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先輩からのメッセージ バックナンバー

アメリカ ユタ大学

授業の様子

 ユタ大学付属の言語学校ELI(English Language Institute)は編入時に受けるテストの結果に応じて1~8までの能力別クラスに振り分けられます。いずれのクラスでも、文法、読解、作文、発話の4種類の科目を履修します。各科目の1コマは70分です。授業の形式は日本のものと基本的に変わりませんが、先生方はできるだけ多くの質問の機会を生徒に与えるようにしているので、問題が理解できない時はもちろん、自信がないときにも、積極的に質問すれば、とても丁寧に答えてくれます。発話と読解の授業では、自分の考えを発表する機会がたくさんあります。

学習環境としての大学の様子

 今年の第2セッションにELIの場所が移転し、今は新しい建物で授業を受けています。前の建物はTRAXという路面電車の駅が最寄り駅でしたが、この新校舎には大半の学生がバスを使って通学しています。1階にはカフェテリアがあり、放課後も友達と心おきなく勉強ができます。学内のほとんどの施設にWi-Fiやコンセントがあるのでパソコンを使った作業を快適にすることができます。スタディーホールという学習のための時間が設けられていて、先生が質問に答えてくれるのも、とても勉強に役立ちます。

授業がある日の典型的な日程

 授業のある日は6時に起床し、6時半過ぎにはバスに乗ってELIに向かいます。8時20分に1時間目が始まり、最後の授業が13時40分に終わります。昼食は昼休みにカフェテリアで済ませたり、放課後に外に食べに行ったりします。放課後は質問のために先生のオフィスを訪ねたりスタディーホールで勉強をしたりすることもあれば、寮でビリヤードをしたり近所の映画館に出かけたりすることもあります。学内のジムもたいていの場合無料で利用できるのでとても便利です。18時か19時には帰宅して、その日の課題を済ませます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ユタ大学での留学生活を通して感じたのは、文化や言葉は違っても人というのは本質的に大きく変わるものではないということです。話している言葉こそ違えど、授業中に先生たちについてのグチを言い合ったり、宿題を教え合ったり、と共通する点もたくさんあります。最近では、ELIのカフェテリアの大きいテレビでワールドカップを観て、その結果にみんなで一喜一憂しています。このように、すぐに友達はできます。コロンビア人の友達と汚い言葉をお互いの言語で教え合い、顔を見合わせて大笑いしたことがあり、そのときは、どこの国の出身であっても、男というのは同じ生き物なのだと実感し、感慨深かったです。