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先輩からのメッセージ

フィリピン  国立ブラカン大学

授業の様子

 基本的に関大生のみで授業が進められます。6月からは、現地の授業に参加するclass immersionが始まり、週に1、2回それに参加することができます。そして毎週土曜日にはcommunity immersion という孤児院訪問等の社会勉強をします。
 授業では様々なアクティビティに取り組むことができ、机上ではなく違った側面から英語を学ぶことができます。授業レベルも最初は基本から始まり授業数を重ねるごとに難易度は増していきます。授業内容につまずいても先生方はとても親切で、ちょっとした質問でも気軽にすることができます。チュートリアルという現地の学生チューターとのマンツーマン授業は大いに英語学習の手助けとなり、楽しみながら英語を話すことができます。もちろん課題もありますが、それらの課題は自身の英語力の向上につながっていきます。

学習環境としての大学の様子

 ブラカン大学には1万人を超える学生が在籍しています。そのため大学内は毎日活気であふれていて、勉学のみならず部活動等にも力が入っています。class immersionでは、現地の学生の授業に対する積極性に刺激され、自発的に授業に貢献しようと思うようになります。バスケットボールやバレーボール等のできる体育館も無料で開放されており、スポーツを通じて他国の友達を作るチャンスにもなります。フィリピンの人のみならず中国や韓国、それ以外の国からの留学生もブラカン大学で学習しています。彼らのフレンドリーさのおかげもあり、友達もできやすく異文化交流の場となるでしょう。

学習環境としての街の様子

 大学近辺には、日用品をしっかり取り揃えているスーパーマーケットやレストランなどが充実しています。近くのモールでは、日本の半額以下で映画をみることができ、楽しんで英語を学ぶ方法としてもお勧めです。その上、基本的に最新作が日本よりも早く公開されます。バヤンという市場のような場所では食糧や衣服などがとても安く手に入ります。フィリピンでは移動手段としてジプニーというバスのような役割をする車がよく使われます。賃料は距離によりますが、基本的に日本円で約20円ととても財布に優しいです。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 フィリピンの人と交流するとまず、親しみやすさに驚かされます。初対面にも関わらず、興味津々に色々なことを話しかけてきて、会話の最中には笑顔が絶えません。フィリピンの母語は英語ではなくフィリピン語(タガログ語)であるにも関わらず、フィリピンの人々は皆英語を流暢に話すことができ、とても驚きました。政治などへの関心もとても高く、日本の政治に関する質問をされることが多々あります。フィリピンと日本の歴史など知らなかったこともたくさんあり、彼らと文化の違いについて話し合う中で自分の国についての理解を深めるきっかけになりました。