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先輩からのメッセージ

ニュージーランド オークランド大学

自分の学習状況

 私は自分の英語力に全く自信がない状態で英語学校の授業を受け始めました。はじめは常に受け身で消極的で、授業を受け続けることに不安を覚えていました。しかしながら、自分から発言し、同じクラスの外国人留学生に英語で自分の言いたいことを伝えられた時の小さな成功体験が大きな自信に変わり、不安が徐々に減っていきました。オークランド大学は世界的にも有名な大学なため、より意識の高い、あるいは英語力の高い留学生がたくさん英語学校に集まります。そのような学生たちと共に学ぶ日々は自分にとって刺激ばかりで、常に目標を高く設定することができました。一つ一つ目標を達成することで成長する、変わっていく自分を感じることができました。そして、受け身で始まった授業もいつしか主体的なものに変わり、クラスメートとも良い相乗効果を生み出すことができました。

授業の様子

 英語学校の授業はいくつかレベル分けされており、SAプログラム開始前に行うテストによってクラス分けがされます。約10週間で次のレベルに進むので、成長を感じながら英語学習を進められます。授業は少人数で行われ、英語の4技能や文法を中心に学ぶ授業を始め、プレゼンスキルやリサーチスキルなど大学での講義やアカデミックな活動を意識したもの、IELTSに特化した授業などがあります。先生方は常に明るく、シャイ・消極的と言われる日本人でも積極的に授業に参加する雰囲気を作り出してくれます。最初は日本人ばかりのクラスでしたが、すぐにたくさんの外国人留学生が入ってきました。私たちの授業はLearning Hubという形で、学校でZOOMを通して授業を受けました。ZOOMで授業をする先生に加えて、教室にはサポートをしてくれる先生が他にいます。このため、一人一人により手厚く指導が行き届いています。授業外でも英語力を磨く機会が数多くあり、いつでも優しく丁寧にサポートしてくれます。

授業がある日の典型的な日程

 私たちのLearning Hubというクラスは午後1時から5時過ぎまで授業を受けます。そのため午前が自由時間になります。スーパーマーケットが午前7時に開店するなどニュージーランドの朝は早いため、午前中でも様々な経験ができます。私の場合は午前8時には起床し午前中は勉強や筋トレなどをして過ごしていました。友達と買い物に行ったりランチに行ったりしてから学校へ行く機会も多くありました。午前に授業を受け、午後に自由時間という形の場合は午前7時頃には起床します。一日の始業が早いため終業も早くなるので、どちらの場合でも午後5時過ぎには帰宅します。帰宅後はホストファミリーと夕食を食べ、一緒に映画を見たりボードゲームをしたりして、ここでも英語力を高めることができます。夜は9時過ぎから一人になる時間があるため、この時間も日中の自由時間同様、課題をしたり自分の勉強をしたりする時間に充てます。また授業以外の時間では教会に行ったり、スポーツクラブに参加したりして、英語圏の人のリアルな生活に触れるようにしています。

学習環境としての街の様子

 朝晩は冷え込み、日中は暖かくなることが多く、日本と比べ、一年を通して非常に過ごしやすい気候です。自然豊かで海と空と星の綺麗さは格別です。ニュージーランドの人々は生活リズムが良く、親切な人も多いため生活に困ることは少ないです。オークランドは都会過ぎず、田舎過ぎずという印象で、たくさんの国籍・人種の人を見かけます。英語の訛りというものもそこまで感じる機会は多くありません。また、町中にあるゴミ箱や、優れたバス制度が確立されているなど非常に環境に配慮された都市という印象です。火山帯の影響で丘や坂道が多くありますが、港や丘からの夜景はとても綺麗です。バスやいくつかのレストランには学割があり、図書館やスーパー、飲食店は大学、英語学校がある都市部に集中しているため、学生にとって非常に魅力ある都市です。