関西大学ロシア語オリジナル教科書を出版
2019.04.12
関西大学の教養ロシア語では、これまでピロシキ・ワークショップや学内ロシア語コンクールなどのイベントを軸にした、独自の教育を展開してきました。この度、2年間の試用期間を経て、オリジナル教科書「こんにちは、ピロシキ! Можно говорить по-русски?」を出版しました。
この教科書では、各課が年間のイベントに対応しており、日々の授業が各イベントへの準備として位置づけられています。また、関大ロシア語教員全員の専門性が発揮された、各課末尾のコラムも大きな特徴です。ロシアの概要について政治・民族・宗教などの観点から概説する力作もあれば、ネイティブ教員によるキルギス・ロシア紹介、またロシア民話、ロシア文学、芸術、音楽をテーマにするものなど、コラムを読むだけでも、ロシア語圏への理解を深めることができます。