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先輩からのメッセージ

アメリカ カンザス大学

授業の様子

 留学生が英語の基礎を身に付けるために最初に通うことになるAEC(Applied English Center)の授業では、Reading & Writing/Speaking & Listening/Grammarの3つを重点的に鍛えます。カンザスに到着した直後に受けるテストの結果によって、受けるクラスのレベルが決められます。そのため自分と同じレベルの人と切磋琢磨しあいながら学習することができます。レベルによってクラス人数は異なりますが、クラスの多くは10~15名の少人数なので、先生やクラスメイトとコミュニケーションを取りやすく、楽しく授業を受けられます。また質問しやすい環境なので、わからないところをきちんとクリアにすることができます。学期末に行われるテストをパスすると、秋学期からKU(University of Kansas)の学部授業を受講できるようになるので、現地の学生に混ざって講義を受け、専門的な知識を学ぶこともできます。

学習環境としての大学の様子

 キャンパスはかなり広く、施設も充実しています。キャンパス内を走っているバスがあり、KU(University of Kansas)生は無料で利用できるので、通学手段にも困りません。もちろん、運動がてら徒歩で通学することもできます。図書館も大きくて充実しています。夜遅くまで開放されているので、調べ物や勉強する際には非常に役に立ちます。キャンパス内にはスポーツジムもあり、様々なスポーツや筋トレをすることができます。体を動かすことで、ストレス発散やリフレッシュにもなるので、勉強に行き詰った時に最適です。緑が多く、快適に勉学に励める環境が整っています。

授業がある日の典型的な日程

 人によって時間割は異なりますが、基本的には1日に2つ授業があります。私の場合は8時からスタートの授業が一番早い授業です。その授業がある日は、7時30分には寮を出ます。そして授業が終わると一旦寮に帰って、昼食を取ります。しばらく休憩して、再びキャンパスへ行ってもう一つの授業を受けます。授業後は、AECが行っているConversation Groupに参加し、英語で会話をしてリスニングとスピーキングを鍛えます。そこから帰って、夕食を食べると、宿題の時間です。宿題は毎回出されるので、きちんとこなします。シャワーを浴びて、次の日に備えて0時には就寝します。そして翌朝も朝起きて学校に行く、というサイクルです。非常に規則正しい生活を送っています。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 アメリカに来てまず感じたことは、「世界は広い」ということです。様々な人と交流することで、自分がいかに小さな範囲で生きてきたかを実感させられました。人種が違えば、価値観や宗教、生活習慣も違います。映画などで見るよりも、実際に体験すると困惑することが多かったです。しかし、そうした日本とは全く異なる環境に身を置くことで、異文化に対する理解が深まり、物事をとらえる視野が広まったと思います。そしてこちらに来て一番感じたことは、人のやさしさです。わからないことがあれば理解できるまで説明してくれますし、心配事があれば親身になって相談にのってくれます。重いものを運んでいたら、見知らぬ人でも手を差し伸べてくれます。そうしたやさしさを感じることで、留学生活も楽しく過ごせますし、人のつながりには国籍は関係ないということを実感しました。