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先輩からのメッセージバックナンバー

イギリス  カンタベリー・クライスト・チャーチ大学

自分の学習状況

 授業は毎週月曜日から金曜日までありますが、月~木曜日は午後三時に終わり、金曜日は授業が午前中までなので日本にいた時よりも比較的、自分の学習に費やす時間が増えます。その分課題に自習にと時間の使い方は自分次第です。大学の一施設である立派な外観の図書館にはサイレントルームという自習室もあるのでよく利用しています。インターネットやカフェなど設備も抜群です。図書館には幅広いジャンルの膨大な本が管理されてあるので参考書などを探すのにも大変便利です。
 語学学校にいる間はほとんど現地の学生と交流する機会がないため、スピーキング力やリスニング力を伸ばすためにもインターナショナルスチューデントのためのグローバルカフェなどに参加して友達を増やすこともいい機会だと思います。

授業の様子

 まずは約2ヶ月間、Language SchoolでUpper-immediateコースを受け、少人数に分かれて基礎的な文法やリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングなどをしっかりと学びます。ホリデイが終わった後、7月からはPre-sessionalコースが始まり9月から始まる大学の学部授業に向けてより高度な授業が始まります。この過程が終わるといよいよ現地の学生と同じ学部授業が受けられるようになります。今、私はUpper-immediateコースが終わったばかりなのですが次に始まるコースでよりアカデミックな英語を学習できることにとてもワクワクしています。授業の難易度も上がり、自学自習も今まで以上に必要とされると思うのでしっかりついていけるように頑張りたいと思います。とは言っても、少人数クラスなので何か分からないことがあれば先生に質問するととても丁寧に解説してくれます。また他の関大生たちと助け合いながら、時には刺激を受け、みんなそれぞれの目標に向けて日々切磋琢磨しています。

学習環境としての街の様子

 カンタベリークライストチャーチ大学のあるここ、カンタベリーはユネスコ世界遺産に登録されている英国教会の総本山カンタベリー大聖堂をもち、古くから代表的な巡礼地として栄えてきたので、イングランド有数の中世建築物が多く残る歴史ある街です。街にはジェフリー・チョーサーの書いたカンタベリー物語の時代を再現した世界を体験出来るミュージアムなど、ここでしか目にすることのできない貴重な建物がたくさんあるため、語学だけではなくカンタベリーの歴史についても学ぶことができます。カンタベリーは観光客にも人気のある街で、街の中心にはショッピングセンターが並び終日カンタベリーを訪れる観光客で賑わっています。カンタベリーはイギリスの中でも比較的に安全で落ち着いている街のため多くの学生にとって過ごしやすい街となっています。学校から街の中心まで徒歩五分ほどで行くことができるので放課後友達とよく街に出向いたりもします。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 イギリスに留学してから2ヶ月が経ち、この街で生活することにも次第に慣れてきました。ロンドンの空港に着いたときはこれから9ヶ月、どんな留学生活が待っているのだろうと緊張や不安も少しありましたが、新しい出会いや発見があるたびに新鮮な気持ちで楽しく留学生活を送っています。例えば、最初は街の中心のショッピングセンターなどが夕方の6時までには閉まってしまうことなどに驚きました。また、街のどこにいても目印になるカンタベリー大聖堂の鐘の音が聞こえたり、すれ違う人と目があうとにっこり微笑んでくれたり、カンタベリーは住みやすく良い街だと感心しました。寮では違う国のフラットメイトとの異文化交流があったり自分たちでご飯を作ったりとホームステイとはまた違った楽しみがあります。もちろん9月からホームステイが始まり、現地の家族とよりローカルな暮らしを体験することができるので今からとてもワクワクしています。
 学校の授業ではイギリス内だけでなくイギリスを取り巻く世界中の国のニュースなども話題になるため以前よりも自分から積極的に学ぼうとすることが多くなりました。イギリスで生活している以上、自国のことだけでなくイギリスの経済面や国際関係なども注目してもっと理解を深められれば良いなと思っています。また、ここに来てから留学生活が実りあるものになるかどうかは自分の行動次第なのだと改めて思いました。気がつくと時間は過ぎていってしまうので残された時間の中、自分なりにできるだけ多くのことを吸収して成長して帰国したいと思っています。