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スタディ・アブロード・プログラム 体験レポート バックナンバー

オレゴン大学(アメリカ)

2022
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授業の様子

 学校のAEI(American English Institute) の授業では、スピーキング&リスニング、グラマー、リーディング&ライティングと三つに区別され、それぞれレベルが1〜6に分けられています。全て自分のレベルに合わせてクラスを受けることができるので、問題なく楽しく90分の授業を受けることができると思います。わからないことがあっても気軽に授業中に聞くことができます。また、他国から来る人もたくさんいて発表などもみんなが積極的でいつもクラスが賑やかです。

学習環境としての街の様子

 オレゴン大学があるところはEugene という街で都会ではなくどちらかというと田舎の方で、周りには飲食店などがいくつかありますが、自然が豊かで落ち着いたところなので勉強をするにはとてもいいところです。また、3~4月には雨の季節があるのですが、5月からは暖かくなり、日没が遅くなるので20時でもまだ明るく安全に帰ることができます。また、近くに前オバマ大統領が来たと言われているアイスクリーム屋さんもあり、授業の合間に行くこともできます。

授業がある日の典型的な日程

 月曜日から木曜日まで週4の基本10時から16時まで受けます。その後ジムに行って筋トレをして、スポーツ器具なども貸し出ししているので、スポーツをしたりして、帰ってきてホストファミリーとご飯を食べて、また自由時間になるので課題などすることをします。友達と遊ぶ時は授業へ行く前に朝からジムに行って運動したり、筋トレをしたりしています。ジム、スポーツ器具などを無料で使えます。また、カンバーセーションパートナーというプログラムに参加をすれば、週一回現地のネイティブの人と1時間交流することができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オレゴンに来て最初に思ったことが、自然が多いことと全てのものが大きいということです。学校の周りにはたくさん綺麗なところがあり、自然をたっぷりと感じることができるのですが、時々飽きてしまうこともあります。しかし、大学の周りでは毎週ライブがあったりと充実できるところがあることに驚きました。授業では日本人だけでなく、サウジアラビア、中国、ウクライナなど様々な国から留学に来るので、他の文化を知ることができます。また、英語力を一番簡単に伸ばす方法は勉強もそうですが、現地の人とどれだけ交流するかということが大切だと感じました。

2020
どのような環境でも自分で目標を定め、考えて行動することで、多くの出会いと成長の機会を得ることができました。
門野 春佳 さん
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 自然が豊かな環境に憧れて、オレゴン大学に留学しました。最初の6カ月間は大学付属の外国語学校、その後の2カ月間は学部の授業を受けましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、全てZoomでの受講となりました。外国語学校には世界各国から学生が集まっており、家族構成や結婚観など、お互いの文化背景の違いを実感。この6カ月間で、学術的な英語の書き方や、長文全体の意味を速く理解する力が身に付きました。また、大学では興味をもっていた言語学の授業を履修。日本語に興味をもつアメリカ人学生もいたため、お互いの母国を教え合いました。当初思い描いていた留学生活とは違う形になりましたが、自分で目標や楽しみを見つけて過ごした9カ月間で得たものは多いと感じます。自ら考えて行動する中で、文化的背景が異なる人々とも互いの意見を尊重し、視野を広げることができました。

留学中の思い出

 Zoomを通して仲良くなった仲間と食事に出かけた際の1枚。

 かぼちゃをくりぬいてランタンを作ったり、全員で仮装したりと、本格的にハロウィンを楽しみ ました。

2019
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授業の様子

 英語学校のAEI(American English Institute)にはグラマー、スピーキング&リスニング、リーディング&ライティングの3つの授業があり、それぞれレベルが1~6まであります。学校が始まる前のクラス分けテストで自分のレベルにあったクラスに分けられるので、問題なく授業についていくことができると思います。1クラス20人ほどの少人数制で、大半が日本、中国、サウジアラビアからの学生です。他にも韓国やチリ、台湾、スイスなどからの留学生もいます。学生の授業に対する姿勢でそれぞれの国民性がわかるので、その点でも授業はとても面白いです。

学習環境としての街の様子

 オレゴン大学はEugeneという街にあります。自然がとても豊かで落ち着いた雰囲気です。電車はなくバスを使って登下校します。オレゴン大学の学生証があれば無料で乗れるので、近くのショッピングセンターにも行くことができます。オレゴン州は夏になると雨が少なく日没が遅くなり、21時でも明るいので、帰りが遅くなっても暗い夜道を歩くこともなく安全です。

授業がある日の典型的な日程

 基本的に月曜日から金曜日まで授業があり、月曜日から水曜日は10時~16時、木曜は10時~14時、金曜は10時~12時となっていますが、ターム毎に変わります。最初のタームだけスチューデント・サクセスという授業が火曜日と木曜日の9時~10時に入っています。学校が終わった後は自由時間なので、課題をしたり、ジムが無料で使えるので運動したりします。また、カンバセーション・パートナーというプログラムに参加していれば、週に1時間、ネイティブの学生が英語の話し相手になってくれます。その後は家に帰ってホストファミリーと夕食を食べ、また自由時間です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オレゴンに来てまず思ったことは、日本に比べてやはり周りに自然が多いことです。綺麗な景色に感動しますが、時に不便な時もあり、困ることもありました。授業に関して思ったことは、いろんな国から来た留学生は、日本人の学生とは異なり、全員とても積極的に参加して発言し、質問することです。この様子を見て、わからないことがあれば恥ずかしがらずに質問して、英語でたくさん話して聞くことが大切だと改めて思いました。

2018
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授業の様子

  最初はAEI (American English Institute)という語学学校に通うので、現地に着いてすぐにクラス分けテストを受け、その成績に応じてレベル1~6に分けられます。語学学校での授業は1コマ110分ありますが、前半50分、その後10分休憩を挟んで後半50分という構成になっているので、集中して授業を受けることが出来ています。1クラスの学生は20人ほどの少人数で、中国や韓国、サウジアラビア、他にもチリなど様々な国からの留学生がいます。Discussionの授業などでは1つのトピックを色々な文化からの視点で捉えることができるので、面白いです。クラスメイトは自分の答えが間違っていても積極的に発表し、先生もその姿勢を評価しているので、僕も負けじと積極的に授業に参加するようにしています。

学習環境としての街の様子

 オレゴン大学のあるEugeneは背の高い建物も少なく、自然が豊かでのどかな雰囲気の街です。オレゴン大学の服を着ている人が多かったり、街の至る所でグッズなどが置いてあったりと、オレゴン大学が街のシンボルのように感じます。Eugeneは比較的田舎だと思いますが、交通の便はそれほど悪くないです。学生証があれば無料でバスに乗れるので映画館やショッピングモールにも気軽に行けます。また、オレゴン州は日が沈むのが遅く、夏は21時でも明るいので学校に遅くまで残って勉強できるのも良いところだと思います。

授業がある日の典型的な日程

 僕の時間割は月・水が13時~17時、火・木が9時~13時、金が8時~12時となっています。学校にはバスで行く学生が多いですが、僕は自転車で20分ほどかけて通っています。オレゴン大学の学生なら大学内のジム、体育館、プールなどが無料で使用できるので、午前中に授業が終わる日は友達と昼食をとって、その後バスケットボールをしたりしています。 また、Speakingの授業をとっていない代わりに、Conversation partnerというプログラムに参加して、オレゴン大学の学生と週2回、1回1時間ほど、1週間の出来事について話したり、課題の相談をしたりして、Speakingの練習をしています。週末は大学が主催しているアクティビティに参加したり、ホストファミリーと出かけたりして過ごしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 アメリカに来てから3か月が経った今、僕が強く感じていることは、自分で考えて行動すること、とりあえず1回実践してみることの大切さです。日本人と一緒にいることは心地がいいし安心します。もちろん友達との時間も大事ですが、それだけではこの貴重な9か月を実りあるものには出来ません。そこで僕はスポーツが好きなので、体育館やグラウンドに通って現地生と交流することにしました。出来ない理由を探せば簡単に見つかります。だからこそ英語が出来なくても1回実践してみようと思いました。最初こそ会話も出来ず現地生の輪に1人で入っていくのは大変でしたが、今となっては友達もたくさん出来て楽しく過ごすことができています。これからも残された時間を有効に使って色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

2017
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授業の様子

 AEI(American English Institute)の授業にはReading, Writing, & GrammarとOral Communicationの2つの授業があり、どちらともレベル1から6まで分かれています。学校が始まる前にテストを受け、その結果によってクラス分けされるので、周りのレベルが高くてついていけないということはあまりないと思います。クラスは約20人の少人数で、大半が中国、サウジアラビア、日本からの留学生です。周りのクラスメイトはわからないことがあればすぐ質問し、納得がいくまで先生と話すなどとても積極的です。そのおかげもあり、自分も頑張らなくてはと思えるので、他の国の人と学ぶことはとても刺激になります。先生も学生もとても優しいので、ぜひ積極的に話しかけてほしいと思います。上記の2クラス以外に、初めてのタームで受けるInternational Student Successというクラスがあります。このクラスでは文化の違いや授業に対する姿勢が違うなかでどのように成功できるかを学びます。正しいメールの書き方や、キャンパス内にどのような施設があるかを教えてもらいます。その他に自分の興味によって受講できる選択授業もあるので、自分の努力でとても充実した生活にできると思います。

学習環境としての街の様子

 オレゴン大学のキャンパスは大変広く、学生が学べる環境がとても整っています。学部ごとに図書館があったり、様々な場所に学習スペースが設けられていたりと素晴らしい環境です。夜遅くまでキャンパスに残り学習している学生のために、家まで無料で送ってくれるサービスがあったり、キャンパス内に警察官がいたりと時間を気にせず学習に集中できます。大学内のジムは無料で利用できるので勉強に疲れたときは気分転換に体を動かすこともできます。常にキャンパスのいろいろなところでイベントが開かれているので、積極的に参加することで交流を深めることのできる素晴らしい環境だと思います。キャンパス内やキャンパスの近くには多くの飲食店があるので、大学でできた友達とお昼ご飯を食べたりすることもできます。

授業がある日の典型的な日程

 私は月曜日から金曜日まで9時から授業があったので6時半くらいに起床し、8時から約30分かけてバスで登校しています。私の周りの友達もバスで登校する人がほとんどで、数人はホストファミリーが送ってくれています。9時から12時までReading, Writing, & Grammarの授業を受け、13時までお昼を食べたり友達と話したりしてから、13時から14時までOral Communicationの授業を受けています。そのあとは、学校に残り課題をしたり、ジムに行ったりと自由な時間を過ごし、18時には帰宅してホストファミリーと夕食を食べています。そのあとは課題が残っていれば課題をし、そうでなければテレビや映画をみたりして過ごしています。Conversation Partnerというプログラムに登録しているので、週に2回授業後にオレゴン大学の学生と1時間1日の出来事や課題の相談など様々な会話をして過ごしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私は人がとても優しくて感動しました。以前Oral Communicationの授業でオレゴン大学の学生10人にインタビューをしなくてはいけないことがありました。私はとても緊張して、断られたらどうしようと心配していました。しかし、話しかけてみるとほとんどの学生が自分のしていたことをやめて、真剣に質問に答えてくれました。留学生だからと言ってあしらわず、快く協力してくれたことにとても感動しました。また学生だけではなく、いつも利用するバスの運転手の方もとても優しく、私が降りる際"Thank you."というと、"Have a nice day."や"Good luck on your test."など気さくに話してくれるので、とても嬉しいです。周りには多くの自然があり、日本にいたころはしたことのなかったハイキングなど様々なアクティビティに挑戦できるのもこの街のいい点だと思います。

2016
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授業の様子

 1回生の時からネイティブの先生による英語だけの授業があったものの、やはり留学先で授業についていけるかが心配でしたが、実際に受けてみると思っていたほど難しいものでなく安心しました。関西大学での授業についていけていればこちらでも問題なく授業についていけると思います。基本的な授業はReading, Writing, Grammarと Oral Skillのクラスがあり、それぞれ6段階にレベル分けされます。  クラスは主に日本人と中国人が占めており、日本人が多いとついつい日本語で話してしまいがちですが、休憩時間などにほかの留学生たちに積極的に話しかけて仲良くなることで、もっと授業が楽しくなると思います。初めはなかなか自分から話しかけるのに勇気がいりましたが、先生もクラスメイトもフレンドリーで、もっと早く仲良くなっておけばよかったと思ったので、ぜひ初めから恥ずかしがらずに積極的に話しかけてみてください。必修の2クラス以外に選択科目を履修することもでき、関西大学での単位も認められるため、ぜひ興味のある授業を探してみてください。

授業がある日の典型的な日程

 月曜日から金曜日まで毎日朝8時から授業があり、6時起床、7時過ぎに家を出発、バスで30分かけて学校へ通っています。私のホームステイ先はSpringfieldという大学があるEugeneの隣の市だったため起きるのが早めでしたが、学校の近くの人は7時に起きている人もいます。8時からはReading, Writing, Grammarのクラスが10分休憩を2回含めて2時間50分あり、10時50分に終了します。その後、約2時間はランチと宿題をして過ごしています。1時から50分間のOral Skill を受け、その後1時50分からはフリータイムでジムに行ったり、近くのショッピングセンターへ買い物に行ったりしていました。また大学内で頻繁にイベントが開催されているため、さまざまなイベントへ参加することが多かったです。またconversation partnerというプログラムで現地学生と週2回、1時間程度話す時間を設定することができ、自分とパートナーの都合に合わせて会える日時を決め友だちのようにおしゃべりを楽しんでいます。

学習環境としての大学の様子

 大学内は広く、授業の場所が遠く大変な場合もありますが、緑が多くとても素敵なキャンパスです。大学の図書館はパソコンも自由に使え、夜遅くまで開いています。また勉強面以外でも無料で使用できる設備の整ったジムがあったり、大学のすぐそばにお店が建ち並ぶ通りがあり、気軽にご飯を食べに出かけたりもできます。  Eugeneのダウンタウンにも近く、バスは学生証があれば無料で乗れるため、授業後におでかけにいくのも簡単です。またAEIによるアクティビティや、大学内で行われる様々なイベントはほとんどが無料でフリーフードがあることも多く、大学内でも楽しく過ごすことができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 Eugeneは過ごしやすく、優しい人が多いと感じます。歩行者優先の運転や、バス下車時にみんな "Thank you."と言って降りたり、次の人のためにドアを開けていてくれたり、街中でもフレンドリーな人が多く、話しかけられることが多いです。小さなことですが、これがふつうだと思ったまま、夏休み中にカリフォルニアを訪れた際、違いに気づかされました。また、バスで行ける範囲に様々な施設があり、自然が豊かなため、景色がとても綺麗で、レジャーを楽しむことができます。消費税がないため買い物もしやすく、そこまで大きな街ではないので危険な場所も多くないと感じます。学生として過ごすにはうってつけの場所だと思います。

2015
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授業の様子

 現地に到着したら、まずAmerican English Institute(AEI)という語学学校に通い、春、夏、秋の3学期間滞在します。基本的な授業はReading Writing GrammarとOral Skillの2つで、それぞれレベルは6段階に分かれています。到着直後に受けるテストでクラス分けが行われます。Reading Writing Grammarはその名の通り、読み物を読み、エッセイを書き、文法を学ぶ授業で、Oral Skillsはリスニングとスピーキングの向上を目指す授業で、発音を学んだりディスカッションをしたりします。1学期目はInternational Student Successという基礎演習のような授業も必修となっています。その他にも選択科目を履修することもできます。クラスは学生の国籍のバランスを考慮して構成されています。

授業がある日の典型的な日程

 Reading Writing Grammarの授業は朝8時から始まるので、1学期目は6時頃に起き、7時半に家を出てバスで学校に行き、10:50まで授業を受け、昼食を取り、13:00から13:50までOral Skillの授業を受け、その後キャンパス内のジムや図書館に行き、17:00頃に帰るという生活をしていました。2学期目はReading Writing Grammarを修了したので、AEISという留学生の為のプログラムの中からWritingの授業を履修しました。それに伴い、家を9:30頃に出て10:00から10:50もしくは11:20までこの授業を受け、13:00から13:50までOral Skillの授業を受け、週2回1時間ずつカンバセーション・パートナーという自分の担当のネイティブ・スピーカーと会話をし、15:00から16:50までAmerican Culture through TVという選択科目を受講し、17:30頃に家に到着します。これは月曜日から木曜日の過ごし方で、金曜日はOral Skillsの授業が8:00から9:50まであります。また、週末には語学学校主催のイベントに参加することもあります。

学習環境としての街の様子

 オレゴン大学は、ユージーンという小さな街にあります。山や川があり自然に恵まれています。大都市ではないので静かで落ち着いており、また学校の図書館は朝から夜遅くまで開いているので、学習環境としては適していると思います。とはいっても、オレゴン大学はユージーンの中心部に近いので、交通の便はそれほど悪くありません。中心部からバスに乗って映画館やショッピングモールに行くこともできます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 留学前は授業について行けるか不安で仕方ありませんでしたが、いざ学び始めてみると心配しすぎる必要はないことが分かりました。他の留学生は、どんなに英語にアクセントがあっても自信を持って話していることが印象的で、私も自信を持っていいのだな、と思うようになりました。そうすると発言数も増え、英語の上達にも効果的だと感じました。また、初めてこちらで書いたエッセイを先生に褒めてもらったこともあり、一年生の授業で学んだ内容がきちんと身についており、こちらに来てからも役に立っていると思いました。

カンザス大学(アメリカ)

2022
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授業の様子

 AEC (Applied English Center)の先生方はわたしたちがわかるまで何度も何度も教えてくださるので、安心して授業を受けられています。また、質問があればEメールで先生と直接コンタクトを取ることができるので、簡単に質問することができます。私自身最初はついていけなくて、テストの点数も平均点以下となってしまうことがありました。先生の言っていることをよく理解できず、宿題の内容もはっきりとわからず、テストもなにを準備していいのかわからなくて、これからどうやっていこうととても困惑しました。しかし、今は先生やクラスメイトに聞いてわからないところを解決し、平均点を上回る点数を取れるようになってきました。

学習環境としての街の様子

 カンザスに住んでいる日本人は関西大学の学生以外ほとんどいないため、常に英語に触れられる環境で生活ができるのもカンザスのいいところだと思います。また、現地の方はとても優しい人ばかりなので、レストランで注文する時や買い物をする時にうまく聞き取れかったとしてももう一度スピードを落として話してくれたりします。さらに、「いい服だね!いい髪型だね!」など、たくさん話しかけてくれたりもするので英語に触れられる機会がたくさんあります。最近では、「いい服だね!」と私の友達が褒められ、可愛い傘をもらっていました。このような環境のおかげで、日常英会話も身につけることができます。

授業がある日の典型的な日程

 授業がある日は、私は朝の10時20分から12時30分までwriting and reading の授業を受け、お昼ご飯をクラスの友達と食べてから、listening and speakingの授業を14時10分から16時20分まで受けています。そして、家に帰ってから課題の少ない時は18時ごろまで、多い時はその日の夜までします。私にとって、この生活は結構ハードですが、毎日満足感と達成感を感じることができるので充実した日々を送ることができています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私は、友達の出来やすさにとても驚きました。クラスでもたくさん友達ができましたし、日本語を勉強しているカンザス大学の学生の友達がたくさんできました。その友達がさまざまな場所へ連れて行ってくれました。例えば、桜を見に連れて行ってくれたり、一緒にピクニックをしたり、遊園地にも一緒に行きました。私自身、留学中にこんなにもたくさんの友達ができると思っていなかったので、とても驚いているとともにとても嬉しい気持ちでいっぱいです。この友達のおかげで、毎日飽きることなく楽しく過ごすことができています。

2021
現地での留学期間を最大限に生かせるように無駄のない行動を計画して実践
日裏 智尋 さん
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留学先の大学の講義が受けられることに魅力を感じ、カンザス大学への留学を決めました。コロナ禍により、2月から7月まではオンラインでニュージーランド・オークランド大学の授業を受講。8月から渡航できることになり、現地での時間を少しでも無駄にしたくないという強い思いで臨みました。留学先では言語学を履修。授業では学生が積極的に意見を発言していく環境だったため、リスニングやスピーキングが鍛えられたのはもちろん、さまざまな物事に対し、自分はどういう意見なのか、そしてなぜそう思うのかを常に考え、人に伝える力を身に付けられたと思います。

留学中に一番印象に残ったこと

現地の友達と苦楽を乗り越えて友情を育んだ

新入生歓迎会をきっかけに、カンザス大学の学生と仲良くなりました。楽しい出来事だけでなく、大変な課題も共に悩んで乗り越えたことで、より強い友情を育むことができたと思います。卒業までにもう一度会う約束をしているので、その日が来るのを楽しみにしています。

2019
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授業の様子

 基本的には朝から授業があり、早ければ午前8時から始まります。授業には、AEC (Applied English Center)が提供しているアカデミック英語のクラスとカンザス大学の正規授業の2種類があります。AECには、リスニング/スピーキングとリーディング/ライティングの2クラスがあり、1クラス1時間もしくは2時間で、他の国の留学生と共に学びます。休憩時間には互いの文化の違いなどについて話し合いながら、楽しく過ごしています。また、カンザス大学の正規授業では、自分の学びたい専門分野を英語で学ぶことができ、たくさんの知識と経験を積むことができます。分からないことがあれば、授業後に教授に聞きに行くと丁寧に教えてくださるので、不安に思うことはありません。ただし、留学前に基本的な英語の知識を身に着けておくことをお勧めします。

学習環境としての街の様子

 留学中にアメリカ国内の様々なところに行く機会がありましたが、やはりカンザスはとても治安の良い地域です。街には緑が多く、フレンドリーな人も多いので安心して生活することができます。ローレンスには多くのバスが通っていて、キャンパスから無料で乗ることができるので、ほとんど全ての場所に行くことが可能です。安全な留学生活を送りたいという人にはとてもお勧めできる大学だと思います。カンザス大学に留学した際は、ぜひ色々な場所に行ってみてください。

授業がある日の典型的な日程

 授業がある日は、基本的に7時頃に起床します。バスを使えば10分程度、徒歩なら20分程度で、寮から教室まで行くことができます。授業の時間帯は、8時から16時のうち4時間程度です。私たちは空き時間などを上手く利用して、昼食をとったり課題をしたりしています。授業後は各自で夕食を食べますが、ミールプランを利用する人、自炊をする人、友達と外食する人など様々です。課題や予習・復習があるため夕食後の時間は主に勉強に利用しています。限られた時間の中で、勉強、食事、家事とやらなければならないことはたくさんですが、時間の管理をしっかりと行えば充実した毎日を送ることができるので、自分に合った生活スタイルを見つけられるよう頑張ってください。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 カンザス大学に留学してよかったと感じたことはたくさんありますが、その中でも特に良いと感じた3つの点を紹介します。1つ目は、インストラクターの人数がとても多いところです。何かトラブルや悩みごとがあった時に、すぐに対応してくださり、手厚いサポートをしてくださるので、留学生活を順調に送ることができます。2つ目は、インターンシップというプログラムを通して様々な社会経験を積むことができるところです。3つ目は、グループトリップがある点です。普段とは違った貴重な体験をすることができます。

2018
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自分の学習環境

 カンザス大学では二種類の授業があります。カンザスに到着してまもなくプレイスメントテストを受け、その結果に応じてAEC (Applied English Center)クラスというレベル1〜5まで分けられた語学授業に割り当てられます。語学授業は2コマあり、listening & speakingと reading & writingに分かれています。春学期は全員がこの授業をとることになります。そして、夏学期または秋学期からカンザス大学の正規授業を受けることができるようになります。正規授業に関しては関西大学が単位を認めている授業の中から選びます。春学期は約1ヶ月、夏学期は2ヶ月、そして秋学期は4ヶ月間授業を受けます。

授業の様子

 AECクラスでは、関西大学の1年次の必修にあった英語と同様の授業を他の留学生と一緒に受けることになります。もちろん授業は全て英語で行われますが、先生方もゆっくりとはっきり話してくださるのでわかりやすいです。授業では学生が自主的に発言することが求められ、またグループやペアで話し合う形式もよくあります。正規授業は当然英語が母語の学生もとるので、教授の話し方がはやかったり、AECほど理解しやすくはないので、はじめのうちはかなり難しく感じます。また専門用語も多く取り扱われるのでなかなか話についていけないことがありますが、個別に質問をしに行けばわかりやすく説明してくれます。

学習環境としての大学の様子

 大学はとても広く、そして自然豊かなところです。授業の行き帰りに歩いていると、野生のリスやウサギなどをよく見かけます。また、施設が充実しています。 図書館は複数あるので、勉強するときに利用しやすいです。レクリエーションセンターと呼ばれる大きな体育館もあり、ジムや室内スポーツを勉強の合間に気分転換として楽しむことができます。大学内やその周辺をバスが走っており、カンザス大学の学生は無料で利用できるのでとても便利です。そしてカンザス大学にはJSA (Japanese Student Association)という日本語を勉強している外国人のグループがあり、ボランティアとしてグループに参加できます。ここでは友達や知り合いがとても作りやすく、優しい人たちがたくさんいます。

授業がある日の典型的な日程

 AECの授業は1日に2コマ、週に4日ほどあります。1コマは1時間から2時間あり、最大で4時間1日に授業があります。時間割は各自異なり、午前中や昼過ぎに終わる人もいれば、夕方に終わる人もいます。また平日の10時から16時まで、Conversation Groupと呼ばれるネイティブの人と会話ができる集まりが催されているので、授業の合間に行って英語の練習ができます。授業後は基本的には何もないので、図書館で勉強や宿題をしたり、ジムで運動をしたりします。

2017
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自分の学習環境

 放課後友達と遊ぶ予定があるときはその友達と一緒に食堂で勉強したり、そのままホームステイ先に帰るときはリビングで勉強したりしています。休日も同様に主にステイ先のリビングで勉強しています。宿題の量はLevelによって異なりますが、それほど多くはありません。私は自分の部屋から常に出ているように心がけ、学校でも積極的に自分から輪を広げていこうとしています。今年度のユタ大学は日本人の割合が非常に多いです。私が今属しているLevelでは約20人いるクラスメイトのうち約半分が日本人あるいは関大生です。機会を待つのではなく自分からということが非常に大切です。学校が提供してくれるアクティビティに参加したり、日本語授業ボランティアに参加したり、たくさんのクラスメイトと話したり、ホストファミリーあるいはルームメイトと話したりすべて自分から行動していくことが必要だと感じました。

授業の様子

 授業は月曜日から木曜日まで8時20分から13時40分までです。1教科は70分で各教科の間に10分休憩が2回と20分休憩が1回入ります。次に授業内容についてですが、Levelによって生徒数も大きく異なります。多くても20人以内で、授業では発言が当たり前です。Grammarは中学校、高校で習ったことが大半です。しかし、その中にも日本で習わなかった細かいことや日本で習ったことと少し異なることも学びます。Writingは関西大学1年生時に習ったことが非常に重要です。それを覚えておけば発言できる回数も多くなり、また基礎知識として入っているので宿題やテストもよい点数を取りやすくなります。Readingは授業中にParagraphを読むように言われることが多いですが、日本人は中学生のころから英語を学んでいるのでみんなすらすらと読んでいます。SpeakingはLevelによって学習形態が大きく異なります。この授業の特徴は、圧倒的に発言回数が多いということです。単なる授業形態をとるクラスもあれば、劇などの感情表現中心の形態をとるクラスもあります。このようなスタイルの授業は日本では少ないかもしれませんが、毎回緊張を感じつつも積極的に参加しています。語彙量だけでなく表現する力も以前より上達してきていると実感しています。

学習環境としての大学の様子

 私たちELI(English Language Institute)生がいるAnnex Buildingは、学部生のいる建物からは遠く徒歩10分ほどかかります。図書館もその一帯にありますがおそらくELI生はほとんど利用しません。ELI生は放課後大学内で勉強するためにStudy HallやCafeteria、Computer Labを主に利用しています。Study HallはAnnex Buildingの一教室で放課後14時頃から利用できます。そこにはNative Speakerがいるので、宿題の分からないところや授業で理解できなかったところを尋ねることができます。Computer Labは朝7時30分から開いており、そこで印刷することもできます。Cafeteriaはそれほど大きくはありませんが、放課後になると隣接している売店も閉まり多くの生徒がそのまま帰宅するので非常に静かで勉強しやすい環境になります。ELIの先生たちは優しくておもしろい先生ばかりです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動

 今最も痛感していることは、留学生活は自分次第でいくらでも変わるということです。ユタ大学では現在Session2が終わろうとしているところです。Session1ではELIのアクティビティにもNativeがいないという理由からあまり参加せず、日本人の友達と遊ぶことが多かったです。しかし、それに危機感を覚え「Session2からは積極的にクラスの子たちに話しかけにいこう」と決めました。新しいSessionが始まって仲の良かった日本人の子とクラスが離れましたが、今はそれでよかったと思います。自分一人なのでためらうことなく自分で新しい友達に話しかけにいくことができました。また、アクティビティにも積極的に参加しそこでクラスが異なる友達もたくさんできました。Nativeでなくても、自分より多くのボキャブラリーを持っている人や英語圏に何年間か住んでいる人から学ぶことはたくさんあります。留学したときは日本でできないことにたくさん挑戦してみてください。

2016
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自分の学習環境

 私は現在、AEC(Applied English Center)という、大学の講義を受講するための知識とスキルを身に着けることなどを目的とした授業を受講しております。AECは2種類の授業があり、レベルは5段階あります。私自身は現在両クラスともレベル5に位置し、順当にいけば秋からは大学の講義を受講することになります。しかし、AECの授業ではwriting, listening, grammar のスキルについてが主であり、ただ授業を受けるだけではspeakingのスキルはなかなか上達しません。よって、私の場合は外国人の友達との交友を増やすことと自主的に苦手である発音に関して勉強するなどして補っています。

学習環境としての大学の様子

 カンザス大学は日本人が留学するには最高の場所です。カンザス大学において日本人は希少であるため、必然と外国人と関わる機会が多くなり、いやでも毎日の日常がspeaking の練習の場と化します。また、施設面では学生は無料でバスを利用できますので移動には困りません。24時間空いている図書館もあるので、勉強に集中したい時など非常に便利です。大学内のジムでは、ウェートトレーニングはもちろんいろいろなスポーツができ、気分をリフレッシュすることが可能です。他にもエッセイなどを無料で指摘してくれるブースやconversation groupsなどが存在するため、学習、健康面などを含めて充実した設備がカンザス大学には揃っています。

授業がある日の典型的な日程

 AECのレベルにより、日程は大きく変化しますが一日の授業は2~4時間です。私の場合、夏季期間はAECのレベル5の授業を受けているので9時から11時までが授業。その後、12時から1時間ほど、インターンシップとしてconversation groupsに参加。2時から5時は宿題、自主勉強に時間をあて、7時から10時までをバスケットボールに充てています。AECのレベルが4以下、もしくはカンザス大学の講義を受講する場合は一日の授業時間は4時間ほどになりますが、それでも時間はたくさんあります。よって私たちは上記の通りconversation groupsに参加したり、ジムに行き交友関係を広げたりなど人それぞれ方法は違いますが、アメリカにいるという利点を活用しつつ英会話の場を設けることで時間を有効に活用しています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動

 アメリカに来て驚いたことは、自分の英語が通じない、ということです。もちろん、全く通じないわけではありません。しかし、発音が少し違うだけでも理解してもらえなかったりすることが多々あります。私自身、もともと発音に自信があったわけではありませんが、それでも通用はすると思っていました。Listeningもそうです。僕にとって一番自信のあったそれも、いざネイティブスピーカーの日常会話を聞き取るとなると、まったく不十分であり、話についていけないことなど多々あります。正直、来た当初はショックでした。しかし、この経験によって、自分がこの留学で何を学ぶべきか、学びたいのかを明確に把握することができました。幸いにも、時間も環境も山ほどありますし、基本的にカンザスの人は優しい方が多いです。この環境で約9カ月、自分の英語力を磨けることに感動と感謝しか今は持ち合わせていません。

2015
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授業の様子

 留学生が英語の基礎を身に付けるために最初に通うことになるAEC(Applied English Center)の授業では、Reading & Writing/Speaking & Listening/Grammarの3つを重点的に鍛えます。カンザスに到着した直後に受けるテストの結果によって、受けるクラスのレベルが決められます。そのため自分と同じレベルの人と切磋琢磨しあいながら学習することができます。レベルによってクラス人数は異なりますが、クラスの多くは10~15名の少人数なので、先生やクラスメイトとコミュニケーションを取りやすく、楽しく授業を受けられます。また質問しやすい環境なので、わからないところをきちんとクリアにすることができます。学期末に行われるテストをパスすると、秋学期からKU(University of Kansas)の学部授業を受講できるようになるので、現地の学生に混ざって講義を受け、専門的な知識を学ぶこともできます。

学習環境としての大学の様子

 キャンパスはかなり広く、施設も充実しています。キャンパス内を走っているバスがあり、KU(University of Kansas)生は無料で利用できるので、通学手段にも困りません。もちろん、運動がてら徒歩で通学することもできます。図書館も大きくて充実しています。夜遅くまで開放されているので、調べ物や勉強する際には非常に役に立ちます。キャンパス内にはスポーツジムもあり、様々なスポーツや筋トレをすることができます。体を動かすことで、ストレス発散やリフレッシュにもなるので、勉強に行き詰った時に最適です。緑が多く、快適に勉学に励める環境が整っています。

授業がある日の典型的な日程

 人によって時間割は異なりますが、基本的には1日に2つ授業があります。私の場合は8時からスタートの授業が一番早い授業です。その授業がある日は、7時30分には寮を出ます。そして授業が終わると一旦寮に帰って、昼食を取ります。しばらく休憩して、再びキャンパスへ行ってもう一つの授業を受けます。授業後は、AECが行っているConversation Groupに参加し、英語で会話をしてリスニングとスピーキングを鍛えます。そこから帰って、夕食を食べると、宿題の時間です。宿題は毎回出されるので、きちんとこなします。シャワーを浴びて、次の日に備えて0時には就寝します。そして翌朝も朝起きて学校に行く、というサイクルです。非常に規則正しい生活を送っています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動

 アメリカに来てまず感じたことは、「世界は広い」ということです。様々な人と交流することで、自分がいかに小さな範囲で生きてきたかを実感させられました。人種が違えば、価値観や宗教、生活習慣も違います。映画などで見るよりも、実際に体験すると困惑することが多かったです。しかし、そうした日本とは全く異なる環境に身を置くことで、異文化に対する理解が深まり、物事をとらえる視野が広まったと思います。そしてこちらに来て一番感じたことは、人のやさしさです。わからないことがあれば理解できるまで説明してくれますし、心配事があれば親身になって相談にのってくれます。重いものを運んでいたら、見知らぬ人でも手を差し伸べてくれます。そうしたやさしさを感じることで、留学生活も楽しく過ごせますし、人のつながりには国籍は関係ないということを実感しました。

2014
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自分の学習環境

 私の受けている授業では主にエッセイを書く練習をしているので、授業中や課題を通してライティング能力を鍛えるようにしています。授業外ではAEC (Applied English Center; カンザス大学で学ぶ外国人学生の為の英語学校)が行っているConversation Groupsに参加して、アメリカ人や他の留学生と会話し、スピーキング・リスニング能力を鍛えるようにしています。またキャンパス内では、学生なら無料でNew York Timesなどの新聞が読めるので、時事問題を学ぶことも出来ます。学校が休みの日は、日本から持ってきた単語帳や、映画を観てボキャブラリーや会話表現を増やしています。授業や本からだけではなく、友達と遊びに出かけることも自身の英語力を伸ばす良い機会なので、参加できるイベントには積極的に取り組み、楽しみながら学ぶことを心がけています。

授業の様子

 現在私たちはAECの授業を受講しており、そこで他の国から来た留学生たちと一緒にリーディング・ライティング・グラマーを勉強しています。AECの学生は、各学期の最後(関西大学生はアメリカ到着時、春学期末、夏学期末の計三回)にテストを受けて、一定の基準を超えることが出来れば大学の正規授業を取ることが出来ます。また、上級クラスに入ることができれば、授業の評価によりテスト免除にもなるので、学生全員が授業に真剣に取り組んでいます。他の国からの留学生たちは、年齢・宗教・専攻も全く異なるので、そんな彼らと共に英語を学ぶのは大変良い刺激となっていて、毎日の授業が楽しいです。

学周環境としての大学の様子

 カンザス大学は関西大学よりも広いキャンパスを持ち、学舎・図書館・スポーツジム・ショップなど、充実した施設が揃っています。生活に必要な物はキャンパス内でも揃えられるので、学習に集中した生活も送れます。図書館は深夜まで解放されているところもあり、平日にも多くの学生たちが利用し、勉学に励んでいます。私たちが住んでいる寮からは食堂やバス停も近く、簡単に図書館や教室にいくことが出来ます。また、数多くのクラブ活動やイベントがほぼ毎日行われるので、常に新しい何かに挑戦する機会があります。学生や教授もフレンドリーな人が多く、留学当初は大変彼らにお世話になりました。カンザス大学は勉学に励むには最も適した場所だと思っています。

授業がある日の典型的な日程

 私の場合は朝8時に授業が始まるので、6時30分頃に起床・準備し、7時に寮を出発、寮近くの食堂で朝ご飯を食べてからバスや徒歩で授業に向かいます。一日に1つか2つの授業があり、私は60分の授業を受けているので比較的早く終わります。授業後は主にConversation Groupsに行き、彼らとの会話を楽しみながら英語力を鍛えています。大学からダウンタウンも近いので、公共図書館に行くことも出来ます。昼食や夕食も、基本的には寮近くの食堂で食べています。同じ寮やクラスで仲良くなった外国人の友達と一緒に食べることもあります。運動したいときは、いつでも手軽にジムに行けるので、バスケットボールなどのスポーツを楽しみます。寮に戻ると、翌日の課題をしたり、映画を観たり、寮のロビーで他の友達と会話するなどして過ごしています。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 カンザス大学に来てまず驚いたことは、私たち日本人以外の外国人学生の多さでした。様々なバックグランドを持つ彼らと共に学ぶことは、一つのテーマを様々な観点からみるきっかけになるので、自分たちの意見をしっかり持つことの大切さを感じました。また日本に関して説明を求められることも多いので、外国人の友達に日本について説明しながら、自身も日本文化を振り返る機会が多くあります。アメリカの学生はオンとオフの切り替えが上手く、授業や課題中はマジメに学習に取り組み、休日は思いっきり楽しむといったスタンスなので、本当に楽しそうに大学生活を送っているように感じました。アメリカに来て、多様な学生たちと共に学べる現在は本当に充実しています。

2013
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自分の学習環境

 授業ではほぼ毎回課題を出されるので、寮に戻ったときはまずそれに取り掛かります。難しい問題や、プレゼンの準備をするときでも、自分の出来るだけのことをして授業に臨もうと心掛けています。またそれ以外にも時間があれば映画のDVDを借りてみたり、野球の試合をテレビでみたり、通学や部屋の掃除などをしながら音楽プレーヤーで洋楽とラジオを聞くようにして、出来るだけ英語にふれる時間を増やそうとしています。正直聞いていてもほとんど理解するのが難しく、ストレスになるようなことも多いですが、日本語を勉強しているネイティブの友達曰く、「聞いていれば分かるようになる日が来るから気楽に楽しんだらいいよ」と言われたのでその言葉を信じてやっています。

授業の様子

 私たちはまずAEC(Applied English Center)と呼ばれる語学学校で学び、そこでのテストで一定の基準を満たせばカンザス大学の正規授業を取ることができます。AECのクラス内での国籍の割合はサウジアラビア、中国、韓国人が多く、そのほかにもブラジルやペルーなどの南米から学びに来ている人も少なくはありません。年齢層も幅広く、私たち同世代のほか、一度母国の大学を卒業してから来る人や、既に結婚している人など様々です。そのような人たちの高いモチベーションにいつも刺激を受けています。先生はとても親切で、わからないことがあれば理解するまで説明してくれるため、クラス全員が質問をしやすい環境が整えられています。また授業では問題を答えるだけでなく、そのトピックについて意見を交換することもあるので、日本にはない他の国の文化や考え方も学べる機会にもなっています。

学周環境としての大学の様子

 私たちは大学の敷地内にある寮に住むことが義務付けられています。そこから教室まではバスで10分ほどで到着します。私は関西大学に通っていた頃は、通学に往復3時間以上かかっていたため、疲労で授業の準備や課題を満足に出来なかったことも少なくなかったのですが、そのような心配も無く、授業の時間が空いている時には一度部屋に帰り少し昼寝をすることもできるので、そこで次の授業に気持ちを切り替え集中して臨むこともあります。寮のロビーでは人がたくさん集まっており、そこでは課題をしたり談笑したりしている人もいます。カンザス大学の学生は優しい人が多いのですぐ友達になることができ、その友達と会話をしたり課題を手伝ってもらっている人も多いです。また大学内の図書館も複数あり、中には24時間開放されているところもあります。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 感動したことのひとつとして人柄が挙げられます。とても優しい人ばかりで、ほとんどの週末にはパーティやキャンプや映画に誘ってもらっています。今では日本人は私一人だけで、他はネイティブの友達だけという環境の中で遊びに行くことも少なくありません。ほかにも自分たちで企画をし、寮で日本料理をつくってふるまったり、野球をしてコミュニケーションをはかっています。また私の留学中の一番好きな時間のひとつは、現地で仲良くなった友達と夢を語り合ったり、思っていることを話すことです。カンザスに来た当初は「なぜ英語を学んでいる?」「将来は何をしたい?」といった質問にちゃんとした返答ができず、自分の考えがまだまだ浅かったことを思い知らされました。それに比べてカンザスの友達は、将来のビジョンを持ち勉強と遊びのバランスがしっかりしているなという印象がとても強く、感心させられることがとても多いです。

2012
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学習環境としての大学の様子

 カンザス大学はとても勉強に適している大学だと思います。大きな図書館がキャンパス内にいくつもあり、なかには深夜まで開いている図書館もあって、自習勉強や友達と勉強したい時などすぐ利用できます。学生も勉強熱心で、期末試験の時期になると大きな図書館も学生でいっぱいになります。図書館の中に小さな売店もあるのでリフレッシュしながら勉強ができます。関大からの留学生は、毎学期末に行われるApplied English Centerの試験で所定の成績を修めればカンザス大学の正規の授業を履修することができるので、みんなお互いに勉強に励み頑張っています。また、カンザス大学の学生なら誰でも利用できるジムもあるので、リフレッシュしたい時や体を動かしたい時にいつでも利用できます。

