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先輩からのメッセージ

フィリピン 国立ブラカン大学

授業がある日の典型的な日程

 平日の朝は7時に起床して洗濯をし、8時から12時まで関大生のみの必修授業を受けます。基本的に寮内かつ同じ階の教室を使用しているので、通学時間は1分以内なのが良いところです。昼休みの後は現地の学生のチューターとマンツーマンで英会話や英語の勉強ができる(チュートリアル)ほか、正規の授業を聴講したり(クラスイマージョン)、クラブ活動に参加してみたり、各々のスケジュールで動きます。夕飯は当番を決めて買出し・自炊し、その後涼しくなった夜の学内でランニングをすることもあります。土曜日にはコミュニティーイマージョンという特別なプログラムがあり、孤児院訪問やストリートチルドレンとの触れ合いなど、様々なボランティア活動をしています。

授業の様子

 関大生のみの授業は基礎的な内容で、集中して取り組めば英語に自信がなくても理解できるものだと思います。教室での勉強だけでなく、プレゼンをしたり、インタビューなどのフィールドワークをする機会も設けられています。クラスイマージョンでは専門的な英語も多く使われるため、予習・復習をきちんとこなさなければ授業についていくのは難しいですが、なにかわからないことがあれば、現地の学生たちが積極的に助けてくれるのでモチベーションを保てます。また、個人のペースで楽しみながら英語を学ぶことができるチュートリアルも、私たちにとって貴重な取り組みとなっています。

学習環境としての大学の様子

 雨季に大雨が降るとあっという間に校内は水浸しになってしまいますが…それ以外は想像していたよりも快適に過ごすことができています。私たち日本人の使う寮・教室には冷房が設置されているので暑さの心配はいりません。先生方だけに留まらず、ガードマンやハウスキーパーの皆さんまで常に私たちのことを気にかけてくださるので、困ったことがあればなんでもすぐに相談できます。ちなみに大学周辺にはスーパーマーケット、コンビニやファーストフード店などが充実しており、生活に必要なものは全て歩いていける範囲で揃えられます。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動

 フィリピンの人々の優しさ、フレンドリーさ、おしゃべり好きであることが私たちの英語学習に良い影響を与えてくれているのはもちろんのこと、母国語が英語でない国の者同士、英語のネイティブ話者にはわからないであろう"第二言語としての英語"の難しさを共感してもらえるということに、すごくありがたみを感じています。言葉に詰まったとき、うまく発音できない時、相手も理解して親身に手助けをしてくれます。ボランティア活動においては、子どもたちを通してフィリピン社会の抱える様々な問題に触れることで、自己を見つめなおす機会にもなり、まさにここならではの貴重な体験ができています。