1. トップ
  2. Study Abroad プログラム
  3. 先輩からのメッセージ - アメリカ ユタ大学

先輩からのメッセージバックナンバー

アメリカ ユタ大学

留学先の学びについて

 ユタ大学ではELIという留学生のためのクラスで、英語の基礎から応用まで学べます。リスニング、ライティング、リーディング、グラマーの4つの科目それぞれを、自分のレベルに合った授業をとることができます。ELIは様々な国から夢を持って留学してきた生徒ばかりで、とてもハングリー精神が強く自分の意見を持っていて、毎日友達に良い刺激をもらいながら勉強しています。またユタ大学で日本語を勉強している学生との会話交換を通じて、英語特有の表現方法を教えてもらったり、ゲームをしながら交流を深めたりすることができます。またユタ大学でのパーティーやイベントを通じてたくさんのネイティブの友達を作ることができ、週末にいっしょにでかけたりするのも楽しみのひとつです。

留学先の生活について

 私はこの9ヶ月間ホームステイをすることにしました。毎日ホストファミリーがアメリカン料理をつくってくれ、サイズも味もまったく日本食と違うことに驚きながらも、おいしくて食べ過ぎてしまいます。なんでもない日常会話が一番難しくて、分からない言葉があるたびにホストが易しい言葉で教えてくれます。また休みにはキャンプに連れて行ってもらったり、庭でBBQをしたり、充実した毎日を送っています。また日本では見ることのない雪や山などの大自然や、個人を尊重するアメリカの習慣に触れて、のびのびと暮らすことができます。

一日の過ごし方

 月曜日から木曜日は朝の8時20分から授業が始まるので、毎日6時に起きて朝食と昼食を自分で用意します。アメリカでは朝ごはんは自分で用意するのが一般的だと聞いてはいましたが、朝起きると誰もいないキッチンで朝食を用意するのは、今回が初めてのホームステイの私にとっては少し慣れないことでした。ステイ1日目に、ホストに好きなときに何でも食べていいと言われましたが、最初は他人の冷蔵庫を勝手に開けて食べていいのだろうかと不安で、かなり気をつかいました。7時には家をでて友達とバスに乗り学校に行きます。私が乗るバスは30分から1時間に1本しか無いので、毎日寝坊しないかドキドキします。授業は1科目70分が4つあり、1時40分に終わります。科目はグラマー、リスニング、ライティング、リーディングと別れていて、毎日たくさん課題が出るので、授業のあとは友達とカフェテリアか図書館で課題をします。夕方18時頃に帰宅して、ホストとごはんを食べながら今日あったことなどを話します。週末は友達とダウンタウンへ買い物に行ったり、ホストとキャンプに行ったりして充実した毎日を過ごしています。

留学を目指す方へのアドバイス

 私はどちらかというと自分から積極的にコミュニケーションをとるのが苦手なタイプなので、ホストファミリーや他国からの留学生と話せずにいました。しかし自分から動かないとなにも助けてもらえないのがアメリカなので、何事も自分次第だと気づきました。逆に言えば、つたない英語でも話しかければ相手は必ず返してくれます。まずは挨拶、その次は今日した事や家族や友達の話、生活の中で困っていることや疑問に思うことなど、少しずつでも話していくことが大切だと思いました。なんでもない日常会話が私にとっては一番難しくて聞き取りにくいので、ホストとの生活を通していつか聞き取れるようになって、いっしょに会話を楽しみたいなと思います。

感動した事

 ユタに来て感動したことは、なんといっても目の前に広がる壮大な自然です。一歩外に出るだけで雪に覆われた山がひしめいていて、日本ではあまり見ることの無い広い空を見渡すことができます。山の天候と同じでとても気温が変わりやすいので5月の終わりでも雪が降ることもあり、とても驚きました。また、人の親切さや温かさにもとても感動しました。友達のホストファミリーなのにいっしょにキャンプに連れて行ってくれたり、イースターというキリスト教の大切な行事を体験させてくれたり、ユタの人たちの優しさのおかげでたくさんの経験ができました。きっと治安がいいのはユタの人たちの人柄だなと思いました。