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先輩からのメッセージ

アメリカ ユタ大学

授業の様子

 私たち留学生は「ELI(English Language Institute)」という語学学校に通います。1セッションは約8週間で、長期休暇をはさみ、春、夏、秋1、秋2の4セッションをここで過ごします。ELIには8段階のレベルがあり、初めに受けるテストの結果で自分のレベルが決まります。基本的には1セッションごとに1つレベルがあがりますが、努力次第では飛び級もできます。1日に4つの授業(Reading, Writing, Grammar, Speaking)を70分ずつ受けます。レベル6までのReadingは課題図書を読み進めていき、Writingはエッセイの書き方などを中心に学びます。Grammarは深い文法を細かく学び、Speakingでは日常会話やディベートの仕方を学びます。

授業がある日の典型的な日程

 私は学校から少し離れた場所にホームステイをしています。朝6時半には家を出てバスと電車を使い80分かけて学校に向います。すべての授業が終わった後は持参した昼食を食べ、日によりますが、そのあと残って課題をしたり、先生に質問や雑談をしに行ったり、スーパーに次の日の昼食を買いに行ったり、無料で使えるジムに行って気分転換をしたりしています。最終のバスが8時と早く、ホストファミリーの夕食も早いため、たいてい6時前後に帰宅します。夕食を終え課題を済ませ、12時には就寝します。また、ELIには様々なアクティビティがあり、私は毎週木曜日に英語の歌をみんなで歌って楽しむ「Glee Club」に参加しています。他にも、バレーや、あるトピックについてみんなで話し合うクラスなど、放課後アクティビティが日々行われています。

学習環境としての街の様子

 ソルトレイクシティには大きな図書館があり、蔵書も多く、とてもきれいで使いやすいです。ユタにはTRAXと呼ばれる電車が通っており、これが私たちの主な交通手段です。この図書館も駅のすぐそばにあるのでとても行きやすいです。日本と違い、映画は新作ならば$7前後で観られるほか、$1映画館もあります。ダウンタウンには野球場やドームがあり、バスケの試合を観戦したり、様々なショーを楽しんだりすることができます。有名なミュージシャンのコンサートも開かれたりするので、都会ほど遊びに行く場所は多くはないですが、イベントが多いのもこの街の特徴です。また、ユタといえば大自然です。アメリカならではの壮大な景色を楽しむのもとてもいい勉強になります。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 ユタ州は全米で最も安全な州といわれています。それと同時に、この地には本当に親切な人がたくさんいます。まだ来ても間もないころ、道に迷い家に帰れなくなってしまったので道をたずねたところ、お仕事中にもかかわらずグーグルマップで調べてくれました。またある時はデジカメを落としてしまったのですが、3日後には手元に帰ってきました。拾った方が写真を見て、ホストファミリーまで届けてくれたのです。アメリカで落し物が手元に帰ってくるなんてびっくりですよね。それから、私たちは多くの時間をELIで過ごしますが、ELIの先生は皆とても話しやすく、それに関大生のことをよく理解してくれています。特に私たちのコーディネーターのコリンは、なんでも相談にのってくれ、頼りがいがあります。留学中はたくさん悩むこともありますが、話を親身になって聞いてくれる先生がいるのはとても心強いです。