1. トップ
  2. Study Abroad プログラム
  3. 先輩からのメッセージ - 中国 北京外国語大学

先輩からのメッセージ

中国 北京外国語大学

自分の学習状況

 今年は、大学から中国語の勉強を始めた人も、大学に入るまでに中国語を勉強していた人も同じ本科生として大学で勉強しています。最初にテストを受け、自分のレベルにあったクラスにそれぞれ振り分けられるのでクラスのレベルが高すぎることもなく、頑張ろうと思えます。テストは、授業によって異なりますが、基本的に教科書から問題がそのまま出されるのではなく、文法を理解しているのか、中国語の応用力を確認するような形式で出されます。そのため、普段の授業を集中して聞くことが大切だと感じました。毎日出席して、成績も上位を取っていれば、奨学金がもらえるとこちらの先生が言っていたので、頑張っています。

授業の様子

 授業は本科生として参加しているので、今まで長い間中国で生活しているクラスメートが多いです。そのため、クラスメートは中国語を話すことに慣れており、授業中の発言がとても多く最初は戸惑いました。しかし、授業中に先生が皆に均等に発言する機会を与えて下さるので、少しずつクラスでも発言できるようになりました。授業は日本の大学とは違い、同じ授業が週に何度もあるので、予習復習が大変で、課題もたくさんあります。しかし、授業が多いのでわからないところがあればすぐ先生に聞くことができ、先生は私が理解できるまで、英語を使って説明してくださったり、例文をたくさん使って教えてくださったり、と、とても分かりやすく説明して下さいます。クラスメートも皆明るく元気で、毎日楽しんで授業に参加することができています。

学習環境としての大学の様子

 今年は皆、国交楼という留学生寮で生活することになりました。国交楼は学舎の隣にあるので、遅刻することもなく、学習に集中できます。食堂もすぐ前にあり、部屋も一人部屋でとても広く落ち着きます。なので、運動量が減ること以外はとても素晴らしい環境だと思います。食堂や学舎に行くといつでも集中して自習している人が大勢います。
 その中には、日本語を勉強している中国人の方もいるので、中国人から話しかけられて語学学習パートナーになるということも良くあります。この相互学習は、中国で流行っている中国語を教えてもらえたり、自分の日本語力を見直すことが出来たりと、とても良いシステムだと思います。また、周りには大学がたくさんあるので、ほかの大学の人と知り合うことも出来ます。自分から動けば色々な出会いがあるので、たくさん外に出て多くの人と話すことでも中国語を伸ばすことができると感じています。

当地で学び始めて感じた、驚き・感動など

 北京では、大学での授業はもちろんですが、外に出て買い物をしたり、ご飯を食べたりすることでも中国語を上達させることができると感じています。日本では店員さんと話すことはあまりないですが、中国では多くの人が色々と話しかけてくれます。さらに、服屋さんなどは値段交渉ができるので、その時に中国語を話したり聞いたり自然にできるので、買い物はとても良い学習方法だと思います。日本では値段交渉は出来ませんし、中国の店員さんは自分の感情をストレートに出してくるので言い合いになることもあります。最初は驚きましたが、慣れてくるととても楽しくお店の人と会話ができるようになりました。日本との文化の違いで最初は戸惑いばかりでしたが、慣れるととても楽に感じ、毎日楽しく生活できています。