キャンパスライフ

矢ケ崎 千恵さんから「BestA2009」と「認定留学」の留学体験記が届きました!

 

商学部2008年度入学生の矢ケ崎 千恵さんから「BestA2009」と「認定留学」の留学体験記が届きました。

この記事は、入試広報グループ作成の「地球サイズで学ぼう」より転載しています。

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世界を肌で感じた二度の留学。私の視野を広げ、挑戦する大切さを教えてくれた。

商学部  2008年度入学

マネジメント専修 矢ケ崎 千恵 さん

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多彩な人が多いキャンパスの活気に惹かれて関西大学へ。

以前は「自発的に動くタイプではなかった」が、「関大に入って変わった」という。彼女を変えたのは「周囲の影響。関大は自分から動く人が多いから」。今は何事にも積極的。

二度目の留学では、留学先大学への連絡や手続きも「自分でやってみたいと思って」やり遂げた。留学時のクラスメイトとは今もウェブのfacebookで交流したり、スカイプ電話で話したりしている。

 

2年夏、短期留学でイギリスへカルチャーショックが進路を変えた

「ビジネスを学びたい」と商学部へ。そして「世界を知るために」海外へ留学。

いま、彼女のように、専門をグローバルなセンスで学ぼうとする学生が増えている。グローバル化が進むなか、専門性と国際性が融合したしなやかな知を社会が必要としているからだ。
商学部商学科の矢ヶ崎千恵さん。「大学に行ったら一度は留学したい」。入学前から思い定めていた。夢が叶ったのは2年の夏。

関大商学部独自の留学プログラム「BestA2009」に応募し、参加が認められたのだ。

イギリスの大学でビジネスを英語で学び、語学力と国際ビジネスセンスを同時に磨くことのできるユニークなプログラムだ。

期間は1ヶ月。ここで矢ヶ崎さんは大きな衝撃を受けた。「文化がちがう。常識がちがう。世界って広い」。

 

英語でのプレゼンテーション(筆者は中央)    イギリス、ヨークの街並

 

一見ささいな事柄の背後に、さまざまな事情が絡み合っている。

たとえばスーパーのカート。イギリスでは日本よりずっと大きい。なぜか。二つの理由が融合している。

ひとつは、女性の社会進出が進んだイギリスでは、共働きの家庭が多いこと。

もうひとつは、スーパーは軒並み夕方5時には閉まってしまうこと。

必然的に大量の買い置きが必要になる。だからカートが大きい。ポーションも大きい。日本で野菜の1個売りや小パック化が進んでいるのと対照的である。

カルチャーショック満載の留学経験。矢ヶ崎さんは新たな夢を抱く。

「もっと世界を知りたい。もう一度留学したい」。2年生の秋だった。  

 

1年後、5ヶ月間の認定留学へ「これが世界なんだ」

もっと長く留学したい。けれど休学は経済的に厳しい。やはり無理かと諦めかけた時、認定留学制度を知った。

認定留学は、関西大学の海外留学プログラムのひとつ。単位が認定されるから4年間で卒業できる。「これなら行ける」。

3年になった矢ヶ崎さんは再びイギリスへ飛んだ。

学部から集団で留学した前回とはちがい、今度は単身での渡英。クラスは世界各国からの留学生が学ぶグローバルな環境。
授業中も発言は活発で、自分から声を上げないと取り残されてしまう。最初はひるんだ。だが滞在期間はたった5ヶ月。

気おくれしているヒマはない。勇気を奮い起こして、手を挙げた。英語が出てこず言葉につまっても、うまく喋れなくても、積極的にがんばろうとする姿勢を、クラスメイトは好意的に受け入れてくれた。

フランス人、ロシア人、トルコ人、スペイン人、韓国人、中国人。アフガニスタン、パキスタン、ボスニア=ヘルツェゴビナといった、ニュースの中でしか知らなかった国からの留学生もいた。

「これが世界なんだ」。理屈ではなく、肌で感じた。日本がどう見られているかも新鮮だった。

「サムライってどうなの?」「そんなの知らないよ!」。だが、いろいろ訊かれてみて初めて、自分がいかに「日本」を知らないかも痛感した。

 

「いつか、自分で輸入雑貨店を経営したい」

二度の留学経験から、矢ヶ崎さんが学んだこと。それは、視野を広げ、自分から挑戦することの大切さ。そしてどんなことでも受け入れてみることの大切さだ。

「多くの人に出会い、多様な価値観に触れることで、選択肢も広がる」 世界各国に友達ができたことで、興味関心の対象は大きく広がった。EU。ロシア経済。今はとても身近に感じている。

将来のビジョンも定まった。「自分で輸入雑貨店を経営したい」。以前から漠然と「将来は国際ビジネスに関わりたい」と思ってはいたが、夢が具体的になった。それに伴って、学科の専修も、以前の国際ビジネス専修からマネジメント専修へと変更した。

「自分で店を経営する」という目標に向けての第一歩だった。
だが、「もっと早く行けばよかった」。二度目の留学から帰国したのは3年の秋。ここで学べるのはあと1年。

二度の留学がもう一年ずつ早ければ、「あと2年学べた」。「だから留学は絶対に早い方がいい。

まずは1年の夏に行ってみておくといい」これから進学する後輩に向けて、熱くすすめる。
彼女自身の今後の目標は、もっと世界を知ること。「旅行もしたいし、もう一度留学もできれば。次に行くならカナダに学部留学」。

また、多数の外国人留学生が学ぶ関大だけに、キャンパスで国際交流のできる環境もある。学生が留学生をサポートする国際
コミュニティ「KUブリッジ」もそのひとつ。自分の留学体験も生かせるこうした活動にも積極的に関わっていきたいと意欲を見せる。

 

入試広報グループ作成:「地球サイズで学ぼう」より転載

 

 

商学部では、矢ケ崎さんのような、「もっと長く留学したい。けれど休学は経済的に厳しい。」といった要望に応えて、認定留学制度を活用した、商学部1学期留学プログラム「初級コース」「中級コース」を2010年度から実施しています。

詳細については、こちらをご覧ください。

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