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先輩からのメッセージ

台湾 国立成功大学

授業の様子

 中国語の授業はCLC(Chinese Language Center)で、月曜日から金曜日まで各日約2時間の少人数クラスで受けます。留学前のプレイスメンステストと、現地到着後に行われる面接によってクラスが振り分けられます。私の場合、クラスメイトは日本人学生のほか、ベトナム、アメリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカ、スイス、エルサルバドルからの留学生がいる、年齢層も幅広く非常に国際色豊かなクラスです。
 英語の授業は、関西大学生のみで行われるライティングの授業と、台湾人学生と一緒になる必修授業や選択授業を受けます。生徒一人ひとりのレベルが高く、またスピーチやプレゼンテーションをする機会が多く設けられているため、学習意欲の高さや積極性が常に求められます。

学習環境としての街の様子

 成功大学のある台南市は歴史の情緒が残る一方で、学生の活気で溢れている街でもあります。私たちの住む太子宿舍から学校や駅までは徒歩10分圏内で、周りには文房具店、ドラッグストアや多くの飲食店があり、生活に便利な場所に位置しています。一歩外に踏み出せば、街中に中国語が飛び交い、コミュニケーションツールは必然的に中国語になります。また、太子宿舍には、世界各国からの留学生がいるため、彼らの考え方や価値観に、より一層視野が広がります。
 上記のように台湾留学の学習環境は充実していて、英語と中国語を両方伸ばしたいと考えている方におすすめです。

授業がある日の典型的な日程

 授業の時間割は個々によって変わります。中国語の場合、それぞれ8時10分、10時10分、13時10分開始の2時間の必修授業があります。英語の場合は週に2回、こちらはそれぞれ9時10分から10時、10時10分から12時までのオーラル・トレーニングのクラス、週に1回13時10分から15時までの選択授業、さらに月に2回、15時10分から17時までのライティングの授業があります。また、週に2回、18時10分から20時までのイブニングクラスもあります。課題が出る日ももちろんありますが、空き時間を活用すれば十分にこなすことが可能です。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 例えば雨が降ってきて、傘がなく途方に暮れていたらそっと入れてくださったり、つたない中国語を話す私に写真や実物を見せて丁寧に説明してくださったりと、現地に来て、台湾人はフレンドリーで優しい方が多いと感じました。日本のことが好きな方が非常に多いことにも驚きを隠せません。また、他国からの留学生の様々なバックグラウンドや夢を語る姿にも日々刺激されています。
 限られた時間をどう過ごすかも、留学生活の良し悪しを作るのも自分次第だと、当地で学び始めて感じたことのひとつです。