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先輩からのメッセージバックナンバー

台湾 国立成功大学

授業の様子

 中国語はCLC(Chinese language center)で学びます。ここでは様々な国籍の学生が在学しています。必修クラスは月曜日から金曜日まであり、少人数制で行われます。入学前に自分のレベルにあったクラスに振り分けられます。私の春学期の授業の場合は8人のクラスでした。先生がパワーポイントを使い新しい単語や文法を詳しく教えてくださります。授業中は、先生が私たちに質問をし、習った単語や文法を実際に使って回答したりと発言の機会が多く設けられています。その時に間違った発音や文法はすぐに直してもらえ、言えるまで一緒に練習します。またゲームを使ったり、パートナーと対話文を考えて発表するなど、楽しみながら学ぶことができます。学習する中国語が実際に生活で使えることばかりなので、勉強すればするほど人とコミュニケーションをとれることにつながり、達成感が実際に感じられます。英語の授業は週に2日、3日行われ、春学期の授業ではディベートやプレゼンを行いました。また、授業の内容を毎週、英語で先生に報告する課題があるため、英語のスピーキング、ライティングも鍛えられます。

学習環境としての街の様子

 私たちが住む寮は、とても生活に便利な場所に位置しています。学校や電車の駅までは徒歩10分、また、食事ができる学生街が寮の前に広がっています。私が台南に住んで感じたことは活気に溢れているということです。というのも私たちの寮は大学に近く、学生が多く住んでいるからです。寮の前の学生街はいつも学生で溢れています。店員さんもフレンドリーに話してくださり、実際にネイティブの台湾人と中国語を話す機会が多くあります。また、CLCや寮には様々な国籍の学生がおり、彼らと中国語だけでなく英語を話す機会も多くあります。キャンパス内や、寮からすぐの距離には、歴史的な建物があり台湾の歴史を身近に感じられることも、台南の魅力の1つです。

授業がある日の典型的な日程

 時間割は人によって様々です。必修は月曜日から金曜日毎日2時間あり、それ以外に約3つの選択授業を選びます。私の春学期の授業は、ほとんど毎日13時から始まるクラスでした。必修の授業では、習った単語の確認テストがほとんど毎回行われます。私の時間割の場合、朝に空き時間があるので、授業の前に勉強をしてから授業に行っていました。必修授業のあとに、選択授業がある場合は、17時まで授業があります。選択授業では発音や文法、文科系では書道や太極拳などがあります。放課後は、食事をとり、学校の友達と近所のカフェに行って一緒に勉強をしたり、お喋りをしたりします。また、春学期の英語の授業は2週間に1回 15:10~17:00、1週間に2回 20:10~21:50で行われていました。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 私は留学当初、ある屋台でオーダーの仕方や中国語で書かれているメニューが分からず、戸惑っていました。するとある台湾人が話しかけてくださり、私の代わりにオーダーをしてくれました。その他にも日常で困っていると、バイクをわざわざ止めてまで「どうしたの?」と話しかけてくれるなど、台湾人は心優しい人が多いことに感動しました。また、CLCには様々な年齢の人が在学しています。普段漢字を使う日本人とは違い、漢字に不慣れな学生もたくさんいます。年齢や国籍に関わらず、それぞれの目的のために中国語を上達させようと、積極的に学んでいる人が多いCLCで学習できる環境に日々刺激をもらい、向上心に繋がっています。