newsお知らせ

1/26 本学部教授の沈 国威氏による最終講義を開催しました

2024.01.31

1月26日(金)千里山キャンパスにて、沈 国威教授の最終講義を開催しました。
奥村佳代子教授による司会のもと、「東アジア文明共同体の語彙的基盤 -わたしの探究史-」を演題に講義が行われました。

学生、院生、卒業生、修了生、教員、職員、交流のあった方々等、対面には約100名、Zoomには約75名の方と国内外から多くの方々にご出席いただきました。

講義は、沈先生の子ども時代のお話から始まり、留学生として日本語を学ばれ、研究の道へ進まれるまでの学問の道程を紹介してくださいました。

続いて、外国人に対する語彙教育の話をされました。語彙の中に教育現場で使用されている「学習語彙」と呼べる一群の語があり、近代的知識を伝える上で極めて重要であるので、様々な角度から研究することが必要。その研究内容と研究法について話されました。

講義中、沈先生は度々「詳細はもう少し研究しないといけませんね」「ここは調査しないといけない」「朝鮮語、ベトナム語に広げるとおもしろい」とおっしゃり、最終講義でありながら、沈先生のこれからの研究構想を伺う機会となりました。

参加者からは「勉強になった」「自分もがんばろうという学習や研究への活力を与えてくれた」という声が聞かれました。

花束贈呈と記念写真撮影会をして、あたたかい空気の中での最終講義となりました。

〇IMG_1979.JPG

〇IMG_3213.JPG