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先輩からのメッセージ

ニュージーランド オークランド大学

授業の様子

 授業は一クラス15~17人くらいの少人数で行われます。必ずと言っていいほどグループワークやペアワークの時間が授業中に設けられ、自分から積極的に意見を述べることが常に求められます。学校に通い始めた最初の頃はクラスメートの積極的な姿勢に圧倒されたり、自分の意見が上手く相手に伝わらなかったりして悩むこともありましたが、今では互いの意見を理解し深く話し合うことができるようになりました。授業内容はとても濃く、授業は一回2時間ですが時間がとても早く過ぎるように感じます。

学習環境としての街の様子

 オークランドにはニュージーランド出身の人だけでなく、移民や留学生など多種多様なバックグラウンドを持った人たちが暮らしています。そのため、一歩街に出れば様々な言語に触れられ、異なるアクセントのある英語を耳にします。最初は聞き取るのに一苦労でしたが、自分も気兼ねなく英語を話せるので、スピーキングの練習には最適な場所だと思います。街には教会など無料で英語のレッスンを受けられるところが多くあり、英語の学習に事欠くことはありません。アジア系の人も多いので、外国人という目で見られることはありませんし、のびのびと英語を勉強できる環境だと思います。中心部は交通網も発達しているので、息抜きに休日はバスで街中の主な観光地を巡ることもできます。

授業がある日の典型的な日程

 私は現在、学校から徒歩10分ほどの距離にある学生寮に住んでいるので、朝はゆっくりと準備をして学校に向かいます。クラスによって午後から授業が始まる人と、午前から授業が始まる人に分かれていますが、私の場合は午前8時15分~10時15分までが1限目で、15分の休憩を挟んで2限目が12時30分に終わります。それから持ってきたお弁当を友人と談笑しながら食べ、その後宿題や勉強を学校のスタディセンターというところでします。宿題があまりない日などは友達と街に出かけることもよくあります。だいたい午後4時30分までには勉強を終わらせ、スーパーで食材を買ってから寮に帰り、夕飯を作って午後11時くらいに就寝します。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 オークランドに来て初めに一番驚いたことは、なんと言ってもそこに住んでいる人種の豊かさです。街を歩いていると、本当にいろいろな国から来た人たちに出会います。学校はアジア人が非常に多いですが、同じアジア人でもまったく違う考え方や習慣がある一方で、日本と変わらない部分もあり、その発見がとても楽しいです。先生方の出身国も様々で、ニュージーランドにいながら多様なアクセントの英語が勉強できます。日本とは異なる時間感覚に振り回されたり、理解に苦しむこともたくさん経験したりしますが、そのたびに新たな発見があり視野を広げることができます。これは、多様な文化、人種が共存しているニュージーランドならではの醍醐味だと思います。