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先輩からのメッセージ バックナンバー

ニュージーランド オークランド大学

授業の様子

 私は今、オークランド大学付属の言語学校 ELA(English Language Academy)で、アカデミックな英語に特化したコースを受けています。1限目では、リスニング、ライティング、リーディング、スピーキングなどの基礎的なスキルを教わります。そして2限目には、グループワークで、プレゼンテーションやレポートの書き方など、大学で必要となるスキルを学びます。どちらの授業も、1クラス10~15人の少人数制となっており、ペアまたはグループでのディスカションを中心に授業が進められるので、積極的に会話に参加し、自分の意見を述べることが常に求められます。生徒の国籍は様々ですが、授業の内外を問わず話す機会が多いので、たくさんの友達ができます。また、違ったバックグラウンドを持つ生徒と話すことで、刺激を受けたり、新しい考え方に出会ったりすることができます。授業時間外には、個々のスキルをみがくワークショップを受講することもできます。

学習環境としての街の様子

 オークランドは国際色豊かな街で、多様な国籍の人々が生活しており、少し街を歩くだけで様々な種類の英語に触れることができます。 ここはニュージーランド最大の都市ですが、街中にも大きな公園があって、とても自然が豊かです。むろん買い物に困ることはありません。日本食も食べられます。私たちが学ぶELAはメインストリートのすぐ近くに位置しており、授業の前後に買い物に行けます。
 主な交通手段はバスですが、他に鉄道やフェリーも使えます。ただし、毎日渋滞がひどく、バスが時間通りに来ないのは当たり前で、特に夜や休日・祝日は本数が減りますから、利用するときは確認が必須です。

授業がある日の典型的な日程

 クラスは、プレースメントテストの結果に応じて分かれます。1日の授業時間は、間に15分の休憩が挟まる2時間の授業が2コマあって、計4時間です。午前中のクラスと午後のクラスのどちらかに配属が分かれますが、朝から始まるクラスは、8時15分から12時半まで、午後から始まるクラスは、13時から17時15分までが授業時間です。
 私の場合は午後からの授業なので、朝は比較的ゆっくりとしていて、ホストファミリーと過ごしたり、ワークショップを受けたりしています。また、天気のいい日には街に出かけることもあります。お昼は自分で作ってELAで食べたり、外食したりなど様々です。一方、午前のクラスの人たちは、午後からはワークショップ受けたり、課題をしたり、スタディセンターで映画を観て過ごしているようです。いずれにしても、課題の量が時間に追われるほどではなく、空いた時間に好きなことができるので、皆ゆとりを持った生活を送っています。

当地で学び始めて感じた、驚き、喜びなど

 ニュージーランドに来て一番の驚きは、やはり国際色の豊かさです。一歩街に出れば、様々な国のものを扱うお店が並んでいて、様々な人種の人々に出会えます。
 Kiwi(ニュージーランド人)はとてもおおらかでフレンドリーな人々ばかりです。近所の人とすれ違うたびに挨拶したり、バスを降りるときに必ずThank youと運転手に感謝を伝えるなど、コミュニケーションを大事にした、非常にゆったりとした時間がニュージーランドには流れているように感じます。
 ELAでは、自ら積極的に参加していくことの大切さを学びました。また、様々なバックグラウンドを持つ友達とも出会うことができました。彼・彼女らとの交流を通して、英語の上達はもちろん、他国の文化を知ることができ、それと同時に、日本について改めて考える機会を多く得ました。このことは、多国籍な文化の混在するオークランドならではの強みだと思います。