読解、筆記、聞き取り、会話練習など、朝鮮語を満遍なく学ぶことができます。一日に新しい文法を2つ勉強し、毎日それに関連する宿題が出されます。授業内では朝鮮語以外の言語での会話が禁止されているので、集中して勉強ができる環境が整っています。語学堂は平日の9時から13時までと4時間、英語の学部授業は一週間に3回、15時から17時までと、2時間ほど授業があります。私たちはライティングの授業を2つと、朝鮮語で行われる英語のメディアに関する授業を履修しています。
授業がある日の典型的な日程
韓国外国語大学の敷地は、韓国にある大学の中では必ずしも広い方ではありませんが、建物が綺麗で移動もしやすく、新しく建てられた図書館や、自習スペースなどもあるため、勉強する環境にとても恵まれていると感じています。私たちが暮らしている寄宿舎は大学内に位置しているので、校舎まで徒歩5分と近く、比較的ゆっくり朝の準備をすることができます。語学堂の授業が終わった後は韓国外大前駅付近にあるご飯屋さんで昼食を取ったり、美味しいキンパ(韓国海苔巻き)をテイクアウトして寄宿舎に戻り、友達とご飯を食べたりして過ごすことが多いです。そして韓国外大の学生食堂は価格が1食500円以下と安く、味も本格的で美味しいことで有名なので、時々節約のために食堂で昼食を済ませたり、寄宿舎の1階にあるコンビニでご飯を買ったりしています。語学堂や学部授業の試験期間前などは、外大前にあるカフェに行き、朝鮮語の授業の予習・復習と英語のライティングの課題などをして、毎日忙しくも楽しい日々を過ごしています。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
これは他の留学先にも共通することだと思いますが、語学堂に通っているだけでは現地の友達を作るのが非常に難しく、実際のその国の言語や文化に触れられる機会が多くありません。そこで私はこれまでしてこなかった新しい試みを始めようと、SNSなどを活用して積極的に日本語を勉強したいと思っている人を探し、交流の輪を広げました。今では週末に一緒に言語交換をできるような友達に出会うことができました。留学生活も残すところあと6ヶ月となりましたが、今では学校生活にも慣れ、長いようで短い10ヶ月間、寮生活を誰かと共にすること、学業と普段の生活を両立することの難しさを痛感しましたが、留学先として韓国を選択したことを決して後悔していません。このような充実した日々を過ごせていることへのありがたみを毎日実感しています。日本では経験できないようなこの与えられた環境に感謝し、残りの期間も無駄にすることなく勉学に努めようと思います。

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自分の学習状況
英語は、スピーキングとライティングの授業を受けています。特にスピーキングに特化した授業が多いです。以前は英語で人とコミュニケーションをとることや、人前で話すことに対して抵抗があり、不安でいっぱいで上手く話せなかったのですが、今は以前よりも気楽に話せるようになりました。例えばプレゼンテーションをするとき、以前は原稿を作ってそれをすべて暗記して話していましたが、今では原稿なしで自分の言葉で話せるようになりました。中国語は、留学当初は授業で先生の話していることが理解できないことが時々ありました。しかし、毎日の課題と予習、毎週のプレゼンテーションを通してたくさんの知識を吸収することができました。今は簡単なコミュニケーションはすべて中国語でとることができます。英語、中国語ともに、様々なトピックについて考えを深め、自分の意見をそれぞれの言語で発することが多いため、日々外国語運用能力の上達を実感しています。
授業の様子
中国語の授業は毎日2時間あり、すべて中国語で行われます。クラスには様々な国から来た学生が集まっていて、授業中はクラスメイトと自国の生活や文化などについて意見を交わす機会が毎日あるため、日々の授業の中で異文化間交流を深めることができます。英語は、週2回のオーラル・トレーニングの授業、週1回の選択授業とライティングの授業、週2回の夜間授業があります。主に成功大学の学生と一緒に授業を受けます。ペアワークやグループワークを通して、お互いのことをよく知れて仲が深まります。そしてそれぞれの授業でプレゼンテーションをする機会が多いので、パブリック・スピーキング能力を十分に鍛えることができます。
学習環境としての街の様子
現在住んでいる寮や大学付近にはカフェがたくさんあり、価格も比較的安いので、自習や課題をするのに最適です。私も週末や空きコマの時間によくカフェを利用しています。店内は勉強をしている大学生でいっぱいなので、集中して学習に取り組むことができます。大学のキャンパス内にある図書館も学習環境として最適です。個々に分かれているテーブル付きのソファがたくさんあり、充電用のコンセントもついているので、時間を気にすることなく学習に集中することができます。
授業がある日の典型的な日程
今は夏学期に入りましたが、春学期は午前中に英語の授業を受け、午後に中国語の授業を受けていました。中国語の授業は毎日15時に終わります。その後何も予定がない日はそのまま寮に帰って休んだり、図書館で勉強したりします。週2回程度、成功大学の学生が言語交換パートナーとして1人ずつ付いてくれるので、そのパートナーとカフェに行ったり、一緒に夜市に行ったり、中国語と日本語を教え合ったりして放課後を過ごすこともあります。

