2019.07.27
梅田キャンパスで7月13日、商学部・矢田勝俊教授文部科学大臣表彰科学技術賞受賞記念講演会を開催しました。
矢田教授は、大規模データを分析するデータマイニング技術を流通業界に導入し、さらにデータの蓄積・管理・分析の低コスト化を実現し、マーケティングにおける有効な活用法の振興を進められたことが評価され、2019年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において、「科学技術賞(科学技術振興部門)」を受賞しました。
第一部では、大阪大学産業科学研究所教授で、本学の客員教授でもある鷲尾隆氏が登壇。「知識発見の姿と今度」というテーマで矢田教授との研究活動や、現在の研究内容及び今後の取り組みについて紹介いただきました。
第二部では、矢田教授が、ビッグデータの活用について研究を始めたきっかけや、今回の受賞に至るまでの経緯、これまでの活動内容を語りました。 矢田教授は、「自分の身体がもつ限り、社会に貢献できるよう引き続き研究や人材育成に力を注いでいきたい」と述べました。
最後に「今回の受賞は私ひとりの力ではなく、恩師や研究室のメンバー、卒業生、家族が支えてくれたおかげです。本当にありがとうございます」と、研究に関わった人たちへの感謝の気持ちを伝えました。
講演終了後の祝賀会では、多くの関係者がお祝いに駆けつけ、受賞の喜びを分かち合いました。