平成26年12月17日(水)、グランフロント大阪のナレッジシアターで、食の革新ワークショップ「こんなアイデア、どうですか?~食と技術とIdea~」を開催しました。
秋学期より、商学部の2年次生向けに開講されている「演習」のCORESの一環として、文理融合型プロジェクトを荒木孝治教授、川上智子教授、西岡健一准教授の3ゼミで推進しています。
このプロジェクトは、化学生命工学部の河原秀久教授が量産技術を開発された「接着タンパク質」をシーズとして商学部の学生チームがビジネスプランを考案し、理工系研究者や関連企業、社会人との対話を通じて事業化の道を探るプログラムです。
河原教授の技術シーズ「接着タンパク質」を用いて、商学部の3ゼミの学生11チーム(計50名)は、スイーツやパン、カレー、そば、和菓子、健康食、非常食、介護食などの新食品を開発し、それらをベースとして様々な社会課題を解決するビジネスプランの作成を行ってきました。
本ワークショップはその最終発表会として開催されました。また、新しく考案した食品の試食も行われました。
(中間発表会であるプログレスワークショップについては、こちらをご覧ください。)
発表テーマ一覧
・[スイーツ] “すくって”シュークリーム
・[スイーツ] ヘルシーオムレットスイーツ
・[スイーツ] にんじん、ほうれん草入りチョコ
・[スイーツ] トマトのヨーグルトアイスクリーム
・[パ ン] 要介護者も一緒に食べる、いもパン
・[そ ば] 介護も食も変える!!5can 食
・[カレー] ぽかぽカレー ~ひとりのご飯に母のぬくもりを~
・[和菓子] リンゴ入りもなか
・[和菓子] 高齢者も安心して食べられる和菓子
・[和菓子] 非常食が変わる?! ~「和み」菓子で高齢者を笑顔に~
・[介護食] 介護1~3向けの多彩な味わい深いリゾット風おかゆ
<発表の様子(一部)>
一般参加者の投票によりチャンピオンチームを決定しました。チャンピオンチームとしてとして、子どもの野菜嫌いをなくすために「トマトのヨーグルトアイスクリーム」を考案した西岡ゼミのB班が選ばれました。接着タンパク質を用いることにより、溶けにくく、舌触りがなめらかな、栄養価が高い新しいアイスクリームです。これは、介護食としても注目されています。河原教授より記念品が贈呈されました。
最後に、楠見晴重学長より挨拶がありました。
本プロジェクトは本年9月下旬からスタートした約3ヶ月のプロジェクトですが、すでに関連企業と商品化へ向けた検討が進んでいるプランもいくつかあります。来年度以降も、総合大学としての特性を活かし、商学部と理工系学部が連携する文理融合による産学連携プロジェクトとして継続していきます。
なお、今回の取り組みの詳細について、平成27年1月22日(木)に開催される第19回関西大学先端科学技術シンポジウムにおいて報告されます。
関心のある方は是非ご参加ください。
記事・写真提供 : 商学部 荒木 孝治教授