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先輩からのメッセージバックナンバー

中国 北京外国語大学

授業がある日の典型的な日程

 私は本科生の2年生のクラスで授業を受けているため、教科書は2年生のものを使っています。必修科目は汉语、听说、阅读の3種類があり、私のクラスでは授業時間は火曜日から金曜日の8時から12時までとなっています。50分の授業に休憩10分という形で同じ授業が2つ続くため、休憩も合わせると110分でひとこまとなっています。また午後3時から5時までは選択授業があり、選択授業は金曜日が休みなので月曜日から木曜日から選べます。私の場合は月曜日から木曜日まで全て選択授業をとっています。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 私が北京外国語大学に来て最も驚いたことは中国人の勉強に対する姿勢です。中国の学生たちはとても真面目で、朝から夜まで食堂には教科書を口に出して読む生徒の光景を見かけます。食堂に関してひとこと付け加えれば、安さとボリュームに圧倒されました。
 また、私が中国に来て驚いたことは、やはり方言の多さです。連休を利用して四川に遊びに行ったのですが、四川の方の標準語は四川の方言なまりのため、少し戸惑いを感じたとともに中国という国の広さを実感しました。
 北京はなかなか雨が降らない場所なのですが、留学に来て4か月くらいの時に雨が降っただけでなく、虹が出たときは日本人の留学生だけでなく、他国からの留学生、あとは現地の学生さんもみんな携帯で虹を撮り、盛り上がりました。

学習環境としての大学の様子

 私たちが住んでいる寮は国交楼といい、校舎にもっとも近い寮です。ロビーと校舎が繋がっているため、自分の部屋を授業が始まる10分前に出ても余裕で間に合います。私たちが授業を受けている校舎はキャンパスの奥まった所にありますが、大変静かな環境です。また、勉強するのにおすすめの建物としては、図書館や食堂があります。図書館は静かなので、落ち着いて一人で勉強したい人向けです。図書館の下にはカフェもあり、息抜きするにもおすすめです。また、運動場やジム、プールなどもあり、体を動かしたいときや、ダイエットしたいときに気軽に利用できます。

学習環境としての街の様子

 私たちの大学は魏公村という場所にあり、ここには北京外国語大学だけではなく、他にも有名な大学がたくさんあるため、北京外国語大学以外の中国人と交流したり、他の国の留学生と交流することができます。大学付近には沢山食べ物を売っている店があります。しかし、レストランではなく、出店に近い店です。そこで働いている方は当然日本語ができないので中国語で会話するしかありませんが、親切で優しい方が多く、読めないメニューや意味の分からない中国語があれば、優しく教えてくれます。大学付近に限らず、知らない人でも気軽に話しかけてくれたり、こちらの問いかけに応じたりしてくれることが多いので、机に向かうだけでなく、出かけることも中国語を伸ばすいい勉強法じゃないかなと思います。