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先輩からのメッセージ

アメリカ ユタ大学

授業がある日の典型的な生活

 私は寮に住んでいるので朝の起床時間は6:30から7:00の間です。シャワーを済ませて7:30から7:50の間に寮付属のカフェテリアで朝食を取ります。8:20から13:40まで授業を受けたあとはフリータイムです。ある日、アラビア諸国出身のクラスメイトに誘われ、授業後トロリー駅近くのスターバックスに行ったところ、そこでのアメリカ人の"ビルおじいさん"との偶然の出会いがユタでの私の運命を変えたのです。彼の豊富な話題に私は引き込まれてしまい、その日から授業終わりにスターバックスに行き、すぐにその日の宿題を終わらせ外のテラスでビルさんとアラビアの友人達と会話を交わすようになりました。英語に関してはもちろんの事、世界の文化、国、政治、旅行、言語など国際色豊かな話題で学ぶ事が多いように感じています。18:00くらいにスターバックスを出て、寮のカフェテリアで夕食を取り22:30頃に就寝します。当初は全てにおいてわからない事だらけですが、生活に慣れれば各人放課後の決まったスケジュールがあるように思います。

授業の様子

 基本的に、授業は月曜から木曜で各日4コマの編成です。各コマ70分で授業時間は朝の8:20から13:40です。私たちが通うELIには8段階のレベルが存在しセッションにつき1つのレベルをクリアしていきます。ELIの生徒は東アジア、中東アジア、南米出身が主です。スタートするレベルは到着後のテストで決められ、自分の英語力相応のレベルから始められます。レベル毎に名前の差異がありますがwriting, speaking(listening), grammar, reading の4科目を受講します。Writingでは、段落構成の方法及びアイデアのまとめ方を学びます。Pair-writingを課題に取り入れる先生もいらっしゃるようです。Speaking(listening)では"enunciation"やスラングを学びます。個人的にはアフレコの課題(与えられた音声の無い映像に合わせて、皆で考えた原稿を吹き込む課題)が印象に残っています。Grammarは名前通り文法を学びますが、日本人にとっては大学受験に必要な項目の復習のようなものです。Readingでは、小説や学術記事を読みながら少々難解な単語や表現を学びます。

学習環境としての街

 ELI(English Language Institute)があるのはユタ州ソルトレイクシティです。留学に来る前は「え?ユタ行くん?田舎やで。何もないで。」と知人から聞かされていましたが、何もない事は無いです。去年できたばかりの"City Creek Center"や、映画館とアバクロがある"The Gateway"などのショッピングモールがあるダウンタウンもあり、attractiveなものに満ち溢れている都市です。大学とダウンタウンを繋ぐ「TRAX」という電車があり、時間ができた時には気軽にダウンタウンに行く事ができます。個人的には街の至る所にあるエスニックレストランの数に驚かされました。長期休暇を利用して小旅行なども考えられます。ラスベガス、グランドキャニオン、ザイオンナショナルパーク、イエローストーンなどの、アメリカに来るなら外せない自然観光地も行動範囲内です。個人的には、自然を感じる事で"another side of the U.S."を知る事が出来るように思います。寮とELIは大学の近くにあり、寮生の通学時間は約15分、ホームステイの生徒はそれぞれですが、ELIに来るのに1.5時間ほどかかる生徒もいるようです。ホームステイと寮の生徒では、ユタライフの楽しみ方が違っているように思えます。