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先輩からのメッセージ バックナンバー

韓国   韓国外国語大学

授業の様子

 3月から授業が始まり、平日は毎日9時から13時まで韓国外国語大学付属の語学学校である語学堂で韓国語を学んでいます。
 語学堂の授業は通年で行われており、4学期制です。この原稿を執筆している時点では、春学期が終わって、3週間ほどの休暇に入ったところです。1クラスの人数は12人程度で、様々な国の生徒が在籍しています。授業では、韓国語だけを使用します。文法学習、文章作成、リスニング練習、会話練習と全体がカバーされており、先生はとても親切です。
 学期間に中間テストと期末テストがあります。また現在は週に2度、大学の英語の授業も受講しています。どの授業もレベルが高く韓国語学習との両立は大変ですが、韓国人の学生と一緒に学ぶのはとても刺激的です。秋学期からは英語の授業がさらに増え、本格的に韓国語と英語の両立が必要となります。

学習環境としての大学の様子

 地下鉄の外大前の駅を降りると学生街が広がり、5分ほどで大学に到着します。韓国外国語大学の敷地は必ずしも広くありませんが、建物が綺麗で広場もあり移動もしやすいです。ほとんどの建物にエレベーターがなく、階段の昇り降りが大変ですが、良い運動になります。自習スペースが多く快適に勉強できます。学生街にはカフェや食堂、カラオケなどの遊び場も揃っており不便はありません。学生は勉強に対するモチベーションが高く、学内や近くのカフェで勉強する学生がとても多いです。

授業がある日の典型的な日程

 寄宿舎は学校のすぐ近くにあるため、朝も比較的ゆとりがあります。13時まで韓国語の授業を受け、その後は学校の食堂で昼食をとることが多いです。一食2500ウオン(250円)以下と安価で美味しいです。大学の英語授業がある日は放課後、寄宿舎で休むことが多いですが、休日は遊びに出かけたりカフェで勉強をしたりします。外国語学部から一緒に来た友達と過ごす日もありますが、語学堂で仲良くなった外国人の友達や、韓国人の友達と過ごす日も増えました。学校の周辺の食堂はどこも安くて夕食は外食することが多いですが、私の寄宿舎にはキッチンがあるので自炊もできます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動

 日本では大学の授業や音楽を聴くことでしか韓国語に触れていなかったのですが、二ヶ月半のあいだ毎日のように韓国語授業を受けたおかげで、日常の会話でも相手の話を聞き取れることが増え、日々、自分の力が伸びているのを感じています。語学堂には1級から6級までのクラスがあり、私は今学期2級を勉強したのですが、来月から3級を勉強します。
 また語学堂では様々な国から来た人たちと出会う機会があり、友達も増えて本当に楽しいです。文化の違いはもちろんありますが、韓国は日本と似ている部分が多く、ある意味日本と同じように生活ができると私は思います。ここにはサークルに入ったりショッピングをしたり、自由に自分の好きなことができる環境が整っています。その中で10ヶ月という限られた期間、留学に来ているという感覚を忘れず過ごす必要があると毎日感じています。