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先輩からのメッセージ

イギリス アストン大学

授業の様子

 アストン大学では5月から9月までのPre-sessional programmeの間、他の国から来ている留学生たちと一緒に英語の授業を受けます。授業はリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングが中心ですが、プレゼンテーションやIELTSの問題演習などをすることもあり、日々の授業を通してよりアカデミックな英語を学ぶことができます。スピーキングの授業では、様々なトピックについてペアやグループで話し合い、お互いに意見を交換し合います。自分の考えを英語で説明したり、他の留学生の英語を聞き取ったりするのは想像以上に難しいですが、その分文化の異なる人達の考えや意見を知ることができ、常に新しい発見もあるので本当に有意義な授業です。また、チュートリアルが1~2週間に1回あり、先生と1対1で勉強や日常の生活についての話をします。アストン大学の先生方は本当に親身になってアドバイスを下さるので、会話の練習になるだけでなく、日常の悩み相談の場にもなると思います。

学習環境としての大学の様子

 アストン大学のキャンパスは、バーミンガムの中心地に位置しているにもかかわらずとても緑が多く、ゆったりと時間が流れています。比較的小規模な大学なので、キャンパスが人であふれているということはほとんどなく、建物も非常にコンパクトにまとまっています。またキャンパス内には、学生が集中して勉強や研究を行うことのできる施設が充実しています。特に図書館は、平日は朝8時から夜11時まで、試験期間中は24時間開館しているので、自習や課題をするには最適な場所です。グランドフロアには学生用のコンピューターやプリンターも設置されており、オンラインのデータベースで様々な文献を調べたり、資料などを印刷したりすることも可能です。またアストン大学では世界110か国以上、約2000人の留学生が学んでいるため、非常に国際色豊かなキャンパスで毎日異文化に触れながら英語を学ぶことができます。

授業がある日の典型的な日程

 授業は月曜日から金曜日まで基本的に朝の10時から始まるので、朝の時間帯は比較的ゆったりしています。7時頃に起きて朝食と昼食を用意し、9時頃には大学へと向かいます。2時間の授業が午前と午後に1コマずつ計4時間あり、その間には90分の昼休みがあります。昼休みがとても長いので、この間に午前の授業の宿題や午後の授業の準備をしたり、他の留学生たちと話したりしながらゆっくりと過ごすことができます。授業が終わった後は図書館でしばらく宿題や予習などをし、次の日の授業に備えます。そのあと買い物などを済ませてから寮に戻り、夕食を自炊します。それ以降寝るまでの間は勉強や娯楽の時間にしています。

当地で学び始めて感じた驚き・感動

 イギリスで学び始めて驚いたことは、他の留学生たちが本当に積極的に授業に参加しているということです。ほとんどの人が自分の意見をしっかりと持っていて、授業中は文法や発音が多少間違っていようが、お構いなしに自分の考えを英語でどんどん主張します。また、留学生たちが他の国や文化についてとても興味を持っているということにも驚きました。同じクラスの留学生たちが日本語のあいさつを覚えてくれて、別れ際に『じゃあね』と言ってくれたときはなんとも言えない感動を覚えました。お互いの文化に興味を持って、伝え合えるということも留学の醍醐味の1つだと思いました。