本学部生が「学生字幕翻訳コンテスト」で最優秀賞を受賞しました
2026.02.24
本学部3年次生 岩井琴美さんと黒木美帆さん(共に阪本章子先生ゼミ)が、2025年度「第11回デモクラシー・ナウ!学生字幕翻訳コンテスト」の「課題2」において、最優秀賞を受賞しました。
おめでとうございます!
このコンテストはニューヨークの独立放送局「Democracy Now!」の日本語サイトが毎年開催するものです。
おふたりが翻訳したビデオのタイトルは『ペイパルマフィアの白人至上主義』。南アフリカにルーツを持ち米国のAI関連ビジネスで巨額の富を築いた「ペイパルマフィア」と呼ばれる人物たちと、トランプ大統領の白人至上主義政策のむずび付きを、英ジャーナリストのインタビューを通して紐解きます。
2026年1月25日に上智大学四谷キャンパスで行われた授賞式では、各課題の最優秀賞作品の上映と合評が行われました。おふたりも授賞式に参加され、他の受賞者と意見交換をしたり、審査員からの講評を受けるなど、充実した機会となったそうです。審査員からは「アメリカの政治背景を知らない日本人にも分かるように情報を付け加える工夫が随所にみられる優れた字幕だった」とコメントを受けました。
おふたりの手がけた字幕付きニュースのビデオは後日、デモクラシーナウJPのウェブサイトで公開される予定です。
*** *** *** *** ***
〇 岩井琴美さんのコメント
国際情勢が大きく変化する中で、影響力を持つ人物の一人であるイーロン・マスクの生い立ちや社会との関わりを知ることは、現代社会を多角的に捉えるきっかけになると考え、この課題を選びました。また、原文をもとに情報収集を行う際には、言葉の表面的な意味を調べるだけでなく、その背景にある歴史や文化、思想を踏まえることが重要であると学びました。授賞式を通して、情報には多様な視点があることを知りました。複数の情報源を主体的に調べることで、物事を多角的に理解し、自分の考えを持つことの大切さを実感しました。
〇 黒木美帆さんのコメント
南アフリカのアパルトヘイトの歴史と、それを背景に持つ人物が現代社会に与える影響に関心を持ち、この課題を選びました。字幕制作を通じて、歴史的背景を損なわずに簡潔に伝えることの難しさを実感しました。発言者がどの立場に立って発言しているのかを常に意識し、その視点や背景が伝わるように表現を工夫しました。その違いを踏まえながら、発言のニュアンスが的確に伝わるよう心がけました。授賞式では、他の参加者の多様な表現や審査員の講評に触れ、自身の課題と今後の取り組みへの意識を明確にする機会となりました。
(写真左:黒木さん、写真右:岩井さん)