授業の様子

 カンザス大学にはApplied English Center (AEC) という留学生のための語学学校があり、そこでいろんな国からきた留学生の人たちと授業を受けます。日本と違って、Speakingの授業だけでなくReadingやGrammarの授業においてもグループワークが多いです。いろんな国から来た人と一緒に考え、意見を交換することができるのがグループワークの魅力だと思います。また、先生も留学生に教えることに慣れているので優しく気遣ってくれ、質問にも親切に答えてくれます。日本では黙って授業を受けるのが普通ですが、こちらでは学生は積極的に手を挙げ、先生に質問し、先生も学生の質問に全力で答えてくれます。授業を受けていくにつれ、先生と学生の間にお互いの意見や考えを尊重する気持ちが芽生えていくのがよくわかります。日本の授業と違って「学生中心」の授業で、自然と自分も積極的にクラスの中で発言できるようになりました。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 初めてカンザスに来たときはキャンパスの大きさに驚きました。日本のキャンパスとは比べものにならないくらい大きく、キャンパス内にバスが走っていて、学生のほとんどがバスを使って通学をすることにも驚きました。わたしたちが授業を受ける建物も大きく、綺麗です。そして感動したことは人がとても優しいことです。AECの先生方や留学生はもちろんのこと、いつもわたしたちを送ってくれるバスの運転手の方や寮の掃除の方も、私たちにいつも笑顔を向けてくれ、How are you? と声をかけてきてくれます。困ったことやわからないことがあって、文法がむちゃくちゃな英語でも真剣に聞いてくれ、また理解してようとしてくれる姿勢にも感動させられ、改めて人の温かさを実感しました。

授業がある日の典型的な日程

 AECではまず実力テストを受けて個人個人がレベル分けされます。レベルは5つまであり、自分にあったクラスでいろんな国の人たちと学習し、自分の英語力の向上を目指します。春学期は上記の表にある通り3つの英語科目を取ります。授業のない空き時間は宿題をしたり、友達と話をしたり遊びに行ったりと自由に時間を使うことができます。キャンパス内には誰でも参加できてAECの留学生たちと気軽に英語で話すことのできるConversation Tableというところがあるので、空き時間にはそこに足を運んだりもします。そのほか、授業の後に友達と買い物に行ったり、ご飯を食べに行ったり、友達の家で映画を一緒に見たりと、勉強だけでなく友達と過ごすことができる時間もたくさんあります。

2011
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学習環境としての大学の様子


 カンザス大学にはApplied English Centerという留学生のための語学学校があり、私たちはそこでspeaking/reading、reading/writing、grammar for communication と3種類の授業を受けます。それぞれクラスは5つにレベル分けされており、自分のレベルにあった授業を受けることができます。AECの先生は皆さん親切で、質問をすると、私たちが理解できるように優しく教えてくれます。日本の授業と比べて違うと感じるところは発言する学生が多いことです。わからないことや、自分の意見をしっかり述べている姿を見ると、自分も頑張らなきゃと感化されます。カンザス大学のいいところは、学期ごとに実施されるAECでの試験に合格すればKUの正規授業を受講できることです。私たちはこれを目標に頑張っています。大学内にはたくさんの図書館があり、中には夜遅くまで開放されているところもあるので、一人でゆっくり勉強できます。また学生なら誰でも使えるジムなどもあるので、気分転換もしっかりできます。

自分の学習環境

 学校で出される課題以外にやっていることは、リスニング強化のために洋画を英語字幕で観たり、conversation tableというAECの生徒が集まり、気軽に会話ができるスペースがあり、そこに通ったりしています。また、KUの日本語専攻の学生の方々がとても親切にしてくれ、よく遊びに誘ってくれます。一緒に話しているときに、私の発音がおかしかったり、表現の仕方がおかしかったりすると正してくれます。また私は毎日英語で日記をつけています。こちらに来て、物事を新鮮に感じられたり、英語が話せなくて悔しかったり、毎日さまざまな感情を抱くので書くことがたくさんあります。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など


 こちらに来て驚いたことは日本に比べてどれもスケールが大きいことです。私たちはキャンパス内に住んでいますが、教室のある建物まで行くのにバスがかかせません。キャンパス内にはたくさんのバスが走っており、それでダウンタウンにも行くことができます。交通手段のない私たちにはかかせないものです。感動したことは空がとても綺麗なことです。土地が広いため、空をとても大きく感じることができます。晴れの日は真っ青な色、夕方はオレンジと青が混ざり合ってとても幻想的です。あと人がやさしいことです。寮の掃除係の方やバスのおじさんは会うといつも笑顔で声をかけてくれます。初めてバスに乗ったとき、たまたま私の横に座った方が話しかけてくれ、携帯電話を使って英語を日本語に訳し、ローレンスはいい街だから楽しんでねと言ってくれました。このことがさらに私をやる気にさせてくれ、絶対全部英語で受け答えできるようになろうと強く思いました。

2010
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留学先の学びについて

 日本とアメリカの授業の大きな違いとして挙げられるのは授業中の教師と生徒間の相互関係が多い事です。つまり、常に何かしら発言を求められるという事です。それゆえ、常に自分の考えを持って質問にすぐ答えられるように準備しておく必要があるという点で異なると思います。しかしながら、気さくな教師が多く、授業外ではごく近い関係で接する事が多く、日本で多くの人が持っている教師、生徒関係の印象とは一線を画していると思います。

留学先の生活について

 基本的にローレンスは大学町なので非常に静かでまさにスローライフといった感じで時間がゆっくり流れています。大阪から来た自分にとっては音1つない静寂に違和感を覚える事が多々ありますが、事週末となるとあちこちでパーティーがあり皆そこ平日に溜まった憂さ晴らしを親の敵のように発散している感じです。毎週誰かしらが主催し、一種の社交場のようになっており時間が経つのも忘れる位心地よい時間が流れています。

留学を目指す方へのアドバイス

 これから留学を控えている、もしくは考えている方へのアドバイスとしては当たり前の事ながら最低限の日常会話、そして自分の国の事を外国人に紹介出来るだけの知識を用意して行く事が必須だと思います。食事、慣習、そして言葉というように留学をする上で乗り越えなければならない問題は沢山ありますが大事な事は今自分がいる環境を精一杯楽しむ事だと思います。異なった人種の人達と同じ時間を過ごし、また異なった文化に触れる事はこれからの自分の人生にとってかけがえのない財産になると思います。

感動した事

 何よりも先に見渡す限りに広がる大自然が挙げられます。夕方図書館から出た時に眼前に広がる夕焼けに照らされた芝生や建物、そして日が沈んでから束の間しか垣間見る事が出来ないMAGIC HOURと呼ばれる空と地上が黄金色に照らされる幻想的な時間は一見の価値がある。後、話しが大きく変わってしまいますが、つい最近日本料理屋へ行って天婦羅定食を食べ、その時に無性に感動したのを今でも覚えています。改めて日本人である事を再実感した瞬間でした。

一日の過ごし方

 AEC (応用英語センター)はL/S(listening/ speaking), GFC(grammar for communication), R/W(reading/ writing)の3教科に分かれており土日以外の平日は授業があるといった感じです。僕の場合、どの日も4時までには全て終了していたので授業が終わり次第図書館へ行ってその日の宿題や他の勉強を7時前までして、そこから15分程歩いて食堂へ行く感じでした。平日に関しては宿題と勉強に追われる毎日でしたが、週末には大抵パーティーがあり、そこで気分をリフレッシュし、体に溜まった数々の膿を出し、また月曜日を迎えるという生活がこのSpring Semester(春学期)でした。

ユタ大学(アメリカ)

2022
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授業がある日の典型的な日程

 僕の場合は朝6時頃に起床して、8時過ぎに学校に着くという感じです。授業は8時20分に開始です。しかしアメリカなので20分ぴったりに始まるとは限りません。大抵は5分遅れぐらいでゆっくりと始まることが多いです。授業は1時間ずつあり、間に10分ずつの休憩を挟みます。お昼休み(3限と4限の間)だけ、30分くらいあります。各自家から持ってきたものをレンジで温めたり、カフェテリアの湯沸かし器を使って調理したりしています。勿論普通にカフェテリアで買って食べている人も沢山います。授業が終わるのは13時40分です。そこからは皆学舎に残って勉強したり、家に帰ったり、友達と遊びに行ったり、様々です。

授業の様子

 授業は、ユタ大学にあるELI (English Language Institute)という施設で行われます。授業は4時限まであり、スピーキング&リスニング、リーディング、ライティング、グラマーの4分野を一日に学びます(各分野ごとに中間テストと期末テストがあります)。3月から12月までを4セメスター(学期)に分け、各学期の成績が基準値を超えていれば、ひとつ上のレベルのクラスに進級できるシステムになっています。渡航前にプレースメントテストというものを受けて最初のセメスターに受けるクラスのレベルが決まるのですが(レベル1から8まであるらしいです)、僕らの代はレベル6からスタートする人達が最高でした。授業の雰囲気は大学のものと比べてよりカジュアルで、先生や生徒同士でのコミュニケーションが多いと感じました。僕のクラスでは自分から動かなくても発言する機会を貰えることが多くあったので、例え遠慮しがちな性格の人でも英語を全く喋らない日はなかったと思います。分野ごとの授業内容の詳細をお話します。リスニング&スピーキングは、レベル毎に内容が異なりますが、基本的にスピーチをすることが多いです。学期の始まりから終わりにかけて徐々に行うスピーチの難易度が上がっていきますが、先生は基本的に優しく、成績は簡単に落ちることはないと思います。リーディングは関西大学の授業と似ていて、とにかく読解力と、その文章に於いて用いる単語の理解を問われます。僕の受けていたクラスでは、ディスカッションやスピードリーディングをしたりもしていました。ライティングは学期ごとに2つか3つずつお題が課されエッセイを書きます。関西大学の授業よりも出される課題数は少ないです。グラマーは割と基礎的な部分を学ぶことが多いです。高校、大学の少し深めの復習だと思いました。

学習環境としての街の様子

1. 日本人は比較的多いですが、現地の人や他国の留学生とも十分交流する機会があります。ELI (English Language Institute)の約半分が関西大学の学生や他の個人・集団留学をしている日本人が占めているのではと感じています。しかし、授業内やレクリエーションなどで日本人以外の人と接触する機会が多々あるので、英語を実践的に使い、練習することが出来ると思います。
2. 交通の便が悪く不便です。僕の場合は家から2時間近くバス-電車-バスという経路での登校だったのですが、バスは遅れたり早く来たり、そもそも来なかったりすることもあり、来なかった場合は数10分待たないと行けないこともよくありました。事前に登校経路を複数調べておく必要があると感じました。移動で体力をとても使います。近隣地域でのバス、電車は全て無料です(Uカードという、提示するだけで交通機関を無料で使えるカードを発行してもらえます)。
3. 毎週末に沢山イベントを計画してくれます。ELI (English Language Institute) は、毎週末にレクリエーション(有料のものと無料のものがあります)と、ほぼ毎週水曜日にコンバセーションクラブ(授業後直ぐにELIの校舎内で行われます)を行ってくれます。レクリエーションには幅があり、遊園地やハイキング、ポットラックやパーティなど多種多様で楽しいです。カンバセーションクラブでは、英語オンリーで、数人のグループでディベートや授業を行います(日本人だけなことが多いです)。もしも人脈を広げたいならこういったイベントに参加することが最短経路だと思います。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 まず驚いたことは、学校で学んだ英語って本当に現地で伝わるんだという事です。留学前は、これまで机の上で学んできた英語が実際の会話で上手く働いてくれるのかすごく不安でした。しかしいざ話してみると、発音さえ気をつけていれば、驚く程に伝わります。文法がぐちゃぐちゃでも継ぎ接ぎの文章でも、伝えようという意思がありさえすれば、現地の人は熱心に聞いてくれる人が多く大抵、要旨は伝わります。又、現地で日本語教室のボランティアに行ったり、街中で出会った人に話しかけられたりすることで気づいたことなのですが、日本という国は基本的にいい印象を持たれていますし、アニメや漫画だったり、サムライだったり、ポップな日本のカルチャーが浸透していて、会話のネタになることが多いです。良いことも沢山ありますが、アメリカは日本よりもより身近に、すぐ触れられるぐらいの距離感に世の中の暗い部分が感じられます。危ない目に会わないように、日本に居た時よりも気を張るようにしています。

2019
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自分の学習環境

 私は現在ユタ大学のELI (English Language Institute)で、レベル7のクラスを受けています。前セッションに比べて課題の量が多いので、平日はホームステイ先のリビングでルームメイトと勉強をしています。ELIでは、日本では詳しく教わらないような文法やエッセイの書き方を学ぶため、関西大学での課題とは大きく異なります。ですが、それらの学習を通して自身の成長を感じることができています。また、次のセッションからELIでの授業に加えて大学の授業を受講するため、英語以外のことを英語で学ぶこと、新たな交友関係が生まれることをとても楽しみにしています。

学習環境としての大学の様子

 授業以外にもELIでは様々なアクティビティが用意されているため、ELIに通う他の国から来た学生との交流の機会もたくさんあります。授業とホームステイ先に加えて日常的に英語を使う機会になるので、積極的にアクティビティに参加するよう心掛けています。留学前は英語のみで進む授業についていけるか不安でしたが、どの先生もオフィスアワーと呼ばれる面会可能な時間を設けているため、質問や相談をすることができました。また、ELIでは様々な国籍の留学生が学んでいますが、全員ネイティブスピーカーではないこともあり「共に」学んでいる感覚が強くあります。このような学習環境が、自身の英語力の向上に繋がっていると思います。

授業がある日の典型的な日程

 授業は毎週月曜日から木曜日、8時20分に始まり13時40分に終了します。グラマー、リーディング、ライティング、リスニングとスピーキングの4分野の授業がそれぞれ70分行われます。レベルが上がるにつれ、リーディングがノートテイキングに変わったり、スピーキングの授業内でプレゼンテーションが増えたりと、自分のレベルに合った学習ができます。私が現在受けているノートテイキングのクラスでは、5~6分のレクチャーを聞きながら必要な情報だけを自分で選び、簡潔にアウトプットする練習をしています。課題の量についてはレベルごとに異なりますが、授業が早めに終わるため、平日でもクラスメイトと出かけたり、ジムに行ったりと、ユタでの生活を楽しむことができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ユタでの生活も約3ヶ月が過ぎた今、私は留学をしてよかったと心から感じています。正直留学が始まるまでは、「1年も行く」と考えていました。ですが留学してみると、授業・ホームステイを含め毎日が新しいことだらけであっという間に3ヶ月が過ぎてしまいました。授業のない休暇中は他都市にも足を伸ばして、多種多様なアメリカの文化に触れたいと考えています。もちろん、時には言葉の壁を感じ大変だと思うこともありますが、周りには支えてくれる仲間がたくさんいます。離れていても見守っていてくれる家族、そして共に過ごしている仲間に感謝しながら、「1年しかない」貴重な留学を全力で楽しみたいと思います。

2018
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授業の様子

 ユタ大学付属の言語学校ELI(English Language Institute)は編入時に受けるテストの結果に応じて1~8までの能力別クラスに振り分けられます。いずれのクラスでも、文法、読解、作文、発話の4種類の科目を履修します。各科目の1コマは70分です。授業の形式は日本のものと基本的に変わりませんが、先生方はできるだけ多くの質問の機会を生徒に与えるようにしているので、問題が理解できない時はもちろん、自信がないときにも、積極的に質問すれば、とても丁寧に答えてくれます。発話と読解の授業では、自分の考えを発表する機会がたくさんあります。

学習環境としての大学の様子

 今年の第2セッションにELIの場所が移転し、今は新しい建物で授業を受けています。前の建物はTRAXという路面電車の駅が最寄り駅でしたが、この新校舎には大半の学生がバスを使って通学しています。1階にはカフェテリアがあり、放課後も友達と心おきなく勉強ができます。学内のほとんどの施設にWi-Fiやコンセントがあるのでパソコンを使った作業を快適にすることができます。スタディーホールという学習のための時間が設けられていて、先生が質問に答えてくれるのも、とても勉強に役立ちます。

授業がある日の典型的な日程

 授業のある日は6時に起床し、6時半過ぎにはバスに乗ってELIに向かいます。8時20分に1時間目が始まり、最後の授業が13時40分に終わります。昼食は昼休みにカフェテリアで済ませたり、放課後に外に食べに行ったりします。放課後は質問のために先生のオフィスを訪ねたりスタディーホールで勉強をしたりすることもあれば、寮でビリヤードをしたり近所の映画館に出かけたりすることもあります。学内のジムもたいていの場合無料で利用できるのでとても便利です。18時か19時には帰宅して、その日の課題を済ませます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ユタ大学での留学生活を通して感じたのは、文化や言葉は違っても人というのは本質的に大きく変わるものではないということです。話している言葉こそ違えど、授業中に先生たちについてのグチを言い合ったり、宿題を教え合ったり、と共通する点もたくさんあります。最近では、ELIのカフェテリアの大きいテレビでワールドカップを観て、その結果にみんなで一喜一憂しています。このように、すぐに友達はできます。コロンビア人の友達と汚い言葉をお互いの言語で教え合い、顔を見合わせて大笑いしたことがあり、そのときは、どこの国の出身であっても、男というのは同じ生き物なのだと実感し、感慨深かったです。

2017
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自分の学習環境

 私は現在、ELI(English Language Institute)というところで大学のUndergraduate courseを受講するためのスキルを身につけるために日々、勉強しています。1年生の時から準備はしていたものの、いざ留学を目の前にすると向こうの授業についていけるか不安でいっぱいになりました。しかし、実際に受けてみると基本的なことを学ぶことが多く、関西大学の授業にしっかりとついていければ何の支障もなくユタ大学の授業にもついていけると感じました。授業は主にGrammar, Writing, Reading, Listening & Speakingとあり、それぞれ8段階に分かれています。関大生も含めて、日本からの留学生の割合がとても多いです。私は、なるべく日本以外の国からの人に話しかけるよう心がけています。機会を待つのではなく、ELIのアクティビティに参加するなどして、自分から行動する積極性が非常に大切だと感じました。

学習環境としての大学の様子

 ELIでは、放課後にStudy Hallという時間を生徒たちのために設けています。そこでは先生などのnative speakerに宿題や授業で理解できなかったところを質問することができます。また、放課後に先生のoffice hour の時に尋ねれば、授業と宿題での不明点を一つ一つ丁寧に教えてくれます。私の場合、これを利用して成績が上がったので質問しに行くことを強くお勧めします。図書館にも大きなCafeteriaがありますが、ELIは少し離れているのでELIの生徒はそこをほとんど利用しません。その他にも私は現在寮に住んでいるので、部屋で集中できない時は寮の共有Roomに行ったり、PHC(Peterson Heritage Center)に行ったりして勉強をしています。ユタにはとても優しい人が多く、私たちの練習相手になってくれます。ELIの先生たちも個性豊かで、楽しく留学生活を過ごせると思います。

授業がある日の典型的な日程

 月曜日から木曜日までは、毎朝8時20分に授業が始まり13時40分に終了します。授業はGrammar, Writing, Reading, Listening & Speakingの4教科で各70分、間に10分休憩が2回と20分休憩が1回入ります。基本的にGrammar, Writing, Readingは関西大学の授業で学んだことや中学から今までに得た知識が大半です。しかし、Listening & SpeakingはLevelによって授業の内容が変わって来ます。例えば、私は現在Level8のクラスをとっていますが、Listening & Speakingではなく発展のDebateになっています。この授業の特徴は、プレゼンテーション風のDebateを行うことです。また、Level8なので先生も普段通りのスピードで話します。Level8はこのような形式ですが、私がTA(Teacher Assistant)として参加している授業は、発言や感情表現を中心に学んでいきます。個性豊かで様々な授業がありますが、日本ではほとんど経験し得ないものばかりです。緊張を強いられる機会も増えましたが、日本にいた時よりもプレゼンテーション力などの力が向上しているのを実感しています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 Summer sessionがもうすぐ終了する今、最も感じていることは何事にも積極性が必要だということです。最初にユタに来た頃は、現地の人たちに自分から話しかけることができず関大生とばかり遊んでいました。しかし、いざ授業を受けると周囲に他の関大生は一人もおらず、誰にも話しかけることができませんでした。そんな時に話しかけてくれたのが東京から来た日本人でした。私に足りなかったのは積極性で、この経験によって自分がどれだけ心が狭かったのかを痛感しました。そこから私は自信と勇気を持って積極的に行動することができるようになり、今では関大生以外の、nativeも含む、様々な国の友達ができました。ユタに来ると、日本では味わえない刺激的な毎日を送ることができます。また、改めて自分の弱点に気付かされます。どれだけ実りある、充実した留学生活を送れるかは自分次第です。英語のことわざでいう、Time flies fast.のように、気がつくと本当に時間があっという間に過ぎていってしまいます。私はユタでの残りの時間を悔いのないように積極的に行動し、学んだことを多く吸収し、1ランク上の成長した自分になって帰国したいと思います。

2016
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自分の学習環境

 放課後友達と遊ぶ予定があるときはその友達と一緒に食堂で勉強したり、そのままホームステイ先に帰るときはリビングで勉強したりしています。休日も同様に主にステイ先のリビングで勉強しています。宿題の量はLevelによって異なりますが、それほど多くはありません。私は自分の部屋から常に出ているように心がけ、学校でも積極的に自分から輪を広げていこうとしています。今年度のユタ大学は日本人の割合が非常に多いです。私が今属しているLevelでは約20人いるクラスメイトのうち約半分が日本人あるいは関大生です。機会を待つのではなく自分からということが非常に大切です。学校が提供してくれるアクティビティに参加したり、日本語授業ボランティアに参加したり、たくさんのクラスメイトと話したり、ホストファミリーあるいはルームメイトと話したりすべて自分から行動していくことが必要だと感じました。

授業の様子

 授業は月曜日から木曜日まで8時20分から13時40分までです。1教科は70分で各教科の間に10分休憩が2回と20分休憩が1回入ります。次に授業内容についてですが、Levelによって生徒数も大きく異なります。多くても20人以内で、授業では発言が当たり前です。Grammarは中学校、高校で習ったことが大半です。しかし、その中にも日本で習わなかった細かいことや日本で習ったことと少し異なることも学びます。Writingは関西大学1年生時に習ったことが非常に重要です。それを覚えておけば発言できる回数も多くなり、また基礎知識として入っているので宿題やテストもよい点数を取りやすくなります。Readingは授業中にParagraphを読むように言われることが多いですが、日本人は中学生のころから英語を学んでいるのでみんなすらすらと読んでいます。SpeakingはLevelによって学習形態が大きく異なります。この授業の特徴は、圧倒的に発言回数が多いということです。単なる授業形態をとるクラスもあれば、劇などの感情表現中心の形態をとるクラスもあります。このようなスタイルの授業は日本では少ないかもしれませんが、毎回緊張を感じつつも積極的に参加しています。語彙量だけでなく表現する力も以前より上達してきていると実感しています。

学習環境としての大学の様子

 私たちELI(English Language Institute)生がいるAnnex Buildingは、学部生のいる建物からは遠く徒歩10分ほどかかります。図書館もその一帯にありますがおそらくELI生はほとんど利用しません。ELI生は放課後大学内で勉強するためにStudy HallやCafeteria、Computer Labを主に利用しています。Study HallはAnnex Buildingの一教室で放課後14時頃から利用できます。そこにはNative Speakerがいるので、宿題の分からないところや授業で理解できなかったところを尋ねることができます。Computer Labは朝7時30分から開いており、そこで印刷することもできます。Cafeteriaはそれほど大きくはありませんが、放課後になると隣接している売店も閉まり多くの生徒がそのまま帰宅するので非常に静かで勉強しやすい環境になります。ELIの先生たちは優しくておもしろい先生ばかりです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 今最も痛感していることは、留学生活は自分次第でいくらでも変わるということです。ユタ大学では現在Session2が終わろうとしているところです。Session1ではELIのアクティビティにもNativeがいないという理由からあまり参加せず、日本人の友達と遊ぶことが多かったです。しかし、それに危機感を覚え「Session2からは積極的にクラスの子たちに話しかけにいこう」と決めました。新しいSessionが始まって仲の良かった日本人の子とクラスが離れましたが、今はそれでよかったと思います。自分一人なのでためらうことなく自分で新しい友達に話しかけにいくことができました。また、アクティビティにも積極的に参加しそこでクラスが異なる友達もたくさんできました。Nativeでなくても、自分より多くのボキャブラリーを持っている人や英語圏に何年間か住んでいる人から学ぶことはたくさんあります。留学したときは日本でできないことにたくさん挑戦してみてください。

2015
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自分の学習環境

 ユタ大学に留学する際、二つのプレイスメントテストを事前に受けます。このテストの結果によって、僕たち留学生が通うELIという語学学校で受けはじめるレベルが決まります。僕はレベル7からスタートしましたが、授業は関西大学の語学の授業と比べて特別難しくなるわけではないので大丈夫でした。そして、毎日与えられる課題は一日1時間、多ければ2時間を費やせば終わります。学部授業に関しては、僕は「Leisure in Your Life」と「Language Myths」という二つを履修していました。両者ともに内容中心の授業なので語学学校での勉強と比べると何倍も難しくなります。授業外では一日最低でも1時間は学部授業の予習・復習に必要になるのでとても大変でした。学部の授業は時間も労力もかなり使いますので、自分に合った学部授業を慎重に決めないと後悔することになります。その他に、僕はTAといってELIでの授業をサポートするという非常に貴重な経験もしました。
※ELIのレベルは1~8段階です。

授業の様子

 授業は月~木で、毎日4つの授業(Writing, Reading, Speaking, Listening)を各70分ずつ受けます。クラスメイトには必ずと言ってもいい程、アラブとその周辺国、中国、韓国の人が居ます。そして彼らはとても活発でよく発言するので負けじと発言することが成長への道だと思います。多くの授業ではグループワークとプレゼンテーションがあります。自分の意見を伝える、そして相手の意見を聞くといった力が求められます。レベルが上がるにつれ、プレゼンを行う時間が長くなるので家での練習は不可欠です。毎日勉強で大変で疲れますが、いい成績がかえってくると報われた感じがして嬉しいのも事実です。

学習課教としての大学の様子

 ユタ大学のキャンパスの敷地はとても広く、草の上・大学図書館・スタディールームなど、勉強をする場所がたくさんあるので自分に合った場所を見つけるのもひとつの楽しみです。授業後はホームステイ先や寮に帰って宿題をすることが多いですが、勉強に行き詰って息抜きをしたいなぁと思ったときにはキャンパス内にある無料のジムや、キャンパスの外れにある山を登ったりして気分をリフレッシュしています。また、キャンパス内では定期的にイベント(スポーツ観戦等)があるので、留学中は勉強以外にも楽しみがいっぱいあります。

授業がある日の典型的な日程

 僕は留学中ずっと寮での生活だったので、授業がある日は毎朝7時30分には起きて準備をし、歩いてELIまで通学していました。朝ご飯は近くにあるスーパーで買っておいたものや、食堂でとっていました。授業は8時20分から13時40分まであって、授業の合間の休み時間は、移動で使ってしまうので実質あってないようなものです。放課後は与えられた課題を夜ご飯の19時までに終わらせ、20時以降を自分の自由時間にするようにしていました。ほとんどの場合、その時間はジムにあるプールで泳いだり、夜のキャンパスを散歩したり、ゲームをしたりと充実した時間を過ごしていました。寮は教室が近いので非常に便利でした。

2014
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授業の様子

 私たち留学生は「ELI(English Language Institute)」という語学学校に通います。1セッションは約8週間で、長期休暇をはさみ、春、夏、秋1、秋2の4セッションをここで過ごします。ELIには8段階のレベルがあり、初めに受けるテストの結果で自分のレベルが決まります。基本的には1セッションごとに1つレベルがあがりますが、努力次第では飛び級もできます。1日に4つの授業(Reading, Writing, Grammar, Speaking)を70分ずつ受けます。レベル6までのReadingは課題図書を読み進めていき、Writingはエッセイの書き方などを中心に学びます。Grammarは深い文法を細かく学び、Speakingでは日常会話やディベートの仕方を学びます。

授業がある日の典型的な日程

 私は学校から少し離れた場所にホームステイをしています。朝6時半には家を出てバスと電車を使い80分かけて学校に向います。すべての授業が終わった後は持参した昼食を食べ、日によりますが、そのあと残って課題をしたり、先生に質問や雑談をしに行ったり、スーパーに次の日の昼食を買いに行ったり、無料で使えるジムに行って気分転換をしたりしています。最終のバスが8時と早く、ホストファミリーの夕食も早いため、たいてい6時前後に帰宅します。夕食を終え課題を済ませ、12時には就寝します。また、ELIには様々なアクティビティがあり、私は毎週木曜日に英語の歌をみんなで歌って楽しむ「Glee Club」に参加しています。他にも、バレーや、あるトピックについてみんなで話し合うクラスなど、放課後アクティビティが日々行われています。

学習環境としての街の様子

 ソルトレイクシティには大きな図書館があり、蔵書も多く、とてもきれいで使いやすいです。ユタにはTRAXと呼ばれる電車が通っており、これが私たちの主な交通手段です。この図書館も駅のすぐそばにあるのでとても行きやすいです。日本と違い、映画は新作ならば$7前後で観られるほか、$1映画館もあります。ダウンタウンには野球場やドームがあり、バスケの試合を観戦したり、様々なショーを楽しんだりすることができます。有名なミュージシャンのコンサートも開かれたりするので、都会ほど遊びに行く場所は多くはないですが、イベントが多いのもこの街の特徴です。また、ユタといえば大自然です。アメリカならではの壮大な景色を楽しむのもとてもいい勉強になります。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ユタ州は全米で最も安全な州といわれています。それと同時に、この地には本当に親切な人がたくさんいます。まだ来ても間もないころ、道に迷い家に帰れなくなってしまったので道をたずねたところ、お仕事中にもかかわらずグーグルマップで調べてくれました。またある時はデジカメを落としてしまったのですが、3日後には手元に帰ってきました。拾った方が写真を見て、ホストファミリーまで届けてくれたのです。アメリカで落し物が手元に帰ってくるなんてびっくりですよね。それから、私たちは多くの時間をELIで過ごしますが、ELIの先生は皆とても話しやすく、それに関大生のことをよく理解してくれています。特に私たちのコーディネーターのコリンは、なんでも相談にのってくれ、頼りがいがあります。留学中はたくさん悩むこともありますが、話を親身になって聞いてくれる先生がいるのはとても心強いです。

2013
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授業がある日の典型的な生活

 私は寮に住んでいるので朝の起床時間は6:30から7:00の間です。シャワーを済ませて7:30から7:50の間に寮付属のカフェテリアで朝食を取ります。8:20から13:40まで授業を受けたあとはフリータイムです。ある日、アラビア諸国出身のクラスメイトに誘われ、授業後トロリー駅近くのスターバックスに行ったところ、そこでのアメリカ人の"ビルおじいさん"との偶然の出会いがユタでの私の運命を変えたのです。彼の豊富な話題に私は引き込まれてしまい、その日から授業終わりにスターバックスに行き、すぐにその日の宿題を終わらせ外のテラスでビルさんとアラビアの友人達と会話を交わすようになりました。英語に関してはもちろんの事、世界の文化、国、政治、旅行、言語など国際色豊かな話題で学ぶ事が多いように感じています。18:00くらいにスターバックスを出て、寮のカフェテリアで夕食を取り22:30頃に就寝します。当初は全てにおいてわからない事だらけですが、生活に慣れれば各人放課後の決まったスケジュールがあるように思います。

授業の様子

 基本的に、授業は月曜から木曜で各日4コマの編成です。各コマ70分で授業時間は朝の8:20から13:40です。私たちが通うELIには8段階のレベルが存在しセッションにつき1つのレベルをクリアしていきます。ELIの生徒は東アジア、中東アジア、南米出身が主です。スタートするレベルは到着後のテストで決められ、自分の英語力相応のレベルから始められます。レベル毎に名前の差異がありますがwriting, speaking(listening), grammar, reading の4科目を受講します。Writingでは、段落構成の方法及びアイデアのまとめ方を学びます。Pair-writingを課題に取り入れる先生もいらっしゃるようです。Speaking(listening)では"enunciation"やスラングを学びます。個人的にはアフレコの課題(与えられた音声の無い映像に合わせて、皆で考えた原稿を吹き込む課題)が印象に残っています。Grammarは名前通り文法を学びますが、日本人にとっては大学受験に必要な項目の復習のようなものです。Readingでは、小説や学術記事を読みながら少々難解な単語や表現を学びます。

学習環境としての街

 ELI(English Language Institute)があるのはユタ州ソルトレイクシティです。留学に来る前は「え?ユタ行くん?田舎やで。何もないで。」と知人から聞かされていましたが、何もない事は無いです。去年できたばかりの"City Creek Center"や、映画館とアバクロがある"The Gateway"などのショッピングモールがあるダウンタウンもあり、attractiveなものに満ち溢れている都市です。大学とダウンタウンを繋ぐ「TRAX」という電車があり、時間ができた時には気軽にダウンタウンに行く事ができます。個人的には街の至る所にあるエスニックレストランの数に驚かされました。長期休暇を利用して小旅行なども考えられます。ラスベガス、グランドキャニオン、ザイオンナショナルパーク、イエローストーンなどの、アメリカに来るなら外せない自然観光地も行動範囲内です。個人的には、自然を感じる事で"another side of the U.S."を知る事が出来るように思います。寮とELIは大学の近くにあり、寮生の通学時間は約15分、ホームステイの生徒はそれぞれですが、ELIに来るのに1.5時間ほどかかる生徒もいるようです。ホームステイと寮の生徒では、ユタライフの楽しみ方が違っているように思えます。

2012
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授業の様子


 ユタ大学のEnglish Language Institute(ELI)の授業は70分間×4限構成で、4つのクラスはSPEAKING、WRITING、 READING、GRAMMARに大別されます。日本の授業とは違い毎日同じ科目を受講します。結果としてほとんどの課題の期日が次の授業となるので、各授業の課題が重なると、全ての課題を終わらせるのがつらい時もあります。ELIは日本、サウジアラビア、韓国からの留学生がほとんどを占めていて、他の国の学生と比較すると日本人の英語力は文法にとても長けているのですが、話すことがとても苦手なのがすぐに感じられます。日本と似た授業もありますが、大きく異なる授業もあります。日本と一番違いが大きいと思う授業はSPEAKINGです。レベル6では、アクセントや省略を学び、音なしの映画にセリフを吹き込んだり、CMや短いフィルムを作るなどして、ネイティブに近い話し方の習得を目指します。レベル7では、様々な種類のディベートを通して意見を主張するスピーキング能力を磨きます。日本人は恥ずかしがりながらも、それを克服しようと努力しています。READINGではレベル7になると大学生がどのようにノートを取るかなど、授業の受け方や扱われる事項に対する深い考察の仕方を学びます。

学習環境としての大学の様子


 ELIがあるアネックスビルディングには、学習面で分からない事などを直接教師に質問できるスタディーホールという教室があり、放課後に誰でも行くことができます。また、同じ建物にはパソコン室もあるので、そこで課題を終わらせてから帰宅する学生も多いです。アネックスの近くにはユニオンビルディングという大きな建物があり、そこには150台ものパソコンと隣接して学習スペースが設けられています。そのスペースは食堂ともつながっており、昼食をとりながら課題やプロジェクトに取り組むことができるため、学生間の交流の場として盛んに使われています。ユニオンの裏にはキャンパスストアがあり、教科書、文房具、本など、現地での生活に必要なものを購入することができます。また、近くにある学校の図書館は、パソコンや本を利用しながら、一人で静かに学習するのに適しています。さらに、学内のいたる所にWi-Fiが利用できるスポットがありとても便利です。そのほか、学内にはアメリカ人も多数参加しているニッポンアソシエーションという団体があり、団体の活動に参加するとアメリカ人と会話をする機会がたくさん持てます。

学習環境としての街の様子

 ソルトレイクシティーは公共交通機関が発達しており、ユタ大学の学生証を持っていると無料で乗れるバスや電車が数多く走っています。これらを使うことで、多数の書物、DVD、CDを有するシティライブラリーをはじめ、スーパーマーケットやダウンタウンなど、街のあらゆる場所に簡単に行くことができるのでとても便利です。バスや電車に乗っていると現地の人が気さくに話しかけてくれることがよくあり、日々の生活の中でユタの治安の良さやユタの人々のあたたかい人柄を肌で感じることができます。また、街にはたくさんのファストフード店やカフェが立ち並んでいるため、空き時間を利用してそこで学習することも可能です。特に大学と寮の近くにあるメディカルセンター内のスターバックスは24時間営業で、Wi-Fiも使えて便利です。このようにソルトレイクは街中の学習環境もとてもよく整っており、過ごしやすい街です。

授業がある日の典型的な日程

 寮に住む僕は、7:30に起床し寮の食堂で朝食をとりELIに向かいます。ELIは8:20に始まり13:40に終わりますが3−4時限の間の休憩が短いため昼食は放課後に食べます。ユニオンビルディングで友達と昼食を食べた後に同じ建物内でボーリングをする時もあります。学生証を提示すると17時までなら1ゲームに付き$1しかかからないので日本よりも気軽に楽しめます。サッカーチームに所属している僕は週に3回くらいチームメイトやその他の韓国人、サウジアラビア人、アメリカ人の友達とサッカーをして楽しみます。夕飯は19時から20時ごろに寮の食堂で済ませて、その後に宿題や自主課題に取り組みます。宿題が多くて学習にいつも以上に集中したい時は、近くのスターバックスか寮の勉強スペースで夜遅くまで学習します。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など


 ユタに来て、最初に驚いた事は目の前に広がる山脈です。学校から徒歩10分程の距離に登れる山がある環境は、都会育ちの僕には信じられず、最初の2、3週間は毎日見るたびに興奮していました。また、現地の気候にも驚かされました。ユタは空気がとても乾燥していてクリームを塗らなければ肌が痒くなったりカサカサになったりする人もいるほどです。天気の変化も激しくて、朝ものすごく寒くて厚着して学校に行くと、昼間にものすごく暑くなり脱いだ服を抱える羽目になるなど、ユタの気候には苦労させられました。その他、テンプルスクエアという一帯にたくさんあるモルモン教の教会や建物の壮大さにも圧倒されました。学校での学習については、日本の学校よりも積極的な意思表示が求められることに驚かされました。具体的には、教師の言葉に常に反応しなければいけなかったり、自分の意見を積極的に述べなければいけなかったりと、学習システムや教師が学生に求める態度などの違いに驚かされました。

2011
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授業の様子

 ユタ大学ELIの授業は8段階にレベルわけされており、それぞれ自分の実力にあったクラスを受講します。ELIでまなぶ学生は世界各国から集まってきており、その英語の力もそれぞれの教育を反映したものとなっている様に思えます。特に私たち日本人の学生は、授業中に多く発言をするという、スピーキングの力が重要になってくる授業スタイルに慣れておらず、始めは困惑する学生もいた様です。しかし、逆に日本で学習してきた自分たちの得意とする部分をベースに、苦手なところも克服して行こうとしています。また、リスニング・スピーキングの授業では、ソルトレイクシティーの様々なところに出かけて行き、町の人々から生の英語を実際に聞き、自分たちのスキルを磨くという授業も行われました。

学習環境としての大学の様子

 ELIの学生は学部生ではありませんが、大学の様々な施設を利用することができます。例えば、学内には複数の図書館があり、さまざまなタイプの学習環境が用意されています。ソファーでくつろぎながら学ぶスペース、グループワークのスペース、パソコンやメディアを利用するスペースなどが十分な数あります。また、キャンパスは非常に広いので歩いて移動していると時間がかかりますが、無料のシャトルバスが複数線あり、大変便利なものとなっています。学部の学生や他の留学生も非常に勉強熱心で、とても勉強しやすい環境が整っていると思います。

学習環境としての街の様子

 ユタ大学のあるソルトレイクシティーは非常に治安の良い町と言われています。私たちが日本を発つ前日に東北地方太平洋沖地震があったため、何度か町行く人から「家族は大丈夫ですか?」と話かけられることがありました。また電車とバスが良く整備されており、ELIの学生も学割定期を利用できるため非常に便利です。中でもシティーライブラリーは膨大な蔵書の他にCDやDVDなども貸し出しを行っており、ソルトレイクシティーに住んでいる人は全て無料で利用することができます。

授業がある日の典型的な日程

 私は大学の学生寮に住んでいます。朝は寮の食堂で友達と朝食をとりながら、その日のテストの勉強などをした後、ELIに向かいます。ELIの授業は8時20分からはじまり、1時40分に終わります。休み時間があまり長く無く、授業の合間は移動と予習で終わってしまうので、授業終了後に昼食をとります。午後からは買い物に出かけたり、他の留学生と話しをしたり、図書館で勉強したりと自由に過ごす事ができます。大学の施設も充実しているので時には寮やELIで知り合った友達とテニスをしたり、ビリヤードを教えてもらったり、毎日授業はもちろん様々な事を通じて英語をまなんでいます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ELIには沢山の国からの留学生がいますが、一人一人がその国の文化を象徴することがある事に驚きました。例えば英語で言えば日本人は比較的リーディングが得意な事に対し、サウジアラビア出身の学生はスピーキングに長けています。また、国によって授業の受け方(もちろん教え方もでしょうが)もそれぞれ違い、その一部は国の教育方針や方法などの影響を受けているようです。どちらも長所短所はありますが、いままで何気なく受けてきた中学、高校や大学の英語の授業がここまで英語能力の違いを生むことは私にとって大きな驚きでした。このような事はELIや授業だけでなく、生活の至る所で感じることがあります。もちろんその多くはアメリカと日本との違いですが、この留学を通じてその他の様々な違いも学んで帰れたらと思います。

2010
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留学先の学びについて

 ユタ大学ではELIという留学生のためのクラスで、英語の基礎から応用まで学べます。リスニング、ライティング、リーディング、グラマーの4つの科目それぞれを、自分のレベルに合った授業をとることができます。ELIは様々な国から夢を持って留学してきた生徒ばかりで、とてもハングリー精神が強く自分の意見を持っていて、毎日友達に良い刺激をもらいながら勉強しています。またユタ大学で日本語を勉強している学生との会話交換を通じて、英語特有の表現方法を教えてもらったり、ゲームをしながら交流を深めたりすることができます。またユタ大学でのパーティーやイベントを通じてたくさんのネイティブの友達を作ることができ、週末にいっしょにでかけたりするのも楽しみのひとつです。

