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先輩からのメッセージ

アメリカ カンザス大学

自分の学習状況

 授業ではほぼ毎回課題を出されるので、寮に戻ったときはまずそれに取り掛かります。難しい問題や、プレゼンの準備をするときでも、自分の出来るだけのことをして授業に臨もうと心掛けています。またそれ以外にも時間があれば映画のDVDを借りてみたり、野球の試合をテレビでみたり、通学や部屋の掃除などをしながら音楽プレーヤーで洋楽とラジオを聞くようにして、出来るだけ英語にふれる時間を増やそうとしています。正直聞いていてもほとんど理解するのが難しく、ストレスになるようなことも多いですが、日本語を勉強しているネイティブの友達曰く、「聞いていれば分かるようになる日が来るから気楽に楽しんだらいいよ」と言われたのでその言葉を信じてやっています。

授業の様子

 私たちはまずAEC(Applied English Center)と呼ばれる語学学校で学び、そこでのテストで一定の基準を満たせばカンザス大学の正規授業を取ることができます。AECのクラス内での国籍の割合はサウジアラビア、中国、韓国人が多く、そのほかにもブラジルやペルーなどの南米から学びに来ている人も少なくはありません。年齢層も幅広く、私たち同世代のほか、一度母国の大学を卒業してから来る人や、既に結婚している人など様々です。そのような人たちの高いモチベーションにいつも刺激を受けています。先生はとても親切で、わからないことがあれば理解するまで説明してくれるため、クラス全員が質問をしやすい環境が整えられています。また授業では問題を答えるだけでなく、そのトピックについて意見を交換することもあるので、日本にはない他の国の文化や考え方も学べる機会にもなっています。

学習環境としての大学の様子

 私たちは大学の敷地内にある寮に住むことが義務付けられています。そこから教室まではバスで10分ほどで到着します。私は関西大学に通っていた頃は、通学に往復3時間以上かかっていたため、疲労で授業の準備や課題を満足に出来なかったことも少なくなかったのですが、そのような心配も無く、授業の時間が空いている時には一度部屋に帰り少し昼寝をすることもできるので、そこで次の授業に気持ちを切り替え集中して臨むこともあります。寮のロビーでは人がたくさん集まっており、そこでは課題をしたり談笑したりしている人もいます。カンザス大学の学生は優しい人が多いのですぐ友達になることができ、その友達と会話をしたり課題を手伝ってもらっている人も多いです。また大学内の図書館も複数あり、中には24時間開放されているところもあります。

当地で学びはじめて感じた驚き・感動

 感動したことのひとつとして人柄が挙げられます。とても優しい人ばかりで、ほとんどの週末にはパーティやキャンプや映画に誘ってもらっています。今では日本人は私一人だけで、他はネイティブの友達だけという環境の中で遊びに行くことも少なくありません。ほかにも自分たちで企画をし、寮で日本料理をつくってふるまったり、野球をしてコミュニケーションをはかっています。また私の留学中の一番好きな時間のひとつは、現地で仲良くなった友達と夢を語り合ったり、思っていることを話すことです。カンザスに来た当初は「なぜ英語を学んでいる?」「将来は何をしたい?」といった質問にちゃんとした返答ができず、自分の考えがまだまだ浅かったことを思い知らされました。それに比べてカンザスの友達は、将来のビジョンを持ち勉強と遊びのバランスがしっかりしているなという印象がとても強く、感心させられることがとても多いです。