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先輩からのメッセージバックナンバー

アメリカ ユタ大学

自分の学習状況

 放課後友達と遊ぶ予定があるときはその友達と一緒に食堂で勉強したり、そのままホームステイ先に帰るときはリビングで勉強したりしています。休日も同様に主にステイ先のリビングで勉強しています。宿題の量はLevelによって異なりますが、それほど多くはありません。私は自分の部屋から常に出ているように心がけ、学校でも積極的に自分から輪を広げていこうとしています。今年度のユタ大学は日本人の割合が非常に多いです。私が今属しているLevelでは約20人いるクラスメイトのうち約半分が日本人あるいは関大生です。機会を待つのではなく自分からということが非常に大切です。学校が提供してくれるアクティビティに参加したり、日本語授業ボランティアに参加したり、たくさんのクラスメイトと話したり、ホストファミリーあるいはルームメイトと話したりすべて自分から行動していくことが必要だと感じました。

授業の様子

 授業は月曜日から木曜日まで8時20分から13時40分までです。1教科は70分で各教科の間に10分休憩が2回と20分休憩が1回入ります。次に授業内容についてですが、Levelによって生徒数も大きく異なります。多くても20人以内で、授業では発言が当たり前です。Grammarは中学校、高校で習ったことが大半です。しかし、その中にも日本で習わなかった細かいことや日本で習ったことと少し異なることも学びます。Writingは関西大学1年生時に習ったことが非常に重要です。それを覚えておけば発言できる回数も多くなり、また基礎知識として入っているので宿題やテストもよい点数を取りやすくなります。Readingは授業中にParagraphを読むように言われることが多いですが、日本人は中学生のころから英語を学んでいるのでみんなすらすらと読んでいます。SpeakingはLevelによって学習形態が大きく異なります。この授業の特徴は、圧倒的に発言回数が多いということです。単なる授業形態をとるクラスもあれば、劇などの感情表現中心の形態をとるクラスもあります。このようなスタイルの授業は日本では少ないかもしれませんが、毎回緊張を感じつつも積極的に参加しています。語彙量だけでなく表現する力も以前より上達してきていると実感しています。

学習環境としての大学の様子

 私たちELI(English Language Institute)生がいるAnnex Buildingは、学部生のいる建物からは遠く徒歩10分ほどかかります。図書館もその一帯にありますがおそらくELI生はほとんど利用しません。ELI生は放課後大学内で勉強するためにStudy HallやCafeteria、Computer Labを主に利用しています。Study HallはAnnex Buildingの一教室で放課後14時頃から利用できます。そこにはNative Speakerがいるので、宿題の分からないところや授業で理解できなかったところを尋ねることができます。Computer Labは朝7時30分から開いており、そこで印刷することもできます。Cafeteriaはそれほど大きくはありませんが、放課後になると隣接している売店も閉まり多くの生徒がそのまま帰宅するので非常に静かで勉強しやすい環境になります。ELIの先生たちは優しくておもしろい先生ばかりです。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 今最も痛感していることは、留学生活は自分次第でいくらでも変わるということです。ユタ大学では現在Session2が終わろうとしているところです。Session1ではELIのアクティビティにもNativeがいないという理由からあまり参加せず、日本人の友達と遊ぶことが多かったです。しかし、それに危機感を覚え「Session2からは積極的にクラスの子たちに話しかけにいこう」と決めました。新しいSessionが始まって仲の良かった日本人の子とクラスが離れましたが、今はそれでよかったと思います。自分一人なのでためらうことなく自分で新しい友達に話しかけにいくことができました。また、アクティビティにも積極的に参加しそこでクラスが異なる友達もたくさんできました。Nativeでなくても、自分より多くのボキャブラリーを持っている人や英語圏に何年間か住んでいる人から学ぶことはたくさんあります。留学したときは日本でできないことにたくさん挑戦してみてください。