留学先の生活について

 私はこの9ヶ月間ホームステイをすることにしました。毎日ホストファミリーがアメリカン料理をつくってくれ、サイズも味もまったく日本食と違うことに驚きながらも、おいしくて食べ過ぎてしまいます。なんでもない日常会話が一番難しくて、分からない言葉があるたびにホストが易しい言葉で教えてくれます。また休みにはキャンプに連れて行ってもらったり、庭でBBQをしたり、充実した毎日を送っています。また日本では見ることのない雪や山などの大自然や、個人を尊重するアメリカの習慣に触れて、のびのびと暮らすことができます。

一日の過ごし方


 月曜日から木曜日は朝の8時20分から授業が始まるので、毎日6時に起きて朝食と昼食を自分で用意します。アメリカでは朝ごはんは自分で用意するのが一般的だと聞いてはいましたが、朝起きると誰もいないキッチンで朝食を用意するのは、今回が初めてのホームステイの私にとっては少し慣れないことでした。ステイ1日目に、ホストに好きなときに何でも食べていいと言われましたが、最初は他人の冷蔵庫を勝手に開けて食べていいのだろうかと不安で、かなり気をつかいました。7時には家をでて友達とバスに乗り学校に行きます。私が乗るバスは30分から1時間に1本しか無いので、毎日寝坊しないかドキドキします。授業は1科目70分が4つあり、1時40分に終わります。科目はグラマー、リスニング、ライティング、リーディングと別れていて、毎日たくさん課題が出るので、授業のあとは友達とカフェテリアか図書館で課題をします。夕方18時頃に帰宅して、ホストとごはんを食べながら今日あったことなどを話します。週末は友達とダウンタウンへ買い物に行ったり、ホストとキャンプに行ったりして充実した毎日を過ごしています。

留学を目指す方へのアドバイス

 私はどちらかというと自分から積極的にコミュニケーションをとるのが苦手なタイプなので、ホストファミリーや他国からの留学生と話せずにいました。しかし自分から動かないとなにも助けてもらえないのがアメリカなので、何事も自分次第だと気づきました。逆に言えば、つたない英語でも話しかければ相手は必ず返してくれます。まずは挨拶、その次は今日した事や家族や友達の話、生活の中で困っていることや疑問に思うことなど、少しずつでも話していくことが大切だと思いました。なんでもない日常会話が私にとっては一番難しくて聞き取りにくいので、ホストとの生活を通していつか聞き取れるようになって、いっしょに会話を楽しみたいなと思います。

感動した事

 ユタに来て感動したことは、なんといっても目の前に広がる壮大な自然です。一歩外に出るだけで雪に覆われた山がひしめいていて、日本ではあまり見ることの無い広い空を見渡すことができます。山の天候と同じでとても気温が変わりやすいので5月の終わりでも雪が降ることもあり、とても驚きました。また、人の親切さや温かさにもとても感動しました。友達のホストファミリーなのにいっしょにキャンプに連れて行ってくれたり、イースターというキリスト教の大切な行事を体験させてくれたり、ユタの人たちの優しさのおかげでたくさんの経験ができました。きっと治安がいいのはユタの人たちの人柄だなと思いました。

チャタム大学(アメリカ)

2019
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授業の様子

 チャタム大学は、春学期(2月下旬~4月中旬)・夏学期(5月下旬~8月上旬)・秋学期(8月下旬~12月上旬)の3学期制を導入しています。春・夏学期は、ELP (English Language Program)での言語学習が中心となっており、秋学期には現地の学生とともに一般科目を受けることができます。いずれの授業も少人数で、他の国の留学生と授業を受けることが多いです。僕の受けていたクラスは、7人ほどのクラスだったのでとても発言しやすく、自然と英語を話す機会が増えました。また、グループワークやグループプレゼンテーションなどをする機会が多く、準備などを通して授業外でもクラスメートとの仲を深めることができました。夏学期には、毎週金曜日に授業の一環としてピッツバーグの散策があり、美術館や遊園地などを訪れました。

学習環境としての大学の様子

 チャタム大学の最大の特徴としては、小規模な大学だということです。これが、学習環境としては、最大の魅力です。3つの学生寮、図書館やジムなど様々な施設が大学内に位置しているので、基本的に生活がとても快適です。また生徒数も他大学に比べて少ないので、顔を合わせる機会が多く、友達が作りやすいと思います。僕の寮には、一階のロビーにテレビとビリヤード台があるので、日常的にビデオゲームをしたり、ビリヤードをしたり、また課題を一緒にしたりと交流の多い寮でした。さらに、春学期には毎週金曜日にボードゲームやカジノ、カラオケをするなど様々なイベントが開催されるので、小規模の大学ならではの交流が生まれます。

学習環境としての街の様子

 ピッツバーグはとても親切な街だという印象です。初日に空港に到着し、自動販売機で飲み物を買おうとした際、近くにいた方が声をかけてくれ、買い方を教えてくださいました。また授業内や課題で、地元の方にインタビューをすることがよくあるのですが、そのたびに皆さん、快く答えてくださいます。また街の中心部の図書館で、地元の方がボランティアで主催しているノンネイティブ向けの英会話グループが開催されているので、授業のない毎週金曜日に参加し、交流を深めています。さらに、ピッツバーグには、アイスホッケーやアメリカンフットボール、野球などのプロチームがあったり、様々なフェスティバルが開催されたりしているので、本場のアメリカの生活を実感することができると思います。

授業がある日の典型的な日程

 僕の授業は、1日に2限あり、朝は9時から授業が始まります。寮から近いので起床は大体8時半です。授業は2時間半ほどで、間に15分くらい休憩があるので学内のカフェで飲み物などを買ったりしています。授業間の休憩は1時間ほどあり、食堂で昼食をとるか、寮に戻って軽食をとります。たまに昼寝をすることもあります。2限目は午後2時半に終わるので、その後は自由に過ごします。授業の課題やプレゼンテーションの準備がある場合はそれに時間を使います。僕は、大学内にあるジムやプールに行ったり、グラウンドでサッカーをしたりします。夏学期は自炊をすることが多いので、近くのスーパーに食材を買いに行くこともあります。また寮で海外ドラマをみたり、ゲームをしたり、のんびり過ごすことも多いです。

2018
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学習環境としての大学の様子

 チャタム大学はとても小さな規模の大学で、語学学校も大学キャンパスにあります。キャンパスを歩いていても、食堂にいてもジムにいても、どこにいてもローカルの学生とすれ違います。他の大きな大学に比べ、現地の友達が作りやすいのではないかと思います。小さな大学ですが、図書館は整備されていて大きいです。午前0時まで空いている日も多く、勉強がしやすい環境となっています。テスト前になるとたくさんの学生が勉強していて、自分のモチベーションアップにも繋がります。また、図書館では映画のDVDを借りることも出来るので、自分の部屋にいる時も映画を見て、語学だけでなく文化を学ぶことも出来ます。気さくな学生が多く、授業の一環で現地の学生にインタビューをしに行った時も、どの学生も明るく答えてくれました。私が部屋でテスト勉強をしていた時、ルームメイトが「わからないことがあったら教えてあげるから何でも言ってね!」と声をかけてくれました。どこにいても現地の学生と話せるこの環境は、英語を学ぶのに素晴らしい点だと思います。

学習環境としての街の様子

 授業中、先生が「ピッツバーグは何にもない。だけど大学を選ぶには一番の場所だ」とおっしゃっていました。その通り、確かに大阪に比べると何もありません。ショッピングセンターはいくつかありますが、夜に遊び歩いたりするような場所は近くにはありません。ピッツバーグにはたくさんの大きな大学があります。なので、学生の多い街、学生の為の街、という感じがします。近くのショッピングセンターに一人で行った時、おばあさんに声をかけられたことがあります。いくつか言葉を交わした後、「ピッツバーグには何もないけど、勉強するにはとても良い場所だよ。頑張ってね」と言ってくださいました。アジア人も多い地域なので私達学生にもとても優しく接してくださる方が多いです。何もないけれど、こんな風に温かいピッツバーグが私は大好きです。

授業がある日の典型的な日程

 チャタム大学のプログラムは、春学期、夏学期、そして秋学期に分かれています。語学学校にいる間は、9時に1限がスタートします。1つの授業はだいたい2時間半で、途中で15分の休憩を挟みます。1日に2つの授業を受け、寮に戻るのはだいたい午後3時くらいです。寮に帰ってからその日のうちに宿題をしてジムに行ったり、carriage houseというところに行って友達と一緒にwiiをしたりすることもあります。学校が終わる時間が早いので、毎日自分の為に使える時間は日本より多く、とても充実した毎日を送っています。秋学期からは学部授業に参加する人も多いので忙しくなると思いますが、とる授業により始まる時間や終わる時間もバラバラなので人それぞれです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 よく日本の教育は「インプットのみ」と言われます。先生が話していることをノートに取り、たまに発言をする。確かにそうです。日本にいる時は、なかなか英語を自ら話す機会がありませんでした。ここへ来るとそれが180度変わりました。日本以外からの留学生はわからないことがあれば、すぐに先生に聞きます。答えがわかる時も、すぐに答えます。みんな、自由に話すのです。最初、それにとても驚きました。春学期は他の留学生もいたのですが、夏になるとクラスメイトが全員日本人になりました。それから授業がとても静かになりました。アメリカ人の先生は、日本人が授業中に話さないことが理解出来ないようです。夏学期が始まってすぐの頃は私達も「そんなこと言われても、そんなんしたことないもん・・・」ととても消極的でなかなか発言をすることが出来ませんでした。ですが、今はみんな自分から積極的に発表したり、質問したり出来るようになりました。教育方法も国によって全然違う、と自ら感じることが出来たおかげで、そこから学ぶことが出来ました。日本人しかいない中で英語を学ぶことはとても難しいですが、それでも日々みんなで話し合って努力しています。

アルバータ大学(カナダ)

2022
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学習環境としての大学の様子

 アルバータ大学の学習環境は非常に整っていると思います。大学の敷地面積が広く、図書館の数も多く、たくさんの書籍が揃っています。図書館には英語だけでなく、様々の言語の書物が利用可能なため、多言語を学ぶのにも適した環境です。さらにキャンパスには自習できるスペースも多くあり、自分のペースで勉強することができます。テストウィークには勉強でのストレスを和らげるための動物セラピーもあります。また、ジムなどのスポーツ施設やアクテビティも充実しており、日々の勉強の疲れやストレスを発散することも可能です。言語学習面においても、クラブ活動などのアクティビティなどを通して現地の学生とも関わることができますし、付属の語学学校にも、放課後にある、言語スキルアップになるようなアクティビティ・ワークショップやサポートが充実しているので、英語力の上達に繋がりやすい環境にあると思います。

授業の様子

 もちろん、担当の先生によって授業の雰囲気は全然違いますが、どの先生もしっかり私たちの学習をサポートしてくれます。授業では、カナダの文化など、カナダでの生活に役立つ知識も教えてくれるのでとても役に立ちます。授業は、学部の授業を取るために必要な知識やスキルを身につけることを目的としてカリキュラムが構成されています。  具体的には、エッセイの書き方や効果的なプレゼンテーション方法について学びました。アルバータ大学は授業・学習のプラットフォームにGoogleを使用しているので、Googleのツールの使い方などに慣れることができます。また授業ではグループワークが多いので、英語で会話する機会も多く、スピーキングのスキルを上げることができます。また、担当の先生はエッセイでのフィードバックをしっかり返してくれることも自身の学習に繋がります。全体的にアカデミックな内容に焦点が当たった授業(カリキュラム)である印象が強いです。

授業がある日の典型的な日程

 授業が朝9時から始まるので、授業があるときは、朝の8時20分くらいに家を出ます。付属の語学学校がダウンタウンにあったので、寮から電車で10分程かけて通っていました(*2022年夏からは語学学校の場所が変わると聞いています)。授業は9:00-12:15までで、途中に休憩が15-20分程あります。私は、その間にTim Hortonというコーヒーショップで飲み物を買ったり、ドーナツなどのおやつを買ったりしていました。授業中の飲食が認められていたので、授業はとてもリラックスした雰囲気です。授業が終わった後は、ワークショップに参加したりしていました。火曜日はリスニング、水曜日はライティングとリーディング、木曜日は英会話、金曜日はアクティビティと放課後の学習内容が充実しています。その他にも、放課後は買い物に行ったり、ジムに行ったり、スポーツをしに行ったりなど充実した1日を過ごすことができています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 個人的にはカナダの人は優しい人が多いと感じています。ただ、場所によっては少し危ない所もあるので、気をつけないといけないことは確かです。他に驚いた・感動したことは、自分の住んでいる国や地域に対する愛着心の強さです。例えば、エドモントンには NHLのOilersというアイスホッケーのチームがあります。試合がある日はたくさんの人がユニフォームを着ています。バスの掲示板もGO OILERS GOと書かれていて、街全体がそのチームを応援しています。全力でみんなが1つのチームを応援する様子を見て地域に対する愛を感じ、とても良い街だなと感じました。カナダに来てからアイスホッケーを始めましたが、初心者でもみんな優しく、一緒にプレイしてくれるのでとても楽しいし、良い環境です。また、冬は川や池が凍るので、その自然を使ってアイススケートやホッケーをすることにも驚きです。雪が降るのでスキーもでき、スキーが好きな自分にとっては最高に楽しい街です。夏は街でフェスティバルがたくさん開かれるので1年通して楽しめる場所だと感じています。

2019
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授業の様子

 アルバータ大学ではIELTSの結果に応じ、最初に英語学校で学んだ後、夏学期または秋学期から正規授業を受けることができます。私は現在、英語学校で月曜日から木曜日の8時30分から12時30分まで勉強しています。クラスは15人前後の少人数ですが、国や年齢、目標は様々です。今学期の私のクラスメートは10ヶ国から来ていました。授業中にそれぞれの国について教えあったり、また休憩時間にも食べ物の話などをしたりして互いの文化を学ぶことが多く、日本ではできなかった経験だと感じています。1学期は約2ヶ月とあっという間ですが、毎日一緒に励まし合って頑張って、固い絆ができています。

学習環境としての大学の様子

 英語学校では、午前に授業があり、午後からはワークショップといって、希望すれば曜日ごとにグラマー、リスニング、ライティング、カンバセーションの練習をしたり、個別指導を受けたりすることができます。週末には、Visiting Student Programのパーティーやトリップもよくあり、参加すると英語学校外の、様々な国から来た友達ができるだけでなく、エドモントンやアルバータ州のことを知るきっかけにもなります。また、日本語や英語のカンバセーションクラブや留学生が集まるグループもあり、英語を練習したり、友達を作ったりする機会が多くあります。さらに、寮内でも映画やバーベキューパーティーなどのイベントが月に何度もあり、無料で参加できます。

学習環境としての街の様子

 エドモントンではボランティアの機会が多くあります。フードバンクをはじめ、日本語のティーチングアシスタントや日本文化を教えるボランティアなど種類も様々なので、自分の興味や特技に合わせて参加します。また、エドモントンは祭りの多い都市と言われていて、祭りのためのボランティアを募集しています。ボランティアをすることで地域の一員になっていると感じます。日本に関するボランティアに参加すると、現地に住んでいる日本人の方や他の日本人留学生とも知り合うことができ、おいしい日本食レストランのことから大学の正規授業の様子まで、留学中役立つ話を聞くことができます。英語学校の間は自由時間が多く、空いた時間を有意義に使いたいので、ボランティアが多いことはとてもためになります。

授業がある日の典型的な日程

 英語学校の授業は8時30分に始まりますが、寮から学校までは電車を使って15分ほどなので、7時台に起きれば十分間に合います。授業の合間の休憩は、買ったり持ってきたりして何か食べたり、クラスメートと話したりなど、それぞれにくつろいでいます。授業後は、13時から14時までワークショップがあり、私はリスニングとカンバセーションにほぼ毎週参加していました。また、英語学校はダウンタウンにあり、レストランやカフェなどがたくさんあるので、授業後に友達と昼食をとりに行くこともあります。宿題は先生によりますが、大抵多くあります。寮だと家事も全部自分でしなければならないので、早めに家に帰って済ませることもお薦めです。

アストン大学(イギリス)

2022
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自分の学習環境

 イギリスに来て1ヶ月が経ったのですが、自分の学習状況としては、アカデミック英語を学ぶ日々です。スピーキング力や相手の話を聞き取る実践的な力は自分から動かなければ得ることはできないと感じています。大学での授業は週に4回、毎週金曜日はチュートリアルという先生と生徒の面談が午前中にあります。学校での授業は7月現在、英語学校での学習期間ということもあり8割が日本人です。そのため授業中はアカデミック英語に集中し、放課後や週末に現地の人や他国の留学生と交流して、日常会話を学ぶことを心がけています。実際にアストン大学に来て、想像していたものとのギャップがあったとしても、その中でできることをし、多方面な角度から自分なりにアプローチをして、英語力向上を目指したいと思っています。状況に合わせて何が求められているかを理解し、コツコツとできることをすることが今の私が求められていることだと感じています。

学習環境としての大学の様子

 月曜から木曜は10:00から15:30まで授業があります。昼休みが1時間半もあるので図書館に行ったり、アストンユニオンという学生へ向けた食堂やクラブアクティビティーについて話を聞ける場所もあるので、そこを訪れたりしています。またアストンユニオンが開催するイベントが昼休みにある時は、参加することもあります。写真のボックスは、現地の学生がテスト期間中に心身共にケアする目的で"Selfcare Box"と呼ばれているものです。中にはラーメンやビスケットなどが入っていました。このように学生へのサポートも充実しています。また、学校の放課後に友達とピザを食べに行くこともあります。平日は、忙しいので学校終わりに友達と出かけることは滅多にありません。次の日までの課題や自炊などで1日があっという間に終わります。何をするかにもよりますが、個人的には、平日に友達と出かけたら、その分寝る時間が削られても仕方がないぐらいの覚悟はいるかと思います。

学習環境としての街の様子

 バーミンガムは英語の発音のアクセントが強いと有名です。移民も多く、インド、サウジアラビア出身の人が多いように感じます。多様な英語に触れることができ、「英語=私たちが教科書で習っている英語」ではないと感じます。私はこれまでアメリカ英語に多く触れてきていたため、イギリス英語の発音や新しい単語がとても新鮮に感じます。アストン大学の大学院に通っている友達もでき、スペインやイタリア、トルコやメキシコなど様々な国の出身の人々と交流しています。バーミンガムに来たら人それぞれが持っている個性的な英語の発音のアクセントに触れることができます。私は、高校生の時にカナダへ留学をしたことがあるのですが、バーミンガムは「多様性」を耳で感じることができる場所だと思います。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 今まで教科書で学ぶ英語やNetflix、アメリカ英語に触れてきたこともあり、最初彼らの英語やアクセントから話していることがわかりませんでした。寮からバスで30分程度にあるシティーセンターは、多種多様な人で溢れています。ホームレスの人がいたりして、その人たちはお金を求めて私たちにも話かけてくることもあります。寮内は警備員もいて非常に安全性に優れていますが、シティーセンターや寮以外の場所を夜に一人で歩くことはお勧めしません。また、私にとって、イギリスならではの楽しみといえば、アメリカ英語とイギリス英語の違いに触れることができることです。これまでの学習はほぼアメリカ英語だったため、新しい単語や、言い方の違いなど新しい発見が沢山あります。「イギリスは食があまり美味しくない」と言われていますが、ハンバーガーやホットドッグ、日本食、韓国料理、インド料理、ケバブなど様々なレストランがあり、その考えは今のイギリスには当てはまらないかもしれません。寮で自炊をすることが多いため、食に困ったことは一度もありません。円やドルに比べて、ポンドが少し高いなと感じるくらいです。何を買うにしても1.6倍として計算しなければ後々請求額に驚きます。

2019
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授業の様子

 最初の2週間は関大生のみで授業が行われます。慣れるための授業なので、比較的簡単な内容です。この2週間が終わると本格的な授業が始まり、中国や中東の国の留学生と一緒になります。授業の雰囲気は関西大学で受けているアカデミック教科と特に変わりありませんが、こちらではスピーキングの力がより求められるので、留学前にスピーキングの練習をしておく方がよいです。グループワークが多いので、同じ留学生仲間で意気投合し、友達になることもあります。留学生の大半は大学院生なので、意欲的な学生が多く、いい刺激となります。

学習環境としての街の様子

 バーミンガムはイギリス第二の都市と呼ばれるだけあり、たくさんの人で賑わっています。様々な人たちが住んでいます。英国の街とは言え、英語で会話をするとき、相手が綺麗な英語を話すとは限りません。特にバーミンガムはイギリスの中でも訛りが強い地域ですので、その発音の違いに驚くと思います。英語が第二母国語である人たちとコミュニケーションを取らなければいけない場面に遭遇することもあります。このようにいろいろなアクセントを持つ人たちと話さなくてはならないという点では、バーミンガムは良い実践の場だと思います。

授業がある日の典型的な日程

 授業は月曜日から金曜日の10時から15時30分まで行われ、その間に12時から13時30分までの昼休憩が設けられています。寮が大学から遠いこともあって、いつも8時ごろに起き、9時ごろには寮を出ます。授業が終わったら、現地の友達と遊ぶことが多いです。序盤のクラスは課題が少ないので、バーミンガムの街を見て回ったりできます。友達と遊ばない日は、帰りにスーパーに寄って夕食の為の材料を買います。食材の質は保証できませんが、マーケットで材料を買ったほうが安いです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 バーミンガムに来て最初に感じたのは、現地の人たちの訛りの強さです。それなりに英語を聞き取れる自信はあったのですが、着いた時に入ったレストランでの店員が言っていることが聞き取れず、ショックだったのを覚えています。しかし、授業で様々な訛りに触れることで、徐々にこちらの発音の違いにも慣れていき、聞き取れるようになりました。始めままならなかった会話も、時間が経つにつれてスムーズにコミュニケーションを取れるようになり、自分の成長を強く感じることができました。

2018
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自分の学習環境

 イギリスで生活をしているので英語を学ぶことが圧倒的に多いのですが、長期休暇などでヨーロッパ旅行をするときには、第二外国語も学ぶことができます。実際に足を運んで、現地の人々と会話することは言語学習のモチベーションに大いにつながりました。現地の言葉を使ってお店で注文できたとき、とてもうれしかったのを覚えています。中国語を第二外国語として専攻している場合でも、語学コースには多くの中国人学生がいるので、彼・彼女らから学ぶことができる機会が多くあります。

授業の様子

 最初の2週間は関西大学生のみの授業でしたが、4週目からは中国や、中近東の国々からの留学生も加わり、1クラス20人ほどでアカデミックライティングを学びます。授業ではディスカッションをすることが多く、自分の意見をはっきりと伝える能力が求められます。コースの最後の週にはレポート、グループプレゼンテーション、パラグラフライティングが課され、それらをもとに成績が付けられます。レポートと聞いて不安に思うかもしれませんが、担当の先生が個人指導の時間を設けてくれるので、どこを改善すればよいのかがわかり、不安を感じることなく課題を提出することができます。また週に2回スピーキングの授業もあり、ほかのクラスの学生とも交流することができました。最初の数か月は留学生だけの授業ですが、9月からは大学の正規授業を履修することができ、現地の学生と一緒に学ぶことができます。

学習環境としての大学の様子

 敷地内の図書館は24時間利用が可能で、夜遅くまで課題に取り組んだり、休日に調べ物をしたりすることができます。グループでパソコンを使って話し合うことができるスペースもあり、グループディスカッションの際によく利用しました。語学の参考書が多くそろっているので、第二外国語の勉強にも取り組むことができます。また週末には、プログラムディレクターの先生が留学生のためにイギリスの各地を巡るツアーを提案してくれるので、よりイギリスについて知ることができます。

授業がある日の典型的な日程

 授業の開始は午前10時からと日本よりも遅く、朝は比較的時間に余裕があります。午後3時半に授業が終わった後は、大学前の通りで夕飯の食材を買って帰ります。寮にはルームメイトと共用のキッチンがあり、自分たちで食事を用意しています。授業が早く終わるので自分の時間を多くとることができ、課題に取り組んだり趣味に打ち込んだり、ルームメイトと交流したりして過ごしています。遠い外国の地でモチベーションを保つためには友達との交流が不可欠で、一番の心の支えとなっています。

2017
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授業の様子

 初めの1週間は関大生のみでの授業ですが、その後はPre-sessionalコースでアラブ、中国、タイからの留学生と一緒に20人程度の小規模クラスで勉強します。月曜日から木曜日は10:00~12:00と13:30~15:30の授業があり、金曜日は午前の授業のみです。基本的に午前はアカデミックスキルについての学習で、午後はボキャブラリーやグラマーなどがメインです。2、3週間ごとにmoduleが変わり、今いるmodule4からはbusinessかlanguageを選ぶことができます。授業内ではグループワークやディスカッションなどが多く、多様な価値観に触れながら学習することができます。また、活発に発言する学生が多いため、毎日刺激を受けながら授業に励んでいます。各moduleの終わりの週にはエッセイ、プレゼンテーションの課題とテストがあり忙しくなるため、金曜の午後などの空き時間を使って早めに取り組むようにしています。

学習環境としての大学の様子

 アストン大学の図書館は休暇時以外は24時間利用することができ、パソコンの貸し出しやグループワークの場所なども設けられているのでよく利用しています。また図書館のsmartsearchという検索機能を利用し、電子書籍や記事などもほとんどが無料で閲覧できるので、資料探しにも便利です。図書館だけでなく、ジムやカフェ、スーパーマーケットなどもキャンパス内にあり、設備が整っているので快適に過ごすことができます。

授業がある日の典型的な日程

 平日は15:30に授業が終わり、放課後は比較的十分時間があるので、その日に出された宿題をしたり、理解できなかったところを復習したりしています。Moduleが進んでいくごとに内容もよりアカデミックになり難しくなってくるので、空き時間を有効活用し早め早めに準備することが大切になってくると思います。勉強以外では、バーミンガムはイギリス第二の都市で商業施設も充実しており、大学からはショッピングセンターも歩いて行ける距離にあるので、気晴らしに友達と買い物に行くこともできます。また、時間がある週はアストン大学にあるジムでバドミントンをする等、寮にある無料のジムを利用し定期的に運動することもできます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 日常生活の中で今まで日本で習った英語とは違った英語に出会うことがたくさんあります。例えば、こちらでは "Thank you"の代わりに"Cheers"を使うことが多く、cheersという単語自体は知っていても、はじめて言われた時は意味がさっぱり分かりませんでした。他にもバーミンガムではブラミーと呼ばれるアクセントの強い方言があるので、初めは聞き取るのに苦労しますが、様々な英語に触れることができるというのも魅力の一つだと思います。また、言語だけでなくバーミンガムは様々なバックグラウンドを持った人が多く住んでいるので、交流を通してその多様性を感じることができます。

2016
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授業の様子

 最初の二週間は関大生のみでしたが、最近は週5日間他国から来た留学生と一緒に勉強しています。午前の2時間は比較的易しめのテキストを使いながらReadingやListening、午後は教科書に沿ってグループワークをするなど幅広い分野を学ぶことができます。それだけでなくプレゼンテーションやエッセイ、月一回のダイアリーなど授業外でも課題があり、Self-study時間(毎週金曜日の午後は授業がありません。)をいかに有効に使うかで授業の理解度も変わってきます。わからないことがあった場合は、先生方が丁寧に説明してくれるので心配はいりません。また、一緒に勉強している留学生もみんな勉強熱心で、いつもクラスを盛り上げてくれます。

学習環境としての大学の様子

 アストン大学はバーミンガムの街から少し離れた場所にあるため、それほど人も多くなく静かで勉強に集中できる良い環境です。何か調べものをしたい時には、すぐ近くにアストン大学の図書館があるので基本的にはそこで必要な資料をそろえることができます。図書館ではノートパソコンを無料で借りることができ、カフェもあるので息抜きをしながら学習に取り組むことができます。学習に必要なものは大学内でほぼそろえることができ、たとえ大学外であっても歩いてすぐの場所で全てそろえることができるので便利です。

授業がある日の典型的な日程

 月曜日から木曜日までは朝の10時から12時、13時半から15時半(1時間半昼休みをはさみます)の2コマの授業があり、金曜日は朝の授業のみで午後からの授業はなく、自主学習の時間として与えられます。その時間にオンラインで教科書の復習をしたり、次の週の授業に向けて予習をしたりします。授業のコマ数が少ないぶん、内容が盛りだくさんなので自主学習の時間はとても貴重な学習時間になっています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスは雨が多いと聞いていましたが、意外と晴れの日が続き、外でフリスビーなどをして遊ぶことができる日もあります。天気が変わりやすく突然雨になったりもしますが、ほとんどの人がフードを被るだけで傘をささず、雨が降っていないかのようにのんびり街を歩いています。逆に私たちは傘をさすのが当たり前なので、初めてその光景を見たときは自分たちの上にしか雨が降っていないのかなと一瞬疑問に思うほどでした。

2015
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自分の学習環境

 アストン大学でのこれまでの授業では、主にアカデミックライティングを身に着けることに重点を置いており、エッセイの課題を出されることが多いです。私はライティングが苦手なので当初は不安だったのですが、最近は課題をこなしていくうちにそれが全く苦ではなくなりました。トピックも非常に興味深いものなので、意欲を持って取り組むことができます。各モジュール(科目)の最後に課される課題は完成まで時間が掛かるため、提出日から逆算して普段から取り組むように努めています。また、pre-sessional courseと呼ばれるコースでは、20週間のうちの12週間目からはlinguistic courseかbusiness courseのどちらかを選択して勉強することができます。私はもともとビジネスに興味があったので、残された8週間はビジネスについて勉強する予定です。クラスメイトも多国籍なので非常に楽しみです。

授業の様子

 こちらに来て最初の2週間程度は関大生のみでの授業が行われますが、それが終了すると、pre-sessional courseに入ります。このコースは、アストン大学の大学院で修士課程を取得する学生に交じって一緒に英語の授業を受けるというコースです。1クラス15人程度で小規模ですが多国籍で非常に賑やかなクラスが多く、授業では主に、ライティングやクイックディスカッションの場が設けられ、自国と他国の文化を比較できるのが魅力だと思います。授業は1コマ2時間で、それが1日2コマ、計4時間になっており、平日は月曜日から木曜日までです。金曜日は先生と1対1で個人面談を行い、エッセイ課題のチェックから授業で思ったことや感じたことを話し合う機会があります。

学習環境としての大学の様子

 アストン大学は賑やかな街の中にある大学ですが、敷地内には緑も多く、図書館や体育館などの施設も充実しています。特に図書館は長期休暇以外であれば24時間開いているのでいつでも利用することが可能です。大学内には小さい教室が各階にいくつもあり、小規模な人数で授業を受けるので、わからないところがあればいつでも先生にその場で質問することができます。それに加え、学生の悩みを解決してくれる Hubという施設もあり、スタッフが優しく対応してくれ、何か困ったことがあればそこに行き相談することも可能です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 「イギリス英語」と一概に言っても、方言やなまりは人によってそれぞれだということです。特にアストン大学が位置するバーミンガム市には現地の人だけでなく、様々な国からの出身者がいるので英語を聞き取るのも一苦労です。しかし、こちらに住み始めて数か月が経ち、その苦労は確実に自分のものになっていると確信しています。また、イギリス独特の言い回しや単語にもしばしば出会います。最初は慣れないかもしれませんが知れば知るほど生活が楽しくなってきました。

2014
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授業の様子

 私たちは今pre-sessional courseのmodule 2を終えたところです。アストン大に来て最初の1ヶ月は関大生のみでの授業でしたが、pre-sessional courseが始まり、moduleが終わるたびに他国の留学生が増え、授業の中でそれぞれの国の考えを共有することができるため、今までの考えが変わり、自分たちの視野を広げることができています。さらに、月曜日から木曜日の授業後にはアストン大の学生によるspeaking classが1時間あり、私たちには英語を話す貴重な機会となっています。また、各moduleの最後の週にはエッセイなどの提出、発表、テストがあり、忙しい日々が続きますがとても充実しています。

授業がある日の典型的な日程

 基本的に月曜日から木曜日は10時からの2時間授業が2コマ入っており、それぞれの間に1時間半の昼休憩があります。金曜日は午前中で終わり、午後からは自由となっています。また、moduleのはじまりは新しい留学生への説明があるため、私たちは月曜日も休みになり、火曜日も前のmoduleで実施したテストなどへのフィードバックが1人ずつ15分程度で行われるのみなので、自由な時間は多くあります。この時間を利用して、買い物に出かけたり、遊びに出かけたりしています。

学習環境としての街の様子

 私たちの暮らしているバーミンガムはイギリス第2の都市と言われていますが、それほど騒がしい街でもなく、とても暮らしやすいです。寮から歩いて15分程でショッピングセンターや市場などがある中心街に着くため、生活の面ではとても便利です。街中は赤いレンガ調の建物が多くあり、日本とはまた異なる雰囲気を感じることができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 日本で学んでいたアメリカ英語とイギリスの英語は、発音、単語、スペルの違いが多々あったので、慣れるのに時間がかかりました。また、日本人は自ら意見を言葉にするのが苦手なため、コミュニケーションをとるのにも苦労していました。しかし、先生方はどんなに拙い英語でも親身に聞いてくださるため、とても相談しやすく、安心できます。

2013
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授業の様子

 私は現在pre-sessional programmeで他国からの留学生たちと一緒に授業を受けています。授業内容は文法や語彙、academic skillsなどが主で、初めの1ヶ月間は関大生だけの授業ですが、5月からは外国人を交えての授業になり4週間ごとにクラス編成が変わるため、他国からの留学生も増えていきます。授業内容は少し難しいですが、グループディスカッションでは、他国の人たちと話す機会があります。日本人にとって自分の意見を伝えるのは難しいと思いますが、とても楽しいです。また放課後には、週一回の割合でspeaking classというものが用意されており、英語を話すとても良い機会です。また毎月1回は大きな課題やテストがあり大変ですが、勉強面ではとても充実しています。

授業がある日の典型的な日程

 授業は、月曜日から木曜日は朝の10時から15時半まで、金曜日は12時までです。お昼休憩は90分あり、ゆっくりと過ごすことが出来ます。授業時間は午前と午後がそれぞれ2時間ずつの合計4時間で、新しいmoduleが始まる前後の月曜日や金曜日は休日になることが多いです。また先生とのtutorial(面談)がある日は、ほとんどフリーになります。放課後は時間に余裕があるため、大学帰りに近くのショッピングセンター街に食材や日用品などを買いに行ったりすることが出来ます。私は寮に帰宅してから、音楽を聞きながら宿題をしたり、友だちと一緒に晩ご飯を食べながら談笑したりしています。

学習環境としての街の様子

 アストン大学があるバーミンガムは、イギリス第2の都市と言われていますが、多くの人が行きかっているというわけではなく、関大生になじみのある梅田と比べるとそれほど都会ではありません。しかし、私たちが住んでいる寮は、大学まで徒歩10分、ショッピングセンターまで徒歩20分という場所に位置しており、とても便利な生活を送ることが出来ます。ショッピングセンターにはたくさんのお店があり、週末にゆっくり買い物をしたりすることが出来ます。寮の周辺なども騒がしいわけではないので、勉強の妨げになるものはなく、集中して勉強することが出来ます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスに来た当初はバーミンガム訛りもあり英語を聞き取ることに慣れず、また自分の意見や感情などを英語で伝えることが出来なかったりして、落ち込むことがありました。しかし、他国からきた留学生と授業を受けるにつれ、文法などにこだわらず、伝えることが大事なのではないかと思い始めるようになりました。また他の留学生と話していると、国によって英語のアクセントやイントネーションが異なり、ネイティブのチューターにとっても聞き取りにくいらしく、とても驚かされました。しかしその分、聞き取れたりしたときは嬉しく感じます。

2012
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授業の様子

 現在私はpre-sessional programmeで他国から院やビジネススクールを目指してアストン大学にきている留学生と一緒に主に英語表現や語彙、academic skillsなどを学んでいます。前段階の4週間のinduction programmeは日本人のみで授業が行われるのに対し、このプログラムは他国の留学生と一緒に授業を受けることになるのですが、プログラムは4段階に分けられており4週間ごとのクラス替えの都度留学生の割合も少しずつ増えていきます。授業内容や進度はそれほど難しくなく、日本人学生にとって一番困難となるのは授業中に発言できるかどうか、自分の意見をはっきりと他の学生に伝えられるか、などということになると思います。日本人は日本語でさえ授業中に発言することや自分とは違う考えに対して意見することを躊躇いがちなので、これに慣れるのには少し時間がかかるかもしれません。

学習環境としての街の様子

 バーミンガムはイギリス第二の大都市で、人口も街の大きさ自体も大きいのですが、通りをびっくりするほどたくさんの人が行き交っているということはありません。関西大学の学生は梅田などの混雑に慣れているので、それほど大都会という印象を受けないかもしれません。私たちが住んでいる寮は大学からは徒歩10分、街の中心部からは徒歩20分程度の場所に位置しており、利便性は高いですが周囲が騒がしいということもなく勉強に集中しやすい環境だと思います。

授業がある日の典型的な日程

 授業は午前・午後各2時間ずつで、間に90分の昼休みを挟んで毎日計4時間の授業を受けます。授業開始時間は10時なので、朝は余裕をもって昼食の準備をしたりできると思います。たいていは月~木の15時半までが授業となっており、語彙やライティングのテスト、チューターとの面談などがあるとき以外は金曜日も一日中フリーです。放課後は、街へ出て食材や日用品を買ってキャンパス外の寮へ帰ります。ゆっくりできる時間が多いので、私は自炊を楽しんだり音楽をきいてゆっくりしたりしたあとで宿題をこなし、1日1時間程度の自主学習をしています。また、寮が時々無料のピザパーティーなどを開いてくれるので、そこでアストン大学以外の留学生とおしゃべりをしたりもしています。その場で仲良くなった人と休日に遊んだり、教会に連れていってもらったりすることもできるので、交友の輪を広げるいい機会だと思います。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスで勉強しはじめて一番強く感じたことは、コミュニケーションをとる上で最も大切なことは、発音や文法などということではなく伝えようとする気持ちだということです。もちろん正確に自分の意見や感情を伝えるためにはそれらのことは不可欠なのですが、他国からの留学生と話す際には、それぞれの国特有のアクセントがあり、またチューターたちも異なるアクセントには慣れているようなので、語彙力を養っておけば発音はそんなに気をつけなくてもいいと思うようになりました。また、個人的にヨーロッパの人々はみんな英語を母国語のようにペラペラ喋ることができるようなイメージがあったのですが、実際はそういったことはなく私たちと同等の英語力を持つヨーロッパ人が多いということも驚きの一つでした。スペイン人の友人も、日本のようにリーディングやライティングなどに重点を置いた英語教育を受けていたため、スピーキングは苦手だと話しています。

2011
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授業の様子


 アストン大学では5月から9月までのPre-sessional programmeの間、他の国から来ている留学生たちと一緒に英語の授業を受けます。授業はリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングが中心ですが、プレゼンテーションやIELTSの問題演習などをすることもあり、日々の授業を通してよりアカデミックな英語を学ぶことができます。スピーキングの授業では、様々なトピックについてペアやグループで話し合い、お互いに意見を交換し合います。自分の考えを英語で説明したり、他の留学生の英語を聞き取ったりするのは想像以上に難しいですが、その分文化の異なる人達の考えや意見を知ることができ、常に新しい発見もあるので本当に有意義な授業です。また、チュートリアルが1~2週間に1回あり、先生と1対1で勉強や日常の生活についての話をします。アストン大学の先生方は本当に親身になってアドバイスを下さるので、会話の練習になるだけでなく、日常の悩み相談の場にもなると思います。

学習環境としての大学の様子

 アストン大学のキャンパスは、バーミンガムの中心地に位置しているにもかかわらずとても緑が多く、ゆったりと時間が流れています。比較的小規模な大学なので、キャンパスが人であふれているということはほとんどなく、建物も非常にコンパクトにまとまっています。またキャンパス内には、学生が集中して勉強や研究を行うことのできる施設が充実しています。特に図書館は、平日は朝8時から夜11時まで、試験期間中は24時間開館しているので、自習や課題をするには最適な場所です。グランドフロアには学生用のコンピューターやプリンターも設置されており、オンラインのデータベースで様々な文献を調べたり、資料などを印刷したりすることも可能です。またアストン大学では世界110か国以上、約2000人の留学生が学んでいるため、非常に国際色豊かなキャンパスで毎日異文化に触れながら英語を学ぶことができます。

授業がある日の典型的な日程

 授業は月曜日から金曜日まで基本的に朝の10時から始まるので、朝の時間帯は比較的ゆったりしています。7時頃に起きて朝食と昼食を用意し、9時頃には大学へと向かいます。2時間の授業が午前と午後に1コマずつ計4時間あり、その間には90分の昼休みがあります。昼休みがとても長いので、この間に午前の授業の宿題や午後の授業の準備をしたり、他の留学生たちと話したりしながらゆっくりと過ごすことができます。授業が終わった後は図書館でしばらく宿題や予習などをし、次の日の授業に備えます。そのあと買い物などを済ませてから寮に戻り、夕食を自炊します。それ以降寝るまでの間は勉強や娯楽の時間にしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスで学び始めて驚いたことは、他の留学生たちが本当に積極的に授業に参加しているということです。ほとんどの人が自分の意見をしっかりと持っていて、授業中は文法や発音が多少間違っていようが、お構いなしに自分の考えを英語でどんどん主張します。また、留学生たちが他の国や文化についてとても興味を持っているということにも驚きました。同じクラスの留学生たちが日本語のあいさつを覚えてくれて、別れ際に『じゃあね』と言ってくれたときはなんとも言えない感動を覚えました。お互いの文化に興味を持って、伝え合えるということも留学の醍醐味の1つだと思いました。

ウォーリック大学(イギリス)

2019
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授業がある日の典型的な日程

 月曜日から金曜日まで授業があります。月曜日、火曜日、木曜日は、授業が16時前まで続きますが、水曜日と金曜日は13時で終わります。授業が終わった後は自由時間になるので、自習を行う、ソサエティと呼ばれるサークル活動のようなものに参加する、ジムで汗を流す、など各自好きなことをして過ごしています。私の場合は、授業が早く終わる水曜日や金曜日に、大学から徒歩で行くことのできるスーパーで自炊のための食料品を買ったり、洗濯をしたりしています。その他の平日の授業が終わった後は、部屋に戻り、課題や自習を行っています。

