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1/19 本学部教授の山根 繁氏による最終講義を開催しました

2024.01.22

1月19日(金)千里山キャンパスにて、山根 繁教授の最終講義を開催しました。池田真生子教授によるあたたかい司会のもと、「45年間の研究と教育を振りかえって」を演題に講義が行われました。

山根先生の計算によれば、9,450回目の講義となったこの日。
学生、院生、卒業生、修了生、教員、職員、交流のあった方々等、対面には60名近く、オンラインには約10名の方にご出席いただきました。

講義では、ご専門である音声学に関するさまざまな研究結果をご紹介してくだいました。
英語の発話指導において、明瞭性原則が重んじられる流れもある中、発音教育の大切さに対する思いも語ってくださいました。

また、「ニュースに関する英語」へのご関心から、教壇に立って間もない頃から授業でもニュースを教材として使われていて、さらにはそれを市販の教材にされるため、教科書出版社に企画を持ち込み、実現させたことについてもお話されました。その活動はLET学会賞の「教材開発賞」を受賞されるまでになり、現在まで36年間続くテキストシリーズとなりました。そしてこれからもこの活動は続けられ、ギネスブック認定を目指されるそうです。

恩師、共同研究者、同僚の先生方へはもちろん、「教えることは学ぶこと」と仰り、学生への感謝も述べられていました。
たっぷりのユーモアに溢れた最終講義は、今井学部長からの言葉と、参加者全員との写真撮影で幕を閉じました。

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