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先輩からのメッセージ

アメリカ カンザス大学

自分の学習状況

 私の受けている授業では主にエッセイを書く練習をしているので、授業中や課題を通してライティング能力を鍛えるようにしています。授業外ではAEC (Applied English Center; カンザス大学で学ぶ外国人学生の為の英語学校)が行っているConversation Groupsに参加して、アメリカ人や他の留学生と会話し、スピーキング・リスニング能力を鍛えるようにしています。またキャンパス内では、学生なら無料でNew York Timesなどの新聞が読めるので、時事問題を学ぶことも出来ます。学校が休みの日は、日本から持ってきた単語帳や、映画を観てボキャブラリーや会話表現を増やしています。授業や本からだけではなく、友達と遊びに出かけることも自身の英語力を伸ばす良い機会なので、参加できるイベントには積極的に取り組み、楽しみながら学ぶことを心がけています。

授業の様子

 現在私たちはAECの授業を受講しており、そこで他の国から来た留学生たちと一緒にリーディング・ライティング・グラマーを勉強しています。AECの学生は、各学期の最後(関西大学生はアメリカ到着時、春学期末、夏学期末の計三回)にテストを受けて、一定の基準を超えることが出来れば大学の正規授業を取ることが出来ます。また、上級クラスに入ることができれば、授業の評価によりテスト免除にもなるので、学生全員が授業に真剣に取り組んでいます。他の国からの留学生たちは、年齢・宗教・専攻も全く異なるので、そんな彼らと共に英語を学ぶのは大変良い刺激となっていて、毎日の授業が楽しいです。

学習環境としての大学の様子

 カンザス大学は関西大学よりも広いキャンパスを持ち、学舎・図書館・スポーツジム・ショップなど、充実した施設が揃っています。生活に必要な物はキャンパス内でも揃えられるので、学習に集中した生活も送れます。図書館は深夜まで解放されているところもあり、平日にも多くの学生たちが利用し、勉学に励んでいます。私たちが住んでいる寮からは食堂やバス停も近く、簡単に図書館や教室にいくことが出来ます。また、数多くのクラブ活動やイベントがほぼ毎日行われるので、常に新しい何かに挑戦する機会があります。学生や教授もフレンドリーな人が多く、留学当初は大変彼らにお世話になりました。カンザス大学は勉学に励むには最も適した場所だと思っています。

授業がある日の典型的な日程

 私の場合は朝8時に授業が始まるので、6時30分頃に起床・準備し、7時に寮を出発、寮近くの食堂で朝ご飯を食べてからバスや徒歩で授業に向かいます。一日に1つか2つの授業があり、私は60分の授業を受けているので比較的早く終わります。授業後は主にConversation Groupsに行き、彼らとの会話を楽しみながら英語力を鍛えています。大学からダウンタウンも近いので、公共図書館に行くことも出来ます。昼食や夕食も、基本的には寮近くの食堂で食べています。同じ寮やクラスで仲良くなった外国人の友達と一緒に食べることもあります。運動したいときは、いつでも手軽にジムに行けるので、バスケットボールなどのスポーツを楽しみます。寮に戻ると、翌日の課題をしたり、映画を観たり、寮のロビーで他の友達と会話するなどして過ごしています。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 カンザス大学に来てまず驚いたことは、私たち日本人以外の外国人学生の多さでした。様々なバックグランドを持つ彼らと共に学ぶことは、一つのテーマを様々な観点からみるきっかけになるので、自分たちの意見をしっかり持つことの大切さを感じました。また日本に関して説明を求められることも多いので、外国人の友達に日本について説明しながら、自身も日本文化を振り返る機会が多くあります。アメリカの学生はオンとオフの切り替えが上手く、授業や課題中はマジメに学習に取り組み、休日は思いっきり楽しむといったスタンスなので、本当に楽しそうに大学生活を送っているように感じました。アメリカに来て、多様な学生たちと共に学べる現在は本当に充実しています。