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先輩からのメッセージ

台湾 国立成功大学

授業の様子

 国立成功大学の学習環境はとても充実しています。こちらでは英語と中国語の二つの言語を学んでいます。予習や復習が絶えず必要なうえ、さらに宿題もしなければならないのでとても忙しいですが、おかげで毎日勉強をする習慣がつきました。中国語の授業には日本以外の国の出身者も多く、クラスメイトとは英語と中国語の両方を交えて会話をしています。そのため、これら二つの言語を同時に活用しながら学習できています。

   

学習環境としての街の様子

 大学の近くにはカフェがたくさんあって、外で勉強したい時にはとても便利です。長時間滞在できて価格も安い店があるので、集中したいときはいつもそこを利用しています。今借りているアパートは電気代を自分で払わなければならないのですが、電気代を節約したければ、このようなカフェで勉強するとよいでしょう。台南はバイクが多く走っており、歩道がない場合もあって、歩くのに身の危険を感じることがあります。通学路でも事故に巻き込まれそうでヒヤヒヤするので、いつも気をつけています。

授業がある日の典型的な日程

 授業は毎日あります。今は夏学期に入りましたが、春学期はとても忙しかったです。中国語に関しては、毎日行われる3時間の授業に加え、週に2回の一対一の授業もありました。英語は週に11時間の授業があって、時には夜の8時に終わることもありました。現在の夏学期には、中国語の授業が毎日2時間あるほか、英語の授業が週に9時間〜12時間ほどになります。英語の授業が重なって中国語の選択授業が取れないのが残念です。

   

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 台湾に留学してから驚いたこと・発見したことはたくさんあります。それには良い面もあれば、悪い面もありました。先によいことを挙げると、台南には親切な人が多いです。例えば、私たちが道に迷って困っていると、近くのお店の主人が丁寧に目的地までの行き方を教えてくれました。よい面の二つ目は、日本製品が多いことです。台湾のドラッグストアやコンビニには日本製品を取り扱っているところが多く、使い慣れているものが手に入るのでとても便利です。
 悪い面はというと、まずは交通機関が十分に整備されておらず不便なところです。台南は台湾でも田舎なので電車の種類がとても少ないです。首都の台北ではMRTという台北の各地を巡れる都市交通がありますが台南にはありません。電車を使うのは大体別の地区や違う都市に行くときで、市内の主要な交通機関はバスです。しかし、そのバスも一度逃してしまうと30分〜1時間待たなければならず、不便であると感じています。