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2021年12月22日

古墳出土品の変遷を解説する映像コンテンツとインフォグラフィックスを大阪府内の歴史博物館など5ヶ所で展示公開

総合情報学部 堀ゼミは、大阪府立近つ飛鳥博物館、堺市博物館の協力を得て、古墳時代の埴輪・副葬品の変遷を解説する映像コンテンツおよびその内容を視覚的に要約したインフォグラフィックス(リーフレット)を制作しました。12月8日より大阪府内の歴史博物館・文化財展示施設(以下の5ヶ所)で解説映像の展示とリーフレットの配布を行っています。

〔公開期間及び施設概要は本学プレスリリース No.49 を御覧ください。〕

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タッチパネルディスプレイによる映像展示の様子(堺市立みはら歴史博物館)

この映像コンテンツ(3分40秒)は、4つのテーマ「墳丘規模の変遷/埴輪の種類/埴輪が置かれた場所と埋葬施設/副葬品の種類」を通して、埴輪・副葬品の変遷を概観するものです。特に、葬送儀礼の舞台となる墳丘に様々な種類の埴輪が飾られた日本列島における古墳の特徴について、出土遺物の写真、築造当時の墳丘を復元した古墳模型写真を用いて視覚的に説明しています。

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古墳出土品の変遷に関する解説映像のスクリーンショット

古墳出土品の変遷に関するこれらのコンテンツは、大阪府と関西大学の包括連携協定に係る取り組み、ならびに2021年度 堺市と関西大学の地域連携事業の一環として制作されました。

堀ゼミは、これまでにも博物館・美術館における学習/鑑賞支援のためのコンテンツとして、アルフォンス・ミュシャによる連作絵画《スラヴ叙事詩》解説映像、源氏物語絵図 解説映像「源氏物語を見る」などを制作し、展示公開してきました。

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