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先輩からのメッセージ

韓国   韓国外国語大学

授業の様子

 韓国語の授業は、一学期は10週間で、毎日朝9時から13時まであります。
クラスは12人前後で構成され、クラスメートはアメリカ、中国、ポーランド、ロシア、エジプト、ベトナム出身等、本当に多国籍です。彼らとは国だけでなく年齢も異なることが多いですが、一緒に毎日勉強することでどんどん仲が深まり、週末には映画を見に行ったり食事をしに行くなど一緒に出かける事もあります。
 授業は、4時間のうち3時間が「文法と会話」の授業で、1時間は「リーディング」です。まず「文法と会話」の授業では、最初に新しい文法を習い、その文法を使って文章を作ったり、ペアで会話をしたりと新しく学んだ項目を繰り返し練習をします。また、「リーディング」では韓国の歴史や文化等、読んでいて為になる文章を通して、語彙や表現を勉強します。中間・期末試験は、ペーパーテストだけではなく、インタビュー試験、ペアでの会話(2級)、演劇(3級)等バラエティー豊かです。

学習環境としての大学の様子

 韓国外国語大学のソウルキャンパスはその面積がとても狭い事で有名です。
 どこに立ってもキャンパス内全てが見渡せる程です。ですので、寮から教室までは10分程しかかかりません。しかし、校舎にはエレベーターがない事が多いので、多くの場合は階段で上がらなければなりません。学力だけではなく体力も得られます。
 また、大学の至る所に"Come to HUFS, Meet the World"(韓国外国語大学に来て、世界に触れろ)というキャッチフレーズが掲げられているのですが、その言葉の通り韓国外国語大学は地球の縮小版とも言えるほどグローバルな大学です。キャンパス内を歩いているとあちこちから多様な言語が聞こえて、たまに自分が今どこの国にいるのかわからなくなる時さえあります。おそらく日本には、これほどグローバルな大学は無いのではないかと思います。外国語を学ぶには最高の環境です。

授業がある日の典型的な日程

 3月から8月中旬まで韓国語の授業があり、8月からは夜間の英語の授業も始まりました(~12/18)。その為、毎日朝9時から13時まで語学堂の授業があり、18時半から21時半までは夜間の英語の授業というハードスケジュールが少し続きました。語学堂の授業の後、昼食は学食で済ますことがほとんどですが、たまにクラスの友達と外に食べに行くこともあります。夕食もほとんど学食です。最近は、昼食を終えて部屋に戻ると、夜間の授業まで少し睡眠をとったり宿題やテスト勉強をしたりしています。夜間の授業の後は、宿題を済ませたら次の日に備えて早く寝るように心掛けています。
 9月からは韓国語の語学堂は無くなり、2学期の学部授業が始まります。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 留学前までは、国も違う新しい環境で友達ができるか、上手く適応できるかという不安もありました。ですが、留学開始から6ヶ月が経とうとしている今、韓国人だけではなく、語学堂の他の国から来ている友達ともとても親しくなることができ、毎日楽しく過ごしています。私は元々テーマパークが大好きなのですが、それを知った韓国人の友達がロッテワールドに行こうと誘ってくれ、みんなクタクタになるまで楽しい時間を過ごしました。また、語学堂のクラスメートとは休み時間にお互いの言語を教えあったり、一緒に遊びに行ったりと、とても良い友好関係を持つことができています。国も年齢も異なる人とであっても、自分が心を開けば相手も心を開いてくれ、とても良い関係を築くことができるということを日々感じています。留学生活ももう半分を切っていますが、ここで得た友達ともっとたくさんの思い出を作りたいと思います。