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先輩からのメッセージ

中国 北京外国語大学

授業の様子

 授業は15人くらいで受けています。クラス編成はクラスごとに違いますが、私のクラスは韓国人と日本人が同じくらいいて、ロシア人が2人います。必修科目を一緒に受けているので、毎日のように会いますし、同じくらいの年齢なので、話もよくしますしとても仲良しです。みんな授業に積極的で、分からないところを先生に聞いたり、冗談を言い合ったり、授業中もとても楽しいです。先生は質問に何でも答えてくださいますし、難しい単語でも例文を作って分かりやすく説明してもらえます。また、自分たちで例文を作ることも多いので、難しくてもしっかり覚えることができます。発言する機会も多いので、自分がどこを間違っていたのか、はっきりわかります。クラスでの共通語はもちろん中国語なので、中国語で会話する機会が一段と増えました。休み時間にはお互いの国の言葉や文化を教えあったりして、充実しています。

学習環境としての大学の様子

 大学内にはさまざまな施設があり、とても充実しています。寮から教室と食堂が近いので、1日大学の外に出なくても生活できます。食堂で勉強している中国人が多く、日本人が勉強していると日本語を教えてほしいと声をかけられることもあります。寮の下には売店もありますし、大学内にはスーパーや体育館、ジムもあります。テニスコートや運動場もあるので、スポーツも楽しむことができます。今年は図書館が完成し、本だけでなくネットの環境も整っていて、多くの学生が読書をしたり、勉強したり、ネットを楽しんでいます。クリーニングやコピー専門のお店もあるので、大学内でほとんどのことができます。西院(西キャンパス)のほうに行くとカラオケや卓球場などもあります。卓球をしているとおじいさんたちから話しかけられることもあるそうで、一緒に卓球をすることができるそうです。大学内でも中国語で交流でき、遊ぶこともできるので楽しく生活することができます。

学習環境としての街の様子

 大学周辺には飲食店はもちろん、スーパー、郵便局、銀行などもあり生活に困ることはほとんどありません。飲食店に入ると、店員さんに話しかけられることもありますし、中国語で注文するので、食べ物の名前もどんどん覚えていきます。大型デパートではできませんが、個人経営のお店では雑貨や服などの値段交渉をすることができます。日本ではなかなか経験できないことなので、面白いです。そのお店でなにも買わなくても中国語を使って交渉することが中国語の上達へつながります。よく行くお店ができると、店員さんと仲良くなることもあり楽しいですし、おまけしてくれたりすることもよくあります。留学生にとても優しく、いろいろなことを教えてくれる街だと思います。学校の外に出て、いろいろなところへ行って楽しむことをおすすめします。

授業がある日の典型的な日程

 北京外国語大学では関西大学での時間割とは異なります。授業開始は8時からです。2時間1コマなので少し時間が長くなります。しかし、間に10分休みがあるので思っていたより快適です。授業と授業の間にも10分休みがあるので売店で買い物もできますし、忘れ物をしても部屋に戻ることもできます。午後の授業は14時から始まるので、シエスタもできますし、何よりゆっくりお昼ご飯を食べることができます。分かりやすくすると、[8:00-9:50/10:10-12:00/14:00-15:50/16:10-18:00/19:00-21:00]となります。私の場合は10:10から授業が始まることがほとんどなので余裕のある日は7時に起きて食堂で朝ご飯を食べ、授業まで予習をしたり、単語テストの準備をしたりしています。長い日は18時まで授業ですが、16時までの日は授業のあと近くのスーパーへ買い物に行ったり、時間があれば夜ご飯を作ることもあります。夜は課題をしたり、友達と話したり、遊びに行くこともあります。