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先輩からのメッセージバックナンバー

韓国   韓国外国語大学

授業の様子

 「語学堂」で行われる韓国語の授業は午前9時から午後1時までです。基本的には1つのクラスは多くても15人程度であり、少人数での授業になります。語学堂での授業は通常授業と異なり、対象年次などに縛りがないため、年齢の範囲は広いです。また、外大ということもあって留学生がとても多く、国籍もまた様々です。
 授業内容に関して、項目はリーディング、スピーキング、リスニング、ライティング、と4つに区分されますが、項目ごとに授業が異なって存在するわけではありません。1日の授業の典型としては、前半の授業で会話などを通して文法を理解し、後半の授業では教科書を用いて理解をさらに深め、習得する、といった感じです。

学習環境としての大学の様子

 韓国外国語大学のソウルキャンパスは決して大きな大学ではありません。そのため大学内の移動は短い時間で可能です。また、学内の知り合いとキャンパス内で出くわすことも多々ありますので他言語でのコミュニケーションを日常的にとることができる環境であるといえます。韓国外国語大学は留学生の数も非常に多く、あらゆる国の学生たちと交流する機会もたくさんあります。故に韓国人、韓国語だけに留まらず、色々な国から来た人たちと他言語、多言語で話すことができます。語学学習の環境としては素晴らしいと思います。

学習環境としての街の様子

 韓国外国語大学の近辺は大学が近いということもあって、商店、食堂が多いです。コンビニやスーパーも多く、日常生活品などが比較的簡単に手に入ります。また、特に韓国外国語大学前に並んでいるところなどは留学生への理解も高いので、はじめて韓国を訪れる人にとっては敷居が高すぎずいいのではないでしょうか。韓国の人の多くは暖かくてフレンドリーなので店員さんと話すことで語学学習も可能です。授業などで覚えた韓国語を実践するための環境としては、韓国外国語大学を取り囲む街は、最高です。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 私は韓国へ来ることがはじめてであったにもかかわらず、来たばかりの時はそこまで刺激を受けませんでした。やはり韓国と日本は隣国であるが故に文化や街並みも似ていますので、周りを少し見渡しただけでは圧倒的な差は見つからずインパクトはありませんでした。しかし、韓国での留学生活に順応し、友達が増え、コミュニケーションの場が増えていくにつれ、確かな文化の違いを目の当たりにすることができました。文化の違いを感じるきっかけとなるものは行動であったり、言語観であったりと様々ですが、私はそれらを留学生活の間に一つでも多く学び、また新たな違いを体験してみたいと強く思うようになりました。