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先輩からのメッセージ

台湾 国立成功大学

授業の様子

 成功大学では、文学院、外語センター、華語センターの3つの部署で授業を受けることになります。  華語センターの中国語の授業では、小班という習熟度別で行われるクラスと、文法や発音、文科系科目などの選択必修のクラスを受けています。1コマ2時間で、小班クラスは月曜日から金曜日まで毎日1コマずつ、選択科目は週に1コマずつあります。どのクラスも6~15人ほどで、クラスメイトは日本や韓国など台湾の近隣国出身の方が比較的多いです。ほかにも南米や東南アジア、ヨーロッパからの方も数多くいて、国際色豊かです。クラスの外ではクラスメイトと英語も中国語も使ってコミュニケーションをとるので、どちらの言語の練習にもなります。また、色々な国を回ってきた方や、社会人の方なども多く、様々な経験を積んだ方々とふれあえるので、言語以外のことを学べる機会も多いです。
 文学院での英語の授業では、成功大学の本科生である台湾人の大学生に混じってスピーキングの授業に出ていました。20人ほどのクラスで、毎週交代で一人ずつプレゼンテーションをしたり、社会問題についてのディスカッションをしたりしていました。学期の最後にはパーティもして親交を深めました。
 現在、春学期が終わった時点ではまだ外語センターの授業は受けていませんが、夜行われるプレゼンテーションの授業に出る予定です。

学習環境としての大学の様子

 成功大学のキャンパスはとても広く、たくさんの校舎に加えて、キャンパス内に遺跡や宿舎もあります。頻繁に多数の観光客が訪れるほど歴史的に重要な遺跡が数多くあり、下校時に散歩しながら見て回ることもあります。迷子になるほど大きな図書館では、自習のスペースも広く取られており、アカウント登録すれば無料で使えるWi-Fiも通じていてとても落ち着いて過ごせます。英語はもちろん日本語の本も数多くそろっているので、日本語力の維持にも役立っています。
 辦公室(オフィス)では英語も通じますし、困ったことがあればどんな小さなことでもアドバイスをしてくれます。自由に使えるPCルームやコピー機などもあり、学生生活を送る上で困ることはほとんどありません。また、定期的に遠足やクラス対抗の歌の発表会などいろいろなイベントが行われ、一年中飽きることなく楽しく過ごせます。

学習環境としての街の様子

 校舎から歩いて10分ほどの距離にある寮の周りには、飲食店街や駅、百貨店などなんでもあるのでとても便利です。日本の食べ物や化粧品などもたくさん売られており、物価も日本に比べて安いのでとても暮らしやすい環境です。寮のロビーや付近の飲食店などは朝から夜遅くまでクラブ活動などをする学生たちでにぎわっていて、活気に溢れています。昼間は大変暑いため、日没後にジョギングなどの運動をする人もいます。
 また、台南は古都であり歴史地区なので、バスに10分も乗ればいろいろな遺跡や城跡、博物館などをめぐることができます。学生証を見せれば無料で入ることができ、台湾の奥深い文化や歴史を学べます。他にも、寮にほど近い台南車駅から電車で40分と、台湾南部の大都市である高雄にもアクセスがいいので、休日や放課後にも遊びにいくこともあります。

授業がある日の典型的な日程

 華語センターと文学院の授業は、2時間1コマの授業なら8:10~10:00、10:10~12:00、13:10~15:00、15:10~17:00に行われ、1時間1コマの授業なら9:10~10:00に行われます。私の時間割には8:10からと13:10からの授業はなかったので、朝は9:10もしくは10:10から、昼は15:10からの授業に出ていました。昼休みを長くとれるので、その間に宿題を終わらせたり友達と食べにいったりしています。金曜日は午前中で授業がすべて終わるので、昼から土日にかけて高雄へ旅行に行ったりもして、時間を有効に活用し台湾生活を満喫しています。