学習環境としての大学の様子

 自然が多くとてもすてきなキャンパスです。とても広いので、来た当初はどこに何があるのかわからず混乱してしまうこともありました。キャンパス内にジム施設、複数のカフェやレストランがあるので、ただ単に勉強をするところ、といったような印象を受けることはありませんでした。図書館は24時間利用することができます。私達が来たときはちょうどテスト期間だったので、たくさんの学生が自習場所として図書館を利用している姿が見られました。

自分の学習環境

 イギリスに来た当初は思うように話せない、など戸惑ってしまうことが多々ありました。2ヶ月ほど経った今は、同じクラスの他の国から来た留学生とコミュニケーションをとり、様々な知識が得られるのがとても楽しいです。ペアや少人数でディスカッションを行う授業が多いので、英語を用いて新しい知識を手に入れることができます。単に語学として英語を学ぶのではなく、英語を介して知見を広げられる、という点がすごく魅力的だと実感しています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 来る前や来てすぐはわからないことがたくさんあり毎日不安な気持ちでしたが、幸い周りの人達に恵まれて、現在は毎日とても充実していると感じながら生活をしています。イギリスにいる学生は皆勉強をしっかりする、というイメージがありましたし、実際熱心な姿を目にするので、私もモチベーションを日々刺激されています。勉強をする環境としても、生活をする環境としても不便さを感じたことがなく、とても便利ですばらしい場所だと思います。

2018
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自分の学習環境

 最初に参加したPre-Sessional Courseでは約3ヶ月の間、関西大学生や他国からの留学生と共にListening/Reading/Writing/Speakingといった基本技能や、Presentation/IELTSなどの実践的なものをよりアカデミックに学ぶための授業を受けました。まわりは既に半年以上授業を受けている修士課程の方ばかりで、少しでも気を抜くと置いて行かれると思い、授業や課題に真剣に取り組みました。イギリスに到着してすぐの頃は英語を聞き取ることさえ覚束なく、授業の内容も難しく感じていましたが、2ヶ月を過ぎた頃には先生との会話や他の留学生とのディスカッションを楽しむことが出来るようになり、自分の成長を感じました。まわりのレベルも高く、良いプレッシャーのある環境で過ごすことが出来たため、成長出来たのだと思います。

授業の様子

 ほぼすべての授業でその日のトピックについて席が近い人同士や全員でディスカッションをすることが求められるため、必然的に英語でものを伝えるといった機会が増えます。最初の頃はほとんどの場合、関西大学生は議論に参加できないままでしたが、慣れてくるにつれて積極的に自分の意見を述べるようになり、とてもアクティブな雰囲気で各授業が行われました。関西大学生以外の留学生はそれぞれ国や専攻が違うため、他の文化からの考え方や、違ったものの見方などを授業ごとに知ることが出来ます。

授業がある日の典型的な日程

 授業は月曜日から金曜日に行われ、水曜日と金曜日は午前中しか授業がないため、午後は自習や趣味などに時間を自由に使うことが出来ます。このタイミングでIELTSのための勉強や近くの街に遊びに行くなど、自分の好きなことをして過ごすことが出来ます。普段も16時までで授業が終わるため、ソサエティ(サークルのようなもの)に入って活動したり大学内のカフェ、ジムや映画館を利用したりといろいろな活動が学内でも出来ます。また、寮では自炊をしなくてはならないため、毎週大学内のスーパーか大学から徒歩約10分にある小さなショッピングセンターに日用品や食料を買いに行ったりもします。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ウォーリック大学で学び始めて最初に感じたことは、設備の充実度と学生の質の高さです。自分たちがイギリスに到着した時はちょうど試験期間に当たる頃で、学生達は試験の準備のために寮や図書館、自習室などに籠って勉強をしていました。そんな学生のための利用できるスペースや書物の量なども多く、それを適切に使う学生の多さに驚きました。また、ちょうどウォーリック大学のオープンキャンパスのような期間を経験したのですが、学生スタッフの丁寧さやソサエティの活動など活気の溢れるもので、学業と遊びの両立を高いレベルで実現していることにも驚きました。

2017
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自分の学習環境

 ウォーリック大学に来て最初の2週間は、ホームステイを体験しながら関大生のみでイギリスの文化等を学ぶための授業が行われます。教室で授業をすることもあれば、オックスフォードなど、ウォーリックから離れたところに赴きイギリスの有名建築物等に触れあうための校外学習が行われることもあります。その後は大学寮に移り、他国から来た留学生達と混ざったコースで勉強しますが、彼らは後々ウォーリックの大学院で学ぶ意志のある人達で英語のレベルが高く、初めの頃は授業での積極的な姿勢に圧倒されるばかりでした。しかし、しだいに私も授業での発言を自発的にできる力や、彼らとディスカッションをする力が身についたと感じます。授業内容は、listening, speaking, reading, writingの英語の四技能を学ぶクラスの他に、グループで相談をしながらプレゼンやエッセイを作成するクラス等もあり、アクティブな授業がとても多く授業内では常に自分の意見を考え、発言する力が求められます。

学習環境としての大学の様子

 ウォーリックは関西大学とは比べのものにならないぐらいとても大きい大学で、最初は迷ってしまうほどです。この広大なキャンパスの中には図書館などの学習施設はもちろん、レストランやカフェ、ジム、シアター等も存在し勉強合間のリフレッシュメントとして利用する学生も多いかと思われます。またウォーリック大学は都会から少し離れたコベントリーと呼ばれるところに存在し、私たち関大生は大学の中の寮で生活をしますが(自分で寮の種類を選択できます)、ウォーリック内のスーパーや歩いてすぐの小さなショッピングセンターで生活用品や食料等の買い物が可能なので、今の生活にそれほど不便を感じることはありません。

授業がある日の典型的な日程

 授業は月曜日から金曜日まで毎日あり、1限目が朝9:30から13:00までで、その間に30分休憩が挟まります。次の2限目は14:00に始まり、16:00に終了します。(昼食は1限目と2限目の間の一時間休憩の間にとりますが、イギリスのレストランは、ウォーリック大学の中であっても値段が高いため、多くの関大生が昼ご飯を持参します。)水曜日と金曜日は1限目のみの授業で、ウォーリック大学のある街の中心地(city centre)までバスで行って買い物を楽しんだり、寮でゆっくり過ごしたりすることができます。2限目まである日は、食材の買い物や自炊に時間がとられることが多く、それほどゆっくりはできないものの、宿題や自習、フラットメートと会話をする時間は十分にあるかと思います。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスに来てはや2ヶ月が経ちましたが、この間にたくさんの刺激を受けています。自分の住む寮のフラットには当然日本からの留学生はいないので、イギリスや英語が堪能な他の国から来た人達と共同キッチンで一緒に料理を作りながら、会話をして日々コミュニケーションをとります。時々彼らの英語の話すスピードについて行けなく、落ち込むことも多々ありますが、「理解できなかった」と言うことで詳しく説明してくれ、彼らの優しさを感じると同時にもっと英語力をつけたいと思うきっかけになります。また、彼らとの話の中で様々なカルチャーショックを受けることもありますが、それと同時に自分の世界観が広がっていることを実感します。

2016
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自分の学習環境

 イギリスに来て間もない頃は食堂でメニューを注文することすらも難しく感じていましたが、徐々にそういったことにも慣れ、スムーズに物事が進むようになってきました。それほど、英語でコミュニケーションを取ることは簡単なことではないなというのが最初の実感です。勉強面に関しても、当然毎日全授業が英語で行われるので最初は先生方の言っていることが理解できないことも多々ありましたが、二か月ほどたつとかなり英語で物事を考えることができるようになってきたと成長を感じます。ただ、スピーキングに関しては、授業だけでは不十分だと感じるのが正直なところで、授業以外の時間でも英語で話す機会をできるだけ増やすように心がけています。

授業の様子

 関大生が現在参加しているPEPS(Programme in English for Postgraduate Studies)というコースは他の国から来た留学生と一緒に英語(特にアカデミックな分野)を勉強するといった形です。クラスは現在15人程の少人数クラスで、全員が授業に参加しやすく、授業中にもたくさん英語を話す機会があるので積極的に授業に参加すればするほど成長につながると思います。関大生以外の留学生は自分たちよりも年齢層が高く、英語のレベルもかなり高く、積極的に発言するので常にアクティブな雰囲気で授業が行われます。夏から秋にかけてはPre-Sessionalコースという、より多くの留学生と一緒に勉強することになり、その後短期間の休みのあと再び小規模のコースに戻るか、IELTSの結果次第で学部の授業を取ることも可能になります。

学習環境としての大学の様子

 ウォーリック大学は比較的新しい大学で非常に設備に力を入れているのを肌で感じることができます。図書館は6階建てで、もちろん本の種類も豊富ですし(ハリーポッターも借りることができるようです)、勉強ができるスペースも大学内にたくさんあります。そして大学内のジムも非常に充実しています。また、オリエンテーション期間が終わると寮に移ることになるので食事や家事などすべて自分で行わないといけないので大変ですが、その分自分の時間は確保できるので自分の勉強や宿題、週末には出かけるなどいろいろなことができると思います。寮には大学生(主に一年生)が住んでいるので英語を話す機会もたくさんあるかと思います。

授業がある日の典型的な日程

 ウォーリック大学のコースは3学期に分かれていて、現在の授業は月曜日から金曜日まであり、水曜日と金曜日は午前中までの授業で午後は自習や街の真ん中に遊びに行ったり、買い物を楽しんだりする時間も十分にあると思います。午前中の授業は9時30分から13時までで、30分休憩が一度あります。午後の授業は14時から16時頃まで続きます。一日授業のある日でも16時には授業が終わるので、大学のカフェで勉強や読書をしたり、寮の部屋に戻って自分の時間を作ったりと時間のゆとりはかなり持てる日程だと思います。

2015
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自分の学習環境

 イギリスに来て、早5ヶ月が経とうとしています。イギリスでの生活は、一人で暮らすには十分で綺麗な部屋や、設備の整った寮で過ごすことができ、日々英語学習だけに集中でき、大変満足しています。まだイギリスに来て5ヶ月ですが、すでに自分自身の成長を感じています。中間の成果として受けたIELTSのテストでは、平均して1ポイント上げることができました。その要因はきっと様々ですが、日々の授業にきちんと参加して発言をして、その日のうちに復習をするということが最も大事なのかもしれません。その他にも、私は、知らなかった単語や成句を付箋に書き部屋に貼っては覚えることや、1週間に一度図書館に行き、新聞を読むことや、日本人同士でも英語を心がけて使うことを日々の目標として生活しています。また、現地でできた友達とパーティーやピクニックをするなど現地の習慣を楽しむことも、英語の上達につながっています。

授業の様子

 ウォーリック大学の留学は、主に3学期に分けられます。私たちは今2学期の5週目にいます。1学期では主に私たちと同じように海外から来た学生と一緒に2つのレベルに分かれてIELTSを勉強しました。この学期は私たち以外が全員大学院を目指しているので、必然的に私たちが一番年下になります。生徒は大半がカザフスタンの人で、発言力があり、最初のうちは戸惑ってしまいましたが、彼らと一緒に学ぶことは、積極性を身につけるいい機会でした。授業では、話し合いやペアワークが多いと感じました。2学期には主に英語の基礎(Reading, Listening, Writing, Speaking)を学びます。授業は大半が中国の人でここでもまた大学院を目指す人が多くを占めます。授業の内容はそれほど変わりませんが、コースに含まれる人数が大幅に増えるので、新しい出会いや発見が増えます。また、私のクラスでは、携帯は全面禁止で、遅刻や宿題に関しても驚くほど厳しいです。3学期では、IELTSで6.5を取れた人だけが学部授業に参加できることになっています。

学習環境としての大学の様子

 ウォーリック大学は非常に大きな現代的建築の大学で、設備が整っているので、大学の中だけで生活ができます。まずは、Student Unionと呼ばれる建物が非常に便利です。この建物には、カフェやレストランにパブ、ビリヤードに理髪店から薬局、銀行に食料品店や郵便局まであります。また、スポーツセンターと呼ばれる、プールやサウナやジム、体育館が備わった施設があります。そこでは、有料で様々なコース(ブートキャンプ、バトミントン、ランニング、ボクシング、ヨガなど)に参加することができ、良い気分転換になります。さらに、Warwick Art Centreでは、芸術的な映画や劇を楽しめ、ウォーリック大学の限定品を購入することができます。その他にも、6階建ての図書館、自然に囲まれ白鳥やリスやうさぎと共に暮らす寮など、心踊らされる大学です。
 それぞれの建物にカフェやレストランがあるのでそれらを巡りながら大学を探検するのも良いかもしれません。

授業がある日の典型的な日程当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 授業は主に週5日、水曜日と金曜日は午前中までというのが典型的です。1学期は、朝の9時半に授業が始まり、2コマの日は16時半、1コマの日は13時に授業が終わります。2学期は、朝の9時に授業が始まり、3コマの日は15時半、2コマの日は13時に授業が終わります。最初の2週間のホームステイ以外は大学内の寮に住むので、朝に余裕を持つことができます。  宿題はそれほど多くないので、授業が午後までの日は、街の中心地に行って、映画を観ることや、ショッピングをするなどができます。もちろん、エッセイを書く宿題がでれば、寮にこもって宿題をします。また、2学期になると毎週土曜日に、スクールトリップが予定されており、ロンドンやリバプール、大学に比較的近い歴史的場所を訪れるなど、楽しみながらもイギリスの文化を学べる機会もあります。

2014
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自分の学習環境

 ウォーリック大学で英語の授業を受け始めて約三ヶ月が経ちました。ここでの授業は、もちろん完全に英語のみで行われています。初めの頃は先生の説明すら聞き取れないこともありましたが、今ではほとんど理解できるようになりました。授業は中身の濃いものばかりですが、授業以外の時間が比較的に長く、宿題も適量で多過ぎて手に負えないということもないので、空き時間を有効に使うことさえできれば自分のやりたいことをする時間が十分に確保できます。また、授業だけが学習の場ではないことを実感しています。寮で一人暮らしをしているため、他の国々の人との共同生活や、日々の買い物、公共交通機関の利用さえもよい学習の機会になっています。私はジム(有料)に通っているのですが、施設内のサウナではいろんな人と話すことができ、そこでも貴重で楽しい時間を過ごしています。さらに、カザフスタン、イラク、台湾などからの留学生と(同じ授業は受けていませんが)コモンルームで交流することもあって、とても充実しています。

授業の様子

 First Term の授業は関西大学からの9人だけという少人数で行われました。これは、様々な国から来た大学院生達と一緒に授業を受けるコース(presessional course。7~9月)に向けた準備期間のようなコースでした。授業は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングというように単純に区別されるのではなく、"Integrated Skills"という名目で英語の4技能を組み合わせて授業を行うというものです。ライティングの授業で同時にスピーキングやリスニングも学ぶという新鮮な授業ばかりです。初めの頃は先生の呼びかけに対して思うように反応できず、質問も少なめでした。しかし今では積極的に授業に参加するようになってきました。遅刻欠席もほとんどなく、9人全員が意欲的に授業に取り組んでいます。

学習環境としての街の様子

 ウォーリック大学はイギリスのコベントリーという場所に位置しています。ロンドンやバーミンガムとは違ってかなりの田舎で自然が多く、あちこちに広がる草原は、土地が有り余っているのではないかと感じさせるほどです。大学も自然に囲まれており、リスやウサギが目の前を平然と横切って行く光景にいつも癒されています。学習環境としては、静かで落ち着いていて、治安が悪いと感じることもなく、必要な店舗や施設も揃っているため、学業に専念するには最適な場所です。大学付近には、荘厳なウォーリック城や、シェークスピアの生誕地であるストラットフォードなど、イギリスを象徴する歴史ある場所があり、この地域について知るという面でも、大学の周囲の環境には恵まれていると感じます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ウォーリック大学で学び始めてまず感動したことは、授業で教わる Academic English の質の高さです。例えばライティングでは、structure や useful expressions、formal/informal words など、良い文章を書くために不可欠な知識を得ることができ、実際に、この10週間で大きく進歩したことを先生方に認めていただきました。次に、最も驚いたのは、イギリスの学生たちの学業に対する意識の高さです。私たちがウォーリック大学にやって来た時期は、ちょうど現地学生たちにとっての試験期間に相当していました。寮の仲間は試験勉強で部屋にこもっていて、図書館も勉強している学生でいっぱいで空いている場所がないほどでした。さらに、興味深い発見もありました。授業の一環で、ウォーリック大学の学生と日本人学生の試験期間中の過ごし方を比較するリサーチを行ったのですが、ウォーリック大学の学生の方が圧倒的に勉強時間が長く、また将来の目標もはっきりとしていました。 これは一種の驚きでもあり、自分たちのモチベーションを上げる良い発見となりました。

2013
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授業の様子

 我々はウォーリック大学でアカデミックな英語のリーディングやライティングを主に勉強し、さらにはイギリスの文化、イギリス英語などを学んだりします。授業ではよくペア・グループなどに分かれ様々なトピックなどに関して意見交換などを行います。このようにウォーリック大学での授業は常に受動的ではなく、どちらかというと能動的な授業が主です。Pre-Sessional Course(7~9月期)ではアジア各国から様々なバックグラウンドをもった学生たちと一緒に勉学に励みます。自分とは異なる文化で生まれ育った人たちと意見交換などを行った時は常に新しい発見があり、色んな視点で考える事ができるようになります。

学習環境としての大学の様子

 ウォーリック大学のキャンパスの設備は、どれもがとても充実しており、勉学に励む学生にとってはもってこいの学習環境です。Art Centreという建物には映画館があり、映画を安い価格で鑑賞する事ができます。これにより、楽しみながらリスニング能力の向上につなげることができます。また、Learning Gridという施設では自習などができる他、プレゼンテーションなどの練習が可能な個室などもあります。何よりも図書館は莫大な情報源の場所であり、様々な資料などを集めることが可能です。図書館では本のみならず、映画のDVDなども揃っています。ウォーリック大学の長所はこのような充実した設備だけではなく、世界各国からの学生と交流することができる「環境」がある事が最大の長所だと思っております。

学習環境としての街の様子

 コベントリーはとても静かな田舎町です。大学の近くには大きなスーパーマーケットがあり、最低限の物などは基本的にここで揃えることが可能です。またバスを利用すればコベントリーの繁華街、City Centreと比較的若者が集まるレミントンにすぐアクセスできます。ロンドン、バーミンガムなどイギリスの大都市に比べるとお店などは少ないですが、その一方でとても自然が多い場所です。外を歩けば戯れているリスや、日向ぼっこをしているウサギなどがたくさんおり癒されます。

授業がある日の典型的な日程

 1学期の授業の開始時間は10時と比較的遅めで、私のような朝が苦手な学生でも寮から5分程で教室に着くので(メインキャンパスから一番遠い寮からでも15分程)朝はゆっくりでき、時間を自分がしたい事に有効活用できます。授業は基本的に90分と120分の授業に分かれています。集中力を維持するのはとても大変ですが、お昼は休憩が1時間あるので、しっかりリフレッシュして午後の授業に励む事が出来ます。16時頃には授業が終わり、それぞれの自由時間になるので、近くのスーパーマーケットに夕飯の材料を買いに行ったり、図書館で勉強したり、自分の部屋でゆっくり寛いだり、ジムで運動したりと、午後の時間の使い方は人それぞれです。寮に戻ればフラットメイト達とキッチン・コモンルームで談話したり、外出したりします。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスに来て感じた事は、年代を問わず皆が礼儀正しい事です。実体験なのですが、私がホームステイをしていて毎日バス通学をしていた頃、日本であれば大半の人がバスを降りるとき無言で降りると思うのですが、こちらでは皆がバスの運転手さんに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのです。その現場を見て、とても基本的なことなのですが、それ以降自分自身も感謝の気持ちをちゃんと伝えるよう努力し、お互いにとても気持ちのいいものだということを実感しました。このような事を学べることも留学の素晴らしい部分であるなと感じました。

2012
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自分の学習環境

 ウォーリック大学の留学プログラムは3つのPhaseに分かれており、6月現在では今後の2つのPhaseに備えたAcademic Englishの学習が1つのテーマとなっています。課題が多いわけではありませんが、難しいテーマの作文や発表の準備、グループエッセイの計画立てなど苦労することもあります。作文は計算してみたところ週に500 wordsほど書いてることもよくあり、英語に長く向き合えていると実感しています。  勉強というわけではありませんが、私は現在Big Band SocietyとWind Orchestraに所属させていただいてます。楽器、音楽といった共通のものを通じて多くの外国人と交流、そして会話できることは何よりも楽しい「英語の勉強」と言えます。ウォーリック大学ではこのように、机に向かう、向かわないに関わらず最高の学習環境が提供されていると感じます。

学習環境としての大学の様子

 ウォーリック大学の図書館はTerm 3(Test Term)の間は24時間開いており、生徒はいつでも利用できます(他のTermでは深夜は閉館するそうです)。規模も5階建ての建物が2棟と、非常に広大です。大学内の建物は無線LANが完備、寮の各部屋にもLAN端子が完備されており、インターネットを使った学習も自由自在です。 この大学において最も驚くべきは現地で出会う方々の聡明さでしょう。実際に体験したことなのですが、先述のSocietyの関係でバスで移動している際、車内で王室の必要性について議論をしました。全員が自分の意見をしっかりと持ち、それをぶつけ合う場面は日本ではなかなか体験できない素晴らしい体験でした。このような仲間達に出会えることも、この大学の学習環境の良さを証明していると思います。

学習環境としての街の様子

 ウォーリック大学は、田舎町コヴェントリーに位置しています。田舎と言ってもバスで15分ほどの中心街へ出れば生活に必要なものは何でも購入でき、日常の買い物は大学から歩いて10分ほどの所にある大型スーパーで多くのものが安く購入できます。まさに「学習を妨げるものはない」丁度いい環境だと思います。  また、大都市へも簡単に行くことができる(例えば、ロンドンへは電車で1~1.5時間、バスで2時間程度)という点も、ウォーリック大学が素晴らしい文化体験環境の中に位置していると思います。先日の女王即位60周年記念式典(ダイアモンド・ジュビリー)でも、関西大学からの留学生の多くがこの歴史的瞬間を体験すべくロンドンへ行きました。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 Big Band、Wind Orchestraの他に、私はJapan Societyという団体にも所属しています。留学先で出会うのは外国人だけではありません。現地の大学に通う日本人や私たちと同じく英語力向上のために留学に来た日本人、こうした普段はなかなか出会えない異なるバックグラウンドを持つ日本人と出会い、話す。この体験も私たちの留学生活を豊かなものにしてくれています。写真は先日、早稲田大学からのグループが帰国、また現地生が卒業するということで行われたFarewell Partyの時のものです。外国人と多く関わることは言うまでもなく大切ですが、このような体験から得られる感動も大切にしていきたいです。
 留学生活で驚いたこと、嫌なことは挙げるとキリがありません。それでも、それが本当にちっぽけに思えるほど大きな感動と多くの楽しさがウォーリック大学にはあります。ウォーリック大学で皆様をお待ちしております。

それではまもなく開演です♪
Big Band Gig直前のPiazzaにて

2011
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学習環境としての大学の様子

 ウォーリック大学では、映画館やスポーツジムなどの娯楽施設が充実しているほか、学生が集中して勉強できる環境も整っています。中でもラーニンググリッドという自習スペースは24時間利用可能で、ホワイトボードや会議用のデスクを使用しながらグループワークができます。また、飲食物の持ち込みも許可されているので長時間の自習でも快適にできます。そのほか5階建ての図書館にはたくさんの本が揃っており、パソコンが常備されているため、プロジェクトや調べものをするのに最適です。夜中の2時まで開館しており、試験期間は学生が遅くまで勉強しています。これらの学習施設を利用する以外に、自分の部屋にも心地よく勉強することができる環境があります。寮の机はみな大きく、本棚もとても広いため、パソコンを置いたりたくさんの本を広げたりしながら勉強することができます。

授業がある日の典型的な日程

 ウォーリック大学での授業プログラム(4~7月期)は、朝は10時から始まり午後は4時に終わります。1授業2~3時間と長丁場で疲れることもありますが、その分1時間の昼休みでしっかりと羽を休め、また午後からの授業に前向きに臨むことができます。大学にはたくさんのカフェやレストランがあり、バラエティ豊かな食を楽しむことができるのも嬉しいです。午後4時に授業が終了すると、私たち関西大学学生は食料品の買い出しにスーパーマーケットへ行ったり、大学施設や部屋でその日に習った授業の復習やエッセー(レポート)の作成に励んだりしています。その後は各自寮のキッチンでフラットメイトと会話しながら夕食を作り、お風呂に入って就寝します。朝は授業が10時から始まることもあり、余裕をもって身支度をすることができます。

自分の学習環境

 月日を重ねるごとに、授業・勉強内容がより深みを増すのと同時に難しくなっていくのをひしひしと感じています。毎回の授業につきたくさんの宿題が出て、図書館に2時まで残って勉強をする日も少なくはありませんが、日々の授業内容をしっかりと吸収し、更に先生から出された課題以外にも自分のペースで自由課題としてエッセーに取り組むことで、忙しくする中でもとても充実した学生生活が送れていると思います。特に私はライティングの授業が好きで、授業で新しく習ったアカデミックな表現を積極的に利用してエッセーを書くように心がけています。自分の書く文章がよりよいものになっていくのが楽しいです。ウォーリック大学での勉学は決して容易にこなすことはできませんが、この後の2学期・3学期に備える意味でも欠かせない準備期間と言うことができると思います。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 寮やキャンパスで現地の学生と触れ合って気づいたことは、集中して勉強をするときとそうでないときのオン・オフがはっきりとしているということです。特に試験期間中は、学生は1日中ラーニンググリッドや図書館で勉強をして忙しそうですが、週末になるとみんなでイギリスの伝統の一つであるパブへ行ったり、寮でパーティーを開いたりして楽しい時間を過ごしています。その他にも、現地生からは常に勉強熱心な印象を受け、日本の大学生とは時間の使い方や、勉強に対する姿勢も大きく異なることに私は驚きました。私も学生という立場を忘れずに日々の学習を充実したものにし、帰国後には彼らのような姿勢で勉強に取り組みたいです。

2010
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留学先の学びについて

 ライティングやリーディングは日本の授業とあまり変わりませんが、こちらには「発音」や「イギリスの文化と社会」の授業があります。「イギリスの文化と社会」の授業は、イギリスと世界の文化を比較するのですごく興味深いです。テキストは先生のプリントや新聞記事で、特に本を買ったりすることはありません。先生は質問したら丁寧に教えてくださるし、私たちが楽しく勉強できるようジョークを交えたりもしてくださいます。私が一番の違いだと思うことは、当たり前ですが、授業が全て英語で行われることです。単語の意味を説明するときも英語だし、質問するときも答えるときも全て英語なので、苦労しますが勉強になっていると思います。

留学先の生活について

 私の寮にはたくさんの国から来た留学生がいます。こちらは5月、6月はテスト期間中なのでみんな勉強で忙しいようですが、遊びに誘ってくれることもあり優しいです。大学からコヴェントリー、リーミントンの町までバスで行けるし、バーミンガムやロンドンもそれほど遠くないので、週末によく遊びに行きます。また、同好会、クラブやスポーツセンターのクラスがたくさんあるので、そこで交流する機会があります。食事については、こちらの人はあまり料理をしないので冷凍食品が充実しています。値段は少し張りますが、近くに日本の食材が買えるお店もあります。

一日の過ごし方

 人によってさまざまだと思いますが、私は朝6時に起きて宿題の残りをしたり、日記を書いたり、ニュースを見たりしています。授業は9時、10時、11時と日によって始まる時間がばらばらです。授業が終わるのは基本的に16時ですが、水曜日と金曜日は午前中で終わるので、宿題をしたり、色々な活動に参加したり、自分の用事を済ませたりします(銀行や荷物を受け取る場所は16時に閉まってしまいます)。毎日充実しているので一日の終わりにはへとへとになります。

留学を目指す方へのアドバイス

 こちらに来て一番困ったことは会話(リスニングとスピーキング)です。現地の人は話すのが速いのでついていくのが大変です。英語が聞けないと会話は続けられません。話せないと言いたいことが伝わりません。日本の中学、高校は特に英語に特化した学校でなければ、リーディング、ライティング、文法中心だと思います。現地に来て会話ができないと困るので、留学までにできる限りの機会を見つけて、英語を聞いたり話したりしてみてください。例えば国際部に行って留学生と交流するとか、授業中には英語しか話さないとか、今自分たちでできることを見つけて、自信をつけて留学に臨んでほしいです。

感動した事

 こちらに着いてしばらくの間、現地の学生は話すのが速いし、留学生もみんな英語がペラペラで、なかなか輪に入っていけないので落ち込んでいました。そんなときに週1回あるクリスチャンの集まりに参加していたら、そこにいる一人の子が「いつも笑っていることが一番大事。そしたらきっと友達もできるよ。」と言ってくれました。そして他の人たちもすごく親切で映画に連れていってくれたり、町を案内してくれたり、家に招待してくれたりもしました。他にも、話している言葉が全部分からなくても、話の筋が分かったからいいやと流していると、「一語でも分からないことがあったら聞いて」と言ってくれることもありました。「日本人はLとRの発音の区別が難しいんだね。」と言って私の発音を訂正してくれる子もいて、感謝の気持ちでいっぱいになり、落ち込んでいる自分の励みになり、感動しました。

カンタベリー・クライスト・チャーチ大学(イギリス)

2022
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学習環境としての街の様子

 カンタベリーはイギリスの南東部に位置しており、ロンドンには電車で1時間30分、周りのビーチにもバスで30分で行くことができるとてもアクセスの良い街です。またカンタベリーには世界遺産であるカンタベリー大聖堂があり街の象徴となっています。ガーデンなど自然もたくさんあるのでとても美しい街並みです。天気の良い日にはピクニックをすることもできます。街の中心部にはお店がたくさんあり、日常生活に必要なものは全て大学から徒歩圏内の店で買うことができます。また留学生同士や現地の人たちとの交流の場を作ってくれている教会の方がGlobal cafeなどほぼ毎日イベントを主催してくれているので、それに積極的に参加することで大学外でも異文化交流することができます。

学習環境としての大学の様子

 カンタベリー・クライストチャーチ大学は街の中心部から近いところに位置しているので、とても通いやすいです。キャンパス自体はそれほど広くはありませんが、大学から徒歩15分圏内には大学が運営している図書館やジムがあり、学校帰りなどに気軽に立ち寄れるところも良いポイントです。他にも大学内ではさまざまなsociety やイベントがあるので、それに参加することで現地の学部生と交流することもできます。

授業の様子

 授業は月曜日から木曜日が9時から15時まであり、金曜日は午後の授業がなく12時30分で終わります。授業内容は主にペアやグループでのアクティビティです。ディスカッションをしたり、テーマを決めてプレゼンテーションをしたり、楽しみながら学ぶことができています。しかしコロナ禍ということもあり、クラスには今のところ日本人しかいません。そのため日本人同士でも積極的に英語でコミュニケーションを取るよう心がけています。その他にも週に何度か現地の大学生がバディとしてクラスに参加してくれるため、現地校の学生との交流の場もあります。現在(6月下旬)はちょうど最初の学期(General English)の授業が終わったところです。7月からは2ヶ月間、学部授業に向けたよりアカデミックな授業内容になります。そして、9月からは学部授業に移ります。

自分の学習環境

 コロナの影響を受け、他の留学生との交流の機会は少なくなっているのかもしれませんが、今はホームステイ期間なので、その分ホストファミリーと過ごす時間を大切にしています。私のステイ先には7歳と8歳の子どもたちがいて、夕食の前後や休日に一緒に遊んだり、家で映画を見たりしています。子どもたちは単語の発音が違うとブリティッシュイングリッシュを丁寧に教えてくれます。そのほかにも教会のボランティアの方々が運営されているバレーボールやGlobal caféを通して仲良くなった他大学の学生ともロンドン市内やビーチなどに遊びに行きます。現地の大学生と交流することで自分自身の学習意欲も高まります。

2019
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自分の学習環境

 いまはホームステイ期間なので、ホストファミリーと話すことでスピーキングの練習になっています。ホストファザーがテレビを見るのが好きで、一緒に見ているとリスニングの練習になります。ニュースを見れば、時事問題を知ることができますし、それらの話題について話すことでスピーキングの練習にもなります。他にも、日本人以外のクラスメイトと遊びに出かけたりして、英語を伸ばす努力をしています。地元の教会の方々が、バレーボールなど、留学生の交流の場をたくさん設けてくださっているので、そこにも積極的に参加するようにしています。

授業の様子

 ちょうど英語学校が終わったばかりです(6月下旬現在)。英語学校は少人数クラスですが、今年は関西大学外国語学部から16人がこちらに留学しているので、クラスには日本人が多いです。もちろんほかの国からの人もいるので、それぞれの国の違いを知ることができます。午前はLanguage Games(教育に関する言語アクティビティ)や、Film and Books(映画&本)などの授業があり、楽しく英語を学ぶことができます。午後は、IELTS対策の授業になり、ライティング、スピーキング、リスニング、リーディングの4分野を各日勉強します。これからは、学部授業のための準備の授業が始まるので、いままでのジェネラル・イングリッシュ・コースとは違い、アカデミックなものになります。

授業がある日の典型的な日程

 平日は毎日9時から授業が始まります。午前中は、文法中心の2時間と1時間の授業となっています。午後は主にIELTS対策の1時間半の授業となっていて、15時で学校が終わります。放課後は、街の中心地がとても近いので、そこで友だちと買い物をしたり、お茶をしたりして過ごしています。大学のジムは英語学校から徒歩10分ほどなので、そちらを利用する人もいます。カンタベリーから海辺までは10キロほど距離なので、週末に訪れることもあります。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 これはよく言われていることですが、ブリティッシュウェザーは予測するのが困難です。晴れていたと思えば、雨が降ってきたりするので、心配な方は折り畳み傘をかばんに入れておきましょう。現地の方はこれに慣れているので、雨の日でも、傘をささずにパーカーのフードを被るだけの人をよく見かけます。また、イギリスは物価が高いですが、1ポンドショップが街の中心にあります。カンタベリーは小さな街ですが、なんでも安く手に入れることができます。しかし、いくつかのお店は18時までに閉まってしまいますし、日によって閉店時間が変わる店もあるので気を付けましょう。

2018
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授業の様子

 カンタベリークライストチャーチ大学ではまず2ヶ月間語学学校へ行き、基本的な英語力を身につけます。2クラスに分かれており、自分のレベルにあった授業を受けることができます。授業は主にペアワークで行われ、より実践的な会話形式によるもので特にスピーキング、リスニング能力の向上を図ります。午後の授業では本格的なIELTS試験に向けた対策講座が毎日行われています。そして7月からはPre-sessional Courseへと変わり、学部授業を受けるための準備期間に入ります。

授業がある日の典型的な日程

 私のホームステイ先は語学学校から徒歩10分以内の距離だったので、朝7時半に起き、9時からの授業を受けます。関西大学生の多いクラスでしたが他の国からの留学生もいて、彼・彼女たちと休み時間も楽しく過ごすことが出来ます。午後3時に学校が終わり、放課後は友達と街へ行きよく買い物をしました。私は学校のジムにも通っていました。夕食はホストマザーが作ってくれます。そして、その日あったことをお互い話しながら一緒に夕食をとります。その後は部屋で映画を観たり、課題をしたり、翌日の準備をして就寝します。

学習環境としての街の様子

 カンタベリーはイギリスの中でも学生の街として有名なので、比較的治安がよく、安心して勉強ができる環境だと思います。シティセンターにはファストフードやスーパーマーケット、ファストファッションなどのお店が集中しており、身の回りのものはすべてそろいます。また、古い建物も多くあり、歴史を感じられる場所でもあります。さらに、世界遺産に登録されているカンタベリー大聖堂があり、学生は無料で見学することができるのも大きな魅力です。その他にも、大きな広場や公園もあるので、そこでくつろぐことも出来ます。休日のシティセンターは、買い物や観光を楽しむ人々で賑わっており、活気あふれる街の雰囲気を楽しむことが出来ます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 留学する前は多少の不安や緊張はありましたが、想像していたよりも現地の人々は優しくオープンで、カンタベリーはとても暮らしやすい街だと実感することが出来ました。自らネイティブの人々に話しかけ、コミュニケーションをとることによって、英語学習に対するモチベーションを向上することが出来ます。カルチャーショックを受けたこともありますが、それも経験の一つであり、より深く異文化を知るきっかけとなりました。また、日本と違って、学校の図書館は通常夜の1時まで空いており、現地の学生はよく図書館で課題や自主学習をしているので、刺激を受けることが出来ます。そして、街は様々な人種・民族の人々で溢れており、アジア人もよく見かけるので安心感もあります。さらに、アジアショップもあるのでそこで日本食を買うことも出来ます。

2017
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学習環境としての街の様子

 カンタベリーはイギリス東南部に位置しており、イギリスの他の地域に比べ暖かく天候が安定しています。また、2つの世界遺産を有しており、特にカンタベリー大聖堂は街中を歩いていると、どこにいても目に付くほど壮大なランドマークで街中では迷子になることがないほどです。街自体も古くから巡礼地として有名で古い建築物が多く残っており歴史を感じることができます。また、カンタベリーはイギリスの中でも特に安全な街で、観光客が多いことも特徴の一つです。現地の人々によって運営されているGlobal Caféでは様々な国籍の人々と交流ができるので多種多様な文化を肌で感じることができ、英語学習にも異文化交流にも最適な環境です。

授業の様子

 カンタベリークライストチャーチ大学では、最初の約2か月間は語学学校で基礎を固め、Pre-sessionalコースでは、学部授業に向けより発展的な英語運用能力を2か月間養い、9月から4か月間現地の学生と一緒に学部授業を受けるという3つのパートでプログラムが構成されています。語学学校の授業は1クラス10~15人と小人数で、基本的にペアワークが多く、ペアとディスカッションを常に行うことでよりアクティブに授業が展開されています。また、月~木曜日は9時から15時、金曜日は9時から12時半まで授業が行われているので自由に使える時間が多く、残りの時間は自主学習にあてたり、仲良くなった留学生や現地の人々と食事をしたりして過ごしています。語学学校では日本からの学生が多いので自分から積極的に留学生や現地の人と話す機会を常に求めることを大切にしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスに来てから2か月が経ち、環境にも慣れてきましたが、最初の頃は現地の人々や他の留学生の持つアクセントに苦戦し言葉を聞き取ることができなかったり、自分が本当に伝えたいことを表現することができなかったりと苦しみました。今では少しずつですが自分のやりたいことができるようになってきたので、改めて英語で色々な国籍の人々と会話ができることの楽しさを感じられるようになってきています。当地にいる人々は話に聞いていたよりもフレンドリーな人が多く、会話をすることで文化の違いや考え方など新たな発見をすることが多いので、とても新鮮な気持ちで日々を過ごすことができています。

自分の学習環境

 自分の住んでいる大学の寮のすぐ近くに図書館があるので自主学習をするときはよく図書館を利用しています。図書館の中にはサイレントルームと呼ばれる勉強に集中できる部屋もあれば、ビデオを見る部屋、会議室のような形でみんなで話しながら学習できる部屋、さらにカフェや卓球台などのリラクゼーションのできる場所もあり、日本とはまた違った図書館の雰囲気が味わえます。授業では日本にいた時よりも特に発言することが求められ、同じ関大生や他の留学生から刺激を受けたり、関大生同士でも日常では常に英語を話す環境を作ったりと、仲間と切磋琢磨しながら日々を過ごしています。まだまだ自分の英語運用能力の乏しさを日々感じていますが素晴らしい人々に恵まれ、自分のやりたいことができているこの環境に感謝しながら良い留学だったと思えるように1日1日を大切にしていきたいと思います。

2016
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自分の学習環境

 授業は毎週月曜日から金曜日までありますが、月~木曜日は午後三時に終わり、金曜日は授業が午前中までなので日本にいた時よりも比較的、自分の学習に費やす時間が増えます。その分課題に自習にと時間の使い方は自分次第です。大学の一施設である立派な外観の図書館にはサイレントルームという自習室もあるのでよく利用しています。インターネットやカフェなど設備も抜群です。図書館には幅広いジャンルの膨大な本が管理されてあるので参考書などを探すのにも大変便利です。
 語学学校にいる間はほとんど現地の学生と交流する機会がないため、スピーキング力やリスニング力を伸ばすためにもインターナショナルスチューデントのためのグローバルカフェなどに参加して友達を増やすこともいい機会だと思います。

授業の様子

 まずは約2ヶ月間、Language SchoolでUpper-immediateコースを受け、少人数に分かれて基礎的な文法やリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングなどをしっかりと学びます。ホリデイが終わった後、7月からはPre-sessionalコースが始まり9月から始まる大学の学部授業に向けてより高度な授業が始まります。この過程が終わるといよいよ現地の学生と同じ学部授業が受けられるようになります。今、私はUpper-immediateコースが終わったばかりなのですが次に始まるコースでよりアカデミックな英語を学習できることにとてもワクワクしています。授業の難易度も上がり、自学自習も今まで以上に必要とされると思うのでしっかりついていけるように頑張りたいと思います。とは言っても、少人数クラスなので何か分からないことがあれば先生に質問するととても丁寧に解説してくれます。また他の関大生たちと助け合いながら、時には刺激を受け、みんなそれぞれの目標に向けて日々切磋琢磨しています。

学習環境としての街の様子

 カンタベリークライストチャーチ大学のあるここ、カンタベリーはユネスコ世界遺産に登録されている英国教会の総本山カンタベリー大聖堂をもち、古くから代表的な巡礼地として栄えてきたので、イングランド有数の中世建築物が多く残る歴史ある街です。街にはジェフリー・チョーサーの書いたカンタベリー物語の時代を再現した世界を体験出来るミュージアムなど、ここでしか目にすることのできない貴重な建物がたくさんあるため、語学だけではなくカンタベリーの歴史についても学ぶことができます。カンタベリーは観光客にも人気のある街で、街の中心にはショッピングセンターが並び終日カンタベリーを訪れる観光客で賑わっています。カンタベリーはイギリスの中でも比較的に安全で落ち着いている街のため多くの学生にとって過ごしやすい街となっています。学校から街の中心まで徒歩五分ほどで行くことができるので放課後友達とよく街に出向いたりもします。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスに留学してから2ヶ月が経ち、この街で生活することにも次第に慣れてきました。ロンドンの空港に着いたときはこれから9ヶ月、どんな留学生活が待っているのだろうと緊張や不安も少しありましたが、新しい出会いや発見があるたびに新鮮な気持ちで楽しく留学生活を送っています。例えば、最初は街の中心のショッピングセンターなどが夕方の6時までには閉まってしまうことなどに驚きました。また、街のどこにいても目印になるカンタベリー大聖堂の鐘の音が聞こえたり、すれ違う人と目があうとにっこり微笑んでくれたり、カンタベリーは住みやすく良い街だと感心しました。寮では違う国のフラットメイトとの異文化交流があったり自分たちでご飯を作ったりとホームステイとはまた違った楽しみがあります。もちろん9月からホームステイが始まり、現地の家族とよりローカルな暮らしを体験することができるので今からとてもワクワクしています。
 学校の授業ではイギリス内だけでなくイギリスを取り巻く世界中の国のニュースなども話題になるため以前よりも自分から積極的に学ぼうとすることが多くなりました。イギリスで生活している以上、自国のことだけでなくイギリスの経済面や国際関係なども注目してもっと理解を深められれば良いなと思っています。また、ここに来てから留学生活が実りあるものになるかどうかは自分の行動次第なのだと改めて思いました。気がつくと時間は過ぎていってしまうので残された時間の中、自分なりにできるだけ多くのことを吸収して成長して帰国したいと思っています。

