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先輩からのメッセージ

フィリピン 国立ブラカン大学

自分の学習状況

 フィリピンにきてから2か月が経とうとしていますが、今現在自分の学習状況を振り返ってみると、日本にいるときと比べて学習時間がはるかに伸びたように思います。日本にいるときは、何かと忙しいということを理由に勉強から遠ざかっていましたが、ここに来てから自由な時間が増え、勉強する時間も自ずと増えました。以前から興味を持っていたことにも積極的に取り組めるようになり、また実際に日常的に英語を使わなければならないという環境から英語に対する意識も高くなり、日常で出くわすわからない単語やイディオムを書き留めて覚えて、実際に会話の中で使うという作業を繰り返しています。ここにきてから、勉強に対する意識がものすごく上がったということを実感しています。

授業の様子

 1学期の授業は朝8時から始まって夕方6時半まであり、内容はものすごく充実しています。Reading, Writingなどの基本的な科目だけでなく、人形劇やお芝居のようなものをしながら英語を学ぶという授業もあり、ものすごくユニークです。また、ボランティア活動について学ぶNSTPという科目があり、この教科の中で様々なコミュニティーに出向き、そこでいろんなボランティア活動をします。今学期に関しては、教会へ行きそこで現地の学生と一緒にキリスト教の精神を学びました。これからもこの教科の中でフィリピンについて考えさせられたり実際に体験できたりすることがあると思います。そういった面でこの教科はこの国そのものを知るために必要だと思います。これからのNSTPの授業にかなり期待しています。また、教科に関係なく必ず英語で話すことが求められます。午前中の授業は日本人だけですが、みんな積極的に発言し与えられた課題も一生懸命こなしています。一つ日本人だけの授業のメリットをあげるなら、みんなが切磋琢磨し合いながら成長できるということです。また10人という人数が授業を受けるのに最適な人数だと思います。お互いの成長を見合いながら自分も成長するのに最も適した人数だと思います。こうした環境のおかげで、全員がものすごく成長しています。

学習環境としての大学の様子

 留学が始まる前に予想していたよりもはるかに学習環境は充実しています。一番心配していたのが、やはり気候についてで、ものすごく暑い中勉強を強いられることもあるのではと思っていました。しかし自分たちの使う教室には全て冷房が完備され、気温はものすごく快適です。大学の先生たちもとても熱心で、いつでも質問などできる環境です。勉強以外での話でも気軽にでき、ほんとうにいつでも、どんなことでもサポートしてくれます。サポートがものすごく手厚いので、困ったことがあっても乗り越えられます。

当地での学び始めて感じた、驚き、感動など

留学前は、この国で自分の英語がほんとうに伸びるかどうか心配でした。選択肢の中で唯一英語が母国語でない国だったので、学校以外で英語を使うことが求められる場面に出会えるかどうか、現地の人は英語をどの程度理解してくれるかなど、心配事は本当にいろいろありました。しかし、二か月が経った今ではこの国が一番、英語が伸びると思います。この国で出会う人たちのほとんどが英語を理解でき話すことができます。しかしその運用能力は人それぞれで、いろいろな英語の使い方を彼らから学ぶことができます。この国の英語をどの程度理解できるかは、自身の英語能力次第だと思います。自分の英語力を伸ばすことで、より多くの人の英語が理解できると思います。フィリピンではすべての人が自分の英語に自信を持っていて、間違いを恥じることなく英語を話しています。そうした態度を見ながら、それに励まされ、もっと英語を勉強しようと思えます。高いモチベーションを保ちながら、英語を勉強し続けられる、ここはそんな国です。現地の人たちの英語に対する意識の高さに影響されながら日々勉強することができています。