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先輩からのメッセージ

イギリス  ケント大学

自分の学習状況

 勉強については、毎日忙しい日々が続いているのが現状です。授業では毎日課題が出るので、放課後は基本的にはそれに励んでいることが多いです。ただ、空き時間や週末は図書館に行き、授業の復習をしたり、様々な話題の本を読んだりしています。エッセイなどを書くときも参考資料を探したりするため、図書館にこもって勉強することが多々あります。ディスカッションやプレゼン前日などは、自分のポイントを整理して備えたりもします。就寝前にはいつも「TED Talks」というプレゼンテーションの動画サイトでアカデミックな話やプレゼンを携帯で聞き、できるだけ英語力を伸ばす試みをしています。まだまだ自分の英語力も伸びていくと思うので、地道に頑張っていきたいと思います。

授業の様子

 授業のスタイルとしては、学生中心のセミナーのような形式です。そのため、授業中は積極的な発言が求められ、さらにディスカッションやグループワークを毎時間することが多いです。その後、先生がそれらに対してフィードバックをし、自分たちはそれらを復習するという繰り返しです。
 またケント大学の英語コースでは、大学院に行きたい人たちのレベルを基準にしているので、授業のレベルも非常に高いです。そして、自主勉強をきちんとすることも期待されています。そのため、ついていくのに必死な部分もあります。僕の場合も、ほぼ毎日平均2~3時間部屋や図書館で勉強しています。
 とても忙しいですが、やりがいもまた同時に感じることができるシステムになっていると思います。

学習環境としての大学の様子

 キャンパスはとても広く、シティーセンターからも歩いて30分ほど離れているので、ゆったりとした環境で生活することができます。自然が多く、兎やリスなどをキャンパス内で見かけることが多いです。また、映画館やジム、そして小さなスーパーなどもキャンパス内にあり、設備の面においては非常に充実しています。大学の学舎ごとにレストランが設置されており、そこで食事をすることも可能です。キャンパス内には大きな図書館を中心に、自習スペースが数多く存在しており、そこで集中して勉強できる環境も整えられています。

学習環境としての街の様子

 ケント大学はカンタベリーという町の郊外にあります。カンタベリーの町やその周辺には多くの大学があるため、学生街というイメージが強いです。街の中心にはカンタベリー大聖堂という建物があり、そこを中心に、いろいろなお土産屋やスーパーなどが立ち並んでいます。ただ、日本と違って夕方の6時にはだいたいの店は閉まってしまいます。また、中心街自体はすごく大きいというわけではないので、カンタベリークライストチャーチ大学に留学中の関大生ともよく会います。そして、カンタベリーからロンドンへもハイスピードレールを使えば56分で着いてしまうので、位置的にもとても良い場所にあります。

授業がある日の典型的な日程

 授業の開始時刻は関大と同様9時です。でも、寮からそんなに遠くはないので、朝はゆっくりできます。各授業90分で1限目はリスニング&スピーキング、2限目はリーディング&ライティングという構成になっており、お昼休みは90分です。ですので、お昼は皆部屋に戻り昼食をとることが多いです。午後はプロジェクトという授業で、ここでグループプレゼンやエッセイのやり方などを教えてもらえます。放課後から夜にかけては、他の留学生や友達と一緒にスポーツをしたりする時間を僕は設けています。夕食はたまに友達と大学にあるレストランや町に降りて食べたりしますが、基本的には自炊をしています。その後は図書館などに行き、だいたい12時~1時まで宿題や復習に取り組んでいます。週末などは、皆で集まってご飯を食べたり、どこかにでかけたりしています。