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先輩からのメッセージバックナンバー

アメリカ カンザス大学

自分の学習状況

 私は現在、AEC(Applied English Center)という、大学の講義を受講するための知識とスキルを身に着けることなどを目的とした授業を受講しております。AECは2種類の授業があり、レベルは5段階あります。私自身は現在両クラスともレベル5に位置し、順当にいけば秋からは大学の講義を受講することになります。しかし、AECの授業ではwriting, listening, grammar のスキルについてが主であり、ただ授業を受けるだけではspeakingのスキルはなかなか上達しません。よって、私の場合は外国人の友達との交友を増やすことと自主的に苦手である発音に関して勉強するなどして補っています。

学習環境としての大学の様子

 カンザス大学は日本人が留学するには最高の場所です。カンザス大学において日本人は希少であるため、必然と外国人と関わる機会が多くなり、いやでも毎日の日常がspeaking の練習の場と化します。また、施設面では学生は無料でバスを利用できますので移動には困りません。24時間空いている図書館もあるので、勉強に集中したい時など非常に便利です。大学内のジムでは、ウェートトレーニングはもちろんいろいろなスポーツができ、気分をリフレッシュすることが可能です。他にもエッセイなどを無料で指摘してくれるブースやconversation groupsなどが存在するため、学習、健康面などを含めて充実した設備がカンザス大学には揃っています。

授業がある日の典型的な日程

 AECのレベルにより、日程は大きく変化しますが一日の授業は2~4時間です。私の場合、夏季期間はAECのレベル5の授業を受けているので9時から11時までが授業。その後、12時から1時間ほど、インターンシップとしてconversation groupsに参加。2時から5時は宿題、自主勉強に時間をあて、7時から10時までをバスケットボールに充てています。AECのレベルが4以下、もしくはカンザス大学の講義を受講する場合は一日の授業時間は4時間ほどになりますが、それでも時間はたくさんあります。よって私たちは上記の通りconversation groupsに参加したり、ジムに行き交友関係を広げたりなど人それぞれ方法は違いますが、アメリカにいるという利点を活用しつつ英会話の場を設けることで時間を有効に活用しています。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 アメリカに来て驚いたことは、自分の英語が通じない、ということです。もちろん、全く通じないわけではありません。しかし、発音が少し違うだけでも理解してもらえなかったりすることが多々あります。私自身、もともと発音に自信があったわけではありませんが、それでも通用はすると思っていました。Listeningもそうです。僕にとって一番自信のあったそれも、いざネイティブスピーカーの日常会話を聞き取るとなると、まったく不十分であり、話についていけないことなど多々あります。正直、来た当初はショックでした。しかし、この経験によって、自分がこの留学で何を学ぶべきか、学びたいのかを明確に把握することができました。幸いにも、時間も環境も山ほどありますし、基本的にカンザスの人は優しい方が多いです。この環境で約9カ月、自分の英語力を磨けることに感動と感謝しか今は持ち合わせていません。