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自分の学習状況
私は高校一年生の時に中国語の学習を始め、関西大学では中級クラスに所属していました。北京外国語大学の授業が始まる数日前にクラス分けテストがあり、関西大学の学生は2つのクラスに振り分けられました。そして私は2年生のクラスで授業を受けることになりました。新学期の最初の2カ月はコロナ禍の影響により、オンラインで授業を受けていました。最初のうちは先生の話す中国語が速くてなかなか慣れませんでしたが、4月に現地に渡航してからは嫌でも毎日中国語を聞くことになるので段々と耳が慣れていきました。そして、外国人の友達ができてからは自分が言いたいことも日本にいる時と比べてスラスラといえるようになりました。
学習環境としての大学の様子
大学にはいろんな国の学生が在籍しており、母語もバラバラですが、中文学院の学生同士では中国語が共通言語となるので、日々友達との交流を通して中国語運用能力を高めることができます。また、北京外国語大学では、毎週水曜日と金曜日の夕方に行われる汉语角(漢語角)という留学生同士で交流する活動をはじめ、多種多様なイベントが盛んに行われているので、中国語を上達させるための機会がたくさんあります。また、学生は全員キャンパス内の宿舎に住んでいるため、部屋から出れば一人は外国人の友達に会うことになるので、時間があるときは積極的に外に出て中国語で友人とコミュニケーションを取るようにしています。
授業がある日の典型的な日程
私が所属している本科生の2回生のクラスでは、必修科目で阅读(閲読),听说(聴説),汉语(漢語)の3つがあり、そのほかに、中级语法(中級語法)や、语言与心理(語言と心理)などの選択科目も受けています。一限は朝8時から始まり、一コマ50分で行われ、10分休憩があり、そのあとに同じ授業をまた50分受けます。そして次の授業までの休憩時間は20分あり、昼休憩は1時間あります。選択科目は15時10分から17時の間で行われます。私の場合、水曜日は必修科目が無く、選択科目も取らなったので1日休みです。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
現地に渡航してからは、一歩部屋から外に出れば中国語を使わないと友達とも意思疎通ができないため、日本にいた時よりもリスニング力と会話力がすごく向上したと感じています。また、お金の支払い方法のほとんどは"支付宝(アリババペイ)"か"微信(ウィーチャットペイ)"という中国のアプリで行われ、現金はもちろん、クレジットカードすらも使うことがほとんどないことに驚きました。また、大学にはいろんな国の学生が集まっているため、中国の文化はもちろん、いろんな国の言語や文化にも触れる機会があり、日本にいる時に想像していた以上に異文化理解を深めることができています。

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授業の様子
レベル分けテストの結果、私が配属されたクラスは計25人ほどで、韓国人と日本人が多いです。私たちの留学はコロナ禍の影響で、オンラインで始まりました。4月より現地留学という通常とは異なるパターンだったので、途中からクラスに入る不安や心配もたくさんありましたが、みんな優しく気さくに話しかけてくれるクラスメイトばかりですぐに打ち解けることができました。語学生の授業は読み書き、リスニング、会話を中心に3つに分かれていて、どの先生も分かりやすく教えてくださるし、分からないところはすぐに質問できるいい環境です。また課外学習として博物館に行ったり、それぞれの母国を紹介しあったり、座学だけでなく発表の機会もたくさんありとても勉強になっています。私は、読み書きよりも聞く力、話す力に不安があったのでグループディスカッションやディベートに特に力を入れています。
授業がある日の典型的な日程
私は、毎日8時30分から11時45分の4コマの授業のみで、午後からは自由時間です。昼食を食べた後は、先に復習や課題、次の日の予習を終わらせてからサークル活動に参加したり、友達と出かけたりしています。大学のすぐ近くに大型ショッピングモールや、気軽に立ち寄れるカフェやジュース屋さんがたくさんあるので、ほぼ毎日友達と行って勉強したり店員さんとお話ししたりしています。また、寮の共有スペースで普段関わらない学生と友達になったり、ルームメイトとご飯を食べに行ったり、授業が午前で終わってしまう分、1日の中で「中国語を使う時間」を大切にしています。
学習環境としての街の様子
華東師範大学は中国の大都市である上海にあるので、交通の便もよく海外のものもたくさんあり、留学生にとってとても住みやすい街だと思います。日本に比べて物価も安いので何をするにも低コストでいろんなことに挑戦しやすいです。一歩外に出ると、先生とは違い喋るスピードが速く聞き取れなかったり、中国人はせっかちな人が多いので「怖い」と思ったりするときもありますが、徐々に理解できるようになるし、それを自分で実感できたときにすごくモチベーションがあがります。私は美容室やネイルサロンにも行きましたが、分からないことだらけでも親切に対応してくれますし、街に出るだけで新たな発見や学びがたくさんあるので、怖がらず何事にも挑戦することが大切だと思いました。
当地で学び始めて感じた驚き・感動など
中国に来て一番驚いたことは、すごく便利だということです。例えば、中国ではQRコード決済が一般的で、現金やカードを使うことはほとんどありません。電車やバスに乗ることも、食堂でご飯を食べることもスマホ1つでなんでも出来てしまいます。また、デリバリーやネットショッピングは日本よりも発達していて、学校内にデリバリー専用のロッカーがあり、商品を頼むと翌日には届くことがほとんどです。物や食事に困ることはないですが、中国語は特に発音が難しいので、自分が思っている発音では伝わらず諦めてしまうことも多いです。しかし文法がぐちゃぐちゃでもなんとか伝えようとする気持ちがあれば、現地の人は親切に聞いてくれるし、段々伝わるようになります。留学も残り半年ほどですが、少しでも成長できるように頑張っていきたいと思います。