2015
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授業の様子

 カンタベリー・クライスト・チャーチ大学では、最初の約4ヶ月はLanguage Schoolで英語を学び、次の約2ヶ月はPre-sessionalというコースで学部授業に入るための特別な授業を受けます。その後、現地の学生と共に学部授業を受けるという流れになっています。Language Schoolではレベル毎にクラスが分けられていて、自分に合ったレベルで英語が学べると同時に、お互いライバル心が芽生えるので、初めからかなり英語力を伸ばすことができると思います。Pre-sessionalコースは、Language Schoolよりもレベルが高く大変ですが、学部授業へ入るための修行のようなコースで、より濃い授業内容となっています。Pre-sessionalコースが終わると学部授業に入ることができ、授業数は大幅に減りますが、非常に高度な英語力が求められるため、自習が必要となります。

学習環境としての大学の様子

 キャンパスはCanterbury Campus、Broadstairs Campus、Medway Campusと3つあり、私たちはCanterbury Campusで学んでいます。キャンパス自体の大きさは関西大学の千里山キャンパスより小さく移動が楽ですが、図書室が少し離れた場所にあります。その図書室には、授業のための参考図書はもちろんですが、そのほかに学生サポートセンターもあり、ビザの更新や学習面など幅広いサポートを無料で受けることができます。ランチタイムになると食堂は学生で賑わい、いろんなアクセントの英語が聞こえてくるので、リスニングの練習にはもってこいの場です。

授業がある日の典型的な日程

 Language Schoolの頃は、朝9時から11時まで1限目があり、30分休憩を挟んでさらに1時間授業を受けたあとに昼食を食べて、再び13時半から15時まで授業がありました。当時は寮で生活していたので、授業後は夕飯の材料調達や自習などの時間に充てたりしていました。金曜日は例外で、授業が午前中のみなのでより多くの自由時間があり、友達と昼食を食べに行ったりしていました。Pre-sessionalもLanguage Schoolと時間割りに大差はありませんが、午前中の授業は1時間半ずつで、金曜日はチュートリアル(先生と1対1で15分ほど授業の内容などについて話す)のみでした。学部授業は大抵一日1限だけなので、空いた時間は図書室に行って勉強をしています。ホームステイも学部授業と同時期に始まり、夕食時にはホストファミリーと会話をしたり、一緒にテレビを観たりしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 空港で預けた荷物がなかなか出てこないというハプニングから始まった留学で不安ばかりでしたが、いざ生活してみると思ったよりも生活しやすいです。さすがイギリス一安全な学生の街で、比較的夜遅くに出歩いても命の危機を感じることはほとんどなく、日本にいた時とまではいきませんが、安心して自由に行動ができることに驚きました。また、カンタベリーはイギリス各地から学生が集まっているということもあり、カンタベリー以外のことについても知ることができます。初めは英語を聞き取るのが精一杯でしたが、最近では街中で聞こえてくる英語が理解できるようになり、生活がより一層楽しくなってきました。

2014
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授業がある日の典型的な日程

 私は学校から徒歩10分程度の寮に住んでいます。月曜日から木曜日は9:00~15:00、金曜日は9:00~12:30まで授業があります。昼食は各自で持参する人もフードコートで食べる人もいますが、いろんなクラスの人がフードコートに集まるのでお昼休みは違うクラスの友達を作るよい機会でもあります。学校が終わると夕食の買い物や課題、夕食作りをしたり、寮で友達と喋ったりして過ごします。クラスや先生によって課題の量は異なりますが、放課後は時間がたっぷりあるので課題+αの勉強もできます。

学習環境としての街の様子


 カンタベリーはイギリスで2番目に治安のよい街として知られています。学校から歩いて5分のところにはレストランやカフェ、ショップなどが立ち並ぶ1kmほどのHigh Streetというショッピングストリートがあり、買い物するのに困ることはありません。学校から歩いて2分程度のところには世界遺産のカンタベリー大聖堂があります。また、学校だけでなく地域の人たちによるイベントや催し物が常にたくさん開かれており、特に毎週土曜日に開かれるグローバルカフェという留学生や外国人、外国人の友達を作りたいイギリス人などたくさんの人が集まるイベントは、英語の練習や学校外の友達を作るとてもよい機会となっています。またカンタベリーは小さな街なので現地に住むイギリス人とのネットワークがとても広がりやすく、私もこれまでに非常にたくさんのイギリス人の知り合いや友達ができました。留学生同士だけではなくネイティブの友達ができるので、現地の英語やイギリスの文化に触れることができます。カンタベリーは留学生にとって住みやすく、いろんな機会を持てるとても素敵な街です。

授業の様子

 私たちははじめに、大学の語学学校でGeneral Englishの授業を受け、9月からは学部授業を受講することが出来ます。クラスはレベル別に分けられていて、中国やタイ、ヨーロッパ諸国、ロシアなどいろいろな国からの留学生を交えたそれぞれ10人~20人程度の少人数クラスです。午前中の授業ではReading、Writing、Listening、Speaking、Pronunciationのクラスが曜日ごとにあり、午後の授業ではSkillクラス(ライティングやリーディング、リスニングなどのスキルアップをはかるクラス)とAcademic Englishクラス(アカデミックな英語に焦点を当てたクラス)、IELTSクラス(IELTS対策に特化したクラス)から選択して授業を受けます。すべての授業でペアワークやディスカッションが行われ、積極的に発言する能動的な授業態度が求められるので、みんな意欲的に授業に参加しています。

自分の学習環境

 私は午前中にAdvancedクラス、午後はAcademic Englishクラスで授業を受けているのですが、リーディングの内容が非常に難しかったりTEDやBBCニュースがリスニングとして扱われていたりと、授業内容がハイレベルで、自分の英語はまだまだだなと実感することが頻繁にあります。しかしこれまで2ヶ月半に渡りこうした授業を受けてきたおかげで、最近では自分の英語力の伸びを実感することが多々あります。私は語彙と文法的知識の少なさが弱点だと日々実感しているので、毎日課題を終わらせたあとに、授業で出てきた単語をメインに英単語の勉強をするようにしています。スピーキングは話せば話すほど慣れてどんどんと喋れるようになるので、積極的に先生や学校の友達、グローバルカフェなどで知り合った友達と話すようにしています。いろんな人に「英語が上手だね!」と褒められるたびに、また頑張ろう!という気持ちになれるので、英語で話す機会がたくさんあることのありがたみを実感しています。

クイーンズランド大学(オーストラリア)

2019
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自分の学習環境

 クイーンズランド大学に留学に来た関西大学生は、まず大学付属の英語学校ICTE(Institute of Continuing & TESOL Education)で、IELTSのスコアアップに特化したクラス(English for Academic Purposes: EAP)と、英語学校が実施する大学入学試験の合格を目標とするクラス(Bridging English Program: BEP)に分かれて勉強します。大学の新学期が始まる7月までの期間は、全員が大学入学に必要なIELTSスコア6.5、もしくは入学試験合格を目標に英語学校で英語学習をすることになります。現在私は、BEPクラスでの学習と試験を終え、大学入学後に必要となるプレゼンテーションスキルやライティングスキルを伸ばすクラスで勉強を続けています。しかし、英語の学習はクラスの中だけのものではありません。授業後にクラスメイトとご飯を食べたり、図書館で宿題をしたり、英語学校が行っているコーラスやその他のアクティビティに参加したり、ホストファミリーとのコミュニケーションをとったりすることも、英語学習の1つとなっています。

授業の様子

 どちらのクラスにおいても、平日1日2時間の授業が2コマ行われます。朝早くに始まるクラスと、昼頃から始まるクラスがあり、各自の授業時間に合わせて登校します。クラス内で使用する教材も様々で、テキストを使ったり、先生が配布したプリントを使ったり、オンラインでリアルタイムクイズを行ったりすることもあります。曜日によって学ぶスキルが異なり、また、最終試験に近い形で行うライティングやスピーキングの採点をしてもらう機会も設けられているので、4技能全てを着実に伸ばすことができます。日本の学校とは違い、授業内での積極的な発言や質問が多く飛び交うので、クラスメイトからたくさんの刺激を受けるとともに、様々な意見交換のチャンスがありとても面白いです。2つのコマの間には30分の休憩時間があるので、クラスメイトと談笑したり、フードコートに軽食を買いに行ったりする人もいます。

学習環境としての大学の様子

 大学のキャンパスはとても広く、図書館、プールやジムはもちろん、芝生の広場やベンチ、カフェなどもあり、とてもオープンな環境です。図書館にはたくさんの参考資料や静かな自習スペースがあり、勉強をするための環境がしっかりと整っていますが、天気がいい日には芝生に寝そべり勉強をしている人や、ピクニックをしているグループを見かけることもあり、とても自由で開放的なことが伝わってきます。また、キャンパス内を歩いていると英語以外の言語も聞こえることも少なくなく、オーストラリアの国際色の豊かさを感じることもできます。私たちが通う英語学校は留学生が参加できるアクティビティを毎日行っており、コーラス、会話クラス、料理クラス、テニスやバスケットボールなどを通じて、他のコースやクラスの学生や、現地生との交流の機会もあります。大学内にあるフードコートには、サンドイッチやフィッシュアンドチップスだけでなく、寿司をはじめとする和食や、ケバブ、フォー、トルティーヤといった様々な国の料理を食べることができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オーストラリアに来て驚いたのは、出身国によってかなり異なる英語の発音をすると知ったことです。こちらに来てすぐは、クラスメイトの話す英語を聞き取ることにとても苦労しました。クラスメイトとの会話はもちろん、レストランや買い物に行った際にも様々なアクセントの英語を聞くことになります。さらに、ホストファミリーとの会話ではスラングなどが混じることもあり、生活する上で使用する英語を聞き、使う練習ができることに日々感動しています。また、オーストラリアに住んでいる人はもちろん、他の国からの留学生も日本に興味を持っている人が多く、日本についてのいろいろな質問をされることにも驚きました。日本人としてとても嬉しく思うと同時に、自国の文化や歴史などを英語で説明する難しさを感じました。

2018
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自分の学習環境

 私たちが参加しているクイーンズランド大学の留学プログラムでは、最初の約4ヶ月間、クイーンズランド大学(UQ)附属の語学学校ICTE-UQ(Institute of Continuing & TESOL Education)で英語を学びます。関西大学生は全員、この期間中にIELTSを受験します。そこでスコア6.5を取得することが、以後、大学の学部授業を履修できるかどうかを決める条件となっています。この原稿を書いている時点で、その結果が出るのを待っていますが、私たちがオーストラリアに来てからの3ヶ月は、もっぱらこのIELTSの勉強に励んできたと言っても過言ではありません。  このIELTSの勉強、さらにホストファミリーとの会話や語学学校での授業を通して、リスニング力やスピーキング力が着実に伸びてきたことを実感しています。しかしながら、積極性や英語力への自信など自分に足りないと感じることもまだまだたくさんあるので、残された時間を気を緩める事なく有意義に過ごしたいと思います。

授業の様子

 私たちが現在英語を学んでいるICTE-UQは、1日2コマ制で、月曜日から金曜日までの週5日授業が行われます。1時限目は朝8時15分から10時15分の2時間、2時限目は10時45分から12時45分までとなっています。授業の間にある30分の休憩時間には、教室に残ってクラスメイトと会話を楽しむことはもちろん軽食を買いに行くこともできます。どのクラスも多様な国籍の留学生で構成されているため、様々な国の出身の友達を作ることができ、それぞれの文化について学べます。お互いを刺激し合うことで、さらなる語学力向上にも繋がります。  授業は複数のコースから選べ、自分の興味やレベルに合ったものが受けられます。どの授業でもリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能全てがカバーされているので、満遍なく英語の力を伸ばすことができます。また、グループディスカッションやプレゼンテーションなどを含む参加型の授業を通して、実用的な英語を学ぶことが可能です。

学習環境としての大学の様子

 東京ドーム約24個分の敷地からなる大学のキャンパスはとても広く、学生生活を送る上で必要な設備が整っています。特に14ヶ所に散在する図書館には、多数のコンピューターや自習スペースがあり、24時間いつでも利用することができて大変便利です。その他にも、ジムやコートなど充実したスポーツ施設や、様々な種類の飲食店が並ぶフードコート、病院や郵便局などといった数多くの施設があります。また、ICTE-UQの建物には一面にたくさんの窓が設けられており、緑に囲まれたすばらしい景色を眺めながら授業が受けられます。私たちの語学学校はとても開放的で恵まれた学習環境にあると言えます。

授業がある日の典型的な日程

 毎朝8時15分から授業が始まるので、平日は比較的早く起きる必要があります。大学までの交通手段は主にバスや電車で、所要時間はホームステイ先によりますが平均的に30分から1時間程度です。そのため、6時台に起床する生徒がほとんどです。12時45分に授業が終わると、フードコートなどでまず昼食をとります。オーストラリアは日本に比べ物価が高いので、節約のためにランチはサンドイッチなどを作って持参する人が多いです。  昼食の後は各々自由に時間を使います。図書館で勉強する人もいれば、シティへのアクセスもいいので買い物に行く人もいます。ICTE-UQでは、毎日多種多様なアクティビティが用意されているので、それらに参加するのも有意義な午後の過ごし方の1つです。アクティビティの中にはコーラスやクッキング、カンバセーションクラブやスポーツなどがあります。また、大学自体にも数え切れないほどのサークルや部活があるので、それらに参加して現地の学生と交流を深めるのもおすすめです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オーストラリアで学び始めてまず驚いたことは、日本との生活習慣の違いです。オーストラリアは朝型の人が多く、その例として語学学校も日本の大学より早い8時15分から始まります。私は平日7時半頃家を出ますが、もうホストファミリー全員が家を出た後です。そしてこの生活習慣の違いで困るべき事が、お店の営業時間です。休日であれば夕方5時にはスーパーを含めたほとんどのお店が閉まってしまうので注意が必要だと感じました。反対に、私が感動したオーストラリアの文化は人々のフレンドリーさです。バスの運転手との会話から始まる毎朝なんて日本にいるときは考えたこともありませんでした。店員さんや近所の人、見ず知らずの人からも友達かのように今日はどんな1日だったか問いかけられるのは、最初はとても新鮮で不思議でしたが、今では大変すてきな文化だと心から感じます。

2017
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自分の学習環境

 私達はクイーンズランド大学(UQ)附属の語学学校であるICTE-UQ (Institute of Continuing & TESOL Education)で英語を学んでいます。授業は朝8時15分と早くから始まるのですが、昼の12時45分には終わるので、午後は自主学習や他の活動に充てることができます。そこでも海外の友達と交流したり、アクティビティに参加したりと英語に触れる生活ができます。クラスは20人弱と少人数制で、世界各地から学生が集まっており、休憩時間にはクラスメートと自分の国の話を頻繁にします。様々な国の話を聞けるのでとても面白いです。授業はついていくことが大変な時もありますが、先生もクラスメートも本当にフレンドリーでいつでも協力してくれるので、とてもやりがいをおぼえます。ただ比較的日本からの学生が多い環境であるため、自分から積極的に友達を作り英語を話す機会を作ることが重要だと感じました。

典型的な日程

 朝早くから学校が始まるので、早い人は6時には起床しています。学校へはバスで30分~1時間かけて行きます。2時間の授業が2コマあって、すべてのスキルが総合的に向上するように先生が計画的に授業を進めてくれています。その間には30分の休憩があり、教室で友達としゃべる人が多いですが、軽食を買いに行く人もいます。授業が終わると昼食を食べます。食堂はいつも混んでいて更に物価も高いので、弁当を作ってきている生徒も多いです。そのあとは大学で勉強したり、conversation classなどのアクティビティに参加したりと、各々考えて過ごしています。オーストラリアはホームステイ一択なので、夜は一緒に夕食を食べたり遊んだりしながらホストファミリーと楽しくコミュニケーションをとっています。午前に集中して勉強して、午後はリラックスできるので、理想的な1日の過ごし方ができると思います。

大学の様子

 大学のキャンパスは関西大学より広く感じられます。そのなかにいくつもある図書館にはパソコンやグループワーク用の机が完備されており、24時間開いているものもあるので、自分の気が済むまで勉強することができます。スポーツ施設も充実していて、テニスコートや陸上競技場、ビーチバレーコートもあり、体を動かしてリフレッシュできます。大学の学部生と交流も可能です。また数えきれないほどのサークルがあり、種類も多種多様なので、共通の趣味を持つ友達が必ず見つかります。ICTE-UQでは毎日何かしらのアクティビティがあり、新しいことに挑戦する機会があります。クイーンズランド大学ではこれらを活用して、今までにない新しい経験をたくさんできるので、本当に有意義な時間を過ごせます。

驚いたこと、感動

 ICTE-UQで勉強して、海外で英語を勉強するために身につけておくべきものは積極性だと思いました。グループディスカッションでも先生に質問するときでも、みんなうまく伝えられなくても必死に自分の意見を表現しようとします。英語で何というかわからないから、うまく伝えられないからといって逃げる人は周りに誰もいません。ディスカッションでは意見の鋭さに圧倒されることもあり、その相手を反対する意志を持って納得させようとすることはとても難しいですが、それでもガンガン攻めていかないといけません(そうしないと何も言えないまま終了してしまいます)。そして授業中に少しでも疑問があれば、授業を止めてまでもその疑問を解消し、いつでも質問が飛び交う環境には本当に驚きました。オーストラリアに来て、日本人は積極性がほぼ皆無だということを思い知らされましたが、ここで少しでもそれを身につけたいと思います。

2016
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授業の様子

 私はICTE-UQというクイーンズランド大学付属の語学学校に通っています。授業は朝8時15分から始まります。各授業は2時間ですが、授業の内容が充実しているので、長く感じません。各授業の間には30分の休憩時間があるので、クラスメイトと話す機会もあります。授業は12時45分にすべて終わりますが、先生達には放課後でも気軽に質問できます。また、大学のウェブサイトにはスキルアップのためのプログラムが用意されているので、自分の好きな時間に英語を楽しみながら学ぶことができます。

学習環境としての街の様子

 ブリスベンは亜熱帯に属し、晴れの日が多く、冬でも最高気温が20度を超える穏やかな気候です。また、都市部に位置するので交通の便も良く、週末になるとショッピングに出かけたりすることも多いです。都市部といっても、自然に囲まれているので学習環境としては最適の地だと思います。大学周辺には植物園だけでなく、きれいなビーチもあり、学校帰りでも気軽に遊びに行くことができます。週末にはゴールドコーストに行くこともあります。シティーの近くの公園では無料でバーベキューができるので、授業終わりにクラスメイトと行くことも多いです。

学習環境としての大学の様子

 クイーンズランド大学はシティーから電車とバスで15分ほどの場所に位置します。大学は関西大学よりも広く、緑が豊かです。また、図書館は大学内に複数あり、参考資料も豊富にあります。勉強面以外にもジムやフードコート、プールなどの施設も充実しています。フードコートにはSUBWAYやお寿司の店も含め、様々な種類のレストランがあります。さらに、ICTE-UQではクッキング・クラスやカンバセーション・クラブ、コーラスなどのアクティビティも多いので、友達を作る機会も充実しています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私がオーストラリアに来て一番驚いたのは、英語の発音の違いです。オーストラリア英語はアメリカ英語と全く違います。例えば、"can"をオーストラリアの人は「カン」と発音するので、アメリカ英語を学んできた私たちには難しく、慣れるまでにかなり時間がかかりました。また、クラスには多国籍で様々な年齢層のクラスメイトがいるので、それぞれの価値観の違いから生じる意見の相違にも驚かされています。日本の文化をよく知っている人に出会うことも多いので、日本にいる間に日本の文化や社会事情をよく調べておくことをお勧めします。

2015
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授業の様子

 私たちはクイーンズランド大学内にある、ICTE-UQという語学学校で英語の能力を鍛えます。授業ではライティング、ディスカッション、プレゼンテーションなど、さまざまなことを学びます。アジアをはじめ、中東、南米、ヨーロッパなど、生徒の国籍は多種多様です。一つのクラスの生徒数は15人から18人の少人数制なので、授業内での発言の機会も多くあり、さらにクラスメイトとの交流も盛んです。ICTEではバーベキューやクッキングクラス、会話クラスなどさまざまなアクティビティーが催され、クラスメイト以外の学生との交流の場もたくさんあります。

大学の様子

 広さは関西大学と同じくらいで、キャンパス内には広大な芝生やカフェテリア、ジムなどがあります。図書館にはコンピューターの設備が充実しており、学習には最適な空間です。オーストラリアは多民族・多文化国家なので、少しキャンパス内を歩くだけでいろいろな国の人たちに出会えます。さまざまなスポーツチームや国ごとの集まり、共通の興味をもつ人たちが集まるクラブがあり、ネイティブの友達もたくさんできます。ブリスベン市街地の近くに位置しているため、授業終わりに友達と気軽に遊びに行くことができます。

学習環境としての街の様子

 日本よりも物価が高く、買い物をする際は節約が必須です。いろいろな国のレストランがあり、日本食はもちろん、世界各国の料理を楽しめます。フレンドリーな人が多く、バス停で少し会話するということもよくあり、道に迷ったときは優しく教えてくれます。路上では楽器や歌、ダンスのパフォーマンスが見られ、楽しい雰囲気が漂っています。中心部から少し離れると自然豊かな公園もあります。大きな駅があり、休日にはゴールドコーストへ行くこともできます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 授業や普段の会話を通して感じたのは、自分の意見を持つことの大切さです。学生も先生も、自分が話しているときは真剣な顔で意見を聞いてくれます。そして、意見をいうと必ずWhy?と返してきます。自信を持って自分の意見を言えるようになることが不可欠だと感じました。加えて、自分の国のことをもっと知っておかないといけないと気づかされました。日本に興味を持っている人がたくさんいて、どんなイメージを持っているのか教えてくれます。そんなときに、より多くの日本の知識を伝えられたらなと思うことがたくさんありました。そんなオーストラリアの人々との関わりを通して、コミュニケーションをとることがどんどん楽しくなってきます。

2014
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大学の様子

 私たちはクイーンズランド大学(UQ)に属するICTEという語学センターで勉強しています。IELTSで6.5を取ることができれば、7月下旬からUQの授業を受けることができます。ICTEにはいろんな国の学生がたくさんいて、日本人ばかり、関大生ばかり、という状況は起こりません。先生も学生もとてもフレンドリーですぐに仲良くなれ、やる気のある学生も多くて自分も頑張ろうと思えます。ICTEの良いところは、とにかく英語をフル活用できる環境であることだと思います。少人数で編成されたクラスでは、先生の話をずっと聞く受け身の授業ではなく、自分たちでディスカッションをするなど参加型の授業がほとんどで、話す機会がとても多いです。休み時間もクラスメイト(日本人を含む)と英語を話すのが自然だと思える環境なので、留学という限られた時間を無駄にすることなく、とても自分のためになると思います。

授業の様子

 ICTEにはいくつものクラスがあります。私たちはまず少なくとも5週間General Englishというクラスで学びます。General Englishで学ぶ内容は、語彙や基本文法で難しくはあまりしませんが、きちんと"使える"ようになることに焦点を当てているため、わかっていると思っていることでもきちんと理解しなおすのには欠かせないクラスです。午後にはoptionという選択授業があり、IELTSの授業も選択することができます。5週間後、クラスが変わり、現在(5月~)何人かはEAPというIELTSに特化したクラスを取っています。EAPの授業は問題を解きみんなで理解していくことよりも、Academicな内容を学ぶことに焦点があてられています。General Englishよりも問題を解く機会がぐんと増えますが、ディスカッションも必ずあり、おしゃべり好きな学生もたくさんいるので楽しく学べます。また、同じ目標を持っているクラスメートもいるのでモチベーションも上がります。

授業がある日の典型的な日程

 授業は午前に2コマ、午後に1コマあります。金曜日のみ授業は午前でおしまいです。1限目が終わると30分の休憩があり、カフェに行ったりクラスメイトと話したりします。2限目が終わるとランチタイムが1時間あり、私は毎日お弁当を温めにマイクロウェーブに行きますが、たまにとても混んでいて困ります。お昼の授業が終わった後も図書館で勉強したり、友達と話したり、買い物に行ったり、月に1回ICTE主催で開かれるクッキングクラスに参加したりすることもできます。毎日本当に楽しくて、時間がすぐに過ぎていきます。私たちはホームステイを義務付けられているので、家にいても英語、学校に行っても英語、出かけても遊んでも英語、という自分次第で1日中英語を使える素敵な環境で日々過ごさせてもらっています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など


 ICTEの授業では、相手のことや意見について質問することが多々あるのですが、そこから思ったことが、多くのクラスメートが自分の意見をしっかり持っているということです。日本人の中には自分の意見がない、あっても自信がないから発言しないという人がいます。しかし、ここの学生の多くは自分が意見を持っていればそれを示しますし、ディスカッションになれば自分の意見を言います。「なんでそう思うのか」など話が発展していくと困ることもありますが、楽しく学ぶことができ、考えの深いクラスメートには圧倒されます。私は自分の意見を持っているつもりでしたが、彼らと比べるとまだまだ浅く、その理由は私がさまざまなことを"きちんと知らない"からだと気づきました。問題自体は知っていても、原因やその影響をきっちり理解していなかったのです。自分の意見で相手を納得させるのは難しいですが、納得してくれたときはうれしく、ここにきて自分が無知なことに気づくことができ、それからもっといろんな事柄について"きちんと知りたい"と思うようになりました。

2013
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授業の様子

 クイーンズランド大学では、まず学内にあるICTE-UQという語学学校で英語を鍛えます。15人単位の少人数制なので、クラスの子とはわりとすぐに打ち解けられます。休み時間や放課後にも他の留学生と残って喋ることもあります。東アジアだけでなく、中東、南米、ヨーロッパなどから留学生が集まっているので、クラスの中だけでも異文化を体験できます。お互いの文化や言語を教えあうことがすごく楽しいです。また授業ではグループ内で話し合う機会が多いので、積極的な姿勢が求められます。先生方は丁寧に教えてくれますし、質問もしやすい雰囲気です。各セッションの終わりにBBQがあり、新しく友達を作ったり、アクティビティに参加したりできます。

大学の様子

 大学は街の中心部から近いところにあり、放課後も気軽に遊びに行けます。キャンパスの広さは関西大学と同じくらいです。とにかく人がたくさんで国籍のバリエーションも豊富です。図書館がいくつかあり、カフェやバー、ジム、美容院、薬局など、大学内でだいたいの用事は済ませられそうです。スポーツが出来る場所がいくつかあるので、そこで大学の学部生とも交流出来ます。更に、私達が勉強しているICTE-UQは大学のほぼ中心に位置しているので、他の大学生に会う機会が他の留学先よりも断然多いとおもいます。

街の様子

 ブリスベンはシドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市です。シティにはたくさんのお店があり、いつも賑やかです。日本より物価が高いので、どうやって節約しようか模索中です。多国籍なので、様々な国のレストランがあり、もちろん日本食レストランもたくさんあります。楽器を弾くなど、路上でパフォーマンスをしていることが多いです。街の人は暖かく、気軽に話しかけてくれ、何か尋ねると親切に答えてくれます。店員さんと話をすることもよくあるので、英語を使ういい機会になります。

授業がある日の日程

 朝起きて、涼しい日は自転車に乗って学校へ行きます。川沿いを走るので、とても気持ちがいいです。1限が終わるとコーヒーブレークがあり、たいてい友だちと座って喋っています。2限が終わり、お昼はフードコートで食べるのですが、いつも人が多くて座る場所を確保するのは大変です。3限が終わり放課後は、買い物へ出かけたり、友達と喋ったり、図書館で勉強したりします。まっすぐ家に帰ったときは、ホストシスターやブラザーとゲームをしたりして遊びます。夕食後にも家族で過ごす時間があるので、映画を見たり、ゲームをしたりして一緒に過ごします。子どもたちがまだ小学生くらいの歳で、一緒に遊んでいると自分も小さい頃に戻ったような気持ちがして、楽しいです。

驚き・感動など

 オーストラリアに来て一番感動したことは、自然の美しさです。道には木がたくさん生えていて、たくさんの種類の鳥がいます。夜に見える星は、自分の地元で見ていたものよりも圧倒的に多く、綺麗です。ビーチは日本のものと比べ物にならない程素敵です。こっちへ来てから、自然保護の大切さを知りました。また、日本と違い、オーストラリアは多民族国家なので、色んな民族の人と出会うことができます。他の人との会話の中で、面白い文化の違いを発見したり、日本人がどう思われているかを知ったり、意見を交換し合うのがとても楽しいです。オーストラリアへ来てから、自分は人とコミュニケーションを取ることが本当に好きなのだと気づくことが出来ました。

サザンクロス大学(オーストラリア)

2022
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授業の様子

 本格的に大学の学部授業を受ける前にEAP(English for Academic Purpose)と呼ばれる、学部授業への準備を目的とした英語の基礎力を築くコースで10週間(3月〜6月)学びます。年によって構成人数は異なるようですが、今年は2クラス体制(8人クラスと14人クラス)で授業を受けています。他国から受けに来ている学生や、日本の他大学から留学している学生たちとも一緒に授業を受けているので、さまざまな人たちと交流することができます。各週で学ぶ単元、課題が決まっており、スケジュール通り授業が進んでいきます。各クラスに担当の先生がおり、クラス内ではよく仲間とディスカッションをし、自分から意見をどんどん発表していくアクティブな形で進められていきます。話し合いの中で他国の文化をたくさん知ることもできるので、とても楽しい授業になっています。

学習環境としての大学の様子

 リズモアキャンパス、ゴールドコーストキャンパスの2つのキャンパスに分かれており、私は今、ゴールドコーストキャンパスで学んでいます。ゴールドコーストキャンパスは空港の近くにあるため、交通の便はとても良いです。空港の近くですが、飛行機の騒音は全く聞こえません。バスでの登校が主な方法です。キャンパスの中には図書館、カフェ、冷蔵庫、ジム、シャワールームなどがあり、必要なものは全て揃っています。また、授業が終わった後に、先生に対して分からない部分を自由に質問できる時間が設けられているので、難しい分野でも気軽に相談することができます。授業の内容に限らず、オーストラリアのことについてなどの他の内容も話すことができるので、とても有効活用できると思います。事務を行っている人が日本人の方なので、何かあっても安心して相談することができます。

学習環境としての街の様子

 私の学んでいるゴールドコーストキャンパスに関しては、なんと言っても自然が好きな人、アクティブなことが好きな人にはもってこいの場所です。大学から徒歩10分でゴールドコーストの広大なビーチに行くことができます。ビーチで友達たちとバーベキューをしたり、サーフィンや釣り、クルージングなどがも楽しめます。また、大学が月に何度かイベントを行うので、そこでさまざまな活動を行うことができます。冬でも10度を下回ることはなく、気候的にもとても過ごしやすい環境です。美しい自然に囲まれているので、とてもリラックスして日々を過ごすことができます。

授業がある日の典型的な日程

 8時30分から授業が始まります。私は6時30分に起床し、7時40分のバスに乗って、大学の最寄りの駅まで約30分ほどかかります。最寄りの駅からバス停まで徒歩10分程度なので、いつも8時20分ごろに大学に到着しています。普段は午後1時15分に授業が終わります。そこから2時間程自習や課題に時間を費やします。帰宅後、私は釣りが趣味なので、よく釣りをしています。他の生徒は地元の人々とスポーツをしたり、ショッピング、ゲーム、サーフィンなどさまざまな活動をしています。

オークランド大学(ニュージーランド)

2022
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自分の学習環境

 私は自分の英語力に全く自信がない状態で英語学校の授業を受け始めました。はじめは常に受け身で消極的で、授業を受け続けることに不安を覚えていました。しかしながら、自分から発言し、同じクラスの外国人留学生に英語で自分の言いたいことを伝えられた時の小さな成功体験が大きな自信に変わり、不安が徐々に減っていきました。オークランド大学は世界的にも有名な大学なため、より意識の高い、あるいは英語力の高い留学生がたくさん英語学校に集まります。そのような学生たちと共に学ぶ日々は自分にとって刺激ばかりで、常に目標を高く設定することができました。一つ一つ目標を達成することで成長する、変わっていく自分を感じることができました。そして、受け身で始まった授業もいつしか主体的なものに変わり、クラスメートとも良い相乗効果を生み出すことができました。

授業の様子

 英語学校の授業はいくつかレベル分けされており、SAプログラム開始前に行うテストによってクラス分けがされます。約10週間で次のレベルに進むので、成長を感じながら英語学習を進められます。授業は少人数で行われ、英語の4技能や文法を中心に学ぶ授業を始め、プレゼンスキルやリサーチスキルなど大学での講義やアカデミックな活動を意識したもの、IELTSに特化した授業などがあります。先生方は常に明るく、シャイ・消極的と言われる日本人でも積極的に授業に参加する雰囲気を作り出してくれます。最初は日本人ばかりのクラスでしたが、すぐにたくさんの外国人留学生が入ってきました。私たちの授業はLearning Hubという形で、学校でZOOMを通して授業を受けました。ZOOMで授業をする先生に加えて、教室にはサポートをしてくれる先生が他にいます。このため、一人一人により手厚く指導が行き届いています。授業外でも英語力を磨く機会が数多くあり、いつでも優しく丁寧にサポートしてくれます。

授業がある日の典型的な日程

 私たちのLearning Hubというクラスは午後1時から5時過ぎまで授業を受けます。そのため午前が自由時間になります。スーパーマーケットが午前7時に開店するなどニュージーランドの朝は早いため、午前中でも様々な経験ができます。私の場合は午前8時には起床し午前中は勉強や筋トレなどをして過ごしていました。友達と買い物に行ったりランチに行ったりしてから学校へ行く機会も多くありました。午前に授業を受け、午後に自由時間という形の場合は午前7時頃には起床します。一日の始業が早いため終業も早くなるので、どちらの場合でも午後5時過ぎには帰宅します。帰宅後はホストファミリーと夕食を食べ、一緒に映画を見たりボードゲームをしたりして、ここでも英語力を高めることができます。夜は9時過ぎから一人になる時間があるため、この時間も日中の自由時間同様、課題をしたり自分の勉強をしたりする時間に充てます。また授業以外の時間では教会に行ったり、スポーツクラブに参加したりして、英語圏の人のリアルな生活に触れるようにしています。

学習環境としての街の様子

 朝晩は冷え込み、日中は暖かくなることが多く、日本と比べ、一年を通して非常に過ごしやすい気候です。自然豊かで海と空と星の綺麗さは格別です。ニュージーランドの人々は生活リズムが良く、親切な人も多いため生活に困ることは少ないです。オークランドは都会過ぎず、田舎過ぎずという印象で、たくさんの国籍・人種の人を見かけます。英語の訛りというものもそこまで感じる機会は多くありません。また、町中にあるゴミ箱や、優れたバス制度が確立されているなど非常に環境に配慮された都市という印象です。火山帯の影響で丘や坂道が多くありますが、港や丘からの夜景はとても綺麗です。バスやいくつかのレストランには学割があり、図書館やスーパー、飲食店は大学、英語学校がある都市部に集中しているため、学生にとって非常に魅力ある都市です。

2021
自分の意見が求められる環境で、積極的に伝え、表現していく力を修得
中村 和馬 さん
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 5カ月の外国語学校での授業の後、オークランド大学の学部授業をオンラインで受講しました。授業は自分の興味のあるテーマを選択でき、私は翻訳やクリティカル・シンキングなどを中心に学びました。
ディベートやディスカッションなどの形式で行われるものが多く、授業を通して哲学や論理学といった興味を惹かれるテーマに出会うこともできました。これにより、英語運用能力の向上のみならず、自分の考えを伝えたいという動機を持ち、積極的に表現していくことができるようになったと思います。この留学での経験を生かし、3年次から始まるゼミでは翻訳について専門的に学んでいきたいです。

留学中に一番印象に残ったこと

「Academic Blog」を執筆することの面白さを実感

 翻訳学の授業の課題で初めて「Academic Blog」を書きました。論理の妥当性はもちろん、自分の体験や意見、挿絵なども交えて読者の興味を引くように執筆していくことが大変ながらも新鮮で、楽しんで取り組むことができました

2019
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授業の様子

 初日のプレースメントテストによって午前と午後に分けられます。基本的に1限と2限ともにアカデミックな内容について学習します。授業中は英語以外の言語の使用が禁止されているので英語力を伸ばすのにとてもいい環境です。また日本の受動的な授業スタイルとは異なり、積極的に授業に参加し発言することが求められます。授業は大変難しく、宿題も多いですが、ELA (English Language Academy) の先生方は常に優しくサポートしてくださいます。授業以外にも様々なワークショップが充実しているので、授業外でも英語力を伸ばす機会がたくさんあります。

学習環境としての街の様子

 オークランドは国際色豊かで、様々な種類の英語に触れることができます。また現地の人は優しく気さくな人が多く、道を尋ねても丁寧に教えてくれます。様々な国のレストラン、カフェ、雑貨屋などもあります。おいしい日本食の店もたくさんあります。街中には映画館、ボーリング場、ビリヤード場など多種多様なアクティビティの場が豊富にあり、少し街を抜けると緑豊かな公園もあります。都会過ぎず、田舎過ぎず、とても暮らしやすく、落ち着いて学習に集中することができる街だと思います。

授業がある日の典型的な日程

 私は午前のクラスなので、毎日6時30分に起床してホストマザーが用意してくれる朝食を食べ、7時前後のバスで40分ほどかけて学校に通っています。授業は8時15分から10時15分までが1限で、15分の休憩を挟んで2限は10時30分から12時30までです。そのあとは、友達とスチューデントラウンジやキャンパス外で昼食をとります。午後はスタディセンターで宿題をしたり、キャンパス外に出かけたりします。18時30分くらいに帰宅して、19時から21時までホストマザーと夕食を食べながら、その日にあった出来事を話します。部屋に戻った後は動画を見たり、読書をしたりして23時には就寝するようにしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オークランドに来て感じたことは、本当に多くの人種が共に生活しているということです。街を歩くだけで様々な国の言葉を聞くことができます。ELA内でも様々な国の人と関わることができます。異なるバックグラウンドを持つ人と関わることで、時にはカルチャーショックを感じることもありますが、自分の視野を広げるいい機会になると思います。このような経験をできるのもニュージーランドならではだと思います。またELAに学びに来ている生徒の年齢層の高さにもとても驚きました。ほとんどの学生が私より年上で、なかには子どもがいる人もいます。日本ではなかなか見ない光景だと思います。何歳になっても学びたいという意思があり、夢を追い続ける姿勢にとてもいい刺激をうけています。

2018
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授業の様子

 私は今、オークランド大学付属の言語学校 ELA(English Language Academy)で、アカデミックな英語に特化したコースを受けています。1限目では、リスニング、ライティング、リーディング、スピーキングなどの基礎的なスキルを教わります。そして2限目には、グループワークで、プレゼンテーションやレポートの書き方など、大学で必要となるスキルを学びます。どちらの授業も、1クラス10~15人の少人数制となっており、ペアまたはグループでのディスカションを中心に授業が進められるので、積極的に会話に参加し、自分の意見を述べることが常に求められます。生徒の国籍は様々ですが、授業の内外を問わず話す機会が多いので、たくさんの友達ができます。また、違ったバックグラウンドを持つ生徒と話すことで、刺激を受けたり、新しい考え方に出会ったりすることができます。授業時間外には、個々のスキルをみがくワークショップを受講することもできます。

学習環境としての街の様子

 オークランドは国際色豊かな街で、多様な国籍の人々が生活しており、少し街を歩くだけで様々な種類の英語に触れることができます。 ここはニュージーランド最大の都市ですが、街中にも大きな公園があって、とても自然が豊かです。むろん買い物に困ることはありません。日本食も食べられます。私たちが学ぶELAはメインストリートのすぐ近くに位置しており、授業の前後に買い物に行けます。
 主な交通手段はバスですが、他に鉄道やフェリーも使えます。ただし、毎日渋滞がひどく、バスが時間通りに来ないのは当たり前で、特に夜や休日・祝日は本数が減りますから、利用するときは確認が必須です。

授業がある日の典型的な日程

 クラスは、プレースメントテストの結果に応じて分かれます。1日の授業時間は、間に15分の休憩が挟まる2時間の授業が2コマあって、計4時間です。午前中のクラスと午後のクラスのどちらかに配属が分かれますが、朝から始まるクラスは、8時15分から12時半まで、午後から始まるクラスは、13時から17時15分までが授業時間です。
 私の場合は午後からの授業なので、朝は比較的ゆっくりとしていて、ホストファミリーと過ごしたり、ワークショップを受けたりしています。また、天気のいい日には街に出かけることもあります。お昼は自分で作ってELAで食べたり、外食したりなど様々です。一方、午前のクラスの人たちは、午後からはワークショップ受けたり、課題をしたり、スタディセンターで映画を観て過ごしているようです。いずれにしても、課題の量が時間に追われるほどではなく、空いた時間に好きなことができるので、皆ゆとりを持った生活を送っています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ニュージーランドに来て一番の驚きは、やはり国際色の豊かさです。一歩街に出れば、様々な国のものを扱うお店が並んでいて、様々な人種の人々に出会えます。
 Kiwi(ニュージーランド人)はとてもおおらかでフレンドリーな人々ばかりです。近所の人とすれ違うたびに挨拶したり、バスを降りるときに必ずThank youと運転手に感謝を伝えるなど、コミュニケーションを大事にした、非常にゆったりとした時間がニュージーランドには流れているように感じます。
 ELAでは、自ら積極的に参加していくことの大切さを学びました。また、様々なバックグラウンドを持つ友達とも出会うことができました。彼・彼女らとの交流を通して、英語の上達はもちろん、他国の文化を知ることができ、それと同時に、日本について改めて考える機会を多く得ました。このことは、多国籍な文化の混在するオークランドならではの強みだと思います。

