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先輩からのメッセージ バックナンバー

アメリカ カンザス大学

自分の学習状況

 カンザス大学では二種類の授業があります。カンザスに到着してまもなくプレイスメントテストを受け、その結果に応じてAEC (Applied English Center)クラスというレベル1〜5まで分けられた語学授業に割り当てられます。語学授業は2コマあり、listening & speakingと reading & writingに分かれています。春学期は全員がこの授業をとることになります。そして、夏学期または秋学期からカンザス大学の正規授業を受けることができるようになります。正規授業に関しては関西大学が単位を認めている授業の中から選びます。春学期は約1ヶ月、夏学期は2ヶ月、そして秋学期は4ヶ月間授業を受けます。

授業の様子

 AECクラスでは、関西大学の1年次の必修にあった英語と同様の授業を他の留学生と一緒に受けることになります。もちろん授業は全て英語で行われますが、先生方もゆっくりとはっきり話してくださるのでわかりやすいです。授業では学生が自主的に発言することが求められ、またグループやペアで話し合う形式もよくあります。正規授業は当然英語が母語の学生もとるので、教授の話し方がはやかったり、AECほど理解しやすくはないので、はじめのうちはかなり難しく感じます。また専門用語も多く取り扱われるのでなかなか話についていけないことがありますが、個別に質問をしに行けばわかりやすく説明してくれます。

学習環境としての大学の様子

 大学はとても広く、そして自然豊かなところです。授業の行き帰りに歩いていると、野生のリスやウサギなどをよく見かけます。また、施設が充実しています。 図書館は複数あるので、勉強するときに利用しやすいです。レクリエーションセンターと呼ばれる大きな体育館もあり、ジムや室内スポーツを勉強の合間に気分転換として楽しむことができます。大学内やその周辺をバスが走っており、カンザス大学の学生は無料で利用できるのでとても便利です。そしてカンザス大学にはJSA (Japanese Student Association)という日本語を勉強している外国人のグループがあり、ボランティアとしてグループに参加できます。ここでは友達や知り合いがとても作りやすく、優しい人たちがたくさんいます。

授業がある日の典型的な日程

 AECの授業は1日に2コマ、週に4日ほどあります。1コマは1時間から2時間あり、最大で4時間1日に授業があります。時間割は各自異なり、午前中や昼過ぎに終わる人もいれば、夕方に終わる人もいます。また平日の10時から16時まで、Conversation Groupと呼ばれるネイティブの人と会話ができる集まりが催されているので、授業の合間に行って英語の練習ができます。授業後は基本的には何もないので、図書館で勉強や宿題をしたり、ジムで運動をしたりします。