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先輩からのメッセージバックナンバー

アメリカ カンザス大学

一日の過ごし方

留学先の学びについて

 日本とアメリカの授業の大きな違いとして挙げられるのは授業中の教師と生徒間の相互関係が多い事です。つまり、常に何かしら発言を求められるという事です。それゆえ、常に自分の考えを持って質問にすぐ答えられるように準備しておく必要があるという点で異なると思います。しかしながら、気さくな教師が多く、授業外ではごく近い関係で接する事が多く、日本で多くの人が持っている教師、生徒関係の印象とは一線を画していると思います。

留学先の生活について

 基本的にローレンスは大学町なので非常に静かでまさにスローライフといった感じで時間がゆっくり流れています。大阪から来た自分にとっては音1つない静寂に違和感を覚える事が多々ありますが、事週末となるとあちこちでパーティーがあり皆そこ平日に溜まった憂さ晴らしを親の敵のように発散している感じです。毎週誰かしらが主催し、一種の社交場のようになっており時間が経つのも忘れる位心地よい時間が流れています。

留学を目指す方へのアドバイス

 これから留学を控えている、もしくは考えている方へのアドバイスとしては当たり前の事ながら最低限の日常会話、そして自分の国の事を外国人に紹介出来るだけの知識を用意して行く事が必須だと思います。食事、慣習、そして言葉というように留学をする上で乗り越えなければならない問題は沢山ありますが大事な事は今自分がいる環境を精一杯楽しむ事だと思います。異なった人種の人達と同じ時間を過ごし、また異なった文化に触れる事はこれからの自分の人生にとってかけがえのない財産になると思います。

感動した事

 何よりも先に見渡す限りに広がる大自然が挙げられます。夕方図書館から出た時に眼前に広がる夕焼けに照らされた芝生や建物、そして日が沈んでから束の間しか垣間見る事が出来ないMAGIC HOURと呼ばれる空と地上が黄金色に照らされる幻想的な時間は一見の価値がある。後、話しが大きく変わってしまいますが、つい最近日本料理屋へ行って天婦羅定食を食べ、その時に無性に感動したのを今でも覚えています。改めて日本人である事を再実感した瞬間でした。

一日の過ごし方

 AEC (応用英語センター)はL/S(listening/ speaking), GFC(grammar for communication), R/W(reading/ writing)の3教科に分かれており土日以外の平日は授業があるといった感じです。僕の場合、どの日も4時までには全て終了していたので授業が終わり次第図書館へ行ってその日の宿題や他の勉強を7時前までして、そこから15分程歩いて食堂へ行く感じでした。平日に関しては宿題と勉強に追われる毎日でしたが、週末には大抵パーティーがあり、そこで気分をリフレッシュし、体に溜まった数々の膿を出し、また月曜日を迎えるという生活がこのSpring Semester(春学期)でした。