2017
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学習環境としての大学・街・ホームステイの様子

 付属の語学学校ELA(English Language Academy)での授業はすべて英語で行われます。また、様々な国、年齢の学生が在籍しており、英語を学ぶだけでなく、多様な国の文化、価値観に触れることができます。さらに、ELAの外に一歩出ると、すぐに街の中心部に着きます。街の中心部には、オークランド大学の様々なキャンパスがあり、図書館やジムなどを利用することができます。また、市民図書館もあり、そこでは本はもちろん、映画も借りられます。ホームステイ先ではネイティブスピーカーと話すことができ、英語をELAの外でも学べるほか、現地の暮らし、文化に触れることができます。

授業の様子

 初日のプレースメントテストにより、クラスが分けられます。授業の内容はクラスによって変動しますが、基本的にアカデッミクな内容を学習します。ELAの先生方は丁寧に教えてくださるので、理解しやすいです。日々の宿題などは多く、難しいこともありますが、先生方は親身に質問などに答えてくださるので、英語を学ぶ環境としては非常に整っています。また、授業では、クラスメイトとの共同活動も行うので、積極的に授業に参加することが求められます。午前中の授業なら午後に、午後の授業なら午前中にワークショップに参加でき、授業外でも英語を学ぶ環境が整っています。

授業がある日の典型的な日程

 クラスによって昼から始まる場合と朝から始まる場合があります。朝は8時15分から始まり、12時30分に終わります。その後は、宿題をしたり、友達とご飯を食べたりします。そして、家に帰り、ホストファミリーと食事をしたり、話したりし、21時頃に自分自身の部屋に戻ると、宿題や読書などをし、23時頃には就寝します。一方で、昼から始まるクラスは、13時に始まり、17時15分に終わります。そして、家に帰ります。また、朝には本を読んだり、宿題をしたり、スタディーセンターで映画を見たりします。大学の図書館に足を運び、勉強することもあります。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 僕が当地に来て、感じたことの一つとして、ニュージーランドという国はとても多様性に溢れているということがあります。想像していたよりも何倍も多くの、様々な国の人々が共存していました。二つ目に、周りの人々の優しさに気づくことができました。街中で、何かわからないことを質問しても、見知らぬ僕に、誰もが優しく、丁寧に回答してくれました。そして、一番学んだことは、すべてのことに対して、積極的に動くことの大切さです。これは日本ではできなかった体験です。こちらでは、すべて自分で情報を集め、行動しないとなりません。知らないことや、自分がやりたいことを自分で見つけ、実行していくことが求められます。

2016
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授業の様子

 初日のプレースメントテストにより、クラスが分けられます。クラスによって多少の違いはありますが、1限目、2限目を通してアカデミックな学習に必要なスキルを学びます。授業中は日本語の使用が禁止されており、英語で理解し、話すことが求められます。また日本とは違い受け身ではなく、積極的に発言することや、自分の意見を述べることも求められます。授業はとても難しいですが、クラスメートたちとの協力や先生たちのサポートにより有意義に学ぶことができます。午前中の授業なら午後に、午後の授業なら午前中にワークショップ(課外授業)に参加でき、他クラスの人たちと交流したり、英語を楽しく学んだりできます。

学習環境としての大学の様子

 ELA(English Language Academy 語学学校)の授業は全て英語で行われます。もし分からないことがあったとしても、質問すれば丁寧に対応してくださるので、とても良い環境の中で学ぶことができます。学生たちは様々な国から来ており、幅広い年齢層の方たちがいるので、英語だけではなく、様々な経験や他国の文化についても学ぶことができます。スタディセンターでは本を借りたり、ディズニーやマーベルなどの映画を鑑賞したりすることができ、楽しみながら勉強できます。また様々なアクティビティを企画して下さるので、日本ではできない経験をしながら英語に触れることもできます。

授業がある日の典型的な日程

 6時に起床して朝ご飯を食べながら、ランチを作るなどの準備をします。7時前後のバスに乗って30分かけて学校に行きます。クラスによっては午後から授業がある場合もありますが、僕の場合は8時15分から12時30分まで授業を受けます。その後は朝に作ったランチを食べますが、街に友達と食べに行くこともあります。午後はワークショップに参加したり、課題を終わらせてから友達とトランプや談笑を楽しんだり、スタディセンターで映画を見ることもあります。18時半頃に帰宅し、19時から21時頃までディナーを食べながら、ホストファミリーと会話します。部屋に戻った後は勉強や就寝準備をして、23時頃に就寝します。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 僕がニュージーランドに来てから感じた驚きや感動は3つあります。1つ目は現地の方々の優しさです。ELAでは、何か困ったことがあれば、コーディネーターの方々や先生方が、自分のことのように考えて助けてくれます。街中で困ったときも、多くの方々が見知らぬ僕たちのことを助けてくれます。2つ目は学生たちの年齢です。ほとんどの学生が僕たちよりも年上です。すでに大学を卒業して働いていた人や結婚している方々もたくさんいて、何歳からでも夢を追いかけることができるのだと実感しました。3つ目は人種の豊富さです。街に出れば自分がニュージーランドにいることを忘れてしまうほど、多様な国にルーツを持つ方々がいます。様々な国のお店やレストランもあって、ニュージーランドにいながら他国の人々と文化交流ができます。もちろんたくさんのカルチャーショックはありますが、その度に新しい文化に触れ、視野を広げる良い機会になっていると思います。

2015
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授業の様子

 授業は一クラス15~17人くらいの少人数で行われます。必ずと言っていいほどグループワークやペアワークの時間が授業中に設けられ、自分から積極的に意見を述べることが常に求められます。学校に通い始めた最初の頃はクラスメートの積極的な姿勢に圧倒されたり、自分の意見が上手く相手に伝わらなかったりして悩むこともありましたが、今では互いの意見を理解し深く話し合うことができるようになりました。授業内容はとても濃く、授業は一回2時間ですが時間がとても早く過ぎるように感じます。

学習環境としての街の様子

 オークランドにはニュージーランド出身の人だけでなく、移民や留学生など多種多様なバックグラウンドを持った人たちが暮らしています。そのため、一歩街に出れば様々な言語に触れられ、異なるアクセントのある英語を耳にします。最初は聞き取るのに一苦労でしたが、自分も気兼ねなく英語を話せるので、スピーキングの練習には最適な場所だと思います。街には教会など無料で英語のレッスンを受けられるところが多くあり、英語の学習に事欠くことはありません。アジア系の人も多いので、外国人という目で見られることはありませんし、のびのびと英語を勉強できる環境だと思います。中心部は交通網も発達しているので、息抜きに休日はバスで街中の主な観光地を巡ることもできます。

授業がある日の典型的な日程

 私は現在、学校から徒歩10分ほどの距離にある学生寮に住んでいるので、朝はゆっくりと準備をして学校に向かいます。クラスによって午後から授業が始まる人と、午前から授業が始まる人に分かれていますが、私の場合は午前8時15分~10時15分までが1限目で、15分の休憩を挟んで2限目が12時30分に終わります。それから持ってきたお弁当を友人と談笑しながら食べ、その後宿題や勉強を学校のスタディセンターというところでします。宿題があまりない日などは友達と街に出かけることもよくあります。だいたい午後4時30分までには勉強を終わらせ、スーパーで食材を買ってから寮に帰り、夕飯を作って午後11時くらいに就寝します。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オークランドに来て初めに一番驚いたことは、なんと言ってもそこに住んでいる人種の豊かさです。街を歩いていると、本当にいろいろな国から来た人たちに出会います。学校はアジア人が非常に多いですが、同じアジア人でもまったく違う考え方や習慣がある一方で、日本と変わらない部分もあり、その発見がとても楽しいです。先生方の出身国も様々で、ニュージーランドにいながら多様なアクセントの英語が勉強できます。日本とは異なる時間感覚に振り回されたり、理解に苦しむこともたくさん経験したりしますが、そのたびに新たな発見があり視野を広げることができます。これは、多様な文化、人種が共存しているニュージーランドならではの醍醐味だと思います。

2014
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授業の様子

 現在はオークランド大学付属の語学学校The University of Auckland English Language Academy (ELA) で学んでいます。クラスは2時間×2コマ、約15人編成の少人数制で、クラスメイトは多国籍(アジア、東南アジア、中東、南米)です。 授業内容は英語全般 (reading, listening, writing)で、1時間目は基礎的なスキルから応用まで(essay, summaryの書き方)を学ぶ授業で、2時間目は主にgroup work (summary, critique, presentation)のような大学で必要な学習能力 (academic skill) を伸ばす授業です。授業時間外には、ワークショップというそれぞれのスキルに特化した補講があります。クラスはペアワーク中心で常に自分の意見・発言が求められ、ほかの学生からの意見で刺激を受けるので、speakingはもちろん学習意欲が高まります。日本の授業と比べ、一つの授業の比率が大きいため複数の課題に追われるという感覚が少なく、よい意味でのゆとりある教育です。学期末最後の授業でパーティーをすることもあります。

学習環境としての街の様子

 オークランドは国際色豊かで、現地の人は優しく、親切で親しみやすいです。基本的にはイギリス式英語ですが、非常に多くの人種や民族が共生しているため様々な英語に触れることができます。コミュニティ(サークル)がたくさんあるので、友人を増やす機会にも恵まれています。カフェやレストラン、ショップもたくさんあるので気兼ねなく英語を話すには最適な環境です。恋しくなったら日本食も食べられます。都会ですが公園も多く自然が豊かなので、休日にアクティビティをするのにはもってこいです。映画館や美術館、劇場も付近にあるため、簡単にこちらの文化に触れることも可能です。ただ、交通機関(バス、電車、フェリー)に関しては、時間通りに来なかったり休日は本数が少なかったりするので日本よりも不便です。

授業がある日の典型的な日程

 午前の授業は8:20開始なので、その前に到着できるように起床し準備をします。ホームステイ先の距離によって違うと思いますが、私は6:30に起床して7:25ぐらいのバスに乗って登校します。バスが時間通りに来ることはほぼないので注意が必要です。予定時間の前後15分は見積もって待っています。1時間目は8:20~10:20の2時間です。10分の休憩をはさんだ後、2時間目が10:30~12:30の2時間です。授業が終わり次第、家に帰るのもどこかへ出かけるもの自由ですが、13:30~14:30のワークショップを自主的に選択で取っている場合はそのまま残ってお昼を食べます。お昼ご飯は自分で作ってくるか、買ってくるか、食べに行きます。ワークショップ後は自主学習や友達と談笑、買い物などをして18時には帰ります。夕飯を食べて課題をして24時前には就寝です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 初めてオークランドに到着したときは、まずニュージーランド(NZ)の自然の豊かさに驚きました。オークランドはNZで1番の都会と言われていますが、市街地を少し離れれば閑静な住宅街で、山や海に囲まれています。私のホームステイ先はビーチが近いので毎日海沿いをバスで登校し、休日にはジョギングなどをして美しい自然をいっぱいに感じることができます。また、現地の人はおおらかで、あまり格好や外見を気にしないので裸足で街中を歩いている人もいます。学校では他国からの留学生独特の英語の発音・アクセントがわからずに聞き取れないことも多くありました。悩むこともありましたが、会話をしていくうちにだんだんと理解できるようになります。何よりも様々な人種・文化に触れ、交流をしていく中で新しい発見があったり自国についてあらためて考えさせられたりし、自分がまだまだ未熟で知らないことばかりだと思い知らされます。世界の広さを実感し、色々な国籍の友達ができるのもNZならではの魅力だと思います。

2013
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授業の様子

 オークランド大学付属のELA(English Language Academy)は1日2時間×2コマの4時間の授業があり、約15人編成のクラスに参加します。授業はペアワークやグループワークが中心で他の国の人と英語でコミュニケーションをとる機会やプレゼンテーションなどが多く、英語力を伸ばすことや、他の国の文化や自分の国の文化を改めて認識できるチャンスが多くあります。また、放課後にはworkshopと言う参加自由の短めの授業やconversation clubもあり、授業以外にも英語を積極的に使うことができます。

学習環境としての街の様子

 ELAはシティ周辺にあるので、気分転換にショッピングやカフェに気軽に行くことができます。オークランドにはたくさんのアジアンレストランがあるので、頻繁に日本食はもちろん、他の国の料理も楽しむことができます。また、近くにシティライブラリーがあるので静かな環境のもと学習に取り組むことが出来ます。ELAには自由に使えるラウンジがあり、基本的にはそこでみんなお昼ごはんを食べたり、卓球などをしてリラックスしています。

授業がある日の典型的な日程

 私の住んでいる地域はバスが1時間に2本しか無い為、毎朝6時半には起きて学校に通っていますが、中にはフェリーで通学している子もいます。午前中に授業が終わるので、午後からは各自で時間を自由に使えます。私の場合はELAに残って友達と宿題をしたり、コンピュータ室で映画を見たりしています。人によっては大学のクラブに参加して現地の人と交流したり、他の国の友達を作ったりしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オークランドは1日のうちに四季があると言われており、毎日折りたたみ傘が手放せません。また、ELAの周りは坂が多いので運動靴などの歩きやすい靴をおすすめします。私がニュージーランドに来て1番驚いたことは、バスの運転手さんがバスを止めていきなり休憩を取り始めたことと、乗客がバスを降りる際にThank youと必ず言って下車することです。さらに、各バス停のアナウンスが無いため、はじめのうちは戸惑ってしまうかもしれませんが、あらかじめ降りる目的地を知らせておくと運転手さんが教えてくれるので安心です。

2012
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授業の様子

 SAでニュージーランドに行く人は、English Language Academy(ELA)というオークランド大学付属の語学学校に入ることになります。授業は1クラスだいたい15人で構成されており、1日の授業時間は2時間×2コマの計4時間。少人数構成で、2人ペアやグループで取り組む課題が多く、実際に英語を話す機会が非常に多いので、英語力がどんどん伸びていきます。学生の割合は全体を10とした場合、日本人4、その他のアジア人3、アラビア人2、その他1といった感じで、さまざまな国の人たちと考え方を共有できます。ELAには4段階のレベルがあり、入学時に振り分けテストを受けるのですが、僕がいるモジュール3では、主にエッセイの書き方とプレゼンテーションの仕方を学んでいます。1ブロック(10週間)が終われば次のレベルに進級することができ、さらに高度な知識を習得できます。

学習環境としての街の様子

 ELAが位置するオークランド市はニュージーランド最大の都市で、さまざまな施設があります。日本でおなじみSTARBUCKSに始まり、シティにはカフェが多数あるので授業終わりに静かにカフェで勉強、ということも可能です。他にも巨大な市民図書館が歩いてすぐのところにあるので、そこで調べものをしながら勉強ができます。また、ホームステイ先に選ばれる家はどこもELAからそう遠く離れていないので、ELAからホームステイ先の家まで平均30分くらいで帰れます。だから中には授業が終わってすぐに家に帰ってホストファミリーと会話をしながら勉強している人もいます。ELAにも放課後に話したりできる学生ラウンジと言うスペースが準備されているのですが、みんなが大きな声で談笑していたりするので勉強には向かないように感じられます。

授業がある日の典型的な日程

 朝、授業が始まる30分ぐらい前に学校に着き、前日の授業の復習をします。その後授業を2時間×2コマ受けて、1時ごろに昼食を取ります。そして午後は友達との会話を楽しんだり、その日に出た宿題をしたり、買い物に行ったりと、人によって過ごし方はまちまちです。僕は夕方6時ごろに家に帰り、夕飯を食べ、食後はホストファミリーと一緒に現地のテレビ番組を見たりして、10時ごろに就寝します。午前中に授業がある人と午後に授業がある人がいるのですが、僕の様に午前中に授業がある学生は午後に予定がないので、図書館で勉強したり、買い物に行ったり、友達とカフェでお茶したりと、 それぞれ好きなように時間を使えます。

オタゴ大学(ニュージーランド)

2022
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自分の学習環境

 コロナで渡航できなかったsemester1は日本からオンライン形式で受講していました。オタゴ大学付属の英語学校とzoomを繋ぎ、English for Otagoという学部授業に進むためのコースを受講していました。このクラスではグループ発表やレポート作成などがあり、SpeakingにおいてもWritingにおいても課題が多く、題材もとても挑戦的なものが多かったです。6月の初めにこのクラスを完了したので、現地に渡航できた7月から学部授業に入りました。学部授業ではもちろん現地の学生がほとんどで、非常にレベルが高い授業でとても忙しい毎日です。課題やテストが日本の比にならないくらい毎週課されるので勉強に追われますが、英語を高いレベルで学べているこの環境にとても自分自身満足しています。

学習環境としての大学の様子

 オタゴ大学のある街、ダニーデンは学生の街と言われるほど学生が多くいるので、とても良い学習環境が整っていると個人的に思います。大学のキャンパスはとても広く、世界で最も美しい大学のキャンパスとしても知られているそうで、図書館が7つもあります。どれにも学習スペースがあったり、大部屋を予約してグループワークをすることもできるのでとても便利です。大学付属の英語学校の先生方が関西大学の生徒をバックアップしてくださるので勉強での悩みや、授業で必要な参考書類の準備などについても困ることはありません。

授業がある日の典型的な日程

 大学の学部授業はlectureという1コマ1時間の大講義と、tutrialという1コマ2時間の小クラスが週にいくつも混在しています。例えば水曜日は朝10時からのlectureを2時間受け、ホストファミリーが作ってくれた昼食を友だちと食べ、14時からのtutrialを1時間受けます。放課後は大学内にあるジムが無料で利用できるため、1時間ほど運動をしてバスで家に帰ります。その後はホストファミリーと夜ご飯を食べて、授業の予習復習を行うのが典型的な1日です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オタゴ大学のある街、ダニーデンは想像していたよりも栄えていて、田舎ほどの静けさはなく、都会のような街並みで歴史的な建造物が多いです。しかし、バスは1時間に1本程度で、週末に開いているお店も少ないので、週末は家でゆったりとした時間を過ごすことが多いです。ニュージーランドの方々はとても気さくで親切な方ばかりで、私自身も素敵なホストファミリーと過ごす時間をとても楽しく幸せに感じています。コロナで渡航できなかった期間があったのですが、存分に毎日ニュージーランドでの留学生活を楽しんでいます。

国立ブラカン大学(フィリピン)

2016
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授業がある日の典型的な日程

 平日は8時から12時に2つの授業があり、1時間の昼休みのあと13時から17時まで更に別の授業が2つ、1日に合計4つの授業を関大生のみで受けます。私は朝7時には起き、自室でシャワーと朝食を済ませ教室へ向かいます。自室から教室までは徒歩約10秒程で到着するため、朝は余裕を持って支度を済ませられます。昼休みには寮のすぐ隣の食堂で昼食を取ることもあれば、大学外のレストランへ行くこともあります。食堂では1食45ペソぐらいです。17時には全ての授業が終わるので、その後はスーパーへ買い物に出かけたり、宿題をしたりします。夜には広い大学構内を自由に使えるので、友人とペニーボードに乗ったりサッカーをして体を動かしています。ひとしきり汗をかいたあとは自室でシャワーを浴び、遅くとも24:00時には就寝します。土曜日にはCommunity Immersionという授業だけがあり、私達は朝の7時から20分程かけてキリスト教の教会へ行き、昼まで敷地内の清掃をします。

授業の様子

 1コマ2時間授業という長さがブラカン大学ESLの特徴で、慣れるまで少し疲れるかもしれません。教室内には私達関大生たったの2人と教師しか居ないので、授業中1回も当たらないなんてことは到底ありえず、どの授業でも必ず発言を求められます。授業科目はListening、Oral Communication、Tutorial、Community Immersion等があり、どの授業も決して難し過ぎるということはなく気軽に質問も出来る雰囲気なので、心配する必要はありません。個人的には現地の学生と1対1で授業を進めるTutorialがお気に入りの科目です。チューターが私達と同じ大学生なので、年上の教師には少し聞きにくい質問や相談が気兼ねなく出来ます。
 授業の内容はチューターと私の2人で決めるので、例えば私がタガログ語を学びたいと希望すれば、ネイティブからタガログ語の授業を受けることさえ出来ます。

学習環境としての街の様子

 残念ながらブラカン州ないしフィリピンにはお世辞にも清潔とは言えない場所が多く、そこら中に多数のハエが飛んでおり、不衛生さには辟易することも多いです。屋外で食事をするのはお勧めしません。また一歩大学から出るとストリートチルドレンがお金を恵んで貰おうと寄ってきます。昼間は多数のガードマンが監視しているので危険な目に合うことは恐らくないでしょうが、夜は可能な限り出歩かないほうが良いでしょう。私は一度20時頃に大学周辺を散歩していたところをストリートチルドレンに囲まれ、持っていたバッグをひったくられそうになりました。日本とは違うという危機感がフィリピンでは必要不可欠です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ベタですが、殆どのフィリピン人が母語ではない英語に堪能であることに驚きでした。彼らは拙い英語を話す私にもしっかりと耳を傾けてくれ、親切かつフレンドリーに接してくれます。また、フィリピン人はとても歌うのが大好きなようで、街を歩いているとすれ違う人が鼻歌を歌っているなんてざらで、スーパーやレストランでは従業員が歌いながら清掃をしています。確かにフィリピンは日本に比べると貧しい人が多い国かもしれませんが、日本よりもよっぽど街に笑顔が溢れている国だと断言出来ます。フィリピン人の底抜けの明るさを私達日本人は見習わないといけないなと強く思いました。

2015
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授業の様子

 基本的に関大生のみで授業が進められます。6月からは、現地の授業に参加するclass immersionが始まり、週に1、2回それに参加することができます。そして毎週土曜日にはcommunity immersion という孤児院訪問等の社会勉強をします。
 授業では様々なアクティビティに取り組むことができ、机上ではなく違った側面から英語を学ぶことができます。授業レベルも最初は基本から始まり授業数を重ねるごとに難易度は増していきます。授業内容につまずいても先生方はとても親切で、ちょっとした質問でも気軽にすることができます。チュートリアルという現地の学生チューターとのマンツーマン授業は大いに英語学習の手助けとなり、楽しみながら英語を話すことができます。もちろん課題もありますが、それらの課題は自身の英語力の向上につながっていきます。

学習環境としての大学の様子

 ブラカン大学には1万人を超える学生が在籍しています。そのため大学内は毎日活気であふれていて、勉学のみならず部活動等にも力が入っています。class immersionでは、現地の学生の授業に対する積極性に刺激され、自発的に授業に貢献しようと思うようになります。バスケットボールやバレーボール等のできる体育館も無料で開放されており、スポーツを通じて他国の友達を作るチャンスにもなります。フィリピンの人のみならず中国や韓国、それ以外の国からの留学生もブラカン大学で学習しています。彼らのフレンドリーさのおかげもあり、友達もできやすく異文化交流の場となるでしょう。

学習環境としての街の様子

 大学近辺には、日用品をしっかり取り揃えているスーパーマーケットやレストランなどが充実しています。近くのモールでは、日本の半額以下で映画をみることができ、楽しんで英語を学ぶ方法としてもお勧めです。その上、基本的に最新作が日本よりも早く公開されます。バヤンという市場のような場所では食糧や衣服などがとても安く手に入ります。フィリピンでは移動手段としてジプニーというバスのような役割をする車がよく使われます。賃料は距離によりますが、基本的に日本円で約20円ととても財布に優しいです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 フィリピンの人と交流するとまず、親しみやすさに驚かされます。初対面にも関わらず、興味津々に色々なことを話しかけてきて、会話の最中には笑顔が絶えません。フィリピンの母語は英語ではなくフィリピン語(タガログ語)であるにも関わらず、フィリピンの人々は皆英語を流暢に話すことができ、とても驚きました。政治などへの関心もとても高く、日本の政治に関する質問をされることが多々あります。フィリピンと日本の歴史など知らなかったこともたくさんあり、彼らと文化の違いについて話し合う中で自分の国についての理解を深めるきっかけになりました。

2014
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授業の様子

 普段は関大生だけで授業をしていて、週に1回クラスイマージョンという現地の学生と一緒に受ける授業があります。授業内容は英語を基礎から、日本の中学・高校とは違った教え方で学んでいます。私たちが受けている授業は主に3つに分かれていて、その項目を毎日2時間ずつ学んでいます。Reading, Listening, Oral communication, Structure of Englishといった内容で毎日勉強しているのですが、英語に自信がなくても理解できる内容で、先生方も丁寧に教えてくれますし、学生のチューターさんも教えてくれます。

学習環境としての大学の様子

 ブラカン大学に留学してきて、私の想像していた大学とは少し違ったけれども、快適で過ごしやすいです。私たちが使う教室は冷房があり、暑さの心配はありません。キャンパスには学生が多く、昼休みは混雑していますが、大学外のすぐ近くにご飯を食べるところがたくさんあるのでそれ程困らないと思います。また大学にはたくさんのクラブがあって、私たち関大生でも現地の学生と一緒に参加することも出来ます。ブラカン大学にもたくさんの留学生がおり、中でも韓国人の学生が多く、時々キャンパス内を歩いていると韓国人と間違えて声をかけてくる学生さんも多いのですが、みんなフレンドリーです。

学習環境としての街の様子

 私たちは授業の一環としてボランティア活動をしています。その内容は主にフィーディングプログラムで、貧しい子供たちやストリートチルドレンに食べ物を提供しています。ブラカン大学の周りにはたくさんのストリートチルドレンがおり、その子たちを少しでも助けられるよう日々考えています。それからブラカンは意外と過ごしやすい街だと思います。近くに市場やショッピングモールもあるので、日用品や食べ物には困らないと思います。

授業がある日の典型的な日程

 授業がある日は7時に起床し、8時~3時が基本的な授業で、クラスイマージョンがある日は5時に終わります。そのあとにマンツーマンチュートリアルがあります。チュートリアルは現地の学生さんが教えてくれます。宿題のお手伝いや授業で理解できなかったところを教えてくれます。チュートリアルは主に2時間か3時間やります。チュートリアルが終わったら自由時間です。寮の門限が9時までなのでそれまでは自由に外出ができます。

2013
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授業がある日の典型的な日程

 平日の朝は7時に起床して洗濯をし、8時から12時まで関大生のみの必修授業を受けます。基本的に寮内かつ同じ階の教室を使用しているので、通学時間は1分以内なのが良いところです。昼休みの後は現地の学生のチューターとマンツーマンで英会話や英語の勉強ができる(チュートリアル)ほか、正規の授業を聴講したり(クラスイマージョン)、クラブ活動に参加してみたり、各々のスケジュールで動きます。夕飯は当番を決めて買出し・自炊し、その後涼しくなった夜の学内でランニングをすることもあります。土曜日にはコミュニティーイマージョンという特別なプログラムがあり、孤児院訪問やストリートチルドレンとの触れ合いなど、様々なボランティア活動をしています。

授業の様子

 関大生のみの授業は基礎的な内容で、集中して取り組めば英語に自信がなくても理解できるものだと思います。教室での勉強だけでなく、プレゼンをしたり、インタビューなどのフィールドワークをする機会も設けられています。クラスイマージョンでは専門的な英語も多く使われるため、予習・復習をきちんとこなさなければ授業についていくのは難しいですが、なにかわからないことがあれば、現地の学生たちが積極的に助けてくれるのでモチベーションを保てます。また、個人のペースで楽しみながら英語を学ぶことができるチュートリアルも、私たちにとって貴重な取り組みとなっています。

学習環境としての大学の様子

 雨季に大雨が降るとあっという間に校内は水浸しになってしまいますが...それ以外は想像していたよりも快適に過ごすことができています。私たち日本人の使う寮・教室には冷房が設置されているので暑さの心配はいりません。先生方だけに留まらず、ガードマンやハウスキーパーの皆さんまで常に私たちのことを気にかけてくださるので、困ったことがあればなんでもすぐに相談できます。ちなみに大学周辺にはスーパーマーケット、コンビニやファーストフード店などが充実しており、生活に必要なものは全て歩いていける範囲で揃えられます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 フィリピンの人々の優しさ、フレンドリーさ、おしゃべり好きであることが私たちの英語学習に良い影響を与えてくれているのはもちろんのこと、母国語が英語でない国の者同士、英語のネイティブ話者にはわからないであろう"第二言語としての英語"の難しさを共感してもらえるということに、すごくありがたみを感じています。言葉に詰まったとき、うまく発音できない時、相手も理解して親身に手助けをしてくれます。ボランティア活動においては、子どもたちを通してフィリピン社会の抱える様々な問題に触れることで、自己を見つめなおす機会にもなり、まさにここならではの貴重な体験ができています。

2012
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授業の様子

 はじめのセメスターは基礎的な内容となっており、授業内容はとても理解しやすく簡単なものでした。しかし、気を抜いていると要点が掴めなかったり、宿題についての情報を聞き逃がしたりと、大きな問題が発生してしまいます。そのため常に授業に集中する必要がありました。理解しながら、メモを取りながら授業に集中するというのは大変困難でした。授業内容が簡単だったからこそ、なんとか授業についていけたのだと思います。
 また、フィリピンの授業はフィールドワークや、プレゼンの機会もたくさんあり、机上の学習だけに限られていないところも魅力の一つだと思います。街に出てのインタビューや物語の作成など、楽しんで取り組むことができました。

学習環境としての街の様子

 フィリピンの人たちはお喋りが好きらしく、街を歩いているとよく声をかけられます。思いのほか英語も流暢で、英会話の練習にとても有効だと思います。また、お互いがネイティブ話者でないこともあって、英単語が思い出せなかったり、英単語の意味が理解できなかったりということがしばしばあります。だからといって、お互いが面倒に感じることも、いらいらすることもなく、どうにか説明しようと努力する一面は、アメリカやイギリスなどでネイティブ話者と会話する際には見ることができない、微笑ましい場面ではないでしょうか。フィリピンでは困難を乗り超えながら英会話を楽しむことができます。

授業がある日の典型的な日程

 午前9時頃からお昼にかけて英語の授業があり、お昼休みを挟んでのクラスイマージョンでは現地の生徒に混じって授業を聴講できます。その他にも、チュートリアルという現地の生徒とマンツーマンで話したり、英語の勉強をしたりすることができる機会もあります。遅くても夕方、夕方過ぎには自由になり、その後は自由時間です。昼寝をしたり、宿題をしたり、友達と喋ったりと各々が好きなことをしています。夕食は自炊なので、当番の人は買い出しに行き、夕食の準備にあたります。食事を取った後はまた好きなことをしています。そして、日付が変わる前後くらいに就寝です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 感動というには大げさかもしれませんが、こちらの人はお喋りが好きで、何よりも世話焼きで大阪の人に似ていることに親近感を感じました。街で迷っていれば声をかけて案内してくれ、街を歩いているとよく声をかけられます。他愛のない話で1時間ほど平気で立ち話します。たまにコーヒーが出て来ることもあります。小さなことかもしれませんが、とても嬉しく感じました。

2011
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自分の学習環境

 フィリピンにきてから2か月が経とうとしていますが、今現在自分の学習状況を振り返ってみると、日本にいるときと比べて学習時間がはるかに伸びたように思います。日本にいるときは、何かと忙しいということを理由に勉強から遠ざかっていましたが、ここに来てから自由な時間が増え、勉強する時間も自ずと増えました。以前から興味を持っていたことにも積極的に取り組めるようになり、また実際に日常的に英語を使わなければならないという環境から英語に対する意識も高くなり、日常で出くわすわからない単語やイディオムを書き留めて覚えて、実際に会話の中で使うという作業を繰り返しています。ここにきてから、勉強に対する意識がものすごく上がったということを実感しています。

授業の様子


 1学期の授業は朝8時から始まって夕方6時半まであり、内容はものすごく充実しています。Reading, Writingなどの基本的な科目だけでなく、人形劇やお芝居のようなものをしながら英語を学ぶという授業もあり、ものすごくユニークです。また、ボランティア活動について学ぶNSTPという科目があり、この教科の中で様々なコミュニティーに出向き、そこでいろんなボランティア活動をします。今学期に関しては、教会へ行きそこで現地の学生と一緒にキリスト教の精神を学びました。これからもこの教科の中でフィリピンについて考えさせられたり実際に体験できたりすることがあると思います。そういった面でこの教科はこの国そのものを知るために必要だと思います。これからのNSTPの授業にかなり期待しています。また、教科に関係なく必ず英語で話すことが求められます。午前中の授業は日本人だけですが、みんな積極的に発言し与えられた課題も一生懸命こなしています。一つ日本人だけの授業のメリットをあげるなら、みんなが切磋琢磨し合いながら成長できるということです。また10人という人数が授業を受けるのに最適な人数だと思います。お互いの成長を見合いながら自分も成長するのに最も適した人数だと思います。こうした環境のおかげで、全員がものすごく成長しています。

学習環境としての大学の様子

 留学が始まる前に予想していたよりもはるかに学習環境は充実しています。一番心配していたのが、やはり気候についてで、ものすごく暑い中勉強を強いられることもあるのではと思っていました。しかし自分たちの使う教室には全て冷房が完備され、気温はものすごく快適です。大学の先生たちもとても熱心で、いつでも質問などできる環境です。勉強以外での話でも気軽にでき、ほんとうにいつでも、どんなことでもサポートしてくれます。サポートがものすごく手厚いので、困ったことがあっても乗り越えられます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など


 留学前は、この国で自分の英語がほんとうに伸びるかどうか心配でした。選択肢の中で唯一英語が母国語でない国だったので、学校以外で英語を使うことが求められる場面に出会えるかどうか、現地の人は英語をどの程度理解してくれるかなど、心配事は本当にいろいろありました。しかし、二か月が経った今ではこの国が一番、英語が伸びると思います。この国で出会う人たちのほとんどが英語を理解でき話すことができます。しかしその運用能力は人それぞれで、いろいろな英語の使い方を彼らから学ぶことができます。この国の英語をどの程度理解できるかは、自身の英語能力次第だと思います。自分の英語力を伸ばすことで、より多くの人の英語が理解できると思います。フィリピンではすべての人が自分の英語に自信を持っていて、間違いを恥じることなく英語を話しています。そうした態度を見ながら、それに励まされ、もっと英語を勉強しようと思えます。高いモチベーションを保ちながら、英語を勉強し続けられる、ここはそんな国です。現地の人たちの英語に対する意識の高さに影響されながら日々勉強することができています。

2010
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実際に留学に来て

 実際に留学に来て、自国についてもっと勉強しておけばよかったと感じました。特に日本の歴史や日本語について頻繁に質問されるので、簡単に英語で説明する準備をしておくことをすすめます。浴衣などを持ってくると喜ばれます。
 フィリピンは生活環境が日本ほど整っておらず、また時間にルーズなところがあります。広い心を持っていきましょう。
 そして、明確な目標を持って留学に望みましょう。フィリピンは他国にはない魅力にあふれています。目指すものがあればこの上ない充実した生活が送れます。

感動した事

 私はフィリピンにきて多くの人々の優しさに触れてきました。それは見返り目的などでは決してなく、心から他人を優先するホスピタリティーそのものでした。それはいたるところで見受けられました。たとえば、隣近所の人々はいつも笑顔を絶やさず機会があればいつでも食事に誘ってくれます。ほかにも、私たちが教会に足を運んだときには部外者だからといって拒絶するのではなく、心から歓迎し、その場を共有してくれるそのような雰囲気を肌で感じることができました。こんなにも開かれた人々と暮らす環境の中に身をおくことができ、日本では味わうことのできない感動をえることができました。

一日の過ごし方

 朝6時半に起床し、7時に全員で朝食をとります。その後、洗濯物をとりこんでたたむ係と昼食係に別れます。8時半に家を出発し、学校へ向かいます。9時からESL(English as a Second Language)が始まり、12時まで授業を受け、昼食をとります。13時から実際にフィリピンの子供達の授業への参加、15時に全員一緒に帰宅後は自由時間で、17時半から歌の練習をします。終了後、洗濯係と夕食係に別れます。夕食後は自由時間です。

留学先の学びについて

 私が今留学しているブラカン大学には13の学部があります。
 それぞれの学部に大学院があり、全学で約一万人の学生がいます。
 私たちのクラスでは、写真で作ったプレゼンテーション・パペットを使ったプレゼンテーションを行いました。内容の決定から発表まで全て英語で行いました。
 ESLのクラスは、基礎から学べて、日本では受けられない授業なのでとても楽しいです。
 課外活動は、とても沢山の人との交流を図ることができとても充実しています。

留学先の生活について

 フィリピンはとにかく暑いです。スケジュールの変更は当たり前です。週によって忙しい時もありますが、基本的に平日よりも週末が忙しいです。家にはフィリピン人が一緒に住んでいるので、フィリピンについて分からなければ思いきって聞けます。交通状態があまり良くないので日本と同じ感覚では歩けません。フィリピンの人は基本的におおらかなので毎日とても楽しいです。魅力的な人が多いので是非みなさん、留学先にはフィリピンを選んでください!!

ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ(ドイツ/クロス留学)

2022
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自分の学習環境

 週に5コマの授業があり、英語とドイツ語の比率は3対2になっています。先生と学生とが常に言葉をかわしながら進むので、様々な意見に耳を傾けているうちにあっという間に授業の時間が過ぎていきます。
 講義の難易度は高く、授業について行くのが精一杯と感じることもしばしばありますが、内容はとても有意義です。また授業中の発言が必須なので、自然と英語やドイツ語を話す機会が増えて、外国語運用能力が確実に向上してるのを実感できます。
 大学の制度を通じて《バディ》を紹介してもらえます。バディとは様々な交流の機会があり、ドイツ語の練習にも付き合ってもらっています。さらに教室の内でも外でも多くの友人を得ることができました。そうした付き合いを通じて新しい知識も増え、身をもって異文化交流を実践しています。

学習環境としての街の様子

 現地の公用語はドイツ語です。そのため買い物など、日常の用事はドイツ語で済ませられるようになりました。会話の途中で困ってしまっても、ほとんどの人がことばを英語に切り替えてくれるので、どうにかなります。言語の勉強がしやすい環境だと言えるでしょう。
 日々の過ごし方ですが、平日は勉強、休日には観光と生活スタイルをしっかりと切り替えるようにしています。ドイツ人には週末にハイキングに行く習慣があるので、それに習って出かけることもあります。観光のインフラが十分に整っているのはよい点です。
 わたしが学ぶマインツの街ですが、ドイツ三大謝肉祭(カーニバル)の開催地の一つであり、豊かな歴史を誇ります。マーケットやイベントが頻繁に開かれるのも、お祭りで有名なこの街ならではのことで、毎日が賑やかで飽きることがありません。町並みもわたしたちが《ヨーロッパ》と言われたときにイメージする通りの美しいもので、そこで暮らしているだけで楽しい気分になってきます。
 市内には大聖堂をはじめとしていくつもの教会がありますが、壁面に描かれているものや彫刻といったもののデザインの相違からは、それらの建物の歴史的背景が伺えます。教会によっては土日だけしか入れないところがあるのも興味深いです。宗教の影響は建築だけではなく文化や習慣にも強く表れており、例えば、日曜日や祝日はレストラン以外のほとんどの店が閉まります。
 マインツからは国際的な金融都市として有名なフランクフルトに直通の電車が出ています。フランクフルトは、全体に歴史色の濃いマインツとは風景が少し違っていて、現代的な建築物が過去の建築物と共存しているのが興味深く、異なる楽しみ方が見つかる街です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イタリア人留学生の友だちが大勢できました。ことに食文化を通じての彼らとの交流は特別な体験となりました。留学前は現地で必要とされるのはドイツ語と英語だけと思っていたので、イタリア語をたくさん聞くことになるとは予想外でしたが、それも留学の醍醐味だと思っています。
 本学には、イタリアのほか、イギリス、ブラジル、ポーランド、フランス、スペイン、トルコ、韓国、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、タイといった国々からも留学生が来ています。互いの文化は大きく異なる点もあれば、似通った点もあり、多様な価値観に触れることができました。留学の大きな成果です。しかし、異文化という大きな枠からだけではなく、彼ら一人一人と関わりのなかから得たものも少なくありません。
 ドイツで得たものは何か、話題になったことがあります。友人の一人が「ドイツ人は独立心旺盛で他人を当てにしない。比べて自分は人に頼ってばかりだから、自力でやり遂げる力がもっと必要なのだ」と言いました。その発言を受けて、わたしたちは議論を交わし、皆でしっかりと話し合って行動を決めるようにすれば、過度な依存を避けて孤立もせず、よいバランスが取れるだろうという結論にたどり着くことができました。
 異国で多国籍の人々と暮らしたこの3ヶ月、わたしの前にはこれまで知らなかった新しい世界が開けています。友人たちを通じて、イタリア語の学習や初めての土地の探訪など、未知の体験を重ねてきました。言語の能力、自主性、知識、意見の交流など、大切なことを学べたのは、ここマインツでできた友達のおかげです。とても感謝しています。これからも、その友情を大切にしながらさらに多くのものを得るように努め、残りの留学生活を全力で楽しみます。

2021
現地で起こるさまざまな問題に対し、自分で解決していく力を身に付けた
大野 環 さん
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英語圏以外の国で外国語を学びたいと考え、ドイツへの留学を決めました。前期は現地のコーディネーターが薦めてくれた英文学や翻訳、英語のエッセイの書き方に関する講義などを履修。後期には、自分が興味をもった映画や自叙伝についての講義などを受けました。さらに週に2回ドイツ語の講義もあり、英語とドイツ語両方の言語の学びを深めていきました。留学中は、コロナ禍における規制や感染状況に関する正しい情報の収集など、言葉の壁がある中で自分一人で対処していくことは大変でした。しかしこれらの困難を乗り越えられたことで、自分に自信を持つことができたと思います。

留学中に一番印象に残ったこと

異なる文化を背景に持つ友人たちとの交流が刺激に

現地でできた友人たちとの食事や旅行などが一番印象に残っています。当初は言語への不安もあり、友達を作ることに苦労しましたが、その分、異なるバックグラウンドを持つ友人たちとの交流は全てが刺激となりました。

リールカトリック大学(フランス)

2022
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授業の様子

 4月末に大学のあるリールの街に到着し、それから5月が終わるまで、関大生専用プログラムを受講しました。午前はフランス語をフランス語で学び、午後はフランスの地理・歴史・文化を英語で学ぶというものです。
 6月になると共通コースであるESP1(European Summer Program 1)に参加、各国からの留学生と一緒の学習・活動が始まりました。クラスは15人前後の編成です。午前中は事前に受けたテストに基づいて7つのレベルに分けられたフランス語の授業を受けます。午後は各々の希望に沿った科目が英語で受講できます。文学、経済、コミュニケーション、美術などです。
 7月はESP2に参加する予定です。ESP1ではクラスの8割以上がアメリカ人でしたが、ESP2では世界各国から留学生を迎えると聞いています。
 正規授業は秋学期9月から開始されます。フランス語CEFRのB2レベルに達していれば学部授業を受講でき、そうでない場合は留学生用のフランス語の授業を引き続き受講する形になります。

学習環境としての大学の様子

 リールカトリック大学は、フランスで2番目に美しい大学と言われています。  些細なトラブルはあっても基本的に不自由はなく、充実した設備の下で学習しています。寮から大学までは徒歩で3分程度のため、通学の負担がまったくありません。カフェテリアの種類が豊富で、お腹の空き具合や食べたい料理に合わせて好きなところを選ぶことができます。

授業がある日の典型的な日程

 フランスの時間割制度では、1科目の授業が3時間と決まっています。そのため、午前は9時から12時まで、午後は13時から16時まで授業が続きます。ただし、休憩が折り返し地点に設けられています。  放課後は、ESPの期間のみ留学生用の交流イベントが随時開催されます。ムービーナイト、パーティー、陶芸体験などといったものです。時折、近くの公園で友達と寝そべりながら話したり、バスで15分の所にあるモールに行ったりします。しかし、たいていは疲れてしまっているので、直帰して仮眠を取り、復習や課題をすることの方が多いです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 リールカトリック大学での「1年間」の留学期間は、実質的には12月までと短いため、焦燥感に駆られています。正直なことを言えば、留学開始から2ヶ月が経過した今も成長を実感できずにいます。こちらに来る前に1年かけてフランス語の基礎を学んではきましたが、特にリスニングと語彙は、授業とは別に自主的な学習をするべきであったと痛感しています。また、フランスへのクロス留学は私達が一期生であるため、公の情報は事前に受け取れるものの、先輩たちの体験談を聞くような機会はなく、現地で伝えられる事に随時対応していく他ありません。ESPでせっかく仲良くなれた留学生は1ヶ月後に帰国してしまうのが寂しく、現地の学部生は9月にならないと在学しないため、友達を作るのに苦労しているのも事実です。
 それでも、リールに住んでいる方々は非常に優しく、外に出ると温かい気持ちになれます。

韓国外国語大学(韓国/クロス留学)

2022
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授業の様子

 わたしたちが学ぶ《語学堂》―外国語大学に付属する留学生のための朝鮮語学校―には、1級から6級までのクラスがあります。2月末にレベルテストが行われ、その結果に応じて自分の実力にあった授業を受けるようになっています。
 春学期は3月に始まり5月中旬まで続きます。毎日午前9時から午後1時まで授業があり、文法・会話練習・文章読解・文章作成・リスニングをバランスよく学習します。授業はすべて朝鮮語で行われますが、クラスは14~15人ほどの少人数で質問がしやすく、先生方も丁寧に教えてくださるので、しっかりと理解して学んだことを身につけられます。試験は筆記とスピーキングがあり、中間と期末の計2回行われます。この試験に合格すれば、夏学期(6月~8月中旬)には1つ上のクラスに進級できます。
 語学堂の授業とは別に、専攻言語である英語の授業も受けています。生活言語でもある朝鮮語を集中して学ばなければならない春学期(3月~6月末)は6単位ですが、ISS(International Summer Session)(7月中旬~8月中旬)の受講を経て、秋学期(9月~12月末)は12単位と倍に増えます。
 英語のクラスはいきなり学部授業を受講するためレベルが高く、朝鮮語の勉強との両立が大変な時もありますが、韓国の学生と学ぶことができるためとても有意義な時間を過ごしています。

学習環境としての街の様子

 大学周辺はいわゆる学生街で、飲食店、スーパーやコンビニエンスストアが並んでいます。韓国料理店はもちろん、ファストフードや日本料理店もあります。また、韓国の学生は勉強をするときにカフェやコーヒーショップをよく利用するので、大学前だけでも結構な数が店を構えています。
 大学から最寄りの駅までは徒歩で10分程です。バス停も近くにあるので、都市部への交通アクセスが良く、移動で困ることはありません。また、夜になっても街灯が点くので割と明るく、治安はよいです。

授業がある日の典型的な日程

 私たちの寄宿舎は大学の敷地内にあり、教室までも近いため、比較的ゆっくり朝を過ごせます。コロナの影響で、春学期の語学堂の授業はオンラインと対面で行われました。コロナの規制も緩和されて、夏学期からはすべて対面で行われています。授業の後はクラスメイトと学食で昼食をとることが多いです。一食350円以内と安いうえ、美味しく量も十分あるため、学食は常に学生で賑わっている印象です。午後からは英語の授業が無ければ、クラスメイトとそのままお話をしたり、大学の周辺を散策したり、寄宿舎に戻って休んだりしています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 韓国に来て4カ月が経ちましたが、留学生活にも慣れ、充実した毎日を過ごしています。朝鮮語での授業についていけるのかという不安もありましたが、語学堂で出会った外国人の友達とも協力し合いながら、日々上達しているのを実感しています。
 語学堂に在籍する学生は国籍も年齢も様々ですが、「朝鮮語を上達させたい」という共通の目標を持っているので、みんなが仲良く、朝鮮語を習得するのにとても恵まれた環境です。韓国の文化は勿論ですが、多国籍の学生と交流を持つことで、韓国にいながら同時に世界各国のことも学べる貴重な経験をしています。留学生活も残り6か月となりましたが、勉学に励むとともに、交友の輪をさらに広げ、一つでも多くのことを身につけ、さらに充実したものにしたいと思います。

2019
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授業の様子

 2月末に韓国外国語大学付属の韓国語文化教育院〈語学堂〉のレベル分けテストを受け、3月からその結果に応じた級で朝鮮語の授業を受けています。
 語学堂は4学期体制で、学期ごとに中間テストと期末テスト、またスピーキングテストを受けて、すべてに合格すれば1つ上の級に上がることができます。
 1級から始めた私は、5月に春学期修了式を迎え、6月から2級で夏学期の授業を受けています。語学堂の先生方は専用の教科書や音声ファイル、プリントなどを使って単語や文法をとても丁寧にわかりやすく教えてくださるので、文章読解・筆記・聞き取り・対話の四技能をバランスよく身に付けることができます。
 春学期は、平日9時から13時の語学堂の朝鮮語の授業の他に、週二回大学で英語の授業を受講。秋学期からは、語学堂に代わり夜間の英語の授業が始まり、大学での授業が増えます。朝鮮語と英語の勉強の両立は大変ですが、勉強熱心で、帰国子女なども多く集まる韓国外国語大学の学生たちと学ぶのはとても刺激的です。

学習環境としての街の様子

 学校から地下鉄の外大前駅へと続く大通りにはファストフード店や多くの韓国料理店が立ち並び、どのお店も安くて美味しくて量が多いのが魅力で学生たちに人気です。また、カラオケやボードゲーム、韓国ならではのパソコンルームなどの娯楽施設も充実していて、勉強の息抜きをすることができます。
 学校の正門付近だけでなく裏門付近にもカフェがたくさんあります。試験期間になると多くの学生がカフェに行って勉強します。日本でも今人気のソルビン(韓国式のかき氷)のお店もあり、夏の暑い日はソルビンを食べながら勉強したり友達と談笑したりする学生が多いです。

授業がある日の典型的な日程

 私たちの寄宿舎は学校の敷地内にあり、教室まで10分ほどで到着します。語学堂の授業を受けた後は、友達やクラスメイトと学校の食堂で昼食をとることが多いです。日替わりメニュー三食に加えて、韓国の家庭料理であるキンパやトッポギなどもあり、一食約250円以下という安さにもかかわらず量も多くて美味しいです。午後に大学の授業がない日は、クラスメイトや韓国人の友達とカフェに行って勉強したり、日本人の友達とカラオケやショッピングに行ったりして過ごしています。寄宿舎にはキッチンが付いていないので、夜は学校付近の食堂で韓国料理を食べることが多いです。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 語学堂で朝鮮語を学び始めて3ヶ月が経ちましたが、日本で学んでいた頃よりもはるかに早いスピードで自分が朝鮮語を吸収していて、日常会話などにも徐々に順応していると感じています。それは、当然ながら現地で実際に朝鮮語に触れて、実践する機会が多いという理由もありますが、語学堂で教えてくださる先生方の丁寧さや、他の国から来たクラスメイトたちと協力しながら勉強できているこの環境のおかげだと感じています。また、クラスメイトが多国籍ということもあり、英語でコミュニケーションをとりながら朝鮮語を教え合う機会や、韓国人の学生が朝鮮語で英語を教えてくださる機会があって、朝鮮語だけでなく英語も学べる環境が整っています。また、外国語大学というだけあってさまざまな国籍の人が集まっていて、多種多様な文化の違いを経験することもできます。10ヶ月という限られた時間の中、語学の勉強だけでなく、ここでしか経験できない文化や新たな発見をして自分自身の成長の糧にしていきたいと考えています。

2018
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授業の様子

 3月から授業が始まり、平日は毎日9時から13時まで韓国外国語大学付属の語学学校である語学堂で韓国語を学んでいます。
 語学堂の授業は通年で行われており、4学期制です。この原稿を執筆している時点では、春学期が終わって、3週間ほどの休暇に入ったところです。1クラスの人数は12人程度で、様々な国の生徒が在籍しています。授業では、韓国語だけを使用します。文法学習、文章作成、リスニング練習、会話練習と全体がカバーされており、先生はとても親切です。
 学期間に中間テストと期末テストがあります。また現在は週に2度、大学の英語の授業も受講しています。どの授業もレベルが高く韓国語学習との両立は大変ですが、韓国人の学生と一緒に学ぶのはとても刺激的です。秋学期からは英語の授業がさらに増え、本格的に韓国語と英語の両立が必要となります。

学習環境としての大学の様子

 地下鉄の外大前の駅を降りると学生街が広がり、5分ほどで大学に到着します。韓国外国語大学の敷地は必ずしも広くありませんが、建物が綺麗で広場もあり移動もしやすいです。ほとんどの建物にエレベーターがなく、階段の昇り降りが大変ですが、良い運動になります。自習スペースが多く快適に勉強できます。学生街にはカフェや食堂、カラオケなどの遊び場も揃っており不便はありません。学生は勉強に対するモチベーションが高く、学内や近くのカフェで勉強する学生がとても多いです。

授業がある日の典型的な日程

 寄宿舎は学校のすぐ近くにあるため、朝も比較的ゆとりがあります。13時まで韓国語の授業を受け、その後は学校の食堂で昼食をとることが多いです。一食2500ウオン(250円)以下と安価で美味しいです。大学の英語授業がある日は放課後、寄宿舎で休むことが多いですが、休日は遊びに出かけたりカフェで勉強をしたりします。外国語学部から一緒に来た友達と過ごす日もありますが、語学堂で仲良くなった外国人の友達や、韓国人の友達と過ごす日も増えました。学校の周辺の食堂はどこも安くて夕食は外食することが多いですが、私の寄宿舎にはキッチンがあるので自炊もできます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 日本では大学の授業や音楽を聴くことでしか韓国語に触れていなかったのですが、二ヶ月半のあいだ毎日のように韓国語授業を受けたおかげで、日常の会話でも相手の話を聞き取れることが増え、日々、自分の力が伸びているのを感じています。語学堂には1級から6級までのクラスがあり、私は今学期2級を勉強したのですが、来月から3級を勉強します。  また語学堂では様々な国から来た人たちと出会う機会があり、友達も増えて本当に楽しいです。文化の違いはもちろんありますが、韓国は日本と似ている部分が多く、ある意味日本と同じように生活ができると私は思います。ここにはサークルに入ったりショッピングをしたり、自由に自分の好きなことができる環境が整っています。その中で10ヶ月という限られた期間、留学に来ているという感覚を忘れず過ごす必要があると毎日感じています。

2017
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授業の様子

 授業は毎日午前9時から午後1時までの4時間です。前半2時間は主に、クラスメートと新しく習った文法を使って会話練習をします。後半の2時間は教科書の長文を読んだり作文をしたりします。しかし、はっきり時間が区切られているわけでなく、日によってすることも異なります。内容も級により、韓国文化のことから政治的なことまで様々です。授業は全て韓国語で行われますが、先生方が難しいことでも簡単な言葉に置き換えて教えて下さるので、分かりやすいです。試験は中間と期末の2回が行われ、インタビューテストと筆記のテストに分かれています。クラスメートはアジア圏の人が多いですが、他にもアメリカやヨーロッパや中東から来る学生などがいて、国籍は様々です。クラスは15人前後で構成されているので、すぐに仲良くなれますし、授業時間外にみんなでご飯を食べに行ったり週末に買い物に行ったりします。

学習環境としての大学の様子

 韓国外国語大学のソウルキャンパスは大きなキャンパスではないので、寄宿舎から教室までは10分ほどで着き、移動がしやすいです。しかし、階段が多いので上の階に行くのは一苦労です。学生食堂は安くておいしいですし、学内にカフェやコンビニがあるなど、小さいながら施設は十分に揃っています。キャンパスを歩くと、外国語大学というだけあって、様々な国籍の人を見かけます。大学付属の韓国語教育機関である語学堂での授業はもちろんですが、学部の授業でも学んでいるのは韓国人学生だけでなく、履修者の国籍は多様です。寄宿舎ではルームメイトが日本人でないことも多く、寮に帰っても文化交流がたくさんできます。

学習環境としての街の様子

 大学周辺にはコンビニやスーパーマーケットなどがたくさんあり、日常生活に必要なものはすぐに買うことができます。また、飲食店が多くあります。大学前ということもあり、値段も安くおいしいです。外国人学生に対して慣れているお店が多いので安心です。夜でも結構明るいので、少し夜遅くなってしまっても大丈夫ですし、治安も悪くありません。大学から最寄りの駅までは歩いて10分程で、バス停もすぐ近くにあり交通の便はよいかと思います。大学前の道は大きく、タクシーもすぐに乗ることができます。近くに大きな大学がもう1つあるので学生が多く、少し歩くと服屋や靴屋もたくさんあり、学生に優しい街だと思います。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 韓国にきて現在で四か月ほど経ちましたが、自分が思っていた以上に毎日が充実しています。日本では外国の友達をつくって出かける機会があまり多くなかったのですが、韓国では語学堂や、友人の紹介を通して友達も増えました。語学堂で一緒に勉強する学生の中には日本に興味を持っている人も多く、お互いの国について教えあったり、英語圏から来た学生に英語を教えてもらったりします。文化背景が異なるが故に、時にはお互いの文化の差異に驚くこともありますが、友達との会話や自分で見たり聞いたりする経験を通じて、日々日本との違いを感じることができます。

2016
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授業の様子

 「語学堂」で行われる韓国語の授業は午前9時から午後1時までです。基本的には1つのクラスは多くても15人程度であり、少人数での授業になります。語学堂での授業は通常授業と異なり、対象年次などに縛りがないため、年齢の範囲は広いです。また、外大ということもあって留学生がとても多く、国籍もまた様々です。
 授業内容に関して、項目はリーディング、スピーキング、リスニング、ライティング、と4つに区分されますが、項目ごとに授業が異なって存在するわけではありません。1日の授業の典型としては、前半の授業で会話などを通して文法を理解し、後半の授業では教科書を用いて理解をさらに深め、習得する、といった感じです。

学習環境としての大学の様子

 韓国外国語大学のソウルキャンパスは決して大きな大学ではありません。そのため大学内の移動は短い時間で可能です。また、学内の知り合いとキャンパス内で出くわすことも多々ありますので他言語でのコミュニケーションを日常的にとることができる環境であるといえます。韓国外国語大学は留学生の数も非常に多く、あらゆる国の学生たちと交流する機会もたくさんあります。故に韓国人、韓国語だけに留まらず、色々な国から来た人たちと他言語、多言語で話すことができます。語学学習の環境としては素晴らしいと思います。

学習環境としての街の様子

 韓国外国語大学の近辺は大学が近いということもあって、商店、食堂が多いです。コンビニやスーパーも多く、日常生活品などが比較的簡単に手に入ります。また、特に韓国外国語大学前に並んでいるところなどは留学生への理解も高いので、はじめて韓国を訪れる人にとっては敷居が高すぎずいいのではないでしょうか。韓国の人の多くは暖かくてフレンドリーなので店員さんと話すことで語学学習も可能です。授業などで覚えた韓国語を実践するための環境としては、韓国外国語大学を取り囲む街は、最高です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私は韓国へ来ることがはじめてであったにもかかわらず、来たばかりの時はそこまで刺激を受けませんでした。やはり韓国と日本は隣国であるが故に文化や街並みも似ていますので、周りを少し見渡しただけでは圧倒的な差は見つからずインパクトはありませんでした。しかし、韓国での留学生活に順応し、友達が増え、コミュニケーションの場が増えていくにつれ、確かな文化の違いを目の当たりにすることができました。文化の違いを感じるきっかけとなるものは行動であったり、言語観であったりと様々ですが、私はそれらを留学生活の間に一つでも多く学び、また新たな違いを体験してみたいと強く思うようになりました。

2015
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授業の様子

 韓国語の授業は、一学期は10週間で、毎日朝9時から13時まであります。 クラスは12人前後で構成され、クラスメートはアメリカ、中国、ポーランド、ロシア、エジプト、ベトナム出身等、本当に多国籍です。彼らとは国だけでなく年齢も異なることが多いですが、一緒に毎日勉強することでどんどん仲が深まり、週末には映画を見に行ったり食事をしに行くなど一緒に出かける事もあります。  授業は、4時間のうち3時間が「文法と会話」の授業で、1時間は「リーディング」です。まず「文法と会話」の授業では、最初に新しい文法を習い、その文法を使って文章を作ったり、ペアで会話をしたりと新しく学んだ項目を繰り返し練習をします。また、「リーディング」では韓国の歴史や文化等、読んでいて為になる文章を通して、語彙や表現を勉強します。中間・期末試験は、ペーパーテストだけではなく、インタビュー試験、ペアでの会話(2級)、演劇(3級)等バラエティー豊かです。

学習環境としての大学の様子

 韓国外国語大学のソウルキャンパスはその面積がとても狭い事で有名です。
 どこに立ってもキャンパス内全てが見渡せる程です。ですので、寮から教室までは10分程しかかかりません。しかし、校舎にはエレベーターがない事が多いので、多くの場合は階段で上がらなければなりません。学力だけではなく体力も得られます。
 また、大学の至る所に"Come to HUFS, Meet the World"(韓国外国語大学に来て、世界に触れろ)というキャッチフレーズが掲げられているのですが、その言葉の通り韓国外国語大学は地球の縮小版とも言えるほどグローバルな大学です。キャンパス内を歩いているとあちこちから多様な言語が聞こえて、たまに自分が今どこの国にいるのかわからなくなる時さえあります。おそらく日本には、これほどグローバルな大学は無いのではないかと思います。外国語を学ぶには最高の環境です。

授業がある日の典型的な日程

 3月から8月中旬まで韓国語の授業があり、8月からは夜間の英語の授業も始まりました(~12/18)。その為、毎日朝9時から13時まで語学堂の授業があり、18時半から21時半までは夜間の英語の授業というハードスケジュールが少し続きました。語学堂の授業の後、昼食は学食で済ますことがほとんどですが、たまにクラスの友達と外に食べに行くこともあります。夕食もほとんど学食です。最近は、昼食を終えて部屋に戻ると、夜間の授業まで少し睡眠をとったり宿題やテスト勉強をしたりしています。夜間の授業の後は、宿題を済ませたら次の日に備えて早く寝るように心掛けています。
 9月からは韓国語の語学堂は無くなり、2学期の学部授業が始まります。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 留学前までは、国も違う新しい環境で友達ができるか、上手く適応できるかという不安もありました。ですが、留学開始から6ヶ月が経とうとしている今、韓国人だけではなく、語学堂の他の国から来ている友達ともとても親しくなることができ、毎日楽しく過ごしています。私は元々テーマパークが大好きなのですが、それを知った韓国人の友達がロッテワールドに行こうと誘ってくれ、みんなクタクタになるまで楽しい時間を過ごしました。また、語学堂のクラスメートとは休み時間にお互いの言語を教えあったり、一緒に遊びに行ったりと、とても良い友好関係を持つことができています。国も年齢も異なる人とであっても、自分が心を開けば相手も心を開いてくれ、とても良い関係を築くことができるということを日々感じています。留学生活ももう半分を切っていますが、ここで得た友達ともっとたくさんの思い出を作りたいと思います。

2014
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自分の学習環境

 現在(6月)は10週間の春学期と3週間の休みが終わり、新学期が始まったところです。4週間目にはプレゼンテーション、5週間目には中間テスト、また個人的にはその翌週に韓国語能力検定試験が控えているため、授業は13時に終わりますが毎日が早く過ぎていきます。留学前期は英語の授業がないので、自分から積極的に英語に接しようと努力しています。私の語学堂のクラスでは英語が飛び交うことがないのですが、授業以外でISO(International Student Organization)主催のイベントなどに参加して英語で留学生と交流したりしています。今は英語圏留学生とは比べ物になりませんが、自分が日本で想像していた以上には英語に接しています。

授業の様子

 授業は3時間のスピーキングと1時間のリーディングに大きく分類され、2人の先生によって進められます。クラスは13人前後で構成され、3級から上のクラスメートは中国人と日本人が多いですが、多様な国の人とクラスメートになれます。大学院に入るために勉強している人もいるので、自分より年上の人と一緒に授業に参加することも多々あります。また、クラス全体での食事会など、クラスによっては授業以外で会うこともあります。4級までのスピーキングでは主に文法を習い、それを使ってクラスメートと会話の練習をします。また、本文を先生の後にならって読むなど発音面も直してもらえます。そして、リーディングでは、スピーキングよりも習う語彙が多く、さまざまな表現も勉強します。宿題はあまり出ませんが、毎週月曜日に簡単な確認テストがあります。

学習環境としての街の様子

 大学のある町はソウル市内ですが、郊外なので比較的のどかな街です。大学内には銀行(ウリ銀行)やATM・郵便局があり、大学の近くにもさまざまな銀行があります。駅前通りには飲食店が多く、大手スーパーも近くにあります。大学前ということもあり、カフェやチキン屋が多くリーズナブルなお店も多々あります。夜、うるさいこともあまりなく学習環境としては最適だと思います。電車で市庁駅まで20分かかるのがネックですが、外大前駅まで徒歩数分で、バス停も大学のすぐ前にあり便利です。また、外大前駅のすぐ先には昔ながらの商店街もあり、韓国文化に触れられます。総菜屋・餅屋・八百屋などのお店が軒を連ねています。

授業がある日の典型的な日程

 授業は毎日9時から13時で、寮の部屋から教室までは10分以内で行けます。直線距離は短いですが、寮のエレベーターの待ち時間や教室のある階まで階段をのぼる時間がかかります。授業の後は学食で昼食をとります。語学堂に通っている人は同じ時間帯に授業が終わるので、日によっては韓国人学生とも相まって長蛇の列ができることがあります。ですが、大学の試験期間中は比較的すいています。部屋に戻る前にスーパーに寄って買い物をして帰ることが多いです。午後はサークルに行ったり、友達に会ったりして過ごしています。夕食も学食で済ませることが多く、19時には部屋に戻ります。その後は勉強などに時間を当てます。

中央アジア・アメリカ大学(キルギス/クロス留学)

2020
言語も、振る舞いも、現地のスタイルに変え、異文化の中にどっぷりと浸かったことで日本との違いや共通点をより理解できました。
馬場 怜那 さん
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 キルギス共和国では、異文化コミュニケーションをまさに身をもって学ぶような体験の連続でした。大学の授業は英語で行われていましたが、大学から一歩外に出るとロシア語しか通用しません。買い物では現地の方の言い回しや振る舞いを真似するなど、生活していくために言語も行動も全て現地のスタイルに変えなければなりませんでした。大変ではありましたが、キルギス人の学生が積極的に私たちと交流する機会を設け、現地の習慣や風習を教えてくれたおかげで、楽しみながらキルギス文化を吸収していくことができました。また、現地の学生が日本文化について学ぶ授業に招待され、それぞれの文化について語り合ったことは、互いの距離を縮める貴重な機会になりました。さらに、現地の学生に日本語を教える機会もあり、そこで言語を教える楽しさを実感。留学先で「日本語教員になりたい」という夢が芽ばえました。

留学中の思い出

 アウトドアクラブの活動に参加。雪山をハイキングし、凍りついた滝を見に行くなど、キルギスの自然を堪能しました。

 キルギス人学生が開いてくれたウエルカムパーティー。ご家族が経営するレストランでキルギス流のおもてなしを体感しました。

2019
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自分の学習環境

 中央アジア・アメリカ大学は、アメリカニューヨーク州にあるバード・カレッジと姉妹校協定を結んでおり、教育、施設、行事など様々な点でアメリカ流の大学を体感しています。授業は基本的に英語で行われ、プレゼンテーションやディスカッションの機会が多く用意されているため、日々着実に英語の上達を実感しています。ロシア語の授業も週に6回あり、授業で学んだ内容をそのまま町中で使えるため充実した留学生活を送っています。他国からの留学生も多数キルギス共和国に来ており、寮や様々な授業で顔を合わせることが多いため、言語習得に最適な環境が整う大学だと思います。

学習環境としての大学の様子

 中央アジア・アメリカ大学では、すべてのフロアに十分な数の学習用のテーブル、椅子、コンセントが設置されており、学生が好きな時に自主学習を行えます。また、地下1階と3階に図書室があり、そこでも自由に静かに学習することができます。
 学生寮にも学習用のラボが設置されており、一度に最大で約30人の学生が学習できるスペースがあります。
 さらに、学生の学習を補助する目的でアカデミック・アドヴァイザーが常駐しており、エッセイの書き方やプレゼンテーションに不安がある場合は、すべての科目について相談をして適切なアドバイスを受けることができます。
 クロス留学を選択する上で気になる英語力向上については、プログラムに参加する全員が受講する英語のスキル系科目に加えて、英語力に応じてAcademic Englishまたは英語による一般教養科目を最初から複数履修できるうえ、ほとんどの学生が英語をネイティヴレベルで話すことができるため、授業やグループワークを通じて英語力の十分な向上を目指すことができます。

授業がある日の典型的な日程

 授業日のスケジュールには、主に2パターンがあります。
① 月・水・金
9時 起床
10時 大学に到着・朝食
10時50分~12時5分 ロシア語の授業
12時5分~12時45分 昼休憩
12時45分~14時 空きコマ(次の授業の予習や、宿題をする)
14時10分~15時25分 ロシア語の授業
16時~17時15分 Advanced English
② 火・木
8時 起床
8時30分 大学に到着・朝食
9時25分~10時40分 心理学の授業
10時50分~12時5分 空きコマ(次の授業の予習や、宿題をする)
12時45分~14時 グローバリゼーションと社会学の授業
14時5分 大学を出て寮に帰る
 ほとんど毎日、大学から寮に帰る途中にあるスーパーマーケットに立ち寄り、食材や日用品を購入しています。1週間を通して、基本的に夜は時間に余裕があるので、料理を楽しんだり学習時間を多く取ったりすることも可能です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ビシュケクに到着して、最初に驚いたのは、物価の安さです。留学生活を送る上で生活費に不安を覚える方も多いと思いますが、キルギス共和国は他の留学先よりもかなり物価が安く生活しやすい国です。例として、スマートフォンの通信料金が1週間4GBで約90ソム(日本円:150円)、寮から大学まで行くミニバスの片道の運賃が10ソム(日本円で約15円)、タクシーで30分ほどかかるダウンタウンまで行っても約150ソム(日本円で約240円)と生活に必要な費用がかなり安く抑えられます。また、文化や伝統的なことに関して感動したのは、元遊牧民族としての美しさです。キルギス共和国の民族の多くは先祖に遊牧民を持ちます。中央アジア・アメリカ大学では約1ヶ月に一度、キルギス共和国の文化や伝統を体験するためのプログラムが主催され、留学生を中心に人気があります。複数のプログラムに参加して感じたことは、キルギス共和国の文化や伝統がとても美しく、これからも未来に語り継がれるべき存在であるということです。海外留学でメインのひとつとなる異文化交流・体験の機会も、中央アジア・アメリカ大学では豊富に得られます。

2018
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授業の様子

 中央アジア・アメリカ大学では、他の大学と異なり、英語を外国語として学ぶ授業はなく、基本的に大学の英語で開講されている学部授業を現地の学生と一緒に受けます。とれる科目は、社会学、人類学、国際比較政治学、ジャーナリズムなど複数の学部に渡ります。どの授業も最大20人ほどの少人数で構成されています。一つの授業はlectureと seminarの2つのセクションに分かれており、lectureで学んだ内容をseminarでディスカッションするので、同一科目を週に2回受けることになります。授業では、基本的にどの授業も予習として10ページ以上のリーディングが課され、授業によってはグループワークもあるので、実際に授業で使う英語を体験しながら学んでいます。他方、副専攻言語であるロシア語の授業は週4回あり、英語混じりのロシア語で授業を受けます。

学習環境としての大学の様子

 大学内には教室外のいたるところに机と椅子やソファーがあり、どこでも自由に座って課題をしたり、友達と話したりできます。夜7時以降には定期的に大学から寮まで送迎のバンが無料で出ているので、遅くまで残って勉強する学生もいます。学生同士はロシア語で話すことが多いですが、誰もが基本的に英語を話せるので、互いの会話には困らないと思います。何ヶ国語も話せる人が多いので、自分も頑張ろうと日々励まされます。寮には共同キッチンと共同洗濯機に加えて、PCルームもあります。キッチンとPCは24時間いつでも利用できます。1部屋におよそ3〜4人が住んでおり、シャワールームは部屋ごとに一つ備わります。

学習環境としての街の様子

 バザールなど、キルギスの人ばかりが交わる場ではキルギス語で話すことが多いですが、特にロシア人、タジク人、カザフ人、ウズベク人、トルコ人、アフガン人など、中央アジアからの移民が多いビシュケク内の街中では共通言語であるロシア語が飛び交っています。ビシュケク内にいるキルギスの人は基本的にロシア語を話すので、現地の人との会話を通じて実用的なロシア語が学べます。訛りもほとんどなく、比較的聞き取りやすいため、ロシア語を学ぶのにはもってこいの環境です。ただ、市内では英語がほぼ通じず、はじめのうちは、食料を買うのにも苦労しましたが、今は必要最低限の会話はロシア語でできるようになりました。建物や像など、旧ソ連国では珍しくソ連時代のまま残っているものが多く、キルギスだけでなく、ソ連時代の文化も学ぶことができます。市内は比較的治安も良く、スリなどもほとんどないので、安心です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私がキルギスに到着してはじめに思ったのは、キルギスの人は日本人とそっくりで、文化も共通しているところが多いということです。私はよく現地人と間違われて、キルギス語やロシア語で話しかけられ、時には翻訳してくれと頼まれることもあるほどです。食べ物についてはキルギスに到着する前とても心配していましたが、日本のものと似ているものも多く、私はすぐに慣れました。ビシュケク市内を出ると羊や牛や馬などが至る所にいるので、はじめは戸惑いましたが、イシククル湖やアラアルチャ自然公園などの観光スポットの他、人の手の及んでいない、ありのままの自然に触れることができ、とてもリラックスできる国です。

国立成功大学(台湾/クロス留学)

2022
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授業の様子

 国立成功大学の学習環境はとても充実しています。こちらでは英語と中国語の二つの言語を学んでいます。予習や復習が絶えず必要なうえ、さらに宿題もしなければならないのでとても忙しいですが、おかげで毎日勉強をする習慣がつきました。中国語の授業には日本以外の国の出身者も多く、クラスメイトとは英語と中国語の両方を交えて会話をしています。そのため、これら二つの言語を同時に活用しながら学習できています。

学習環境としての街の様子

 大学の近くにはカフェがたくさんあって、外で勉強したい時にはとても便利です。長時間滞在できて価格も安い店があるので、集中したいときはいつもそこを利用しています。今借りているアパートは電気代を自分で払わなければならないのですが、電気代を節約したければ、このようなカフェで勉強するとよいでしょう。台南はバイクが多く走っており、歩道がない場合もあって、歩くのに身の危険を感じることがあります。通学路でも事故に巻き込まれそうでヒヤヒヤするので、いつも気をつけています。

授業がある日の典型的な日程

 台湾に留学してから驚いたこと・発見したことはたくさんあります。それには良い面もあれば、悪い面もありました。先によいことを挙げると、台南には親切な人が多いです。例えば、私たちが道に迷って困っていると、近くのお店の主人が丁寧に目的地までの行き方を教えてくれました。よい面の二つ目は、日本製品が多いことです。台湾のドラッグストアやコンビニには日本製品を取り扱っているところが多く、使い慣れているものが手に入るのでとても便利です。
 悪い面はというと、まずは交通機関が十分に整備されておらず不便なところです。台南は台湾でも田舎なので電車の種類がとても少ないです。首都の台北ではMRTという台北の各地を巡れる都市交通がありますが台南にはありません。電車を使うのは大体別の地区や違う都市に行くときで、市内の主要な交通機関はバスです。しかし、そのバスも一度逃してしまうと30分〜1時間待たなければならず、不便であると感じています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オレゴンに来て最初に思ったことが、自然が多いことと全てのものが大きいということです。学校の周りにはたくさん綺麗なところがあり、自然をたっぷりと感じることができるのですが、時々飽きてしまうこともあります。しかし、大学の周りでは毎週ライブがあったりと充実できるところがあることに驚きました。授業では日本人だけでなく、サウジアラビア、中国、ウクライナなど様々な国から留学に来るので、他の文化を知ることができます。また、英語力を一番簡単に伸ばす方法は勉強もそうですが、現地の人とどれだけ交流するかということが大切だと感じました。

2019
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授業の様子

 中国語の授業はCLC(Chinese Language Center)で、月曜日から金曜日まで各日約2時間の少人数クラスで受けます。留学前のプレイスメンステストと、現地到着後に行われる面接によってクラスが振り分けられます。私の場合、クラスメイトは日本人学生のほか、ベトナム、アメリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカ、スイス、エルサルバドルからの留学生がいる、年齢層も幅広く非常に国際色豊かなクラスです。
 英語の授業は、関西大学生のみで行われるライティングの授業と、台湾人学生と一緒になる必修授業や選択授業を受けます。生徒一人ひとりのレベルが高く、またスピーチやプレゼンテーションをする機会が多く設けられているため、学習意欲の高さや積極性が常に求められます。

学習環境としての街の様子

 成功大学のある台南市は歴史の情緒が残る一方で、学生の活気で溢れている街でもあります。私たちの住む太子宿舍から学校や駅までは徒歩10分圏内で、周りには文房具店、ドラッグストアや多くの飲食店があり、生活に便利な場所に位置しています。一歩外に踏み出せば、街中に中国語が飛び交い、コミュニケーションツールは必然的に中国語になります。また、太子宿舍には、世界各国からの留学生がいるため、彼らの考え方や価値観に、より一層視野が広がります。
 上記のように台湾留学の学習環境は充実していて、英語と中国語を両方伸ばしたいと考えている方におすすめです。

授業がある日の典型的な日程

 授業の時間割は個々によって変わります。中国語の場合、それぞれ8時10分、10時10分、13時10分開始の2時間の必修授業があります。英語の場合は週に2回、こちらはそれぞれ9時10分から10時、10時10分から12時までのオーラル・トレーニングのクラス、週に1回13時10分から15時までの選択授業、さらに月に2回、15時10分から17時までのライティングの授業があります。また、週に2回、18時10分から20時までのイブニングクラスもあります。課題が出る日ももちろんありますが、空き時間を活用すれば十分にこなすことが可能です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 例えば雨が降ってきて、傘がなく途方に暮れていたらそっと入れてくださったり、つたない中国語を話す私に写真や実物を見せて丁寧に説明してくださったりと、現地に来て、台湾人はフレンドリーで優しい方が多いと感じました。日本のことが好きな方が非常に多いことにも驚きを隠せません。また、他国からの留学生の様々なバックグラウンドや夢を語る姿にも日々刺激されています。
 限られた時間をどう過ごすかも、留学生活の良し悪しを作るのも自分次第だと、当地で学び始めて感じたことのひとつです。

2018
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授業の様子

 英語の授業では、台湾人学生と一緒に授業を受けます。レベルがとても高く、ディスカッションやプレゼンテーションをする機会が日本と比べ非常に多いために、自ら発言する積極性を求められます。授業では、クラスメイトの前で現在の社会問題についてプレゼンテーションを行います。ペアを組み、いま知っている単語を使って発表された社会問題についてディスカッションします。専門用語も学びます。
 中国語のクラスでは週に二回単語のテストがあり、常に予習・復習をする姿勢が求められます。また授業のテーマに沿って、習った中国語を使いながらディスカッションを繰り返します。多様な国の学生が在籍しており、中国語を通して様々な考え方や新しい価値観を得られます。

学習環境としての大学の様子

 成功大学は、英語と中国語を同時に学ぶのに非常に適した場所です。ほとんどの学生が英語を話すので、中国語があまり話せなくても、英語をツールとしてコミュニケーションを取ることができます。英語のクラスでは、皆が協力的に英語を話す環境を作ってくれます。先生の配慮のおかげで、ディスカッションの際には、日本人だけでなく台湾人のクラスメイト達と話す機会にも恵まれています。
 また中国語のクラスも少人数制で行われます。先生に質問する時間や発言する機会も多く、中国語の上達にはとても適した環境だと感じました。私たちが中国語を学んでいる華語中心と呼ばれる語学学校では、授業以外にも月に一回程、様々なアクティビティが催されます。中国語の歌のコンテストや、先生とクラスメイトと一緒に台湾の伝統料理、「火鍋」を食べに行くなどの行事などがありました。このように授業外でも沢山の人と関わる機会が多くあり、言語の勉強だけでなく、新しい価値観を培うのにも適した大学だと感じています。

授業がある日の典型的な日程

 台湾では始業が日本よりも早く、一番早い中国語のクラスは8時から始まります。一コマ二時間で、毎日の基本の中国語が終わった後は、英語のクラスや選択制の中国語のクラスがあります。また週に2回、夕方6時から8時までのイブニングクラスもあります。中国語のクラスでも英語のクラスでもほぼ毎日宿題が出ますが、授業の空き時間を利用すれば、関西大学生や、同じ寮に住んでいる他の国からの留学生達とも教えあって、課題を十分にこなせます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 台湾で学び始めて驚いたことは、多くの台湾人、また同じ寮に住んでいる外国人の方々が日本にとても興味を持っていることです。みんなが集まる寮のロビーで日本語を話していたら、「日本のどこから来ましたか?」などと、たびたび話しかけられます。その際、もっと日本の伝統的な文化や歴史について知識があればと後悔もしますが、それでも、有名な日本の漫画や歌手などの話題で盛り上がって仲良くなることができ、新しい出会いに感動する毎日です。そのようにしてできた友達と休日を使って小旅行に出かけたり、食事をしたりすることもあります。日本ではあまり体験することのできない、国際的な交流によって新しいものの考え方や価値観を得られるのはすばらしいことです。

2017
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授業の様子

 中国語はCLC (Chinese Language Center C)で授業を受けます。授業は、月曜日から金曜日にある各日2時間の必修授業、自分のレベルに合ったものから選ぶ選択授業があります。選択授業は、1コマ2時間の授業を3コマ選びます。必修授業のクラス分けは、留学前のプレイスメントテストによって行われます。必修授業のクラスは10人ほどの少人数体制です。私の場合はB班の10時から始まる授業でしたが、日本の他に韓国、タイ、インド、ギニアからの留学生がいる国籍豊かな楽しいクラスでした。先生によって授業の進め方は様々ですが、話すことを中心とした内容です。例えば、ペアになって会話をしたり、新しく習った単語を自分なりに違う言葉にしてクラスメイトの前で発表したりします。間違った発音や文は、先生がすぐに指摘して、なぜ間違っているのかまで教えてくださります。また、私は発音、語法、会話の授業を選択しました。どの授業も生活していくうえで役立つものでした。

授業がある日の典型的な日程

 人によって様々ですが、私の場合、春学期は月曜日から金曜日にかけて必修授業が10時~12時までありました。学校の近くには育樂街という「ご飯通り」があるので、授業後にはクラスメイトや友達とお昼ご飯を食べに行きます。その後、選択授業にでたり、宿舎のロビーで友達と話したり勉強したりして過ごしました。私たちの宿舎には、いろいろな国から来た多くの留学生が滞在しているので、ロビーでは中国語や英語、他にもいろいろな言語が飛び交っていてとても楽しいです。また、5月ごろからは英語の授業も入ってくるので、夜には英語のレッスンを受けたり、ロビーで勉強したりしていました。

学習環境としての街の様子

 大学のある台南市はとても賑やかで、学生の町という雰囲気がとてもあります。近くにはたくさんの小吃店があるのでいつでも食事に行くことができます。台南駅やショッピングセンターは宿舎から歩いて行ける距離にあり、キャンパスの隣にはドラッグストアや文房具店もあるので、とても便利です。寺院などの歴史的建造物も近くに沢山あるので、休みの日などにすぐ観光に行くこともできます。私は学校内にあるセカンドハンドの自転車を買ったので、よく映画を見に行ったり観光に行ったりと行動範囲が広がりました。学習場所としては、宿舎のロビーだけでなく、カフェや学校の図書館などの設備が整った環境があり、集中して学習に取り組めます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私は、台湾の人の暖かさに感動しました。買い物に行ったとき、つたない中国語を話す私に、写真や実物を見せて説明してくださったり、どこから来たの?と気兼ねなく話しかけてくださったり、いつも台湾の人の優しさに感謝しています。驚いたことで言えば、町の環境の違いがあります。特に来て間もないころは、バイクの多さに一番驚きました。日本では見ることができない光景なので、とても貴重な体験の一つだと思います。また、台湾の人だけでなく、別の国の友達からも文化の違いを感じることができ、刺激を受けながら毎日充実した生活を送っています。

2016
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授業の様子

 中国語はCLC(Chinese language center)で学びます。ここでは様々な国籍の学生が在学しています。必修クラスは月曜日から金曜日まであり、少人数制で行われます。入学前に自分のレベルにあったクラスに振り分けられます。私の春学期の授業の場合は8人のクラスでした。先生がパワーポイントを使い新しい単語や文法を詳しく教えてくださります。授業中は、先生が私たちに質問をし、習った単語や文法を実際に使って回答したりと発言の機会が多く設けられています。その時に間違った発音や文法はすぐに直してもらえ、言えるまで一緒に練習します。またゲームを使ったり、パートナーと対話文を考えて発表するなど、楽しみながら学ぶことができます。学習する中国語が実際に生活で使えることばかりなので、勉強すればするほど人とコミュニケーションをとれることにつながり、達成感が実際に感じられます。英語の授業は週に2日、3日行われ、春学期の授業ではディベートやプレゼンを行いました。また、授業の内容を毎週、英語で先生に報告する課題があるため、英語のスピーキング、ライティングも鍛えられます。

学習環境としての街の様子

 私たちが住む寮は、とても生活に便利な場所に位置しています。学校や電車の駅までは徒歩10分、また、食事ができる学生街が寮の前に広がっています。私が台南に住んで感じたことは活気に溢れているということです。というのも私たちの寮は大学に近く、学生が多く住んでいるからです。寮の前の学生街はいつも学生で溢れています。店員さんもフレンドリーに話してくださり、実際にネイティブの台湾人と中国語を話す機会が多くあります。また、CLCや寮には様々な国籍の学生がおり、彼らと中国語だけでなく英語を話す機会も多くあります。キャンパス内や、寮からすぐの距離には、歴史的な建物があり台湾の歴史を身近に感じられることも、台南の魅力の1つです。

授業がある日の典型的な日程

 時間割は人によって様々です。必修は月曜日から金曜日毎日2時間あり、それ以外に約3つの選択授業を選びます。私の春学期の授業は、ほとんど毎日13時から始まるクラスでした。必修の授業では、習った単語の確認テストがほとんど毎回行われます。私の時間割の場合、朝に空き時間があるので、授業の前に勉強をしてから授業に行っていました。必修授業のあとに、選択授業がある場合は、17時まで授業があります。選択授業では発音や文法、文科系では書道や太極拳などがあります。放課後は、食事をとり、学校の友達と近所のカフェに行って一緒に勉強をしたり、お喋りをしたりします。また、春学期の英語の授業は2週間に1回 15:10~17:00、1週間に2回 20:10~21:50で行われていました。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私は留学当初、ある屋台でオーダーの仕方や中国語で書かれているメニューが分からず、戸惑っていました。するとある台湾人が話しかけてくださり、私の代わりにオーダーをしてくれました。その他にも日常で困っていると、バイクをわざわざ止めてまで「どうしたの?」と話しかけてくれるなど、台湾人は心優しい人が多いことに感動しました。また、CLCには様々な年齢の人が在学しています。普段漢字を使う日本人とは違い、漢字に不慣れな学生もたくさんいます。年齢や国籍に関わらず、それぞれの目的のために中国語を上達させようと、積極的に学んでいる人が多いCLCで学習できる環境に日々刺激をもらい、向上心に繋がっています。

2015
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授業の様子

 初めの約半年は華語中心(Chinese Language Center)という建物で中国語を集中的に学びます。初級者用のAクラスから上級者用のIクラスまで9クラスあり、自分のレベルにあったクラスで中国語を勉強できます。私たち関西大学生のほとんどがBクラスから始めました。必修授業が週10時間と選択授業が週5時間の計15時間です。元気いっぱいの台湾人の先生方と国際色溢れるクラスメートたちと少人数クラスで授業を進めます。クラス内の雰囲気はとても明るく誰もが楽しみながら中国語を学ぶことができます。  さらにFLC(Foreign Language Center)による英語の授業もあります。初めの半年は週に約4時間の英語の授業が行われ、プレゼンテーション、会話、ライティングの授業があります。これらの授業では英語を各分野ごとに専門的に学ぶことができます。

学習環境としての街の様子

 台湾留学の学習環境はとても充実しています。華語中心にはコンピューター室やマンツーマンの教室、キャンパス内にはカフェや図書館、何より街の中のすべての人々が中国語の先生です。地元の台湾人はとてもフレンドリーで、外国人のことが大好きです。街には中国語が溢れており、日常会話や授業は全て中国語で行われます。私たちの住む寮にはたくさんの外国の方々が住んでおり、様々な外国語が飛び交っています。英語を母国語とする方々ももちろん多いですし、アフリカやヨーロッパ、アジアなどあらゆる国々からたくさんの人々が来ています。英語で彼らと会話をするのはもちろん、他の言語を学ぶことも可能です。
 台湾留学は英語も中国語も両方学びたいという方にとてもお薦めです。

授業がある日の典型的な日程

 必修の授業は1日に2時間あり、朝の8時から10時、朝の10時から昼の12時、昼の1時から3時と人によってそれぞれです。クラスは3つあり、オフィスによって自動的に振り分けられます。私の場合は朝の10時から昼の12時だったので、朝の8時に起床、午前中は授業、そしてお昼ご飯を食べ、午後は日によって授業がある日とない日があり、ない日には自主学習や街の探検、スポーツなどをしていました。夜は英語の授業があったり、授業がない夜には台湾人の友達と言語交換や食事をしたりしました。1日を通してとてもリラックスしているので自分のペースにあわせて勉強することができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 とにかく暑いです。私は夏から秋にかけてほぼ毎日タンクトップで学校に行っていました。南国風な雰囲気が至る所に漂っていて年中リラックスすることができます。中国語を勉強していて思うことは、日本人は中国語学習に特に向いているということです。というのも中国語と日本語は非常に似ており、発音も書き方も共通点がとても多いです。たくさんの外国の方々が漢字を書くのに苦労していますが、日本人は元々知っている漢字がたくさんあるため大幅に時間を短縮することができ、他の学習に時間を当てることができます。1年という短い期間でハイレベルの中国語を習得するのも可能だと思います。

2014
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授業の様子


 成功大学では、文学院、外語センター、華語センターの3つの部署で授業を受けることになります。  華語センターの中国語の授業では、小班という習熟度別で行われるクラスと、文法や発音、文科系科目などの選択必修のクラスを受けています。1コマ2時間で、小班クラスは月曜日から金曜日まで毎日1コマずつ、選択科目は週に1コマずつあります。どのクラスも6~15人ほどで、クラスメイトは日本や韓国など台湾の近隣国出身の方が比較的多いです。ほかにも南米や東南アジア、ヨーロッパからの方も数多くいて、国際色豊かです。クラスの外ではクラスメイトと英語も中国語も使ってコミュニケーションをとるので、どちらの言語の練習にもなります。また、色々な国を回ってきた方や、社会人の方なども多く、様々な経験を積んだ方々とふれあえるので、言語以外のことを学べる機会も多いです。
 文学院での英語の授業では、成功大学の本科生である台湾人の大学生に混じってスピーキングの授業に出ていました。20人ほどのクラスで、毎週交代で一人ずつプレゼンテーションをしたり、社会問題についてのディスカッションをしたりしていました。学期の最後にはパーティもして親交を深めました。
 現在、春学期が終わった時点ではまだ外語センターの授業は受けていませんが、夜行われるプレゼンテーションの授業に出る予定です。

学習環境としての大学の様子

 成功大学のキャンパスはとても広く、たくさんの校舎に加えて、キャンパス内に遺跡や宿舎もあります。頻繁に多数の観光客が訪れるほど歴史的に重要な遺跡が数多くあり、下校時に散歩しながら見て回ることもあります。迷子になるほど大きな図書館では、自習のスペースも広く取られており、アカウント登録すれば無料で使えるWi-Fiも通じていてとても落ち着いて過ごせます。英語はもちろん日本語の本も数多くそろっているので、日本語力の維持にも役立っています。  辦公室(オフィス)では英語も通じますし、困ったことがあればどんな小さなことでもアドバイスをしてくれます。自由に使えるPCルームやコピー機などもあり、学生生活を送る上で困ることはほとんどありません。また、定期的に遠足やクラス対抗の歌の発表会などいろいろなイベントが行われ、一年中飽きることなく楽しく過ごせます。

学習環境としての街の様子

 校舎から歩いて10分ほどの距離にある寮の周りには、飲食店街や駅、百貨店などなんでもあるのでとても便利です。日本の食べ物や化粧品などもたくさん売られており、物価も日本に比べて安いのでとても暮らしやすい環境です。寮のロビーや付近の飲食店などは朝から夜遅くまでクラブ活動などをする学生たちでにぎわっていて、活気に溢れています。昼間は大変暑いため、日没後にジョギングなどの運動をする人もいます。
 また、台南は古都であり歴史地区なので、バスに10分も乗ればいろいろな遺跡や城跡、博物館などをめぐることができます。学生証を見せれば無料で入ることができ、台湾の奥深い文化や歴史を学べます。他にも、寮にほど近い台南車駅から電車で40分と、台湾南部の大都市である高雄にもアクセスがいいので、休日や放課後にも遊びにいくこともあります。

授業がある日の典型的な日程

 華語センターと文学院の授業は、2時間1コマの授業なら8:10~10:00、10:10~12:00、13:10~15:00、15:10~17:00に行われ、1時間1コマの授業なら9:10~10:00に行われます。私の時間割には8:10からと13:10からの授業はなかったので、朝は9:10もしくは10:10から、昼は15:10からの授業に出ていました。昼休みを長くとれるので、その間に宿題を終わらせたり友達と食べにいったりしています。金曜日は午前中で授業がすべて終わるので、昼から土日にかけて高雄へ旅行に行ったりもして、時間を有効に活用し台湾生活を満喫しています。

北京外国語大学(中国)

2021
常に中国語に触れられる環境により中国語運用能力の向上を実感
佐々木 那南 さん
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外国語教育に力を入れていることに魅力を感じ、北京外国語大学へオンライン留学。授業では、定められたテーマについてプレゼンテーションを行うグループワークや、中国における社会問題などのテーマについて討論するディベートなどに取り組みました。授業で困ることのないように、知らない単語は音を覚えて復習し、次の授業の予習も徹底したことで、苦手だったリスニング力の向上を実感。オンライン留学であったものの、常に中国語に触れることができる環境で、中国語運用能力はもちろん、計画的に物事に取り組む力を磨くことができました。

留学中に一番印象に残ったこと

中国語検定上級コースの難関授業を乗り越えたことが大きな自信に

中国語検定「HSK」の上級コースの対策授業を履修。非常に難しい授業でしたが、学ぶうちに語彙が増えるとともに成語の傾向もつかめ、大きな力になりました。また中国の文化に触れる授業では発表のための資料作成も行い、より理解を深めることができました。

2019
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授業の様子

 到着の数日後に行われたクラス分けテストで、関西大学の学生は4つのレベルのクラスに割り振られました。私が配属されたクラスの人数は18人ほどで、韓国やパキスタン出身の学生が特に多いようです。必修科目には、読解やリスニングなど基本的な技能を向上させる授業があります。先生は優しく、わかりやすく説明してくれます。また、予習や復習の時にわからないところがあれば、WeChatというアプリを使って質問することができます。
 選修課目では、中国の文化や日常生活でよく使う言葉を学ぶ授業が受けられます。私が最も関心を持ったのは習慣用語という授業で、教科書の新出単語や関連する言葉を先生が詳しく解説してくれました。北京で若者がよく使っている言葉を特にたくさん学べました。

学習環境としての大学の様子

 北京外国語大学の図書館は6階建てになっており、毎日朝早くから自習する学生がたくさん通ってきます。館内はとても静かで、集中して勉学に取り組めます。  寮は一人部屋なので、そちらでも自習に集中できます。また、毎週木曜日の昼に「汉语角(中国語コーナー)」という中国人の学生と留学生が集まり交流する活動があります。そこに参加することで、自分の中国語の実力を試すだけでなく、中国人の友人も作ることができました。さらに、大学では留学生ボランティアを募っており、そこでも大勢の人が集まる活動に参加できます。各国の留学生と知り合うことができ、有意義な時間を過ごせました。

授業がある日の典型的な日程

 必修課目は8時から14時50分の間に行われます。15時10分から19時10分にかけては、選修課目の授業が行われます。1コマ50分で、1日に最大8コマの授業が受けられます。私の場合には毎日授業が入っており、月曜日と金曜日は1限から、火曜日と水曜日は3限から、木曜日は午後から授業がありました。午前の授業の後、食堂で昼食を済ませてから午後の選修課目の準備をします。1日の授業が終わるとまた食堂に行き、夕食をとります。その後、部屋で復習や次の日の授業の準備をしました。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 中国では、日本語はもちろん、英語も使う機会がほとんどありません。中国語を使わざるを得ない環境なので、中国語の能力、特に会話力やリスニング力が鍛えられます。街に出ると、授業では学べないたくさんの中国語に出合えます。一番印象に残っているのは、化粧品を買いに出かけた時のことです。はじめは店員さんの話す言葉がどれも知らない単語ばかりで驚きましたが、わからないところを聞き返すと親切にもう一度説明してくれて、理解することができました。また、中国語を使って会話することで、街の人には外国人なのにそんなに話せるなんてすごいと褒めてもらえ、モチベーションを高めることができます。大変なこともありますが、新しい発見もあり、自分の学習成果を知ることのできる留学は、とても良い経験だと感じました。

2018
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自分の学習環境

 関西大学では中級クラスに所属し、北京外国語大学では3年生のクラスで授業を受けています。文法、作文、会話、それに中国語概論が必修科目です。会話のクラスでは、中国の国民的ドラマを通して実践会話を練習しています。さらに選択科目として、中国文化体験や中国語言語文化のほか、使用頻度の高い慣用句を学ぶ授業などがあります。
 私は高校1年生の時に中国語を学び始めたので、学習歴は5年目になりますが、生活する上でまだまだ語学力が不足していると痛感しています。周りの留学生、日本語を学んでいる中国人学生のレベルの高さに刺激を受けながら、卒業までにHSK6級、中国語検定1級に合格できるように日々精進しています。  北京では学生日中交流の活動も盛んに行われているので、積極的に参加するようにしています。また、経済発展が進む中でさまざまな社会問題が残る中国の現状を知るために、孤児院を訪問して子ども達と交流したり勉強を教えたりする学生ボランティアの幹部として活動しています。

授業の様子

 私たちのクラスは本科生の3年生と一緒に授業を受けているため日本人が多く、日本人が16人、韓国人が7人います。関西大学生は最初のクラス分けテストで5クラスに分かれますが、クラスによって国際色が異なります。先生方はとても熱心でおもしろく、1つのことについて10も20も教えてくれるので、新鮮で、学ぶことが楽しいです。
 毎日の授業の数は日によって異なり、一コマ50分の授業が1日に2~8コマあります。必修授業は8時から15時まで、選択授業は15時から20時までとなっています。授業は主にパワーポイントを使ったもので、選択授業は内容も豊富でおもしろいです。民俗课(中国の伝統風俗を学ぶ授業)では中国の伝統的な切り紙をしたり、茶館(中国の伝統的な飲食店、中国茶や伝統的な軽食を供する。演芸などの演し物があるところもある)に行って中国の文化を体験しました。

学習環境としての大学の様子

 北京外国語大学は中国トップの外国語大学で、留学生が多く国際色豊かです。主にマレーシア、日本、韓国、パキスタン、タイなどアジアからの留学生が多く、キャンパス内ではさまざまな言語が飛び交っています。どの校舎も新しくてきれいで、特に6階建ての図書館は大学の自慢です。そこでは、多くの学生が朝から晩まで自習しています。図書館の前には緑豊かで美しい庭があり、夜涼しくなると池のほとりのベンチで勉強したりおしゃべりしている人達で賑わいます。また、私たちが暮らす国交楼は17階建ての学内で1番新しい寮で、各部屋にシャワー、トイレ、広いテーブルなどが付いており、個人の空間がしっかり守られているので、部屋でも集中して勉強することができます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 北京ではデジタル化が進んでいて、現金を使う機会がほとんどありません。スーパーでも小さな露店でも、地下鉄に乗るときも全て 支付宝 ジーフーバウ(オンライン決裁サービス。日本では「アリペイ」として知られる)か 微信 ウェイシン(決裁サービス付アプリ。日本では「ウィーチャット」として知られる)というスマホアプリで支払います。友達と割り勘する時も、スマホ決済。細かなお釣りが出ず、大変便利です。
  外卖 (ウァイマイ)(デリバリーを頼むアプリ)を使えば、飲み物からどんな食べ物でも好きな時に好きな場所に配達してもらえ、スーパーの買い物の代行さえもしてくれるため、寒くて外に出たくないときや、突然ある物を食べたくなったときにとても便利です。また 淘宝 タウバウ というネット通販サービス専用のアプリは何から何までお手軽な値段で、注文してから 快递 クァイティー (超速配達)で2日ほどで届きます。
 北京では空気汚染対策にも力を入れており、レンタル自転車や公共交通機関など1元~5元で利用することができます。これらは中国の生活革命といわれています。デジタル化が進んでいる北京での留学生活はとても快適です。

2017
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学習環境としての大学の様子

 北京外国語大学のキャンパスは広く、西院と東院とに分かれています。私たちは東院の中文学院という建物で全ての授業を受けています。また、国交楼という、私たちの住む寮からは徒歩で1,2分の距離にあるので、とても便利です。中文学院から少し歩いたところに大きな図書館があり、その横に「小碧池」という名前の場所があります。写真のようにとても自然が豊かで、いつも学生で賑わっています。図書館から本を借りて、「小碧池」の横に座って読書するのも良い選択だと思います。

授業の様子

 北京外国語大学に到着してからすぐにクラス分けテストがあり、その時の成績でどのクラスに入るかが決まります。私は本科生の三年生からスタートしました。三年生になると、専攻を経済と汉語(中国語)から選ぶことができ、私は汉語を選びました。必修科目に、高级汉语、写作、视听说、汉语概论の四科目あり、一、二年生よりも充実した学びができます。授業は毎日朝の8時からスタートします。50分制になっていて、同じ科目が10分の休みを間に挟んで2時間続き、110分で一コマという形になっています。
 また、こちらの授業では皆が積極的に発言をするので、中国語の伸びが早いです。私の学ぶ必修クラスは日本の学生と韓国の学生が半分ずつを占める形になっていて、ついつい日本語で話しがちですが、選択科目などでは、もっと国際色豊かなクラスになっているので、いろいろな国の友達が作れます。恥ずかしがらずに、ぜひいろいろな国の人と中国語で会話をしてみてください。

学習環境としての街の様子

 北京外国語大学がある場所は、近くに他の大学もあり、学生が多い地域です。そのため、学校の周りには多くの食べ物屋さんがあったり、スーパーがあったりと、とても便利です。また、大学から徒歩10分あたりの所に魏公村という名の駅があり、さらにその近くにバスも走っているので、交通も非常に便利です。そして交通費も安く、5元もあれば、地下鉄で大体の場所に行くことが可能です。中国の方はとても温かく、話すのが好きです。スーパーや八百屋さんの常連になったら顔を覚えてくれるので、世間話ができて、いろいろと教えてもらえ、勉強になります。
 以前、天安門の近くの前门大街という所に行きました。そこには、北京の昔ながらの老舗がたくさん並んでいます。面白いことにスターバックスコーヒーやハーゲンダッツもそこに並んでいるのですが、周りの建物の雰囲気に合わせて、古風の建物になっていました。皆さん北京に来ましたら、ぜひ、前门大街の独特な雰囲気を感じにそこへ行ってみてください。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 中国へ来て最も驚いたことと言えば、日本での買い物は現金でするのが当たり前ですが、中国ではケータイマネー(支付宝,微信)を使うのが一般的なことです。はじめは、慣れない習慣に違和感をおぼえましたが、今ではとても便利に感じていて、ほとんどの買い物を支付宝で済ませています。
 また、中国というと四千年の歴史があると皆さんがご存知ですが、建物や街並みも古代のものがたくさん残っていて、中国を感じさせます。故宮にも一度行きましたが、非常に壮観で感動しました。皆さんも北京へ来ましたら、ぜひ中国らしい建物を見てみてください。

2016
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授業がある日の典型的な日程

 私は本科生の2年生のクラスで授業を受けているため、教科書は2年生のものを使っています。必修科目は汉语、听说、阅读の3種類があり、私のクラスでは授業時間は火曜日から金曜日の8時から12時までとなっています。50分の授業に休憩10分という形で同じ授業が2つ続くため、休憩も合わせると110分でひとこまとなっています。また午後3時から5時までは選択授業があり、選択授業は金曜日が休みなので月曜日から木曜日から選べます。私の場合は月曜日から木曜日まで全て選択授業をとっています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動

 私が北京外国語大学に来て最も驚いたことは中国人の勉強に対する姿勢です。中国の学生たちはとても真面目で、朝から夜まで食堂には教科書を口に出して読む生徒の光景を見かけます。食堂に関してひとこと付け加えれば、安さとボリュームに圧倒されました。  また、私が中国に来て驚いたことは、やはり方言の多さです。連休を利用して四川に遊びに行ったのですが、四川の方の標準語は四川の方言なまりのため、少し戸惑いを感じたとともに中国という国の広さを実感しました。
 北京はなかなか雨が降らない場所なのですが、留学に来て4か月くらいの時に雨が降っただけでなく、虹が出たときは日本人の留学生だけでなく、他国からの留学生、あとは現地の学生さんもみんな携帯で虹を撮り、盛り上がりました。

学習環境としての大学の様子

 私たちが住んでいる寮は国交楼といい、校舎にもっとも近い寮です。ロビーと校舎が繋がっているため、自分の部屋を授業が始まる10分前に出ても余裕で間に合います。私たちが授業を受けている校舎はキャンパスの奥まった所にありますが、大変静かな環境です。また、勉強するのにおすすめの建物としては、図書館や食堂があります。図書館は静かなので、落ち着いて一人で勉強したい人向けです。図書館の下にはカフェもあり、息抜きするにもおすすめです。また、運動場やジム、プールなどもあり、体を動かしたいときや、ダイエットしたいときに気軽に利用できます。

学習環境としての街の様子

 私たちの大学は魏公村という場所にあり、ここには北京外国語大学だけではなく、他にも有名な大学がたくさんあるため、北京外国語大学以外の中国人と交流したり、他の国の留学生と交流することができます。大学付近には沢山食べ物を売っている店があります。しかし、レストランではなく、出店に近い店です。そこで働いている方は当然日本語ができないので中国語で会話するしかありませんが、親切で優しい方が多く、読めないメニューや意味の分からない中国語があれば、優しく教えてくれます。大学付近に限らず、知らない人でも気軽に話しかけてくれたり、こちらの問いかけに応じたりしてくれることが多いので、机に向かうだけでなく、出かけることも中国語を伸ばすいい勉強法じゃないかなと思います。

2015
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自分の学習環境

 恵まれた環境にいるので、日本にいた時よりも自分の語学力の向上を実感する事ができます。留学生活の最初の頃に、新入生歓迎会など北京外国語大学の日本語学部の学生達と交流する機会があり、僕はそこで知り合った方とランゲージパートナーを組み、積極的に中国の方達と交流を深めています。また、夏休みには北京で毎年1か月ほど行われている「笈川特訓班」という勉強合宿に参加しました。中国各地から集まった日本語を勉強している中国の方達と一緒に勉強したり、ご飯を共にしたりと、語学力向上のために意欲的に参加しました。

学習環境としての大学の様子

 授業は東キャンパスにある中文学院で行われています。すぐそばには宿舎もあり非常に便利です。留学生の宿舎には沢山の外国人が住んでおり、交流を通して多くの友達を作り、異文化体験をすることができます。学校の食堂や図書館には勉強スペースがあり、夏には冷房、冬には暖房の設備が整った環境で勉強をすることが出来ます。また広いグラウンドや体育館などで勉強の息抜きをすることも出来ます。

授業がある日の典型的な日程

 一限から授業がある場合は、1コマ110分の授業が8時から9時50分まであり、20分の休憩を挟み、10時10分から12時まで授業があります。2時間の昼休みの間には友達とご飯を食べ、2時から4時または6時まで授業があり、その後寮に帰るか図書館で勉強をしてから帰るというのが典型的な1日の例です。週に2日ほど選択科目があり、その場合は一番遅くて9時まで授業がありますが、土日は授業がありません。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 当地で学び感じたのは、中国が日本よりも学歴社会で学生がとても勉強熱心なことと、物価が日本と比べてとても安い事です。図書館に行くと多くの中国人学生が勉強をしており、座席を確保するのさえ困難な状況です。食堂には声をだして朗読をする学生がいることもあり、最初はとても驚きました。食事は200円ほどでお腹一杯食べる事ができ、また味もとても美味しいです。

2014
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授業の様子

 授業は1クラス15人前後で行われています。私のクラスには、日本人、韓国人、ロシア人がいます。クラス内では中国語で交流しています。授業内容は主に教科書に沿って本文を読んだりリスニングをしたりしています。週に何回か単語のテストや宿題があるのでみんな必死に勉強しています。授業はすべて中国語でおこなわれますが、難しい単語などは簡単な中国語に置き換えて説明してくれるのでわかりやすいです。先生はとても優しく、質問すると私たちがわかるまで詳しく説明してくれます。授業の雰囲気はとてもよく、リラックスして受けられます。また、硬い授業だけではなく中国語でゲームをしたり、先生の誕生日などには授業を早く切り上げて先生をお祝いしたりしました。ここでの授業は個人の意見を発言させることに重きを置いていると感じました。普段の授業だけではなく討論会などを開くこともありました。私自身ここに来てそういった力がついてきたと思います。

学習環境としての街の様子

 私が生活している北京外国語大学の近くには、スーパー、銀行、飲食店と何でもそろっているのでとても便利です。中国人はおしゃべりが好きなので外に出るとよく話しかけられます。店に行って値段交渉したり、世間話をしたり、外に出るだけで中国語の力が伸びます。また、現地の人々は北京なまりがすごいので聞き取るのは非常に大変ですが、授業では学べないような表現や方言を学ぶことが出来るのでよい機会だと思います。こういったことは現地でしか学ぶことが出来ないので留学しているという実感がとても沸きます。

授業がある日の典型的な日程

 北京外国語大学の授業は朝の8時から始まります。50分の授業が2回で1コマです。授業と授業の間に10分の休憩があります。私の時間割では、朝の8時から12時まででその後は何もなかったり、10時から始まって6時に終わる日もあります。昼休みは12時から2時までの2時間あるのでよく昼寝をしたりします。基本的にいつも授業が終わったら、勉強したり、友達と遊んだり、寝たりしてすごしています。朝食、昼食、夕食は、学食がとても安いのでいつもそこを利用しています。共同のキッチンスペースもあるのでそこで自炊している人もいます。夜は次の日の授業が早いので早めに寝ています。休日の日は地下鉄に乗って町を探索したり中国人の友達と出かけたりしています。中国人との交流会などに参加して餃子を作ったりもしました。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 北京に来て最初のころは、日本では当たり前のものがないことに非常に驚きを感じました。店に行ったときに従業員の態度が悪かったり、きれいであるべきところがとても汚かったり、いやなところばかり見えましたが、勉強や生活を通してだんだんそういったものを悪いと思わなくなりました。逆によいところもだんだん見えてきました。町に出るとよく中国人に話しかけられます。どこか旅行に行くときに乗る電車内でも気さくに話しかけてくれます。私が日本人だとわかると、中国のいいところや面白いものを話してくれます。最初はいきなり話されて戸惑いましたが、慣れるとそういった会話をするのも楽しく感じます。今まで日本で生活していて気づかなかったこと、新たに発見できたことなどを留学に来て学ぶことができ、語学力だけではなく考え方の幅なども広くなったと思います。

2013
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授業の様子

 授業は15人くらいで受けています。クラス編成はクラスごとに違いますが、私のクラスは韓国人と日本人が同じくらいいて、ロシア人が2人います。必修科目を一緒に受けているので、毎日のように会いますし、同じくらいの年齢なので、話もよくしますしとても仲良しです。みんな授業に積極的で、分からないところを先生に聞いたり、冗談を言い合ったり、授業中もとても楽しいです。先生は質問に何でも答えてくださいますし、難しい単語でも例文を作って分かりやすく説明してもらえます。また、自分たちで例文を作ることも多いので、難しくてもしっかり覚えることができます。発言する機会も多いので、自分がどこを間違っていたのか、はっきりわかります。クラスでの共通語はもちろん中国語なので、中国語で会話する機会が一段と増えました。休み時間にはお互いの国の言葉や文化を教えあったりして、充実しています。

学習環境としての大学の様子

 大学内にはさまざまな施設があり、とても充実しています。寮から教室と食堂が近いので、1日大学の外に出なくても生活できます。食堂で勉強している中国人が多く、日本人が勉強していると日本語を教えてほしいと声をかけられることもあります。寮の下には売店もありますし、大学内にはスーパーや体育館、ジムもあります。テニスコートや運動場もあるので、スポーツも楽しむことができます。今年は図書館が完成し、本だけでなくネットの環境も整っていて、多くの学生が読書をしたり、勉強したり、ネットを楽しんでいます。クリーニングやコピー専門のお店もあるので、大学内でほとんどのことができます。西院(西キャンパス)のほうに行くとカラオケや卓球場などもあります。卓球をしているとおじいさんたちから話しかけられることもあるそうで、一緒に卓球をすることができるそうです。大学内でも中国語で交流でき、遊ぶこともできるので楽しく生活することができます。

学習環境としての街の様子

 大学周辺には飲食店はもちろん、スーパー、郵便局、銀行などもあり生活に困ることはほとんどありません。飲食店に入ると、店員さんに話しかけられることもありますし、中国語で注文するので、食べ物の名前もどんどん覚えていきます。大型デパートではできませんが、個人経営のお店では雑貨や服などの値段交渉をすることができます。日本ではなかなか経験できないことなので、面白いです。そのお店でなにも買わなくても中国語を使って交渉することが中国語の上達へつながります。よく行くお店ができると、店員さんと仲良くなることもあり楽しいですし、おまけしてくれたりすることもよくあります。留学生にとても優しく、いろいろなことを教えてくれる街だと思います。学校の外に出て、いろいろなところへ行って楽しむことをおすすめします。

授業がある日の典型的な日程

 北京外国語大学では関西大学での時間割とは異なります。授業開始は8時からです。2時間1コマなので少し時間が長くなります。しかし、間に10分休みがあるので思っていたより快適です。授業と授業の間にも10分休みがあるので売店で買い物もできますし、忘れ物をしても部屋に戻ることもできます。午後の授業は14時から始まるので、シエスタもできますし、何よりゆっくりお昼ご飯を食べることができます。分かりやすくすると、[8:00-9:50/10:10-12:00/14:00-15:50/16:10-18:00/19:00-21:00]となります。私の場合は10:10から授業が始まることがほとんどなので余裕のある日は7時に起きて食堂で朝ご飯を食べ、授業まで予習をしたり、単語テストの準備をしたりしています。長い日は18時まで授業ですが、16時までの日は授業のあと近くのスーパーへ買い物に行ったり、時間があれば夜ご飯を作ることもあります。夜は課題をしたり、友達と話したり、遊びに行くこともあります。

2012
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自分の学習環境

 今年は、大学から中国語の勉強を始めた人も、大学に入るまでに中国語を勉強していた人も同じ本科生として大学で勉強しています。最初にテストを受け、自分のレベルにあったクラスにそれぞれ振り分けられるのでクラスのレベルが高すぎることもなく、頑張ろうと思えます。テストは、授業によって異なりますが、基本的に教科書から問題がそのまま出されるのではなく、文法を理解しているのか、中国語の応用力を確認するような形式で出されます。そのため、普段の授業を集中して聞くことが大切だと感じました。毎日出席して、成績も上位を取っていれば、奨学金がもらえるとこちらの先生が言っていたので、頑張っています。

授業の様子

 授業は本科生として参加しているので、今まで長い間中国で生活しているクラスメートが多いです。そのため、クラスメートは中国語を話すことに慣れており、授業中の発言がとても多く最初は戸惑いました。しかし、授業中に先生が皆に均等に発言する機会を与えて下さるので、少しずつクラスでも発言できるようになりました。授業は日本の大学とは違い、同じ授業が週に何度もあるので、予習復習が大変で、課題もたくさんあります。しかし、授業が多いのでわからないところがあればすぐ先生に聞くことができ、先生は私が理解できるまで、英語を使って説明してくださったり、例文をたくさん使って教えてくださったり、と、とても分かりやすく説明して下さいます。クラスメートも皆明るく元気で、毎日楽しんで授業に参加することができています。

学習環境としての大学の様子

 今年は皆、国交楼という留学生寮で生活することになりました。国交楼は学舎の隣にあるので、遅刻することもなく、学習に集中できます。食堂もすぐ前にあり、部屋も一人部屋でとても広く落ち着きます。なので、運動量が減ること以外はとても素晴らしい環境だと思います。食堂や学舎に行くといつでも集中して自習している人が大勢います。
 その中には、日本語を勉強している中国人の方もいるので、中国人から話しかけられて語学学習パートナーになるということも良くあります。この相互学習は、中国で流行っている中国語を教えてもらえたり、自分の日本語力を見直すことが出来たりと、とても良いシステムだと思います。また、周りには大学がたくさんあるので、ほかの大学の人と知り合うことも出来ます。自分から動けば色々な出会いがあるので、たくさん外に出て多くの人と話すことでも中国語を伸ばすことができると感じています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 北京では、大学での授業はもちろんですが、外に出て買い物をしたり、ご飯を食べたりすることでも中国語を上達させることができると感じています。日本では店員さんと話すことはあまりないですが、中国では多くの人が色々と話しかけてくれます。さらに、服屋さんなどは値段交渉ができるので、その時に中国語を話したり聞いたり自然にできるので、買い物はとても良い学習方法だと思います。日本では値段交渉は出来ませんし、中国の店員さんは自分の感情をストレートに出してくるので言い合いになることもあります。最初は驚きましたが、慣れてくるととても楽しくお店の人と会話ができるようになりました。日本との文化の違いで最初は戸惑いばかりでしたが、慣れるととても楽に感じ、毎日楽しく生活できています。

2011
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自分の学習環境

 こちらの授業はレベル別に行われるので、特に授業についていけないということはありません。一学期に中間・期末考査のほかに二回の段階テストというものがあり、毎月末に一度テストを受けています。教科書の内容ではなく、習った文法を理解できたかを確認するためのテストです。授業の内容をきちんと復習していれば簡単に解ける問題ばかりなので、難しくはありません。普段の勉強を怠らなければ高得点をとれます。好成績を維持できれば、次の学期では更にレベルの高いクラスに入ることもできると聞いて、頑張っています。

授業の様子

 今年は関大生だけの授業はなくなり、ほかの留学生と一緒に授業を受けています。授業の形式や進度に慣れるまでは戸惑うこともありましたが、慣れてしまえば楽しいものです。必修の授業は、生徒が十五人前後の中規模で行われます。クラスメートは中国語を母語としない人たちばかりですが、いつでも自分から発表をしたり質問をしたりと積極的です。彼らの姿勢や意識の高さには、いつも学ばされます。こちらの授業は、科目数が少ないかわりに、高校のように週に何度も同じ授業があります。そのため予習・復習や課題は毎日こなさなくてはいけないので、かなり多く感じられます。内容はそんなに難しいものはありませんが、どうしても分からなければ先生に質問します。どの授業でも、先生方はしっかりと理解できるまで何度も説明してくださるので、疑問はすぐに解消されます。

大学の様子


 北京外大には、日本語や英語を学ぶ中国人、中国語を学ぶためにさまざまな国から来た留学生がたくさんいます。みんな勉強熱心で、中文学院の自習スペースや食堂ではいつも誰かが勉強をしています。関大生でも、日本語学院に通う中国人をパートナーにして、日本語と中国語の相互学習をしている人も多いです。パートナーと一緒に買い物や観光に行くのも、楽しい勉強になります。言語は変化するものですから、授業で学ぶ中国語とは違った現代の中国語を会話を通して知ることができるので、相互学習はとてもおすすめの学習方法です。また、北京外大は図書館、体育館や運動場などの学内施設も充実していてます。空き時間や放課後には、運動場でバスケットやテニスをしている人をよく見かけます。そこでほかの学科の人と交流して、友達になる人もいます。この北京外大、ひいては北京では、学ぶチャンスというのはどこにでもあるもので、それを見つけて活かせるかは、自分次第だと思います。

町の様子

 北京外大の近くには、スーパーや郵便局、銀行などが揃っています。学校の外には飲食店もたくさんあります。食堂の料理に飽きてくると外に食べに行くのですが、店員さんも気さくな人が多く、会話するのが楽しいです。「どこの国から来たの?」と店員さんから話しかけられることも多いです。また、地下鉄やバスの駅も北京外大のすぐ近くにあり、寮の裏の通りではいつでもタクシーが走っているので、出かける時にとても便利です。北京のタクシーは運賃も安く、運転手さんも親切です。外国人だからと邪険にされることはありません。町の中でいちばん中国語の練習ができると思うのは、「市場」といわれる場所です。日本では考えられませんが、中国の市場では値切り交渉ができるのです。いろんな市場を見てまわると値段の相場もわかってきますから、賢く買い物ができるようになります。

授業がある日の典型的な日程

 所属するクラスや選択授業によって時間割は異なってきます。私の場合は三時間目から始まる日が多いので、授業は十時から始まることが多くなります。七時半ごろに起床し、朝食をとり、授業までの時間は掃除をしたり勉強をしたりして過ごします。平均すると、一日に授業は二つほどで、食堂での昼食をはさんで、午後の授業は四時ごろには終了します。選択授業がある日は六時までです。授業のあとにはスーパーに買い物に行くか、洗濯などの家事を済ませます。夕食は、また食堂で六時ごろにとります。普段は食堂ですが、時間がある時や週末は自分で作ることもあります。夕食の後は部屋に戻り、その日の課題をしたり、パソコンでメールやニュースをチェックしたりします。あとは入浴をすませて、日付が変わるころに就寝します。

2010
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大学の様子


関大クラスの授業。クラスは少人数編成が基本。

"文化節"の閉幕式。

 北京外国語大学は、中国の優秀な学生が集まっている大学ということで、学生は皆とても勉強熱心です。朝7時30頃の食堂では、勉強している学生を多く見かけます。朝8時〜夜9時まで授業があってとても忙しいですが、その合間をぬって課外活動にも励んでいる学生もたくさんいます。また、外国語大学ということで私達と同じように語学を学んでいる学生も多く、相互学習パートナーを見つけて、お互いの語学力を高めているという話もよく聞きます。
 私達の所属する中文学院ではさまざまな国からの留学生が中国語などを学んでいて、とてもインターナショナルです。特に行事の際、例えば中国の文化を知る絶好の機会である"文化節"の時は、開幕式に始まり、カラオケ大会や朗読大会、最終日には閉幕式などがありました。いろんな国の学生が個人やグループで発表し、発表者も観覧者も一体となってホール全体が盛り上がり、「留学しているな」という感じを味わうことが出来ました。

授業の様子


普段学んでいる場所、"中文学院"。

趣味のクラス(太極拳〜中国の拳法の一つ)。

 私達関大生は今学期は基本的に関大クラスで授業を受けています。1コマは50分+10分の休憩+50分です(授業は連続する短いクラスを2つ合わせて1コマです)。必修科目は8コマあって、中国語(総合)が4コマ、オーラルコミュニケーションが2コマ、リスニングが1コマ、リーディングが1コマです。さらに選択科目があって、英語(レベル1と2がある)、"HSK趣味閲読"(中国語の検定の一つであるHSKというテスト対策のリーディング)、作文、"習慣用語"(よく使われる口語表現を学ぶ)、"中国概況"の中から2つ選びます。趣味のクラスも開講されており、希望者は太極拳、水墨画、民族音楽などを学ぶことが出来ます。
 授業は当然、全て中国語で行われます。最初の頃は先生のお話についていくのが精一杯でしたが、だんだんと慣れてきました。日本の授業とのレベルのギャップに悩むこともありますが、分からなければ自分の話せる範囲の中国語で質問すれば先生方は丁寧に答えてくださいます。選択授業は授業によってレベルにかなり差がありますが、自分にあったものを選べば、全然わからなくて困る、ということはないと思います。

町の様子


昔ながらの北京の様子を伝える"胡同"。
あちこちにある。

zご存知、天安門。見るだけなら入場料不要。
初めて見た時は、感動。

 大学は、たくさんの学校が集まっている地域にあります。近くにはスーパー、郵便局、銀行、飲食店、病院など何でもあって、生活するにはとても便利な場所です。また北京は大都市ということもあって、地下鉄やバスなどの交通網がとても発達しており、しかも比較的安い値段で利用することが出来ます。また、王府井や西単などの繁華街には大型ショッピングモールなどがあり、休日にはたくさんの人で賑わっています。そうかと思えば、少し郊外に足をのばしてみると、広大な農地で羊などが飼われていたり、畑があったりと日本ではなかなか見られない光景が広がっています。
 北京は、近代的な建物と歴史的な景観の地区が共存しており、そこに奥深さがあると思います。無数の高層ビルが建っている都会の中で、天安門をはじめとする歴史的価値のある建物や、"胡同"と呼ばれる昔ながらの平屋造りの住宅の並んだ路地、数々の有名な公園などをあちこちでみることが出来ます。

わたしの一日(休日)


長城。登った後は達成感でいっぱい。

 休日は、外出して観光や買い物をしたり、寮で勉強したりのんびりしたりすることもあります。中国人や留学生の友達と一緒に出かけることもあります。人によっては、体育館のジムやプールで運動したり、図書館に行ったりもしています。

留学を目指す方へのアドバイス


寮の私の部屋からの夕日。
お気に入りの景色のひとつ。

私たちの寮、"国交楼"(17階建て)。

 関西大学外国語学部に入学すると同時に留学することが決まったわけですが、当初は留学が1年後のことだなんて思えませんでした。中国語の場合、ゼロから学ぶので、1年後に留学だなんてやっていけるのだろうかともよく考えていました。私の場合、今までに一度も海外に行ったことがなかったので、初めての海外がまさかの長期留学だということが一番不安でした。しかし、いざ留学してみると、中国という場所に徐々に慣れていき、中国語の学習も日々の積み重ねに過ぎないと改めて気付きました。また、自分自身が今まで持っていた中国のイメージはやはり、何かを通して見たり聞いたりしたものに過ぎなかったということを感じました。やはり、日本にいてもわからないことは本当に多いと思います。時には理解に苦しんだり文化の違いを痛感したりすることもありますが、それ以上に深く感銘を受けることも多々あります。皆さんも、実際に来てみてより多くの人と関わることによって、自分の世界観が変わっていくのを感じてみてください。

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